研究者業績
基本情報
研究キーワード
1経歴
10-
2024年4月 - 現在
-
2021年7月 - 現在
-
2021年7月 - 2024年3月
-
2016年4月 - 2021年6月
-
2016年1月 - 2016年3月
学歴
4-
- 2007年3月
-
- 2004年3月
-
- 2002年3月
-
- 1998年3月
受賞
8-
2022年6月
-
2019年12月
-
2016年4月
論文
107-
Antimicrobial Agents and Chemotherapy 68(4) 2024年4月3日ABSTRACT Streptococcus mitis/oralis group isolates with reduced carbapenem susceptibility have been reported, but its isolation rate in Japan is unknown. We collected 356 clinical α-hemolytic streptococcal isolates and identified 142 of them as S. mitis/oralis using partial sodA sequencing. The rate of meropenem non-susceptibility was 17.6% (25/142). All 25 carbapenem-non-susceptible isolates harbored amino acid substitutions in/near the conserved motifs in PBP1A, PBP2B, and PBP2X. Carbapenem non-susceptibility is common among S. mitis/oralis group isolates in Japan.
-
Microbiology Spectrum 2024年2月5日The number and type of metallo-β-lactamase (MΒL) are increasing over time. Carbapenem resistance conferred by MΒL is a significant threat to our antibiotic regimen, and the development of MΒL inhibitors is urgently required to restore carbapenem efficacy. Microbial natural products have served as important sources for developing antimicrobial agents targeting pathogenic bacteria since the discovery of antibiotics in the mid-20th century. MΒL inhibitors derived from microbial natural products are still rare compared to those derived from chemical compound libraries. Hydroxyhexylitaconic acids (HHIAs) produced by members of the genus Aspergillus have potent inhibitory activity against clinically relevant IMP-type MBL. HHIAs may be good lead compounds for the development of MBL inhibitors applicable for controlling carbapenem resistance in IMP-type MBL-producing Enterobacterales .
-
Japanese Journal of Infectious Diseases 2024年1月31日
MISC
151-
日本細菌学雑誌 70(1) 213-213 2015年2月
-
