Curriculum Vitaes

kondo yasuto

  (近藤 康人)

Profile Information

Affiliation
School of Medicine, Faculty of Medicine, Fujita Health University
副センター長, 総合アレルギーセンター
Degree
博士(医学)(藤田保健衛生大学)

J-GLOBAL ID
200901050027932873
researchmap Member ID
1000360715

Papers

 41
  • Hiroaki Nakamura, Masashi Nakamura, Norikazu Shimizu, Kayoko Matsunaga, Yasuto Kondo
    Annals of allergy, asthma & immunology : official publication of the American College of Allergy, Asthma, & Immunology, 123(1) 103-105, Jul, 2019  Peer-reviewed
  • Bonds R, Sharma GS, Kondo Y, van Bavel J, Goldblum RM, Midoro-Horiuti T
    Molecular immunology, 111 83-86, Jul, 2019  Peer-reviewed
    BACKGROUND: Mountain cedar pollen is recognized as a major cause of seasonal hypersensitivity in the US. We describe here that a subgroup of these patients also suffer from pollen food allergy syndrome (PFAS). OBJECTIVE: We performed this study to determine the frequency of PFAS among patients with mountain cedar hypersensitivity. METHODS: We performed mail-out/telephone surveys of 800 mountain cedar-sensitive patients in Austin, TX. The subjects for this survey were selected by telephone screening, and skin and serologic testing. We performed immunoblot inhibition assay and mass spectrometry (MS) to identify the allergens that cause PFAS. RESULTS: Of the 28 patients with suspected food allergies, 15 had clinical manifestations of PFAS. Eleven of them had positive skin tests to tomato, six to banana, and one to apple. The subjects with PFAS have stronger cutaneous and in vitro reactivity to cedar pollen. The intensities of the tomato and banana reactivity were correlated with the cedar reactivity. The results of the ImmunoCAP inhibition experiments demonstrated a strong cross-reactivity between IgE antibodies to cedar pollen and fruits. This suggested that their primary sensitization was to cedar pollen, since absorption with cedar pollen extract strongly inhibited reactivity to each of the fruits, while the absorption with tomato extract did not significantly inhibit IgE binding to cedar extract. We determined that polygalacturonase 2 A (PG2 A) in tomato is the cause of PFAS. CONCLUSION: This is the first report of a PFAS in patients with mountain cedar pollinosis. Sensitivity to tomato, banana, and apple should be considered in cedar-sensitive patients.
  • Asaumi T, Sato S, Yanagida N, Takahashi K, Mori Y, Okazaki F, Kondo Y, Ebisawa M
    Allergology international : official journal of the Japanese Society of Allergology, 68(4) 546-548, Jun, 2019  Peer-reviewed
  • Inuo C, Tanaka K, Nakajima Y, Yamawaki K, Matsubara T, Iwamoto H, Tsuge I, Urisu A, Kondo Y
    Asia Pacific journal of clinical nutrition, 28(1) 49-56, 2019  Peer-reviewed
  • Okamoto K, Kagami M, Kawai M, Mori Y, Yamawaki K, Nakajima Y, Kondo Y, Tsuge I
    Allergology international : official journal of the Japanese Society of Allergology, 68(1) 130-131, Sep, 2018  Peer-reviewed

Misc.

