研究者業績

北島 剛司

キタジマ ツヨシ  (Kitajima Tsuyoshi)

基本情報

所属
藤田医科大学 医学部 医学科 精神神経科学 教授 (臨床教授)
学位
医学博士

J-GLOBAL ID
200901053679008590
researchmap会員ID
5000056658

論文

 180
  • 竹内 正樹, 廣瀬 真里奈, 岩田 仲生, 北島 剛司
    日本睡眠学会定期学術集会・日本時間生物学会学術大会合同大会プログラム・抄録集 45回・30回 276-276 2023年9月  
  • Kota Funahashi, Marina Hirose, Suguru Kondo, Yoshimi Sano, Shiho Fujita, Nakao Iwata, Tsuyoshi Kitajima
    Fujita medical journal 9(3) 218-224 2023年8月  
    OBJECTIVES: We evaluated the continuity and effectiveness of oral appliances (OAs) for treating obstructive sleep apnea (OSA) in a psychiatric sleep clinic, specifically focusing on mild cases and those with psychiatric comorbidity. METHODS: We retrospectively examined the medical records of 106 OSA patients treated with OA. Survival analysis was performed to assess the discontinuation of OA use. Clinical Global Impression-Improvement (CGI-I) scale were obtained from medical records. The apnea-hypopnea index (AHI), measured by polysomnography (PSG), and Epworth Sleepiness Scale (ESS) were compared between diagnosis and after post-OA treatment if a second PSG for efficacy assessment was conducted. RESULTS: Among all 106 patients, Kaplan-Meier analysis estimated a discontinuation rate of 16.8% at 1 year. This tended to be higher for OSA patients with psychiatric comorbidity (22.7%) than those without (11.6%), though it was not statistically significant (P=0.08). The overall rate of improvement in CGI-I scale was 37.7% and was significantly lower in OSA patients with psychiatric comorbidity (25.0%) than those without (48.3%). Among the 74 patients who underwent a second PSG, AHI and ESS were significantly lower after OA treatment for the entire group and subgroups of OSA severity at diagnosis and psychiatric comorbidity, except for ESS in the moderate OSA severity subgroup. CONCLUSION: OA continuation was relatively good, and sleepiness was relieved by OA use, even in mild OSA patients and those with psychiatric comorbidity. However, the continuation and subjective improvement of symptoms were slightly lower in OSA patients with psychiatric comorbidity.
  • Hiroyuki Kamei, Tsuyoshi Kitajima, Masakazu Hatano, Ippei Takeuchi, Manako Hanya, Kiyoshi Fujita, Nakao Iwata
    Research in Clinical Pharmacy 1(1) 10-21 2023年6月30日  
  • Yuichi Esaki, Kenji Obayashi, Keigo Saeki, Kiyoshi Fujita, Nakao Iwata, Tsuyoshi Kitajima
    Psychiatry and clinical neurosciences 2023年4月24日  
    AIM: Sleep disturbance, a core feature of bipolar disorder, is closely associated with mood symptoms. We examined the association between actigraphy sleep parameters and mood episode relapses in patients with bipolar disorder. METHODS: This prospective cohort study analyzed 193 outpatients with bipolar disorder who participated in the Association between the Pathology of Bipolar Disorder and Light Exposure in Daily Life (APPLE) cohort study. The participants' sleep was objectively evaluated via actigraphy over 7 consecutive days for the baseline assessment and then at the 2-year follow-up appointment for mood episode relapses. The actigraphy sleep parameters were presented using the mean and variability (standard deviation) of each sleep parameter for 7 days. RESULTS: Of the 193 participants, 110 (57%) experienced mood episodes during follow-up. The participants with higher variability in total sleep time had a significantly shorter mean estimated time to mood episode relapses than those with lower variability (12.5 vs. 16.8 months; P < 0.001). The Cox proportional hazards model, when adjusted for potential confounders, demonstrated that variability in total sleep time was significantly associated with an increase in the mood episode relapses (per hour; hazard ratio [HR], 1.407; 95% confidence interval (CI), 1.057-1.873), mainly in the depressive episodes (per hour; HR, 1.477; 95% CI, 1.088-2.006). CONCLUSIONS: Our findings suggest that consistency in sleep time might be useful, as an adjunct therapy, in preventing the recurrence or relapse of mood episodes in bipolar disorder. This article is protected by copyright. All rights reserved.

