研究者業績
基本情報
- 所属
- 藤田医科大学ばんたね病院 医学部 消化器外科(血管外科)
- 学位
- 医学博士(2003年3月 藤田医科大学)
- J-GLOBAL ID
- 201801000678510384
- researchmap会員ID
- 7000026485
- 外部リンク
研究分野
1論文
161MISC
524-
胆膵の病態生理 40(1) 65-69 2024年6月症例は68歳男で、19年前に膵体部IPMNに対して膵中央切除+膵管-膵管吻合(Martin手術)を施行された。今回、心窩部痛を主訴に受診し、CTで膵管吻合部から尾側に乏血性腫瘤を認め、残膵癌が疑われた。諸検査の結果から、膵管吻合部に発生したDe novo膵癌が強く疑われたため、残膵切除術を行うこととした。膵切離を行い迅速病理に提出したところ腺癌陽性と診断されたため術式を膵全摘に変更し、術後経過は良好であった。
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癌と化学療法 50(8) 929-932 2023年8月 査読有り
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腎と透析 85(別冊 アクセス2018) 140-142 2018年10月動脈硬化を生じやすい腎不全患者において、石のように硬化した動脈(陶磁器様動脈)を軟らかくして吻合を可能にする軟化処置による問題点(動脈壁の損傷具合、末梢循環への影響および開存率)を検証した。2013年2月〜2017年6月の約4年間でAVFを造設した際に、吻合部が陶磁器様動脈を呈した16例(平均68.8歳、13例が男性、8例は糖尿病)を対象とした。16例におけるAVF造設後の上腕動脈血流は平均519±326mL/min、軟化処置による出血や、術直後の虚血症状は認めなかった。1例は1年後にシャント側の手指に壊死を生じ、手を切断した。術後の開存率は1年86%、2年72%であった。1ヵ月以内に閉塞した1例は、動脈内径が1.5mmの症例であった。サンプリングした陶磁器様動脈に軟化処置を加えると、内膜に亀裂が血流方向に生じたが、石灰化部分が分離することはなかった。
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腎と透析 85(別冊 アクセス2018) 140-142 2018年10月動脈硬化を生じやすい腎不全患者において、石のように硬化した動脈(陶磁器様動脈)を軟らかくして吻合を可能にする軟化処置による問題点(動脈壁の損傷具合、末梢循環への影響および開存率)を検証した。2013年2月〜2017年6月の約4年間でAVFを造設した際に、吻合部が陶磁器様動脈を呈した16例(平均68.8歳、13例が男性、8例は糖尿病)を対象とした。16例におけるAVF造設後の上腕動脈血流は平均519±326mL/min、軟化処置による出血や、術直後の虚血症状は認めなかった。1例は1年後にシャント側の手指に壊死を生じ、手を切断した。術後の開存率は1年86%、2年72%であった。1ヵ月以内に閉塞した1例は、動脈内径が1.5mmの症例であった。サンプリングした陶磁器様動脈に軟化処置を加えると、内膜に亀裂が血流方向に生じたが、石灰化部分が分離することはなかった。
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日本血管外科学会雑誌 27(Suppl.) PD4-1 2018年6月
共同研究・競争的資金等の研究課題
1-
文部科学省 科学研究費補助金 若手研究B 2012年4月 - 2014年12月