研究者業績
基本情報
- 所属
- 藤田医科大学 医学部 医学科 産婦人科学
- J-GLOBAL ID
- 201501013046409664
- researchmap会員ID
- 7000012962
日本産科婦人科専門医・指導医
日本周産期・新生児医学会 周産期(母体・胎児)専門医
日本超音波医学会 超音波専門医
日本東洋医学会 漢方専門医
母体保護法指定医
研究分野
1論文
97MISC
11-
日本産科婦人科學會雜誌 67(2) 861-861 2015年
-
日本産科婦人科學會雜誌 66(2) 666-666 2014年
-
千葉県産科婦人科医学会雑誌 7(1) 25-30 2013年7月症例は86歳の女性。主訴は下腹部痛と下肢の痺れ感。他院にて下腹部腫瘤を指摘され当院紹介された。画像診断にて骨盤内に充実性腫瘍を認め、卵巣腫瘍茎捻転を疑い開腹術を施行した。術中所見では両側卵巣は正常であり、後腹膜腔に周囲の腸管と癒着した病変を認めた。術後、造影CTにて再検査したところ内腸骨動脈瘤切迫破裂の診断であった。動脈瘤が卵巣腫瘍の像を呈することはきわめて稀であるが、高齢者で骨盤内の充実性腫瘍を認める場合には動脈瘤の可能性も念頭に置くべきであると考えられた。(著者抄録)
-
東海産科婦人科学会雑誌 49 183-188 2013年2月ベセスダシステム2001における異型腺細胞(Atypical glandular cell、以下AGC)は低頻度かつ細胞形態学的検討が十分でなく、その臨床的取り扱いについては苦慮することが多い。今回、2009年4月から2011年10月までに当院にて子宮頸部細胞診を行った4256例中AGCと診断された23例(0.54%)について、その組織学的所見と取り扱いについて後方視的に検討した。AGC症例23例の年齢中央値は45歳(27〜76歳)で、AGC-not otherwise specified(NOS)が21例、AGC-favor neoplastic(FN)は2例であった。16例にコルポスコピーが施行され、NCF 6例、ACF 10例であった。組織学的診断の内訳は、高度病変(CIN2以上の異形成、上皮内癌および浸潤癌)8例、CIN1 3例、良性または病変を認めなかった症例9例、その他3例(頸部扁平上皮癌同時化学放射線療法(CCRT)後1例、頸部扁平上皮癌CCRT後再発1例、および進行乳癌1例)であった。高度病変の詳細は頸部腺癌4例、AIS 1例、頸部腺扁平上皮癌1例、子宮体部類内膜腺癌2例であった。AGCには多岐にわたる高度病変が含まれている可能性が高く、AGC診断後に漫然と子宮頸部細胞診とHPVテストを繰り返すことは病変検出の感度が低く推奨されない。取り扱いはASCCPのガイドラインに準拠する。AGC-NOS、AGC-FNともにコルポスコピー、頸管内生検、HPVテスト、35歳以上では内膜生検が推奨されている。AGC-FNの症例で、精査により明らかな病変が明確ではない場合、積極的に診断的切除術を考慮すべきである。また、AGCと診断された症例に対し、p16やCarbonic Anhydrase IX(CA-IX)などの免疫細胞化学を併用することにより、診断精度の上昇が期待される。(著者抄録)
書籍等出版物
4講演・口頭発表等
37-
第18回東海産婦人科内視鏡手術研究会学術講演会 2017年10月
共同研究・競争的資金等の研究課題
1-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 2018年4月 - 2020年3月