東京女子大学・現代教養学部・心理コミュニケーション学科(コミュニケーション専攻)・教授.
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人間中心設計推進機構認定 人間中心設計専門家
1998年までは原子核・素粒子実験の研究に従事.岐阜県神岡鉱山の地下実験室で太陽を拝めない日々を送る.1999年秋から,日本の全盲の視覚障害者のための日英2ヶ国語音声化システムBilingual Emacspeak Platformの開発に取り組んだ.この開発プロジェクトは2001年度IPA未踏ソフトウェア創造事業に採択され,ジャパニーズ英語とネイティブ英語の2種類の発音を自在に使い分けられるバイリンガルシステムが完成した.2003年後半からはUniversalなWeb利用に研究の主眼を移し,Webアクセシビリティを学問としてとらえ,実証研究をベースに,技術から人・社会に至るまでの幅広い階層で,Webアクセシビリティ向上に結びつく研究・教育・社会活動に取り組んだ.2012年後半からは,音声とアクセシビリティや音声を用いたWeb利用に興味を持っている.2016年からは,情報デザインと人間中心設計を基本としたユーザビリティ,アクセシビリティ(特にWeb),ユニバーサルデザイン,UXデザイン,デザイン思考を学問の視点でとらえ,実証研究をベースに,技術から人・社会に至るまでの幅広い階層で,研究・教育・実践に取り組んでいる.また,2017年度後期からはプレイフルな学びを大学教員としての教育で実践すべく努力し,以前にも増して大学教育に熱意を燃やしています.2019年度はジェンダーの研究にも取り組んでいます.2022年からは,地球に負荷をかけない経済・社会活動の場として,ブロックチェーンを基盤にしたWeb3のSocial Designに力を入れて取り組んでいます.
*研究とは関係ないのですが,ウルトラランニング(つまり,ウルトラマラソンのような100km以上のロード走,日本山岳耐久レースのような徹夜で走る数十km以上のトレイルランニング)にはまって,100マイルのトレイルランニングのレースを完走することを目指していました.物理学者時代は宇宙に興味がありましたが,ウルトラランニングの世界は,内なる宇宙である自分の身体と精神を探求する旅でもあります.