研究者業績

丸 光惠

マル ミツエ  (Mitsue Maru)

基本情報

所属
兵庫県立大学 生涯広域健康看護講座 小児看護学 教授
学位
看護学博士(1999年12月 アラバマ大学バーミンハム校)

ORCID ID
 https://orcid.org/0000-0003-1861-461X
J-GLOBAL ID
200901069778604718
researchmap会員ID
5000091111

外部リンク

論文

 68
  • 丸 光惠, 兼松 百合子, 奈良間 美保, 工藤 美子, 荒木 暁子, 白畑 範子, 中村 伸枝, 武田 淳子
    小児保健研究 60(6) 787-794 2001年11月  査読有り筆頭著者
    乳幼児健診に来所中の母親1109名を対象に,ソーシャルサポートの特徴を明らかにすることを目的とした調査を行った.自作のソーシャルサポートスケールは,母親が重要他者から援助されていると感じる程度を測定するもので,重要他者を夫,両親・親戚,友人,近所の人とした.夫のソーシャルサポート得点は最も高かったが,就労している母親や,子供の数が2人以上の場合では低かった.両親・親戚のソーシャルサポート得点は,家族形態や同居による違いはなかった
  • 中村 伸枝, 兼松 百合子, 武田 淳子, 丸 光惠, 松岡 真里, 内田 雅代, 二宮 啓子, 今野 美紀, 谷 洋江
    日本看護科学会誌 19(3) 74-82 1999年11月  査読有り
    1)親の健康責任と自己実現,ストレス管理,及び,子育てpositiveと自己実現,ストレス管理には正の相関が見られた. 2)親の日常生活習慣の項目の内「朝すっきり起きられる」は,親の自実現が高いこと,ストレスの少ないこと,子育てがnegativeではないことと関連が見られた. 3)患児の日常生活習慣は,親のライフスタイルの内,親の日常生活習慣である「就寝時間」「歯磨き」のみと相関が見られた. 4)患児の療養行動が適切であることは,親の自己実現が高いこと,疾患に関連したストレスが少ないこと,子育てがnegativeではないこと,親が「朝すっきり起きられる」こと,「就寝時間」が適切なこと,「外出後の手洗い」をすることと関連が見られた
  • 奈良間 美保, 兼松 百合子, 荒木 暁子, 丸 光惠, 中村 伸枝, 武田 淳子, 白畑 範子, 工藤 美子
    小児保健研究 58(5) 610-616 1999年9月  査読有り
    本研究は,米国において育児ストレスを測定するために開発されたParenting Stress Index(PSI)の日本版を作成し,日本の乳幼児の母親を対象に,その信頼性と妥当性を検討することを目的とした.原版PSIを翻訳,内容の妥当性を検討した質問紙を用いて,乳幼児健診に来所中の母親に調査を行った.1109名の回答より,日本版PSIの構成概念妥当性を検討した結果,原版とは異なる因子構造が認められ,最終的に78項目15下位尺度として使用することが妥当であると判断した.78項目の日本版PSIは,質問紙全体と下位尺度の内的整合性に優れ,検査・再検査法による安定性が確認された
  • 宮崎 有紀子, 丸 光惠, 工藤 美子
    思春期学 17(2) 210-220 1999年6月  査読有り責任著者
  • 工藤 美子, 宮崎 有紀子, 丸 光惠
    思春期学 17(2) 221-229 1999年6月  査読有り
  • 宮崎 有紀子, 丸 光惠, 中野 正孝, 野尻 雅美
    千葉大学看護学部紀要 21 47-52 1999年3月  査読有り
  • 丸 光惠, 田中 千代, 倉山 英昭
    千葉大学看護学部紀要 20 49-57 1998年3月  査読有り筆頭著者
    慢性腎疾患をもつ青年期患児37名を対象に調査を行った.質問容は 1)人口統計学的データ, 2)自覚的健康度, 3)学校・社会生活, 4)現在行っている治療・処方の内容, 5)療養行動, 6)病気や治療に関する気持ち, 7)両親,きょうだい,友人の喫煙行動,及び 8)飲酒・喫煙行動,過去一ヵ月間で20本以上喫煙した者は4名,喫煙は習慣化していた.過去1ヵ月に飲酒した者は19名(男11名,女8名),過去1週間では12名(男7名,女5名).病気に関連した気持ちでは,「食事のきまりを守ることはむずかしい」.「人から外見で判断されている」と「血尿やタンパク尿がいつもより多くでるのではないかと気になる」でCramer's Vが0.3以上を示した.喫煙する友人がいる場合では,カイ二乗検定で有意に週・月飲酒経験が多かった.喫煙・飲酒共に病識,健康観,療養行動,友人関係,親の関わり,との関連が示唆された
  • 松岡 真里, 丸 光惠, 武田 淳子
    千葉大学看護学部紀要 20 59-68 1998年3月  査読有り
    気管支喘息患児をもつ母親の, 1)ライフスタイルの実態を明らかにする, 2)ライフスタイルの要素間の関連を明らかにする, 3)母親の特性,喘息児の特性とライフスタイル間の関連を明らかにする,ことを目的に研究を行った.対象は,喘息児をもつ75名の母親.気管支喘息患児をもつ母親は,家族の健康に関心が高く,楽観的な考えの母親ほど,日常の中でストレスを管理している様子が明らかとなった.こどもの自立を望み,子育てへの関心も高かった.しかし,発作に関するストレスや薬の不安などを抱く母親も多く,発作が母親のストレスとなり,発作をコントロールするためにこどもへの統制的な関わりが増していた.以上より,疾患管理についてのみでなく,子育てについてを共に考え,母親自身の生活が充実したものになるように援助することが,喘息児の発作のコントロール,ひいては児の自立にもつながる
  • 武田淳子, 古谷佳由理, 丸光恵, 兼松百合子, 内田雅代, 鈴木和子, 渡辺裕子
    家族看護学研究 3(1) 30-37 1997年9月  査読有り
  • 丸 光惠, 工藤 美子, 佐藤 有紀子
    看護研究 30(3) 183-192 1997年6月  査読有り筆頭著者
  • 武田淳子, 兼松百合子, 古谷佳由理, 丸光恵, 中村伸枝, 内田雅代
    千葉看護学会誌 3(1) 64-71 1997年6月  査読有り
  • 丸 光惠, 兼松 百合子, 中村 美保
    千葉大学看護学部紀要 19 45-51 1997年3月  査読有り筆頭著者
  • 武田淳子, 松本暁子, 谷洋恵, 小林彩子, 兼松百合子, 内田雅代, 鈴木登紀子, 丸光恵, 古谷佳由理
    千葉大学看護学部紀要 19 53-60 1997年3月  査読有り
  • Maru, M, Kudo, Y, Sato, Y
    Kango kenkyu. The Japanese journal of nursing research 30(3) 183-192 1997年  査読有り筆頭著者
  • 中村 美保, 兼松 百合子, 横田 碧, 武田 淳子, 中村 伸枝, 丸 光恵, 古谷 佳由理, 野口 美和子, 内田 雅代, 杉本 陽子
    日本看護科学会誌 17(1) 40-47 1997年  査読有り
    慢性疾患患児のソーシャルサポートの特徴を明らかにすることを目的に, ソーシャルサポート質問紙を作成し, 9歳から18歳までの患児に対して調査を行った. また, 比較対照として, 一般の学校に通学する小学校5年生から高等学校2年生に対する調査を行った. 204名の患児と544名の健康児の回答より, 以下の結果が見出された.<BR>1. 患児, 健康児ともに, 小学生は高校生より親のサポートおよび教師のサポートが高かった. また, 男児より女児の方が友人のサポートが高かった.<BR>2. 患児は健康児より, 親のサポート, 友人のサポート, 教師のサポートがいずれも高かった.<BR>3. 糖尿病児は, 悪性腫瘍や喘息の患児より親のサポートが低かった.<BR>4. 母親が仕事に就いていない患児は, 就いている場合に比較してサポート総点, 教師のサポートが高かった.<BR>5. 非運動系の学外活動をしている患児は, 非運動系の学外活動をしていない患児よりサポート総点が高かった.
  • 丸 光惠, 早川 香, 赤司 純子
    千葉大学看護学部紀要 17 111-114 1995年3月  査読有り筆頭著者
  • 中島 光惠, 皆川 美紀, 中村 美保, 兼松 百合子, 町田 恵子, 藤沢 洋子, 内田 由美子
    千葉大学看護学部紀要 16 61-68 1994年  査読有り筆頭著者
  • 鈴木和子, 渡辺裕子, 武田淳子, 内田雅代, 中島光恵, 古谷佳由理, 兼松百合子
    千葉大学看護学部紀要 16 69-79 1994年  査読有り