MISC

 166
  • 尾崎 紀夫, 北島 剛司, 岩田 仲生, 前野 信久, 鈴木 竜世, 池田 匡志, 西山 毅, 稲田 俊也, 氏家 寛, 原野 睦生, 小宮山 徳太郎, 山田 光彦, 関根 吉統, 伊豫 雅臣, 曽良 一郎
    厚生労働省精神・神経疾患研究総括研究報告 新しい診断・治療法の開発に向けた精神疾患の分子メカニズム解明に関する研究 (平成12〜14年) 41-46 2004年3月  
    セロトニン(5-HT)3A受容体遺伝子は精神疾患の遺伝子研究に置いて重要な候補遺伝子であると考えられるが,日本人DNAを用いた5-HT3A受容体遺伝子上の多型検索もそれを用いた関連解析も報告されていない.そこで,日本人の精神疾患患者サンプルを用いて多型検索を行い,数種類の一塩基多型(SNP)を同定し,更に統合失調症,覚醒剤使用障害ならびに人格傾向との関連解析を行った.9個の一塩基多型を同定し,exon 1の5'UTRの2多型,exon 2のアミノ酸置換を伴う1多型,5'側intronのbranch site近傍の1多型,exon 9のアミノ酸置換を伴う1多型が機能的意義を持つ可能性が示唆された.統合失調症および覚醒剤使用障害ならびに人格傾向との関連は見られなかった
  • 池田 匡志, 鈴木 竜世, 山之内 芳雄, 北島 剛司, 稲田 俊也, 岩田 仲生, Goldman David, Murphy Dennis L, 尾崎 紀夫
    精神薬療研究年報 (36) 31-37 2004年3月  
    機能に影響する可能性のある変異を同定するために,Caucasianおよび様々な日本人精神疾患患者を対象にSLC6A4上の変異検索を行った.また,5-HT系の異常が病態生理に関連があるとされる統合失調症患者を対象に連鎖不平衡(LD)mappingを行い,SLC6A4を代表しうるsingle nucleotide polymorphism(SNP)を選出し,統合失調症と正常対照者とのhaplotype関連解析を行った.変異検索ではアミノ酸置換を伴うIle425Va1を同定し,Caucasian家族内発症型重症強迫性障害という特殊な表現型と関連していた.LDマッピングで3個のSNPを選出し関連を検討したが,日本人統合失調症患者との関連は認められなかった
  • 海老澤 尚, 高野 敦子, 礒島 康史, 永井 克也, 高橋 清久, 内山 真, 渋井 佳代, 金 圭子, 梶村 尚史, 加藤 昌明, 渡辺 剛, 中島 亨, 堀 達, 亀井 雄一, 工藤 吉尚, 三島 和夫, 井上 雄一, 北島 剛司, 尾崎 紀夫, 山田 尚登, 尾関 祐二, 大川 匡子, 南光 進一郎, 佐々木 司, 石田 直理雄, 長瀬 隆弘, 小原 収, 西本 征央, 久住 一郎, 小山 司, 池田 正明, 野村 正彦, 岩瀬 利郎, 長尾 真理子, 豊嶋 良一, 山内 俊雄
    厚生労働省精神・神経疾患研究総括研究報告 新しい診断・治療法の開発に向けた精神疾患の分子メカニズム解明に関する研究 (平成12〜14年) 29-33 2004年3月  
    日本でも比較的報告例が多い睡眠相後退症候群(DSPS)及び非24時間睡眠覚醒症候群(N-24)を対象に生体時計関連遺伝子の多型を解析した.Per3遺伝子からDSPS発症の危険因子となっているミスセンス多型を見出した.この他,CK1ε遺伝子やCLOCK遺伝子,MT1受容体遺伝子からも概日リズム障害に関連することが疑われる多型を見いだした
  • 楠 和憲, 北島 剛司, 成田 智拓
    臨床精神医学 33(1) 89-96 2004年1月  
  • 山之内 芳雄, 鈴木 竜世, 北島 剛司, 岩田 仲生, 尾崎 紀夫
    Progress in Medicine 23(10) 2815-2819 2003年10月  
