基本情報
- 所属
- 日本獣医生命科学大学 獣医学部 獣医学科 教授
- 学位
- 博士(心理学)(白百合女子大学)
- 研究者番号
- 90413137
- J-GLOBAL ID
- 200901077575042474
- researchmap会員ID
- 6000012343
研究キーワード
6経歴
6-
2023年4月 - 現在
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2023年4月 - 現在
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2010年4月 - 2023年3月
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2011年3月 - 2011年9月
委員歴
9-
2024年10月 - 現在
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2021年8月 - 現在
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2020年 - 現在
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2014年4月 - 現在
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2010年3月 - 現在
受賞
2論文
39-
帝京科学大学紀要 19 193-201 2023年3月31日
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帝京科学大学紀要 12 75-81 2016年3月 査読有りThe primary objectives of this study were to shed light on social networking service (SNS) usage, and to investigate theeffect of SNS usage on university students' meaning in life and satisfaction with life. In this study, 146 students in the 3rd gradein a university in Tokyo completed a set of questionnaires. The instruments included a questionnaire on the usage and intendeduse of SNS, the Meaning in Life Questionnaire( MLQ)( divided into presence of and search for meaning in life factors)( Stegeret al., 2006) and the Satisfaction with Life Scale( SWLS)( Diener et al., 1985). Many students used the SNS LINE and Twitterto communicate with their friends. A covariance structure analysis indicated that LINE had a significant direct positive effecton the "presence" factor; and a significant indirect positive effect on the SWLS score, mediated by the "presence" factor.Additionally, communication with friends, and the sense of the achievement of playing a game, had a significant direct positiveeffect on the" search" factor.
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日本比較臨床医学会 19(1) 7-13 2011年11月 査読有り
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日本獣医生命科学大学研究報告 55(55) 52-60 2006年12月1日動物園などの飼育下にあるチンパンジーは定期的に観察できるため,子育てに関する詳細の研究が可能になる。飼育下チンパンジーの子育てスタイルの比較は,母がその継承に及ぼす影響を考える上で重要である。本研究では多摩動物公園で子育てをしている一組の母(パイン)と娘(チェリー)及びその他の母親のスタイルを比較検討した。最初に母親を含んだ3組の3ヶ月-18ヶ月の子育てスタイルと子どもの発達を比較した。その結果,母親の状況により子育てスタイルに違いが見られ,子どもの発達にも違いがみられた。次にその子育てを身近で観察してきた娘の子育てスタイルを比較した。その結果,娘のスタイルは母親と似ている部分,その他の個体と似ている部分など,複数の要因によって形成されることが伺えた。母と娘の間の子育てスタイルの継承について考察した。継承のメカニズムを明らかにすることは,飼育下チンパンジーの育児放棄対策にも有用である。
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霊長類研究 Supplement 22 7-7 2006年メスが群を出る野生のチンパンジーの場合、養育環境が変わるため、母と子の養育態度を直接比較することは難しい。一方、飼育下の場合、メスが生まれ育った環境で出産、育児を行う場合もあるため、母と娘の養育態度を一定の範囲内で比較することが可能になる。<br>多摩動物公園で六頭の子育てをし たパイン(1963~2002)の三女チェリー(第4子 1990~)は2005年10月に第一子、ボンボン(オス)を出産。パインが二男トム(1996~)と四女ベリー (1999.12~)を出産、子育てを傍らで見ている。ベリーが幼い頃は、母親と共にベリーと過ごす時間が多く(柿沼他2003a)、パインの死後、ベリーの親代わりをしていた。<br>今回、パインがベリーを養育していた時の記録と、チェリーの養育の比較を行った。パインの特徴としては、群の他の個体に比べ子どもを肌身離さず抱いている傾向があり(柿沼 他2003b)、18ヶ月時でも子どもを近くに置こうとしていた(柿沼他2004)。また、放飼場内をうろうろする、おおげさに子どもをなだめるなど、不安傾向の高い様子が伺えた(柿沼他2005)。チェリーも落ち着き無く移動する傾向は見られたが、子どもを肌身離さずというよりは、腕を持ちながら体から離すなど、ペコ(1961~)のスタイルに似ている部分も見られた。また子どもの活動内容もベリーに比べ多く、5ヶ月時に母親の近くでロープにぶら下がって遊ぶなど、活発に動いている。活動内容はどちらかというとペコの子どもモコ(2001.4~)に似ている(柿沼他2003a)。<br>今後はチェリーの養育態度、ボンボンの活動内容の変化を他個体のデータと比較検討することで、養育態度の世代間伝達の可能性について検討する。
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日本獣医畜産大学研究報告 52(52) 11-17 2003年12月1日チンパンジーにおける認知能力の個体差を検討するうえで,母親の子育てスタイルの比較を行った。多摩動物公園の二組の親子における1ケ月令,3ケ月令,10ケ月令における身体的距離と,18ケ月令における他個体や遊具への働きかけなどの探索活動および身体的距離の調整の様子を分析。生後間もなくの時期,母子が密着している時間の長かった個体は10ケ月令でも母子で過ごすことが多く,18ケ月令の活動範囲は限定されていた。一方初期から親が子どもを自分の体から離す様子が観察されている母子では,10ケ月令をすぎると子どもが積極的に遊具で遊ぶ,周囲のチンパンジーに働きかけるなどの探索活動が見られた。 18ケ月令では親との距離をお互いに調整しながら過ごしていた。二組の母親が先に生んでいるメスのチンパンジーにも同様の差は観察されている。個体差を考える上で生得的な要因を忘れてはならないが,先の2事例のように,母親の子育てのスタイルも個体差に影響を与えていると思われる。
MISC
12主要な書籍等出版物
16主要な講演・口頭発表等
42主要な担当経験のある科目(授業)
13共同研究・競争的資金等の研究課題
6-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 2024年4月 - 2027年3月
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公益社団法人日本愛玩動物協会 家庭動物の適正飼養管理に関する調査研究助成 2017年4月 - 2018年3月
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科学研究費補助金 科学研究費助成事業 2011年4月 - 2012年3月
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日本学術振興会 科学研究費補助金 2008年4月 - 2009年3月
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補助金 2007年 - 2008年