保健衛生学部 看護学科

加藤 治実

カトウ ハルミ  (Harumi Kato)

基本情報

所属
藤田医科大学 保衛学 看護 基礎看護学 助教
学位
修士(看護学)(2019年3月 藤田医科大学)

J-GLOBAL ID
202101016136131327
researchmap会員ID
R000023309

経歴

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論文

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  • 奥野 友紀, 川村 真紀子, 加藤 治実, 小園 千草, 平賀 元美, 三吉 友美子
    医学と生物学 163(2) 1-10 2023年5月  
    背景:コロナ禍により、遠隔授業など教育方法が変更された。それに伴い、看護技術の学び方は変化したのではないかと推察する。本研究では、コロナ禍における看護学生の看護技術学習方略の実態を明らかにすることを目的とする。方法:2021年7月に、紙媒体もしくはWebによる無記名の質問紙調査を実施した。対象は、東海地方の看護系大学5校に所属し、入学後の全期間をコロナ禍で過ごす1・2年次生824名とした。調査内容は、看護技術学習方略尺度(以下、NSLSS)とした。結果:465名を分析対象とした(回収率58.0%、有効回答率97.3%)。NSLSS得点の中央値は4.24点、最小値は1.12点、最大値は6.00点であった。下位尺度得点の中央値は4.00~4.50点、最大値は全て6.00点、最小値は「計画・調整」が1.25点、「認知的志向」「ピア学習」「情動調整」が1.00点であった。学年別のNSLSS得点の中央値は、1年生が4.18点、2年生が4.29点であり、有意差はなかった。結論:NSLSS・下位尺度得点の中央値は、先行研究とほぼ同じであった。しかし、「ピア学習」と「認知的志向」を全く使用しない者が存在したことから、コロナ禍の影響により、学習方略の使用において個人差が大きくなることが示唆された。また、1年次生よりも2年次生の方が、コロナ禍の影響が大きいと考えたが有意な違いはなかった。(著者抄録)
  • 水越 秋峰, 渡邉 亜紀子, 西土 泉, 加藤 治実, 新美 綾子, 宮腰 由紀子
    日本福祉大学全学教育センター紀要 = The Journal of Inter-Departmental Education Center, Nihon Fukushi University (8) 75-84 2020年3月31日  
    Nursing students receiving their basic education are required to acquire fundamental nursing skills through selftraining.As a method of enhancing the effectiveness of self-training, we have used videos recorded by students to reflect on their skills and xchange opinions. For this research, we used Frame.io, a type of video collaboration platform (VCP) for video producers, to share self-training videos of bed-making recorded on smartphones by 101 students', and exchange their opinions. To evaluate the usability and effects of the VCP, the students were asked to complete an online questionnaire on the frequency of use, purpose of use, operability, and effects on reflection. Responses were received from 88 students (response rate: 85.4%) who used the VCP. The questionnaire data revealed that the students used the VCP to review parts of their videos (62.5%) or whole videos (58.0%) and referred to comments from others (36.4%). Due to lack of Japanese language support in the software, 85.2% of participants experienced difficulty using the VCP. The perceived effects of the VCP on reflection depended on whether the students found it effective or not. Those who thought VCP was effective used it frequently, compared their own videos with those of others, and gave advice to others in comments. Future issues regarding the use of this VCP include the need for multilingual support, motivation of students, enhancement of educational functions, and objective verification of educational effects. 基礎教育レベルの看護技術教育において, 学生は技術の修得を目的とした自己練習を行う. これまで我々は, その効果を高めるための一手法として, 学生が自ら撮影した映像を用いて自己練習を振り返るとともに, 学生間の意見交換を促す手法を試みてきた. 今回, この映像を用いた自己練習に, 映像制作者向けWeb サービスのvideo collaboration platform(VCP) の一種であるFrame.io を導入し, 101 名の学生がスマートフォンで撮影したベッドメイキングの自己練習映像を共有して意見交換を行った. 使用したVCP に対する使用感評価と, VCP の使用が学生の振り返りに及ぼす効果を, 使用者である学生から, 使用頻度・使用目的・操作性・振り返りに及ぼす効果等に関する質問紙調査により得た. 回答者88名(回答率85.4%) のうち, 全員がVCP を使用し, 62.5%が自らの映像の一部分, 58.0%が同映像の全体を見直し, 36.4%が他者からのコメントを参照していた. 操作性は, 85.2%が日本語非対応等を理由としてVCP の初回使用時に分かりにくさを感じていた. VCP の使用が振り返りに及ぼす効果は, 有効とする者と有効でないとする者に二分され, 有効であるとする者はVCP の使用頻度が高く, 自他の映像を比較し, 他者にアドバイスを含むコメントを行っていた. VCP 導入における今後の課題は, 多言語対応・学生への動機づけ・教育向け機能の充実・教育的効果の客観的検証と考えられた.
  • 2018年度 大学院保健学研究科 修士論文 2019年3月  
  • 加藤治実, 新美綾子, 渡邉亜紀子, 水越秋峰, 西土泉
    公益社団法人愛知県 看護研究助成報告 論文集 平成28年度論文集 2018年3月  筆頭著者
  • 渡邉 亜紀子, 宮腰 由紀子, 新美 綾子, 水越 秋峰, 西土 泉, 加藤 治実
    日本福祉大学全学教育センター紀要 = The journal of University Educational Center (6) 117-127 2018年3月  
    看護学生にとり最初の臨地実習である「基礎看護学実習Ⅰ」は, 実際の看護活動を見学し自らも看護を行う重要な学習機会であり, 科目展開に関わる大学教員と臨地実習指導者は連携して看護学生を支援する必要がある. 本稿では, 看護学部設置後2 年間の実習準備期間・実習展開期間・実習終了後の各期における実習担当教員間・大学と実習病院間・大学教員と臨地実習指導者間の連携等の取り組みを, 学生の実習評価等に基づき分析・検討した. その結果, ①実習準備期間の連絡調整会議で実習指導担当者間の認識が共通化され, ②実習展開期間に大学教員による病棟での指導が学生の学習に好影響を与え,③実習終了後の学生実習報告会への臨地実習指導者の参加ならびに連絡調整会議での実習評価が実習効果の向上と今後の連携強化に貢献したこと, が示唆された. 今後の課題として, 実習展開中の学生の学習取組み及びコミュニケーション力の強化対策の検討の必要が指摘された.

講演・口頭発表等

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所属学協会

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共同研究・競争的資金等の研究課題

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