    統合失調症患者64例(男39例,女25例,平均36.7歳)にリスペリドン単剤を8週間投与し,陽性陰性症状評価尺度の改善率と5-HT2Aの多型(-1438G&gt;A,102T&gt;C,H452Y),D2の多型(-141delC,TaqIA),COMTの多型(V158M)との関係を検討した.その結果,ドパミンD2受容体の-1438G&gt;A及びTaqIAでのみ弱い相関が認められた.次に,同じ遺伝子上にある複数多型の組み合わせを検討するためハプロタイプ解析を行ったところ,-141delCという多型のインサーションと,TaqIA多型のA1多型を両方持っている症例では,持っていない症例に比較して不安・抑鬱症状の改善に有意差が認められた
  • Y Yamanouchi, N Iwata, T Suzuki, T Kitajima, N Ozaki
    INTERNATIONAL CLINICAL PSYCHOPHARMACOLOGY 18(3) 181-181 2003年5月  
  • 鈴木 竜世, 北島 剛司, 西山 毅, 山之内 芳雄, 池田 匡志, 前野 信久, 岩田 仲生, 尾崎 紀夫
    精神薬療研究年報 (35) 93-98 2003年3月  
    日本人の統合失調症患者96名でセロトニン4受容体遺伝子多型を検索し,1つのアミノ酸置換を伴わないサイレント一塩基多型(SNP)と6つのイントロン領域のSNPsを確認した.この内,508-36T&gt;Cはスプライシングに影響するブランチサイトにある.Rare-alleleの頻度が10%以上である4つのSNPSは,189名の統合失調症患者と299名の正常対照者との間で関連を認めなかったが,ハプロタイプA-Tと統合失調症との間で強い関連が認められた.この結果から,ハプロタイプA-Tは統合失調症発症の抑制に関与するか,もしくは,連鎖不平衡にある範囲内で真の疾患易罹患性遺伝子に関与する変異が存在することを示すマーカーである可能性が示された
  • 海老沢尚, 渋井佳代, 梶村尚史, 亀井雄一, 高橋清久, 三島和夫, 井上雄一, 北島剛司, 山田尚登
    ヒト睡眠・生体リズム障害の病態と治療予防法開発に関する基盤研究 平成14年度 研究成果報告書 41-48 2003年  
  • 池田 匡志, 北島 剛司, 岩田 仲生, 尾崎 紀夫
    日本神経精神薬理学雑誌 22(5) 137-143 2002年10月  
    近年の分子遺伝学の進歩と共に,気分障害は遺伝子レベルから病態生理に接近する研究が行われている.方法論はpositional approach(連鎖研究など),candidate gene approach(関連研究など)に二大別され,いくつかの有力な知見が得られつつある.連鎖研究では1q21-42,4p16,10q21-26,11p15,12q23-24,13q11-32,18p11,18q21-22,22q11-13,Xp11,Xq24-28などが複数の陽性結果を得ている部位である.しかし,連鎖解析は検出力の問題などが指摘されており,現在では関連研究による形質マッピングが注目されている.関連研究の候補遺伝子としては主に神経伝達物質に焦点があてられており,セロトニントランスポーター,セロトニン受容体,ドパミン受容体,チロシン水酸化酵素,MAO-A,COMT,トリプトファン水酸化酵素等の遺伝子で多く研究がなされている
  • R Aizawa, T Kanbayashi, Y Saito, Y Ogawa, T Sugiyama, T Kitajima, Y Kancko, M Abe, E Natsui, T Shimizu
    SLEEP 25 A176-A177 2002年4月  
  • 尾崎 紀夫, 岩田 仲生, 北島 剛司, 鈴木 竜世, Goldman David
    厚生省精神・神経疾患研究委託費による研究報告集 平成12年度 569-569 2002年3月  