医学検査 63(4) 479-485 2014年7月近年、カルバペネム耐性の腸内細菌科菌種(CRE)の存在が、日常の臨床現場において問題となっており、カルバペネム耐性の表現型に基づいたCREの分子機構の解明は極めて困難となりつつある。本研究では、カルバペネム非感性又はセフェム耐性を示すEscherichia coli 3株(NUBL-5310、NUBL-5317及びNUBL-9600)、Klebsiella pneumoniae 2株(NUBL-5307及びNUBL-5309)、Enterobacter aerogenes 1株(NUBL-5311)及びEnterobacter cloacae 1株(NUBL-7700)について、薬剤感受性の測定や阻害剤試験及びPCRを用いてβ-lactamaseの種類の特定を試みた。一部の株については、接合伝達実験、形質転換実験、クローニング、塩基配列の決定を行った。解析したE.cloacae NUBL-7700においては、PCRによりblaIMPとblaCTX-M-1型の保有が確認された。カルバペネムに低感受性もしくは耐性を示す残りの6菌株からは新規のカルバペネマーゼ遺伝子は検出されなかったが、blaCMYやblaDHA、blaCTX-M-型のβ-lactamase遺伝子が検出された。E.aerogenes NUBL-5311については、アミノフェニルボロン酸によりセフェム系抗菌薬の感受性が回復することやPCRによりプラスミド性のβ-lactamase遺伝子が検出されない事から染色体性のAmpC型β-lactamaseの産生量が増加していることが推測された。解析した残りの6株については、CMY-、DHA-あるいはCTX-M型β-lactamaseの産生量の増加に特定の外膜蛋白質の減少または欠失が加わる事によりカルバペネムへの耐性度が上昇しているという可能性が考えられた。(著者抄録)
-
日本細菌学雑誌 69(1) 198-198 2014年2月
-
アジアの感染症担当研究機関とのラボラトリーネットワークの促進と共同研究体制の強化に関する研究 平成25年度総括・分担研究報告書 130-137 2014年
-
化学療法の領域 30(1) 80-89 2013年12月アミノグリコシドは細菌の30Sリボソームに結合し、細菌の正常なタンパク合成を阻害する抗菌薬である。一方、細菌側もアミノグリコシドに抵抗性を付与する因子をすでに多数獲得しており、アミノグリコシド耐性因子は、グラム陽性、陰性菌を問わず拡散しているのが現状である。アミノグリコシド耐性機構としてもっとも種類が多く、よく知られているのが、アミノグリコシドを化学的に、修飾、不活化するアミノグリコシド修飾酵素である。アミノグリコシド修飾酵素はその反応機構の違いにより、アセチル化、リン酸化、アデニリル化に大別される。さらに、近年では16S rRNAメチルトランスフェラーゼと呼ばれ、30Sリボソーム中の16S rRNAをメチル化することでアミノグリコシド耐性を付与する新しい耐性機構が発見され、注目されている。アミノグリコシド耐性機構は排出機構や16S rRNAの点変異なども含め数多く解明されてきているが、本稿では、アミノグリコシド修飾酵素と16S rRNAメチルトランスフェラーゼに焦点を当てて紹介したい。(著者抄録)
-
日本細菌学雑誌 68(1) 189-189 2013年2月
-
アジアの感染症担当研究機関とのラボラトリーネットワークの促進と共同研究体制の強化に関する研究 平成24年度総括・分担研究報告書 69-74 2013年
-
化学療法の領域 28(10) 2037-2043 2012年9月カルバペネムはグラム陰性菌による感染症の治療薬として今もなお重用されている抗菌薬である。しかしその一方で、カルバペネムに耐性を示す、大腸菌、緑膿菌、アシネトバクター属菌等が出現し始め、臨床上、問題となっている。これらカルバペネム耐性菌の多くはメタロ-β-ラクタマーゼと呼ばれる酵素を産生し、カルバペネムを分解することで抗菌薬の攻撃から逃れている。近年ではNDM-1(ニューデリー・メタロ-β-ラクタマーゼ1)と呼ばれるメタロ-β-ラクタマーゼを産生する大腸菌や肺炎桿菌の世界的大流行が確認され、メタロ-β-ラクタマーゼ産生菌の動向が全世界的に注目されている。本稿では、メタロ-β-ラクタマーゼについて詳しく解説する。(著者抄録)
-
BIO Clinica 27(3) 222-228 2012年3月細菌が薬剤耐性を獲得する様式は、主として2つに大別される。第一は、細菌が生育の為に生来保有している分子の中で、抗菌薬の標的になっている分子(標的分子)の構造や発現量が変化し、抗菌薬が作用し難くなる場合である。第二は、他の細菌から抗菌薬耐性に関与する遺伝子を新たに獲得する場合である。一方、細菌が抗菌薬耐性を獲得する分子機構としては、抗菌薬の修飾や分解による不活化、抗菌薬の細胞内への侵入の阻止、標的分子の変化、抗菌薬の排出などがある。近年臨床分離される細菌は、これらの耐性様式や耐性機構を複数獲得することで、多剤耐性菌へと変貌しつつある。(著者抄録)
-
アジアの感染症担当研究機関とのラボラトリーネットワークの促進と共同研究体制の強化に関する研究 平成23年度総括・分担研究報告書 97-98 2012年
-
第40回 薬剤耐性菌研究会発表抄録集【シンポジウムI】 <耐性菌の疫学・サーベイランス・感染制御> (2011年12月1日-2日:伊香保) 2011年12月