 559
  • 中島 陽一, 岡本 薫, 水谷 公美, 森 雄司, 川井 学, 大久保 悠里子, 近藤 康人
    日本小児アレルギー学会誌, 33(1) 47-54, Mar, 2019  
    食物アレルギーの診断として、一般論としては、問診が重要であり、何を、どれくらいの量を食べて、いつ、どんな症状が出たのかなどを聴取することが第一歩である。診断の補助として特異的IgE抗体価の測定や皮膚試験を行う。最終的な確定診断のためには食物経口負荷試験がゴールドスタンダードである。摂取により客観症状があった食品において、感作を証明できればアレルギーとして診断できる。摂取したことのない食品に関して血液検査で感作を認めたときには判断に迷う場合がある。粗抗原の特異的IgE抗体価の結果だけでアレルギーとはいえないため、コンポーネントに対するIgEや皮膚試験を活用しつつ、必要に応じ食物経口負荷試験で確認せざるを得ないのが現状である。卵、乳、小麦のアレルギーについての診断に関してはすでによく取り上げられているので、そのほかのアレルゲンの診断について注意すべき点など解説する。(著者抄録)
  • 近藤 康人
    アレルギーの臨床, 39(1) 21-24, Jan, 2019  
    花粉アレルゲンに感作されると感作された花粉アレルゲンと類似の構造を持つ果物や野菜にアレルギーを起こすことがあり、口腔アレルギー症候群(OAS)もしくは花粉-食物アレルギー症候群(PFAS)として知られる。多くは軽症であるが稀に呼吸困難など重篤な症状をきたすことがある。PFASに対する花粉免疫療法の効果は不明確でありPFAS治療目的のみで花粉免疫療法を施行することは推奨されてない。本稿では花粉症の免疫療法のPFASへの治療効果について検証した論文を紹介し、最後にPFAS発症予防の研究について紹介する。(著者抄録)
  • 近藤 康人
    アレルギー・免疫, 26(2) 202-210, Jan, 2019  
    <文献概要>アレルゲン免疫療法はアレルギー性鼻結膜炎の自然史に影響を与えうる唯一の治療法である。これまで小児適応は皮下免疫療法のみであったが,2018年からダニとスギの舌下錠に限り舌下免疫療法も小児適応となった。アレルゲン免疫療法はアレルギー性鼻結膜炎だけでなく,合併する喘息の発作や喘息発症予防,食物アレルギーにも影響を与える。また新規アレルゲン感作の抑制効果もあることから,小児期にアレルゲン免疫療法を導入する意義は大きい。安全性に配慮すると皮下免疫療法よりも舌下免疫療法の選択が望ましい。
  • 岡本 薫, 川井 学, 森 雄司, 山脇 一夫, 中島 陽一, 近藤 康人, 柘植 郁哉, 各務 美智子
    食物アレルギー研究会会誌, 18(2) 61-62, Oct, 2018  
  • 中島 陽一, 岡本 薫, 川井 学, 森 雄司, 大久保 悠里子, 山脇 一夫, 近藤 康人, 柘植 郁哉
    アレルギー, 67(4-5) 675-675, May, 2018  
  • 田上 和憲, 古田 朋子, 杉浦 至郎, 近藤 康人, 伊藤 浩明
    日本小児科学会雑誌, 122(5) 890-895, May, 2018  
    17歳女性。原因不明のアナフィラキシーショックの精査目的で紹介となった。当科へ受診前のエピソードとしてイワシの酢漬け、ホタルイカを摂取から30分後にアナフィラキシーショックを呈し、アドレナリン筋注を要した。所見ではアニサキス特異的IgE≧100 UA/mL、アニサキス抗原を用いた皮膚プリックテストおよび末梢血好塩基性活性化試験はいずれも陽性を示した。病歴と経口負荷試験から魚介類そのものへのアレルギーの可能性は否定され、アニサキスアレルギーと確定診断された。診断後は加工品を含めた魚介類の完全除去を指導したが、恐怖心も重なって更に除去食品が多岐にわたり、生活に大きな制約を生じている。
  • 岡本 薫, 川井 学, 森 雄司, 田中 健一, 中島 陽一, 柘植 郁哉, 近藤 康人
    小児科臨床, 71(3) 324-330, Mar, 2018  
