医学部

okamoto mieko

  (岡本 美英子)

Profile Information

Affiliation
School of Medicine Department of Dentistry and Oral-Maxillofacial Surgery, Fujita Health University
Degree
学士

J-GLOBAL ID
201501002356750879
researchmap Member ID
7000013206

Papers

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  • Mieko Okamoto, Mitsuyoshi Yoshida, Daisuke Kanamori, Yoshikazu Kobayashi, Yasumichi Nakajima, Miyo Murai, Masanobu Usui
    Annals of Palliative Medicine, 13(1) 42-48, Jan, 2024  Peer-reviewedLead author
  • Koichiro Matsuo, Yu Sekimoto, Mieko Okamoto, Seiko Shibata, Yohei Otaka
    Gerodontology, 39(1) 67-73, Aug 26, 2021  Peer-reviewed
    Abstract Background Stroke patients often suffer from dysphagia during their recovery. We hypothesised that subacute stroke patients with dysphagia had more deteriorated oral health status including muscle strength and motor function. Objective Quantitatively investigate oral health status and identify associations with oral feeding status in stroke patients admitted to a convalescent rehabilitation unit. Methods We prospectively recruited 187 stroke patients admitted to a convalescent rehabilitation unit. Oral feeding status was examined using the Functional Oral Intake Scale (FOIS), and the cohort was divided into three groups based on FOIS score as non‐oral feeding (FOIS‐123; 22 patients), dysphagic diet (FOIS‐45; 74 patients), and regular diet (FOIS‐67; 91 patients) groups. Activities of daily living (ADL) were assessed with the Functional Independence Measure (FIM). Oral health status was measured quantitatively in six oral function parameters and Oral Health Assessment Tool (OHAT), and differences according to the FOIS, age and FIM were statistically tested. Results In bivariate analysis, two parameters, tongue pressure and tongue‐lip motor functions were significantly higher in the regular diet group than in the other groups (P < .01). Gross OHAT score was also significantly better in the regular diet group than in the other groups (P < .01). These significant associations mostly remained in the multiple model after adjusting for age and FIM. Conclusion This study suggests that, amongst oral health status, tongue strength and motor function, as well as OHAT score, may have strong associations with oral feeding status in subacute stroke patients at convalescent rehabilitation units regardless of ADL levels.
  • 岡本美英子, 谷口裕重, 松尾浩一郎
