医学部

higashiguchi takahiko

  (東口 貴彦)

Profile Information

Affiliation
School of Medicine Faculty of Medicine, Fujita Health University
Degree
修士(藤田医科大学)

J-GLOBAL ID
201801013939258828
researchmap Member ID
7000023660

Papers

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  • 堀口 明彦, 伊東 昌広, 浅野 之夫, 荒川 敏, 古田 晋平, 志村 正博, 越智 隆之, 林 千紘, 神尾 健士郎, 河合 永季, 安岡 宏展, 東口 貴彦, 宇山 一朗
    外科, 81(5) 568-572, Apr, 2019  
  • 浅野 之夫, 伊東 昌広, 荒川 敏, 志村 正博, 古田 晋平, 林 千紘, 神尾 健士郎, 河合 永季, 安岡 宏展, 東口 貴彦, 堀口 明彦
    臨床外科, 74(4) 481-484, Apr, 2019  
    <文献概要>ポイント ◆可能な限り,早い段階で脾動脈確保を安全に施行することが,出血コントロールで重要である.◆膵切離では,切離前に膵圧挫用クリップでしっかり圧挫し,自動縫合器にてゆっくり切離する.◆出血したら,まずガーゼ圧迫と脾動脈テープを牽引する.脾動脈の枝からの出血ならクリップ,脾動脈本幹からの出血なら縫合閉鎖する.
  • 堀口 明彦, 伊東 昌広, 石原 慎, 浅野 之夫, 荒川 敏, 古田 晋平, 志村 正博, 林 千紘, 神尾 健士郎, 安岡 宏展, 河合 永季, 東口 貴彦
    胆と膵, 39(11) 1201-1205, Nov, 2018  
    膵体尾部の病変に対する術式において注意すべき外科解剖につき概説した。膵体部は頭側が胃膵間膜、尾部が横行結腸間膜前葉に連続する膜に包まれた組織内に位置する。また、膵腹側は膵前筋膜、背側は膵後筋膜からなっている。膵後面と腎全面の膜はGerota筋膜と称され、膵後筋膜とこのGerota筋膜の間にはToldtの癒合筋膜(Toldt's fusion fascia)が存在する。MDCTによるDPAの分岐形態の検討では、脾動脈から分岐するタイプが40%、総肝動脈から分岐するタイプが25.7%、上腸間膜動脈から分岐するタイプが20.0%であった。膵体尾部の静脈は膵実質から脾静脈へ直接流入する数本の細い静脈とcentro-inferior pancreatic veinが重要である。centro-inferior pancreatic veinは膵体部下縁実質から脾静脈あるいは上腸間膜静脈へ流入する静脈であり、横行膵静脈と吻合枝を形成する症例もある。また、下腸間膜静脈が脾静脈へ流入する頻度は34%、脾静脈と上腸間膜静脈の合流部に流入する頻度は24%、上腸間膜静脈へ流入する頻度は42%と報告されている。(著者抄録)
  • 荒川 敏, 浅野 之夫, 志村 正博, 清水 謙太郎, 林 千紘, 神尾 健士郎, 河合 永季, 安岡 宏展, 東口 貴彦, 石原 慎, 伊東 昌広, 堀口 明彦
    日本腹部救急医学会雑誌, 38(7) 1203-1207, Nov, 2018  
    上行結腸憩室出血に対して術中内視鏡を併施し腹腔鏡下手術を施行した2例を経験した。2例とも造影CT検査を行い、腸管内への造影剤の漏出が確認できた。症例1は一時緊急下部消化管内視鏡検査を行い止血したが、貧血進行し、造影CT検査で腸管内への造影剤の再漏出が確認され、下部消化管内視鏡検査を再度行うも憩室が多発しており出血部位の同定は困難であったため手術を施行した。症例2は造影CT検査で腸管内への造影剤の漏出が確認でき、IVRにより止血したが再出血のため手術を行った。術中内視鏡を併施することで残存予定腸管に出血点およびその原因となり得る病変がないことの確認ができ、切除範囲決定に有用であった。IVRが常時行えない施設では術中内視鏡を併施することで腹腔鏡下手術でも切除範囲を決定できる可能性があり、憩室出血に対して有効な治療法の1つになりうる。(著者抄録)
  • 石原 慎, 伊東 昌広, 浅野 之夫, 冨重 博一, 川辺 則彦, 永田 英俊, 古田 晋平, 荒川 敏, 伊藤 良太郎, 清水 謙太郎, 林 千紘, 神尾 健士郎, 河合 永季, 東口 貴彦, 堀口 明彦
    胆と膵, 39(3) 253-255, Mar, 2018  
    胆道癌取扱い規約第6版より、胆嚢癌の局所進展度はT1aとT1bに分類された。T1aは粘膜固有層への浸潤、T1bは固有筋層への浸潤を認めるものである。T1aの治療方針は、通常リンパ管侵襲、血管侵襲、リンパ節転移を認めないため胆嚢摘出術で問題ない。T1bの治療方針は、2017年に報告された2編のmeta解析の結果では、肝切除を伴った拡大胆嚢摘出術をすべきであるとの報告と胆嚢摘出術でよいとの報告がある。リンパ節郭清については、連続切片で検討した、2編の報告ではリンパ節転移を認めず、胆道癌取扱い規約第6版で規定された所属リンパ節郭清は必要はない。T1胆嚢癌に対する腹腔鏡手術は、現時点では推奨されず、原則として開腹胆嚢摘出術を行うべきである。腹腔鏡手術に対する質の担保された研究が、近年、少数ではあるが報告されてきており、今後の大規模な研究が待たれるところである。(著者抄録)

Presentations

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