    【背景】イクラアレルギー患者のどの程度が、他魚種卵に対してアレルギー症状を呈するか臨床的な検討はされていない。【方法】イクラアレルギー患者のカルテ記載内容から、タラコや子持ちシシャモのアレルギー合併率について後方視的に検討した。【対象】イクラアレルギーの診断は、特異的IgE抗体陽性でイクラ摂取による即時型反応の明らかな既往があるか、ない場合は経口負荷試験で診断された児とした。タラコ、子持ちシシャモアレルギーに関しても同様で明らかな病歴もしくは経口負荷試験から判断した。【結果】イクラアレルギー患者25人中、タラコと子持ちシシャモの摂取歴がある者はそれぞれ16人と18人で、そのうちアレルギー症状を呈した者はタラコで4人(25%)、子持ちシシャモで2人(11%)であった。【結論】イクラアレルギーの多くは他魚卵を安全に摂取できることがわかった。このことから、必要に応じた他魚卵の経口負荷試験の実施が望まれる。(著者抄録)
  • 高松 伸枝, 藤原 秀彦, 陶山 明子, 有田 孝司, 近藤 康人
    別府大学大学院紀要, (20) 105-108, Mar, 2018  
    症例は51歳女性で、トンカツ摂取後にビールAを2口飲んだ後、口周囲の腫れるような感じを自覚し、フェキソフェナジンを頓用した。顔・首・手指まで発疹が出現し、少し息苦しさがあったが翌日には発疹が消失した。外食で酒類を飲用すると誘発症状がみられるため、原因究明のために精査目的に入院した。これまでアルコールを用いた皮膚清拭によるアレルギー反応はみられていない。食物経口負荷試験において、エピソード時に摂取したビール3種、ワインおよびお好み焼きを用いた。負荷食物は単品および複合的な作用の影響も考えられることから、症状誘発時に食物を同時摂取し、再現性を確認した。ビールAに含まれる何らかの成分によるアナフィラキシーと診断され、ビールAの摂取を控えるように指示された。患者本人はアルコール全般の摂取を中止し、以降、症状の誘発はみられていない。
  • 大高 早希, 森 雄司, 岡本 薫, 山脇 一夫, 菅田 健, 近藤 康人, 冨重 博一, 鈴木 達也, 原 普二夫, 直江 篤樹
    日本小児科学会雑誌, 122(1) 102-102, Jan, 2018  
  • 中島 陽一, 奥村 早希, 岡本 薫, 大高 早希, 森 雄司, 川井 学, 大久保 悠里子, 山脇 一夫, 平田 典子, 近藤 康人, 柘植 郁哉, 板垣 康治, 中村 厚, 近藤 智彦, 筬島 克裕, 吉川 哲史
    日本小児科学会雑誌, 122(1) 119-119, Jan, 2018  
  • Mori Y, Okazaki F, Inuo C, Yamaguchi Y, Masuda S, Sugiura S, Fukuie T, Nagao M, Tsuge I, Yosikawa T, Yagami A, Matsunaga K, Fujisawa T, Ito K, Narita H, Kondo Y
    Allergol Immunopathol (Madr), 46(5) 347-56, 2018  
  • 新垣 智也, 平口 雪子, 玄 茉梨, 吉野 翔子, 熊谷 雄介, 海老島 優子, 大和 謙二, 尾辻 健太, 近藤 康人, 末廣 豊
    アレルギー, 66(10) 1240-1243, Dec, 2017  
    症例は10歳女児で既往に鶏卵アレルギーがあった。4歳時、鍋料理のエノキタケを摂取後に口腔内の痒みを訴え、以降はエノキタケを摂取していなかった。10歳時に学校給食でエノキタケの入ったすまし汁の汁のみを飲んだところ、口腔内の違和感と痒みが出現し20分間程度持続した。精査のために当科で実施したprick to prick testではエノキタケの生、加熱、茹で汁がいずれも陽性であった。患者血清を用いてアレルゲンの同定を試みた。western blottingを行ったところ、75kDaで特異的な反応がみられ、本症例のアレルゲンと考えられた。過去に報告のあったエノキタケアレルギーとは症状の程度、他のキノコ類への感作、抗原のタンパク質分子量などで違いがあり、新規のアレルゲンが関与しているものと推定された。(著者抄録)
