研究者業績

丹羽 邦明

ニワ クニアキ  (Kuniaki Niwa)

基本情報

所属
藤田保健衛生大学 医学部 医学科 産婦人科学 講師
学位
医学博士

J-GLOBAL ID
200901091938690280
researchmap会員ID
1000254958

MISC

 34
  • Y Kanakura, K Kometani, T Nagata, K Niwa, H Kamatsuki, Y Shinzato, Y Tokunaga
    AMERICAN JOURNAL OF CHINESE MEDICINE 29(1) 37-45 2001年  
    Breech presentation was successfully corrected by stimulating acupuncture points with moxibustion or low-frequency electrical current. Only patients with breech pregnancies at the 28th week or later were entered into the study. With moxibustion treatment, the control group had a spontaneous correction rate of 165/224 (73.66%), and the treatment group had a correction rate of 123/133 (92.48%) (P<0.0001, x(2) test). With low-frequency percutaneous electrical stimulation, the correction rate was 20/941 (83.87%) in the control group and 171/191 (89.52%) in the treatment group (P=0.094, x(2) test), The controls in the moxibustion study did no exercises and received no external manipulation to correct breech presentation whereas those in the electrical stimulation study experienced both. Acupuncture stimulation, especially with moxibustion, is expected to serve as a safe and effective modality in the management of breech presentation in a clinical setting.
  • 今枝 義博, 堀部 良宗, 丹羽 邦明, 中沢 和美, 米谷 国男, 是松 元子, 村上 正基, 笠原 正男
    日本臨床細胞学会雑誌 39(5) 323-326 2000年  
    背景: 子宮頸部明細胞腺癌は子宮頸部腺癌の4%といわれ, 比較的まれな疾患である.今回, 術前に診断し得た子宮頸部明細胞腺癌の1例を経験したので報告する.<BR>症例: 74歳, 女性.不正性器出血を認め近医より当院入院となった.生検は施行することができなかったが, 子宮頸部細胞診にて明細胞腺癌と診断され, 患者の年齢および全身状態を考慮し, 単純子宮全摘術および両付属器切除術が施行された.術後病理診断で子宮頸部明細胞腺癌と確定診断された.術前細胞診の細胞所見は, 出血性背景に多彩な像を示す腫瘍細胞が比較的平面的および散在性に出現していた.多形性に富んだ細胞質を有する大小不同が著しい腫瘍細胞, シート状に出現して細胞質が豊富で均一な大きさの腫瘍細胞, 大型裸核腫瘍細胞およびhobnail様腫瘍細胞がみられた.<BR>結論: 子宮頸部明細胞腺癌の細胞診による確定診断はhobnail細胞以外の腫瘍細胞が単独で出現した場合はきわめて困難であると考えられた. しかしながら, 子宮頸部明細胞腺癌は予後が悪いことより, 本症例のように腫瘍細胞が多彩な像を示した場合には特に留意し, 他腺癌との鑑別診断をすることが望まれる.
  • 今枝 義博, 堀部 良宗, 丹羽 邦明, 中沢 和美, 米谷 国男, 是松 元子, 村上 正基, 笠原 正男
    日本臨床細胞学会雑誌 39(5) 323-326 2000年  
    背景: 子宮頸部明細胞腺癌は子宮頸部腺癌の4%といわれ, 比較的まれな疾患である.今回, 術前に診断し得た子宮頸部明細胞腺癌の1例を経験したので報告する.<BR>症例: 74歳, 女性.不正性器出血を認め近医より当院入院となった.生検は施行することができなかったが, 子宮頸部細胞診にて明細胞腺癌と診断され, 患者の年齢および全身状態を考慮し, 単純子宮全摘術および両付属器切除術が施行された.術後病理診断で子宮頸部明細胞腺癌と確定診断された.術前細胞診の細胞所見は, 出血性背景に多彩な像を示す腫瘍細胞が比較的平面的および散在性に出現していた.多形性に富んだ細胞質を有する大小不同が著しい腫瘍細胞, シート状に出現して細胞質が豊富で均一な大きさの腫瘍細胞, 大型裸核腫瘍細胞およびhobnail様腫瘍細胞がみられた.<BR>結論: 子宮頸部明細胞腺癌の細胞診による確定診断はhobnail細胞以外の腫瘍細胞が単独で出現した場合はきわめて困難であると考えられた. しかしながら, 子宮頸部明細胞腺癌は予後が悪いことより, 本症例のように腫瘍細胞が多彩な像を示した場合には特に留意し, 他腺癌との鑑別診断をすることが望まれる.
  • 財団法人赤枝医学研究財団助成研究報告集 6 46-50 1999年  
  • 東海産科婦人科学会雑誌 36 113-119 1999年