-
日本生物工学会大会講演要旨集 63 39-39 2011年
-
第39回 薬剤耐性菌研究会発表抄録集 (2010年11月11日-12日:伊香保) 64(1) 113-113 2010年11月
-
医学検査 59(3) 169-174 2010年3月2009年4月に入院患者より分離されたセフタジジム中等度耐性を示す大腸菌4株およびセフタジジム感性を示す肺炎桿菌1株を対象に、CMY-2型β-ラクタマーゼを産生する分離された菌の解析を行った。cefoxitinについては全ての株が中等度耐性を示す一方、肺炎桿菌はセフタジジムに対し感性であった。セフェピムについては全て感性であった。アミカシンやゲンタマイシンなどのアミノグリコシド系抗菌薬およびシプロフロキサシンやレボフロキサシンなどのキノロン系抗菌薬については全て感性があった。β-ラクタマーゼ産生スクリーニングの結果、5株はpAmpC産生株である可能性が強く示唆された。また、β-ラクタマーゼ遺伝子の型別検索を行った結果、5株全てにおいてCMY-2型β-ラクタマーゼ遺伝子の保有が確認された。3-アミノフェニルボロン酸を用いたスクリーニング法によりβ-ラクタマーゼ産生大腸菌と肺炎桿菌を分離した。本スクリーニングは非常に安価で便利なため、細菌検査室において十分実施可能であった。第3世代セファロスポリン耐性大腸菌や肺炎桿菌においてESBLやMBLの産生が否定された場合、pAmpCの存在を疑い、検査を行う必要があると思われた。
-
日本細菌学雑誌 64(2-3-4) 357-364 2009年12月大腸菌や肺炎桿菌に代表される腸内細菌科のグラム陰性病原細菌はプラスミド上に様々な薬剤耐性遺伝子をもち、それらを巧みに利用することで抗菌薬の攻撃を回避している。近年、新規抗菌薬の開発が滞る一方で、医療環境より分離される細菌から次々と新しい薬剤耐性機構が報告されている。我々は、臨床分離株のプラスミド上に新たなアミノ配糖体耐性メカニズムとして16S rRNA methyltransferase(以下16S rRNA MTase)遺伝子を発見した。16S rRNA MTaseはアミノ配糖体の標的部位である16S rRNA A-site内の塩基を一部メチル化することで、アミノ配糖体の親和性を低下させることにより耐性を付与するものである。また、アミノ配糖体耐性に関与する16S rRNA MTaseには二種類あることを明らかにした。一つは16S rRNAの1405G-N7位をメチル化するもので、もう一つは1408A-N1位をメチル化するものである。これら修飾部位の違いにより、耐性を付与できるアミノ配糖体の種類に違いが見られた。本稿では上記16S rRNA MTaseの機能解析の結果を述べるとともに16S rRNA MTase遺伝子の転位機構についても一部紹介したい。(著者抄録)
-
Journal of clinical microbiology 47(12) 4154-7 2009年12月 査読有りAlthough group B streptococcus (GBS) has been considered to be uniformly susceptible to beta-lactams, the presence of GBS with reduced penicillin susceptibility (PRGBS) was recently confirmed genetically. We developed a feasible and reliable method for screening PRGBS in clinical microbiology laboratories using a combination of ceftibuten, oxacillin, and ceftizoxime disks.
-
第38回 薬剤耐性菌研究会発表抄録集 (2009年11月19日-20日:伊香保) 2009年11月
講演・口頭発表等
3担当経験のある科目(授業)
9-
2024年4月 - 現在
-
2024年4月 - 現在
-
2024年4月 - 現在
-
2024年4月 - 現在
-
2024年4月 - 現在
共同研究・競争的資金等の研究課題
14-
公益信託臨床検査医学研究振興基金 研究奨励金 2023年3月
-
公益財団法人 大幸財団 自然科学系学術研究助成 2022年10月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2021年4月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2018年4月 - 2021年3月
-
公益財団法人 武田科学振興財団 医学系研究助成 2020年10月