海老澤 尚, 高野 敦子, 礒島 康史, 永井 克也, 高橋 清久, 内山 真, 渋井 佳代, 金 圭子, 梶村 尚史, 加藤 昌明, 渡辺 剛, 中島 亨, 堀 達, 亀井 雄一, 工藤 吉尚, 三島 和夫, 井上 雄一, 北島 剛司, 尾崎 紀夫, 山田 尚登, 尾関 祐二, 大川 匡子, 南光 進一郎, 佐々木 司, 石田 直理雄, 長瀬 隆弘, 小原 収, 西本 征央, 久住 一郎, 小山 司, 池田 正明, 野村 正彦, 岩瀬 利郎, 長尾 真理子, 豊嶋 良一, 山内 俊雄
厚生労働省精神・神経疾患研究総括研究報告 新しい診断・治療法の開発に向けた精神疾患の分子メカニズム解明に関する研究 (平成12〜14年) 29-33 2004年3月
日本でも比較的報告例が多い睡眠相後退症候群(DSPS)及び非24時間睡眠覚醒症候群(N-24)を対象に生体時計関連遺伝子の多型を解析した.Per3遺伝子からDSPS発症の危険因子となっているミスセンス多型を見出した.この他,CK1ε遺伝子やCLOCK遺伝子,MT1受容体遺伝子からも概日リズム障害に関連することが疑われる多型を見いだした