研究者業績

馬場朗

ババアキラ (Akira Baba)

基本情報

所属: 東京女子大学現代教養学部人文学科哲学専攻教授

学位: 博士(カン大学)

研究者番号: 40325981
J-GLOBAL ID: 200901085969987558
researchmap会員ID: 1000314848

群馬県立女子大学文学部美学美術史学科（2000年講師で着任、2003年助教授（2006年より准教授）そして2011年教授）を経て2014年から東京女子大学現代教養学部人文学科哲学専攻教授 1994年に東京大学人文社会研究科修士（美学芸術学）、1998年フランス・カン大学人文科学研究科博士美学芸術学

研究キーワード

2

研究分野

2

経歴

4

2014年4月

東京女子大学人文学科哲学専攻教授
2011年4月 - 2014年3月

群馬県立女子大学文学部美学美術史学科教授
2003年4月 - 2011年3月

群馬県立女子大学文学部美学美術史学科助教授・准教授
2000年4月 - 2003年3月

群馬県立女子大学文学部美学美術史学科講師

学歴

2

- 1998年

カン大学人文科学研究科フランス近世美学
1991年4月 - 1994年3月

東京大学人文社会研究科美学芸術学

論文

33

感性的表現と「順序・秩序」としての「ordre」: コンディヤック『人間認識起源論』の「美的・感性的なもの」を巡る一視座（3）

馬場朗

東京女子大学紀要論集 73(1) 65-124 2022年9月
感性的表現と「秩序・順序」としての「ordre」：コンディヤック『人間認識起源論』の「美的・感性的なもの」を巡る一視座（2）

馬場朗

『論集』（東京女子大学紀要） 72(2) 1-42 2022年3月30日
人形とフィクション —和辻哲郎『歌舞伎と操り浄瑠璃』によせて—

馬場朗

『ひとおもい：哲学を創造する』 4(1) 82-116 2022年
感性的表現と「秩序・順序」としての「ordre」：コンディヤック『人間認識起源論』の「美的・感性的なもの」を巡る一視座（1）

馬場朗

『論集』（東京女子大学紀要） 72(1) 1-34 2021年9月30日
「美的感情」と拡大される「現在・持続」：「美的感情」の成立に関して知覚・行動の「間」の示唆するもの

馬場朗

『ひとおもい：哲学を創造する』 2(1) 28-50 2020年7月31日
«Sanabilibus aegrotamus malis» ルソー『エミール』のストア主義を巡る一視座（3）

馬場朗

『論集』（東京女子大学紀要） 69(2) 1-30 2019年3月30日
二重の虚構世界の詩学 —— ペルグランとラモーの音楽悲劇『イポリットとアリシ』

馬場朗

『紀要』（東京女子大学比較文研究所紀要） 80 15-32 2019年1月1日査読有り
«Sanabilibus aegrotamus malis» ルソー『エミール』のストア主義を巡る一視座（2）

馬場朗

『論集』（東京女子大学紀要） 68(2) 59-83 2018年3月15日
«Sanabilibus aegrotamus malis» ルソー『エミール』のストア主義を巡る一視座（1）

馬場朗

『論集』（東京女子大学紀要） 68(1) 27-46 2017年9月15日
「感性」の上演劇と変容する生成期の近代美学 —— ジャン＝ジャック・ルソーのメロドラム『ピュグマリオン』を巡る一視座 ——（2）

『論集』（東京女子大学紀要） 67(1) 35-55 2016年9月
「感性」の上演劇と変容する生成期の近代美学：ジャン＝ジャック・ルソーのメロドラム『ピュグマリオン』を巡る一視座（1）

馬場朗

『論集』（東京女子大学紀要） 1-19 2016年3月
«APPRENTISSAGE DE SENTIR ET DE SE COMMUNIQUER POUR LA STATUE MISE EN ACTION»

馬場朗

L’Action : Penser la vie, « agir » la pensée – Actes du 33e Congrès de l’ASPLF, Venise, 17-21 août 2010. 397-400 2013年
«WHO DOES DECIDE THE POSTERITY OR THE FUTURE OF THE ART WORKS?: DIDEROT AND FALCONET AS PROMETHEAN PYGMALION»,

Akira BABA

『紀要』（群馬県立女子大学）（34号） (34) 53-60 2013年
「「行動する彫像」の言語記号の「生」・「感性的なるもの」・「他者」：ルソー『エミール』のピュグマリオニズムの美学的射程」

『紀要』(群馬県立女子大学) (31) 161-175 2010年
食と味覚の美学のために（１）：テルファーとコースメイヤーの議論から

馬場朗

紀要（群馬県立女子大学） 29 2008年
LANGAGE ESTHETIQUE ET SYSTEME EPISTEMOLOGIQUE

ETUDES DE J.-J. ROUSSEAU(numéro spécial pour le langage de Rousseau) 16 175-197 2008年
１８世紀におけるプロメテウス的芸術家の帰趨：ディドロと対峙するピュグマリオン・ファルコネ

馬場朗

紀要（群馬県立女子大学） 28 2007年
美的言語の政治学における「自然」のアポリア

馬場朗

平成14 年度〜平成 17 年度科学研究費・基盤研究（Ａ）藤田一美『グローバリゼーション下における芸術の論理と倫理』（課題番号14201015）報告書 2006年
「人間」への「彫像」の生成における「自己」と「他者」—唯物論者デランドにおけるピュグマリオニズム—

