General Education

川上 麻理

カワカミ マリ  (Mari Kawakami)

基本情報

所属
成蹊大学 全学教育講師
学位
学術修士(杏林大学)

J-GLOBAL ID
201501012926378477
researchmap会員ID
B000244203

論文

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  • 川上 麻理
    総合学術学会誌 (13) 27-34 2014年5月  査読有り
  • 二宮 理佳, 川上 麻理
    一橋大学国際教育センター紀要 3(3) 53-65 2012年7月  査読有り
    本稿は、動機づけを高める方略として多読活動を捉え、情意面に焦点をあて考察した。JSL の学習者を対象に、2つの大学の中級レベルの授業で実践を行った。辞書を使わず読めるレベ ルの読み物を選ぶよう支援し、読解指導、テストでの評価は実施しなかった。日本語で本を読 み終えた、わかったという快の気持ちを体験させることを第一義の目標とした。実践の前後に 意識調査を実施し、授業内での観察、個別指導も含め分析した。その結果、多読の活動が内発 的に動機づけられた状態を生起させていたのではないかということが確認された。依って、授 業内多読をカリキュラムに組み込むことは動機づけにおいて有効に作用する可能性のあること が示唆された。
  • 川上 麻理
    ICU日本語教育研究 2 23-33 2005年  査読有り
    本研究では、様々な学習レベルや目的に応用できるような基本となる作文の評価基準の提案を目指すという理由で、日本語教師を対象とした実態調査を行い、その結果に基づいて評価項目の検討を行った。調査の結果、「作文の評価をする際、日本語教師が実際に何を重視しているか」という課題については、「全体として言いたいことが分かるか」と「意味を取ることができないものや他の違う意味に取れてしまう誤り」が各学習レベルに共通した項目として特に重視度が高かった。両者は、項目としては異なるものの、分かりやすさを測るという点で共通していると言える。また、重視する理由についての質問に対して、評価者全員が「伝えたいものを伝えられているか」を重要だと考えるという点で一致しているが、それを判断する根拠としては「内容」と「文法(表現)」の2通りのファクターに分かれる傾向があることが明らかになった。この結果に基づいて、言語能力を総合的な何か一つのもので表せるとし、「全体として言いたいことがよく分かるか」を「内容」「文法」等の小項目を含む総合的な項目として位置づけるという考察を行った。

MISC

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講演・口頭発表等

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