MISC

 106

書籍等出版物

 15
  • 日本プライマリ・ケア連合学会, 日本家族看護学会, 思春期看護研究会 (担当:編者(編著者))
    南山堂 2023年4月1日 (ISBN: 9784525504618)
  • 奈良間 美保, 丸 光惠, 堀 妙子, 来生 奈巳子, 新家 一輝, 富岡 晶子, 上原 章江, 小迫 幸恵, 田中 千代, 松岡 真里, 竹之内 直子, 茂本 咲子, 大須賀 美智, 前田 留美, 荒木 暁子 (担当:共著)
    医学書院 2020年2月 (ISBN: 9784260038607)
  • 奈良間 美保, 丸 光惠, 西野 郁子, 名越 廉, 茂本 咲子, 出野 慶子, 宮本 茂樹, 浅野 みどり, 坂本 龍雄, 篠木 絵理, 黒崎 知道, 半田 浩美, 岩島 覚, 田中 千代, 岩井 潤, 松岡 真里, 梶原 道子, 石田 也寸志, 上村 治, 吉野 薫, 荒木 暁子, 田邉 雄三, 伊達 裕昭, 新家 一輝, 西須 孝, 齊藤 千晶, 森脇 真一, 石川 紀子, 柿原 寛子, 峯田 周幸, 塩飽 仁, 井上 由紀子, 生地 新, 富岡 晶子, 前田 留美 (担当:共著)
    医学書院 2020年1月 (ISBN: 9784260038669)
  • 丸光惠, 戸田登美子 (担当:共著)
    アラヤ株式会社 2020年1月
  • 丸光惠, 戸田登美子
    アラヤ株式会社 2020年1月

講演・口頭発表等

 75

担当経験のある科目(授業)

 24

Works(作品等)

 1

共同研究・競争的資金等の研究課題

 29

社会貢献活動

 5