    老年歯科医学, 35(1) E55-E59, 2020  Peer-reviewedLead author
    緒言:破傷風は、現代ではまれな疾患であるが、開口障害や嚥下障害などの重篤な神経筋症状を引き起こす感染症である。今回、開口障害と摂食嚥下障害が残存した重症破傷風菌感染患者に対し、回復期リハビリテーション病院にて、多職種連携にて口腔管理を実施した1例を経験したので報告する。症例:75歳、女性。XX年4月に開口障害を主訴に前病院を受診、破傷風と診断された。全身痙攣や呼吸不全を発症し、長期呼吸器管理となった。第75病日、回復期リハビリテーション病院へリハビリテーション目的に転院し、歯科を受診した。転院時には、関節の拘縮や廃用が進行しており、ADLは全介助であり、食形態は、全粥・軟菜キザミ食であった。開口量は15mmで、口腔内は口腔乾燥著明、衛生状態は良好であった。上顎は無歯顎、下顎は両側第一小臼歯まで残存し、義歯は紛失していた。経過:転院後の初回嚥下造影検査(Videofluoloscopy:VF)では、嚥下反射惹起遅延、喉頭閉鎖不全と咽頭収縮不良がみられ、うすいとろみで嚥下中に喉頭侵入を認めた。食事は全粥・軟菜キザミ食、液体は中間のとろみにて摂取となり、言語聴覚士(Speech therapist:ST)による間接訓練も開始された。同時に、開口訓練と義歯新製を開始した。開口訓練により開口量は31mmまで改善し、義歯完成後は咀嚼訓練も開始した。他のリハビリテーションによりADLも回復し、筋緊張も徐々に緩和して、最終的に自力での常食・液体の全量摂取が可能となり、自宅退院となった。結論:本症例は、破傷風菌感染の重症化から重度の摂食嚥下障害と開口障害が出現した。その症例に対し、回復期リハビリテーションにおいて他職種と連携し、情報を共有しながら口腔管理と嚥下リハビリテーションを行うことで、最終的には常食を自己摂取可能となり、退院することができた。(著者抄録)
  • 片山 南海, 松尾 浩一郎, 岡本 美英子, 関本 愉
    老年歯科医学, 35(2) 158-165, 2020  Peer-reviewed
    目的:今回われわれは、回復期リハビリテーション病棟(回復期病棟)入棟時における脳血管疾患(CVA)患者の口腔機能低下症(Oral Hypofunction、OHF)の検査実施可能率と有病率について調査した。方法:2018年6月から2020年3月までに当院回復期病棟へ入棟した患者のうち、研究に同意を得られた40歳以上のCVA患者186名を対象とした。OHFの7項目を可能な範囲で測定して実施率を算出し、3項目以上が診断基準に該当した場合にOHFと定義し、その有病率を算出した。対象者を摂食嚥下障害あり群となし群の2群に分け、口腔機能の測定値が嚥下障害の有無によって差があるか検討した。結果:OHFの6項目以上測定できた者は、嚥下障害あり群で47名(47%)、なし群で81名(94%)であった。OHF有病者は嚥下障害あり群で58名(58%)、なし群で40名(47%)であった。下位症状7項目の有病率は、舌口唇運動機能低下が89%と最多で、嚥下障害機能低下が19%と最小であった。舌圧、咬合力、舌口唇運動機能の測定値は、嚥下障害群で有意に低下していた。結論:回復期病棟に入棟したCVA患者では、摂食嚥下障害がある場合にOHF有病率が高まることが明らかになった。一方、口腔機能の回復過程をOHFに準じて評価する際に、施行率が低くなる検査もあり、嚥下障害や高次脳機能障害を考慮した代替検査の検討が必要であることも示唆された。(著者抄録)
  • 関本愉, 松尾浩一郎, 片山南海, 岡本美英子
    老年歯科医学, 35(2) 118-126, 2020  Peer-reviewed
    目的:今回われわれは、胃がん周術期患者における術前の口腔機能低下症(Oral Hypofunction、OHF)の罹患率および栄養状態との関連性について検討した。方法:2018年6月から2020年3月までに当科に周術期口腔管理目的で受診した胃がん患者214名を対象とした。OHFの7項目を測定し、3項目以上が診断基準に該当した場合にOHFと定義した。また、2019年7月よりMini Nutrition Assessment(MNA)を用いて栄養状態を評価した。70歳未満を若年群、70歳以上を高齢群とし、口腔機能の測定値とOHF罹患率が年齢とがんのStageによって差があるか検討した。また、OHFの有無とがんのStageでMNA値に差があるかについても検討した。結果:舌圧、咬合力、舌口唇運動機能の各値は、高齢群で有意に低かった。また、舌圧はStageの進行とともに低下していた。OHF罹患率は、若年群では25%であったが、高齢群では39%と高齢群で高い傾向にあった。また、Stage 2以上の患者では、高齢群で低舌圧、咬合力低下、舌口唇運動機能低下の該当率が有意に高かった。MNA値はOHF罹患者で有意に低値を示していた。結論:胃がん周術期患者では、がんの病期によらず、70歳以上の高齢者で口腔機能が低下していることが明らかになった。また、がんのStageの進行とともに舌圧が低下していることが示唆された。OHFは栄養状態とも関連している可能性があり、術後栄養管理の一環として、周術期における口腔機能への評価と介入が必要と考えられた。(著者抄録)

Misc.

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Presentations

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