  • 近藤 康人
    栄養, 2(4) 215-223, Dec, 2017  
    食品中には複数の蛋白質が存在し、その中に過去に感作された(IgE抗体が結合する)蛋白質があると、ヒトはその食品に対してアレルギー(AL)を起こす。特にIgE依存型ALではアレルゲン特異的IgE抗体が誘導され、マスト細胞上の高親和性IgE受容体に結合することが感作の重要な機序となる。食物ALに関連するアレルゲンファミリーと、小児に多い卵、牛乳、小麦、果物のコンポーネントについて概説した。
  • 高松 伸枝, 近藤 康人
    栄養, 2(4) 225-228, Dec, 2017  
    近年、花粉症をもち、植物性食品を摂取後に口腔アレルギー症候群(OAS)症状を呈する患者が多く認められるようになった。花粉症患者に見られるOASは、花粉-食物アレルギー症候群(PFAS)と呼ばれる。1)OASとPFAS、2)PFASの発症機序、3)OASの原因食物、4)PFASの原因アレルゲン、5)感染特異的蛋白質(PR-蛋白質)、6)プロフィリン、7)PFASの食事指導、8)PFASの治療、について概説した。
  • 岡本 陽, 近藤 康人, 石原 慎, 中島 陽一, 万代 康弘, 筒井 和美
    学校保健研究, 59(Suppl.) 121-121, Nov, 2017  
  • 大脇 さよこ, 川井 学, 森 雄司, 犬尾 千聡, 柘植 郁哉, 岡本 薫, 山脇 一夫, 中島 陽一, 近藤 康人
    食物アレルギー研究会会誌, 17(2) 61-61, Oct, 2017  
  • 森 雄司, 岡本 薫, 川井 学, 大高 早希, 大久保 悠里子, 山脇 一夫, 田中 健一, 犬尾 千聡, 中島 陽一, 柘植 郁哉, 杉浦 至郎, 福家 辰樹, 長尾 みづほ, 藤澤 隆夫, 伊藤 浩明, 近藤 康人
    日本小児アレルギー学会誌, 31(4) 580-580, Oct, 2017  
  • 川井 学, 奥村 早希, 岡本 薫, 大高 早希, 森 雄司, 大久保 悠里子, 山脇 一夫, 中島 陽一, 高田 聡, 中村 厚, 近藤 智彦, 筬島 克裕, 板垣 康治, 近藤 康人, 柘植 郁哉
    日本小児アレルギー学会誌, 31(4) 581-581, Oct, 2017  
  • 森田 翼, 尾野 花純, 永井 爽, 田中 慎一朗, 小野 裕子, 大戸 佑二, 大谷 良子, 板橋 尚, 元木 京子, 島村 圭一, 新田 晃久, 白石 昌久, 村上 信行, 作田 亮一, 松原 知代, 近藤 康人
    日本小児アレルギー学会誌, 31(4) 582-582, Oct, 2017  
  • 高松 伸枝, 高羽 実里, 田坂 衣理, 近藤 康人, 柘植 郁哉, 宇理須 厚雄
    日本小児アレルギー学会誌, 31(4) 589-589, Oct, 2017  
  • 岡本 薫, 川井 学, 森 雄司, 大高 早希, 田中 健一, 山脇 一夫, 中島 陽一, 柘植 郁哉, 近藤 康人
    日本小児アレルギー学会誌, 31(4) 593-593, Oct, 2017  
  • 福家 辰樹, 大矢 幸弘, 海老澤 元宏, 伊藤 浩明, 相原 雄幸, 伊藤 節子, 今井 孝成, 大嶋 勇成, 金子 英雄, 近藤 康人, 下条 直樹, 長尾 みづほ, 宇理須 厚雄, 藤澤 隆夫, 日本小児アレルギー学会食物アレルギー委員会
    日本小児アレルギー学会誌, 31(3) i-x, Aug, 2017  
  • 岡藤 郁夫, 近藤 康人
    日本小児アレルギー学会誌, 31(3) 288-296, Aug, 2017  
