米澤 朋子, 山添 大丈, 内海 章, 安部 伸治
信学技報 107(552) 53-58 2008年
本稿では,ユーザの視線位置に応じ,従来の看板案内における補助的な情報を,実体を持った擬人的媒体により提示するシステムを提案する.看板内容に応じた複数の領域に対し案内コンテンツを割り当てる.このコンテンツは階層的に構成されており,ぬいぐるみの案内音声や動作を伴ってインタラクティブに提示される,ぬいぐるみの共同注視やアイコンタクトを通じた視線コミュニケーションにより,案内提供者が特定したコンテンツにユーザの興味などを引き付け誘導したり,ユーザの視線位置の情報に関するより詳しい内容を,自然なインタラクションの中で補助的に提供できる。提案する看板案内システムに対する印象評定や実証実験の結果を報告する。