自己紹介メッセージ
研究や教育が好きというよりは、大学が好きでこの道を選びました。キャンパスでいろいろな人と話すことが好きで、こんな生活がずっと続くといいなと思って大学院に進学しました。そんなわけで、たいした実績もありません。
一つだけ細々と続けてきたことがあります。C・ライト・ミルズの『社会学的想像力』を読むことです。生活に根ざした視点と世界史的な視点を関わらせ、米国のコミュニティやタウンシップを支える問題解決の知を点検し、再生すること論じています。文学や歴史学の知が高く評価され、想像力とリベラルアーツの重要さが説かれています。
こうした問題解決の知によりマイノリティを資源動員した社会として現代社会を捉え、新しい価値創造をする手がかりとしてサブカルチャーを研究することを、今後も続けたいと思っています。