馬場朗

『紀要』（群馬県立女子大学） 27 2006年
美的言語における「感性的なるもの」と「知性的なるもの」—ルソーによる視覚クラヴサン批判の含意するもの—

馬場朗

日本１８世紀学会年報 2005年査読有り
舞踊的ピュグマリオニズムにおける「生としての芸術」—ド・ラモットらによる１８世紀フランス音楽舞踊劇のある系譜を巡って—

馬場朗

『紀要』（早稲田大学第一文学部感性文化研究所） 2005年
近世前の二つのピュグマリオンにおける「技」と「愛」 — ルソー作『ピュグマリオン』の前史についての一視座 —

馬場朗

『紀要』（群馬県立女子大学） 2004年
L’UNIVERSALISME ET LE PARTICULARISME DU LANGAGE ESTHETIQUE: LA PORTEE POLITIQUE DE L’ESSAI SUR L’ORIGINE DES LANGUES DE ROUSSEAU

Akira BABA

THE GREAT BOOK OF AESTHETICS(Proceedings of the 15th International Congress of Aesthetics 2001) 2003年
芸術享受における公共的「自然」の生成：近代的鑑賞者概念の一源泉としてのルセール音楽批評の「国の民」概念

『紀要』（群馬県立女子大学） (24) 2003年
ジャン＝ジャック・ルソーの趣味論

馬場朗

美學 (207) 2001年査読有り
言語と精神の二重の生成における『感性的なるもの』：ルソー『人間不平等論』における言語論

馬場朗

『紀要』（群馬県立女子大学） (22) 2001年
「言語における人間の美:ルソーの音楽的言語論」

馬場朗

美學 (201) 1 2001年査読有り
LE LANGAGE ESTHETIQUE OPPOSE A L’ART D’ECRIRE: LA THEORIE CRITIQUE DE L’ECRITURE DANS L’ESSAI SUR L’ORIGINE DES LANGUES DE JEAN-JACQUES ROUSSEAU

Akira BABA

JOURNAL OF THE FACULTY OF LETTERS(University of Tokyo, Aesthetics) (25) 2000年
音楽表現と「自然」としての感受性：ルソーの音楽模倣論

馬場朗

紀要（東京大学美學芸術学研究室） (17) 2000年
L’ESSAI SUR L’ORIGINE DES LANGUES DE JEAN-JACQUES ROUSSEAU ET LA FORMATION DE L’ESTHETIQUE DE LA VOIX INTERIEURE

Akira BABA

1998年12月査読有り
L’ESTHETIQUE DE LA JEUNESSE DU MONDE DE JEAN-JACQUES ROUSSEAU(Mémoire pour DEA de l'université de Caen)

Akira BABA

1995年査読有り
ルソーの言語論研究：反視覚性の言語論の成立まで

馬場朗

1994年査読有り
デイドロと視覚的クラヴサン：『聾唖者書簡』における可視的イマージュと音声的イマージュを巡って

馬場朗

第一回全国学生フォーラム論文集 1994年

MISC

1

Imitation musicale chez Rousseau et imitation picturale chez Dubos(The oral communication in the Colloque "Esthetique musicale et formation des identités nationales" (at Quebec University))

Akira BABA

1997年招待有り

書籍等出版物

5

啓蒙思想の百科事典（項目「ストア主義」「趣味」）

丸善出版 2023年1月
美学の辞典（項目「芸術の誕生：西洋近代における」（共著項目：後半担当）」）

丸善出版 2022年12月
ルソーを学ぶ人のために（「近代美学の生成と対峙するルソー」を執筆）

桑瀬章二郎編

世界思想社 2010年
スクルプ・テクチュールの知覚現象（『紀要』（早稲田大学第一文学部感性文化研究所））

アントワーヌ・レゴニー (担当:単訳)

2002年
MODERNITE ET PERENNITE DE J.-J. ROUSSEAU(担当論文、«LE SPECTACLE ET LE DEPASSEMENT DE SOI: DU DISCOURS SUR L’ORIGINE DE L’INEGALITE A LA LETTRE A D’ALEMBERT», pp. 67-78)

(担当:分担執筆, 範囲:«LE SPECTACLE ET LE DEPASSEMENT DE SOI: DU DISCOURS SUR L’ORIGINE DE L’INEGALITE A LA LETTRE A D’ALEMBERT»)

Honoré Champion, Paris 2002年

担当経験のある科目(授業)

9

2018年4月 - 現在

美学史
2018年4月

日本と東洋の美学
二年次演習 (東京女子大学)
美学概論 (東京女子大学)
美学演習 (東京女子大学)

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所属学協会

3

共同研究・競争的資金等の研究課題

3

18世紀フランスのピュグマリオニズムの美学における「自己愛」の力学

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2007年 - 2009年

馬場朗
ルソーを中心とするフランスの18C世紀の美学
Aesthetic thoughts of Rousseau and of the eighteenth century's France

社会貢献活動

1

公開授業「近代フランスの美学思想における「情念」と「感情」」

講師

東京女子大学東京女子大学杉並区内大学公開講座 (東京女子大学) 2015年10月8日 - 2015年11月13日

杉並区の区民を対象に、西洋の古代哲学やキリスト教における情念論の系譜を踏まえつつ、17世紀前半のデカルトから18世紀後半のルソーにいたる情念と感情を巡る美学的思索を同時代の芸術状況との関連のなかで丁寧に辿る週一で全六回の講義を行った。

役職・学内委員

2

件名

大学院合同研究科会議入試・教務委員長

開始年月日

2016

終了年月日

2019
件名

大学院合同研究科会議議長

開始年月日

2020

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