    日本人精神分裂病患者及び正常コントロールから得たDNAと,フィンランド人アルコール使用障害患者及び正常コントロールから得たDNAを対象に,5-HT2受容体群遺伝子上に同定し,機能的変化をもたらし得ると考えられるアミノ酸置換を伴う多型と精神分裂病ならびにアルコール使用障害との関連研究を行った.5-HT2B受容体遺伝子上の多型検索はSSCP法により行い,genotypeはPCR-RFLPによって行った.その結果,日本人精神分裂病とは5-HT2A,2B,2C受容体遺伝子上の各アミノ酸置換とは関連がみられなかった.一方,5-HT2B受容体遺伝子上のArg/Trpとフィンランド人アルコール使用障害患者とはsuggestive positiveな結果が得られた
  • 北島 剛司, 尾崎 紀夫
    分子精神医学 1(5) 520-525 2001年10月  
    抗鬱薬は広範囲な精神医学領域で使用されているが,その作用機序はいまだ明確ではなく,抗鬱薬治療抵抗性や有効性・副作用の個人差等の問題を抱えている.そこで,これらの問題を解決すべく抗鬱薬の薬理遺伝学的研究が進められている.現在のところ,気分障害患者に対する選択的セロトニン再取込み阻害薬の有効性とセロトニントランスサポーターの遺伝子多型との関連についての報告が多い.今後は,気分障害以外における反応性,種々の抗鬱薬に対する反応性,或いは副作用などを指標とした検討,更には候補遺伝子もその他のトランスポーター,受容体遺伝子,細胞内情報伝達系遺伝子,モノアミンオキシダーゼ等の代謝系及び合成系遺伝子も検討されるものと考えられる
  • 岩田 仲生, Goldman David, 北島 剛司, 鈴木 竜世, 尾崎 紀夫
    精神薬療研究年報 (33) 11-14 2001年3月  
    アルコール使用障害は精神疾患としては最も罹病率の高い多因子common deseaseである.候補遺伝子アプローチとしてセロトニン受容体遺伝子サブタイプ2B(HTR2B)での変異検索と同定を行い,引き続きアルコール使用障害との相関検討を行った.192人の精神疾患患者DNAを鋳型としてSSCP法でHTR2Bコード領域で変異検索を行い,五つの一塩基置換(SNPs)を同定した.そのうち四つがアミノ酸置換を伴う変異体であった.比較的頻度の高いF/L,R/Wの二つのSNPsについてアルコール使用障害との相関をみたところF/Lとの相関はなかったが,R/Wとは示唆的な相関を示した
  • 北島 剛司, 岩田 仲生, 尾崎 紀夫
    分子精神医学 1(2) 169-171 2001年3月  
  • 粥川 裕平, 太田 龍朗, 早河 敏治, 清水 哲哉, 北島 剛司, 冨田 悟江, 上島 公洋, 北村 岳彦, 山口 修明, 今井 真, 伊藤 彰紀
    日本時間生物学会会誌: Journal of Chronobiology 4(2) 48-48 1998年10月1日  
  • 北村 岳彦, 北島 剛司, 早河 敏治, 粥川 裕平, 太田 龍朗
    日本時間生物学会会誌: Journal of Chronobiology 3(2) 88-88 1997年10月1日  

書籍等出版物

 7

講演・口頭発表等

 28

共同研究・競争的資金等の研究課題

 10

その他教育活動上特記すべき事項

 3
  • 件名
    CBTワークショップ
    開始年月日
    2010/05/15
    終了年月日
    2011/04/30
    概要
    CBT問題作成およびブラッシュアップを行った。
  • 件名
    第44回藤田保健衛生大学医学部医学教育ワークショップ「臨床実習への学習成果(アウトカム)基盤型カリキュラム導入」
    終了年月日
    2012/11/17
    概要
    新しい臨床実習形式の導入についての議論に参加した。
  • 件名
    社団法人医療系大学間共用試験実施評価機構医学系CBT実施小委員会
    開始年月日
    2013/07/12
    終了年月日
    2013/07/13
    概要
    CBT問題ブラッシュアップを行った。