    食物アレルゲンの本体は、大部分が食物に含まれるタンパク質である。食物アレルギーを理解する上で食物アレルゲンに関する知識は不可欠であり、そのタンパク質としての性質や機能を知ることで食物アレルギー診療の深みが増す。植物性食物アレルゲンの多くは4つのタンパク質スーパーファミリー(プロラミン、クーピン、Bet v 1ホモログ、プロフィリン)に、動物性食物アレルゲンの多くは3つのタンパク質スーパーファミリー(トロポミオシン、パルブアルブミン、カゼイン)に属している。前者に関しては、大豆を例にすれば、WHO/IUISで登録されている8つのアレルゲンコンポーネントのうち、6つが4つのタンパク質スーパーファミリーに含まれている。後者については、いずれも熱処理に強く、広汎な種類の動物に交差抗原性を示す。その他、鶏卵と小麦に関しては、7つのタンパク質スーパーファミリー以外の食物アレルゲンタンパク質ファミリーが含まれるのではあるが、それぞれは個別にタンパク質としての性質と機能を確認して理解を深める必要がある。(著者抄録)
  • 犬尾 千聡, 森 雄司, 近藤 康人, 田中 健一, 中島 陽一, 川井 学, 山脇 一夫, 木村 守, 柘植 郁哉, 宇理須 厚雄
    日本小児アレルギー学会誌, 31(2) 135-140, Jun, 2017  
    【背景】アトピー性皮膚炎に罹患した乳幼児は鶏卵アレルギー発症のリスクが高い。オボムコイドを減量した加熱全卵を含むベビーフードのアトピー性皮膚炎の乳幼児に対する安全性を評価した。【方法】卵白未摂取のアトピー性皮膚炎乳幼児に対し、オボムコイド減量加熱全卵を含有するベビーフード1瓶を用いた経口負荷試験をオープン法で行った。【結果】対象症例は46症例(男児24例、女児22例)、中央値はそれぞれ年齢10.0ヵ月(9〜21ヵ月)、卵白特異的IgE 10.1UA/ml、オボムコイド特異的IgE 0.21UA/ml、血清TARC 1,553pg/mlだった。負荷試験では43例(93.4%)が症状なく全量摂取できた。3例が全量摂取後に軽微な皮膚症状を呈したが、再試験では症状誘発はなかった。【考察】オボムコイド減量加熱全卵を含有するベビーフードは、アトピー性皮膚炎乳幼児が安全に摂取できることが示唆された。今後はオボムコイド特異的IgE高値の乳幼児に対する安全性の確認が必要である。(著者抄録)
  • 宇野 浩生, 吉川 育美, 新谷 真生子, 久野 千枝, 矢上 晶子, 近藤 康人
    日本小児難治喘息・アレルギー疾患学会誌, 15(2) 246-246, Jun, 2017  
  • 高松 伸枝, 仲摩 優花, 幸 さよ子, 近藤 康人, 柘植 郁哉, 宇理須 厚雄
    日本小児難治喘息・アレルギー疾患学会誌, 15(2) 267-267, Jun, 2017  
  • 岡本 薫, 川井 学, 森 雄司, 大高 早希, 田中 健一, 犬尾 千聡, 中島 陽一, 柘植 郁哉, 近藤 康人
    日本小児難治喘息・アレルギー疾患学会誌, 15(2) 328-328, Jun, 2017  
  • 中島 陽一, 近藤 康人, 石原 慎, 岡本 陽, 筒井 和美, 山上 大地, 中江 悠介, 万代 康弘, 松井 俊和
    アレルギー, 66(4-5) 612-612, May, 2017  
  • 佐藤 奈由, 濱田 匡章, 中村 政志, 下條 尚志, 小島 淳, 矢上 晶子, 近藤 康人, 松永 佳世子
    アレルギー, 66(4-5) 682-682, May, 2017  
  • 近藤 康人
    小児科, 58(4) 403-410, Apr, 2017  
    口腔アレルギー症候群(OAS)と血中抗原特異的IgE抗体検査(アレルゲンコンポーネント診断を含む)について解説した。OASは口腔内に限局した即時型のアレルギー症状で、食物アレルギーの特殊型に分類される。新鮮な果物や生野菜などを食べたときによくみられ、患者の多くが花粉症を有していることから、花粉-食物アレルギー症候群(PFAS)ともよばれる。主要な原因アレルゲンとしてBet v1ホモログが知られている。一方、アレルゲンコンポーネントを含む血中抗原特異的IgE抗体検査はアレルギー診療に欠くことができない検査である。OASの診断において、今後は粗抽出抗原とコンポーネントとを組み合わせることにより診断精度の向上が期待される。昨今、Bet v1ホモログのひとつである大豆コンポーネントGly m4が測定できるようになった。
  • 近藤 康人
    日本小児科医会会報, (53) 105-108, Apr, 2017  
