研究者業績
基本情報
MISC
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THERAPEUTIC APHERESIS AND DIALYSIS 13(6) 457-504 2009年12月
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腎と透析 67(別冊) 82-83 2009年11月熱による影響を受けないメンブランフィルター法を用いて培養温度の検討を行った。試料として透析液を3週にわたり週始めの液置換終了後に末端透析装置のエンドトキシン捕捉フィルター前に装着したサンプリングポートより採取した。次に、透析液を孔径0.2μmと0.45μmメンブランフィルターで吸引濾過した。メンブランブイルターの孔径の違いによるコロニー数に差はなかった。培養7日目で温度条件の違いによるコロニー数を比較すると、30℃は20℃に比し6〜22倍多く検出したが、培養14日目のコロニー数では差がなかった。培養14日目を基準に培養7日目のコロニー検出率は、20℃では3〜16%、30℃では73〜100%であった。培養日数におけるコロニー数の推移では、20℃では培養10日目よりコロニーが著しく増加し、12日目でプラトーとなった。30℃では培養5日目より著しく増加し、8日目でプラトーとなった。
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腎と透析 67(別冊 HDF療法'09) 100-101 2009年11月菌に対する銀イオン水の殺菌効果を検討した。グラム陽性球菌としてMRSA、E.faecalis、グラム陽性桿菌(有芽胞菌)としてB.subtilis、グラム陰性桿菌としてB.cepacia、S.marcescens、L.pneumophilaを用いた。銀イオン水5ppmを基準とし滅菌蒸留水にて2倍希釈し7系列作成した。B.subtilisに対しては120分作用でも完全な殺菌まで至らず数個のコロニーを確認した。L.pneumophilaに対しては0.5分の作用で有効であった。その他の細菌に対しては0.5分の作用では無効であったが30分以上の作用で有効であった。グラム陽性球菌では30分作用時の最小殺菌濃度(MKC)より60分以上の作用でさらにMKCは低値を示した。120分作用時のMKCを比較するとグラム陽性球菌に比しグラム陰性桿菌でMKCは低値を示した。
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日本透析医学会雑誌 42(1) 1-45 2009年1月2007年末の統計調査は全国の4,098施設を対象に実施され,4,052施設(98.88%)から回答を回収した.2007年末のわが国の透析人口は275,242人であり,昨年末に比べて10,769名(4.1%)の増加であった.人口百万人あたりの患者数は2,154人である.2006年末から2007年末までの1年間の粗死亡率は9.4%であった.透析導入症例の平均年齢は66.8歳,透析人口全体の平均年齢は64.9歳であった.透析導入症例の原疾患ごとのパーセンテージでは,糖尿病性腎症が43.4%,慢性糸球体腎炎は23.8%であった.日本透析医学会基準である透析液エンドトキシン濃度0.05EU/mL未満は,93.6%の施設で,透析液細菌数100cfu/mL未満は97.4%の施設において達成されていた.HCV抗体陽性患者が透析人口全体に占める割合は,1999年末の15.95%から2007年末には9.83%へと大幅に低下した.2007年末の透析人口全体におけるヘモグロビン濃度の平均は10.27(±1.32,s.d.)g/dLであり,過去3年間ほとんど変化していなかった.大腿骨頸部骨折の既往がある患者は,男性が透析人口1万人あたり142.9人,女性は339.0人であり,女性で圧倒的に高かった.また,大腿骨頸部骨折の既往は,低いBody Mass Indexや血清アルブミン濃度,そして糖尿病と関連していた.2007年1年間に新たに透析療法に導入された患者の透析導入時血清クレアチニン濃度は8.34(±3.55)mg/dL,推算糸球体濾過値は5.43(±3.43)mL/分/1.73m2であった.
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BLOOD PURIFICATION 27(1) 11-16 2009年
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BLOOD PURIFICATION 28(3) 209-215 2009年
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Nephron Clin Pract 113(3) 183-190 2009年
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NEPHRON CLINICAL PRACTICE 113(3) C222-C233 2009年
書籍等出版物
1講演・口頭発表等
62教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
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件名-開始年月日2010/04概要担当科目:臨床医学総論1(血液学,分担担当)、臨床医学総論3(代謝内分泌学)、臨床医学総論5(腎臓泌尿器学,分担担当)、臨床医学総論6(神経内科学,分担担当)、臨床医学英語(分担担当)、アセンブリ(合唱班,分担担当)
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件名-概要教科書の記載内容から臨床工学技士国家試験出題内容を考慮した参考資料を別に作り、講義を行った。
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件名-概要臨床医学総論及び臨床医学英語の講義では、講義の始めに前回講義内容に関する小テストを毎回行い、講義した知識の定着を図った。
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件名-概要定期試験不合格者に対する再試験受験者が5名以下の少数になった場合には、再試験前に該当学生を呼び出して1~2時間の個別指導を行い、再試験受験者の孤立と無気力受験の回避に努めた(再試験の個別指導を介して自分の担当科目に興味を持たせるように、マスプロ講義では難しい個々の学生の興味や学習力に合わせた指導を行った)。
作成した教科書、教材、参考書
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件名-終了年月日2011/09概要臨床工学技士国家試験の過去の出題内容に基づいた受験参考書「臨床工学入門」の一部を執筆した ("臨床医学総論" の "1.内科学概論","3.呼吸器","5.内分泌代謝系","8.腎臓泌尿器系","9.消化器系")。
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件名-終了年月日2012/07概要最新の臨床工学技士国家試験である第25回国家試験出題内容を解説した「臨床工学技士国家試験対策資料 -臨床工学入門 追補(1)-」の一部を執筆した ("臨床医学総論"の"呼吸器","循環器","代謝内分泌","神経","腎臓泌尿器","消化器",血液","救急集中治療")。
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件名-終了年月日2013/01概要臨床工学技士国家試験の過去の出題内容に基づいた受験参考書「臨床工学入門 2013年版」の一部を執筆した ("臨床医学総論" の "1.内科学概論","3.呼吸器","5.内分泌代謝系","8.腎臓泌尿器系","9.消化器系")。
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件名-終了年月日2013/07概要最新の臨床工学技士国家試験である第26回国家試験出題内容を解説した「臨床工学技士国家試験対策資料 -臨床工学入門 追補-」の一部を執筆した ("臨床医学総論"の"呼吸器","循環器","代謝内分泌","神経","腎臓泌尿器","消化器",血液","救急集中治療")。
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件名-終了年月日2014/01概要臨床工学技士国家試験の過去の出題内容に基づいた受験参考書「臨床工学入門 2014年版」の一部を執筆した ("臨床医学総論" の "1.内科学概論","3.呼吸器","5.内分泌代謝系","8.腎臓泌尿器系","9.消化器系")。