橋本 千樹, 廣岡 芳樹, 伊藤 彰浩, 川嶋 啓揮, 原 和生, 金森 明, 内田 博起, 後藤 順, 丹羽 康正, 吉岡 健太郎, 後藤 秀実
Journal of medical ultrasonics = 超音波医学 33(4) 483-492 2006年
三次元体外式超音波 (3DUS) の原理, 装置および胆膵領域における有用性について述べる. 3DUSを利用することで胆嚢の容積を正確に測定でき, 胆嚢の正確な機能評価が可能である. またUS-virtual endoscopy像を作成することにより, 二次元の超音波断層像より, 病変の立体的形態, 表面性状などが把握しやすくなり, 客観的で説得力のある画像が得られる. 3DUSは将来, 胆膵領域における超音波診断能の向上に寄与するようになると期待する.