東川 雄哉, 加藤 直樹, 小林 祐貴, SLJOKA Adnan
電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 113(371) 87-91 2013年12月20日
本論文では,body-hingeグラフGがk-辺連結(k≧3)であることは,Gが(k-1)-edge-rigidであるための必要十分条件であることを示す.ここで,任意の(k-1)本の辺をbody-hingeグラフGから取り除いてできるグラフが剛であるとき,Gはk-edge-rigidであるとする.さらに,body-hingeグラフGがk-vertex-rigidであるとき,Gはk-連結であり,Gが(k+2)-連結であるとき,hを0≦h≦k-1として,Gが(k-h,h+2)-rigidであることを示す(k≧1).ここで,任意の(k-1)個の頂点をbody-hingeグラフGから取り除いてできるグラフが剛であるとき,Gはk-vertex-rigidであるとし,任意の(i-1)個の頂点をGから取り除いてできるグラフがj-edge-rigidであるとき,Gは(i,j)-rigidであるとする.