    魚の主要アレルゲンであるパルブアルブミンが、ほぼすべての魚種に存在することから、魚アレルギー患者の多くは複数魚種のアレルギーを有し、魚全般の除去を要するケースが多い。魚アレルギーは一般に難治性で、長期にわたる魚全般の除去はビタミンD欠乏症状を引き起こすリスクがある。しかし現状は必要最小限の食事指導を実践しようにも、アレルギーを起こさない魚種を探す手立てがなく診療に苦慮する。本稿では魚アレルギー診療に関してよく寄せられる質問についてわかりやすく解説する。(著者抄録)
  • 小野 学, 田島 巌, 中川 朋子, 杉浦 至郎, 近藤 康人, 伊藤 浩明
    日本小児科学会雑誌, 121(2) 395-395, Feb, 2017  
  • 近藤 康人
    小児内科, 49(1) 83-88, Jan, 2017  
    <Key Points>(1)わが国の全身症状を伴うモモアレルギーはLTPよりGRPの感作率が高い。(2)食肉アレルギーは即時型であれば血清アルブミンが、3〜6時間後であればα-Galが原因と考えられる。(著者抄録)
  • 大脇 さよこ, 川井 学, 森 雄司, 犬尾 千聡, 柘植 郁哉, 岡本 薫, 山脇 一夫, 中島 陽一, 近藤 康人
    食物アレルギー研究会会誌, 17(1) 24-24, Jan, 2017  
  • 近藤 康人
    アレルギー・免疫, 24(1) 84-93, Dec, 2016  
    最近増加傾向にある果物アレルギーにはユニークな特性がある。植物間に広く存在するコンポーネント(汎アレルゲン)に感作されると多種の果物に交差反応を引き起こす。また,感作経路によって原因となるコンポーネントがかわり症状が異なる。花粉コンポーネントの経気道感作で口腔アレルギー症候群,ラテックスコンポーネントの経皮感作でラテックス-フルーツ症候群を発症する。また食習慣の違いで経腸管感作される果物のコンポーネントが欧米とは異なることも最近分かった。(著者抄録)
  • 川井 学, 森 雄司, 大久保 悠里子, 犬尾 千聡, 柘植 郁哉, 吉川 哲史, 近藤 康人
    日本小児科学会雑誌, 120(12) 1840-1840, Dec, 2016  
  • 吉原 彬文, 寺村 裕治, 近藤 康人, 須永 芳幸, 高井 まどか
    日本バイオマテリアル学会大会予稿集, シンポジウム2016 201-201, Nov, 2016  
  • 中村 政志, 矢上 晶子, 永井 晶代, 佐藤 奈由, 下條 尚志, 長尾 みづほ, 藤澤 隆夫, 岡崎 史子, 成田 宏史, 近藤 康人, 伊藤 浩明, 松永 佳世子
    Journal of Environmental Dermatology and Cutaneous Allergology, 10(4) 475-475, Oct, 2016  
  • 大脇 さよこ, 鈴木 聖子, 田中 健一, 中島 陽一, 菅田 健, 船戸 悠介, 岡本 薫, 臼井 芙季子, 山脇 一夫, 平井 雅之, 川口 博史, 山田 緑, 寺西 映子, 松山 温子, 高岡 有理, 近藤 康人
    日本小児科学会雑誌, 120(8) 1251-1251, Aug, 2016  
  • 近藤 久, 近藤 康人, 平林 靖高, 寺西 映子, 成瀬 徳彦, 松山 温子, 徳田 玲子, 鈴木 聖子, 中島 陽一, 田中 健一
    日本小児アレルギー学会誌, 30(3) 436-436, Aug, 2016  
  • 高松 伸枝, 近藤 康人, 高田 聡, 成田 宏史, 岡田 史子, 森 雄司, 伊藤 浩明, 徳田 玲子, 柘植 郁哉, 宇理須 厚雄
    日本小児アレルギー学会誌, 30(3) 453-453, Aug, 2016  
  • 中島 陽一, 岡本 薫, 大高 早希, 森 雄司, 川井 学, 山脇 一夫, 田中 健一, 犬尾 千聡, 平田 典子, 鈴木 聖子, 近藤 康人, 柘植 郁哉, 板垣 康治, 中村 厚, 近藤 智彦, 筬島 克裕
    日本小児アレルギー学会誌, 30(3) 470-470, Aug, 2016  

Presentations

 84

教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)

 1
  • 件名(英語)
    最新医療情報を常にアップデートし、講義時間内に効率よくまとめて講義するよう心がけている
    概要(英語)
    平成24年度「講義に関する学生評価」において 5段階評価で平均 4.77を獲得し、学生評価を受けた教員 114名中、総合順位で 1位であった。

作成した教科書、教材、参考書

 8
  • 件名(英語)
    小児科臨床ピクシス5
    終了年月日(英語)
    2009
    概要(英語)
    口腔アレルギー症候群/pp.222-225 を分担執筆
  • 件名(英語)
    ラテックスアレルギー安全対策ガイドライン2009
    終了年月日(英語)
    2009
    概要(英語)
    7.ラテックスフルーツ症候群/pp.15-16 を分担執筆
  • 件名(英語)
    小児の症候群
    終了年月日(英語)
    2009
    概要(英語)
    口腔アレルギー症候群/pp. 425
  • 件名(英語)
    小児の治療指針
    終了年月日(英語)
    2010
    概要(英語)
    食物アレルギー長期管理/pp.254-57 を分担執筆
  • 件名(英語)
    子育て支援ハンドブック
    終了年月日(英語)
    2011
    概要(英語)
    13日光浴と紫外線/pp.267-270 を分担執筆
  • 件名(英語)
    食物アレルギーガイドライン2012
    終了年月日(英語)
    2011
    概要(英語)
    食物アレルゲン、口腔アレルギー症候群/pp.32-39、pp.93-100 を分担執筆
  • 件名(英語)
    臨床医のための アレルギー診療ガイドブック
    終了年月日(英語)
    2012
    概要(英語)
    第11章 食物アレルギーpp.423-480 を分担執筆
  • 件名(英語)
    症例を通して学ぶ年代別食物アレルギーのすべて 
    終了年月日(英語)
    2013
    概要(英語)
    クラス2食物アレルギーによる口腔アレルギー症候群/pp.182-183 を分担執筆

教育方法・教育実践に関する発表、講演等

 1
  • 件名(英語)
    平成25年度プログラム責任者養成講習会に出席
    終了年月日(英語)
    2013/10/29
    概要(英語)
    平成25年10月28日〜29日に船橋で開催されたプログラム責任者養成講習会を修了した

その他教育活動上特記すべき事項

 2
  • 件名(英語)
    第28,30,32,35,48回藤田保健衛生大学医学部医学教育ワークショップ
    開始年月日(英語)
    2009
    終了年月日(英語)
    2013
    概要(英語)
    28回「CBT試験問題作成」、30回「計算問題 多肢選択問題 臨床長文問題(3連問)ブラッシュアップ」、32回「臨床教育の改善」、35回「多肢選択問題、臨床長文問題(3連問)ブラッシュアップ」、48回「卒業時、および臨床実習終了時アウトカム(学習成果)の設定」に参加した。
  • 件名(英語)
    藤田保健衛生大学医学部第二教育病院医学教育ワークショップ
    開始年月日(英語)
    2009
    終了年月日(英語)
    2013
    概要(英語)
    「第2教育病院方式診療参加型実習の発展」に参加した。