荒木 大輔, 黒田 良祐, 久保 晴司, 西本 浩司, 星野 祐一, 松本 知之, 松下 雄彦, 山口 基, 長宗 高樹, 黒坂 昌弘
JOSKAS 35(1) 88-89 2010年3月
Revision前十字靱帯(ACL)再建術を施行した25例(男15例・女10例・平均23.7歳)について検討した。初回手術を他院で施行したのが16例、当院で施行したのは9例であった。初回手術から再受傷までの期間は平均36.7ヵ月で、初回手術時使用graftはハムストリングス腱を使用した二重束再建術が12例、一重側再建術が7例、BTB graftが5例、人工靱帯が1例であった。再受傷機転は、復帰後の外傷によるものが18例と最も多かった。Revision ACL再建術時の術式は、Hamstrings腱を用いた一重束再建術が13例、二重側再建術が4例、BTB graftが5例、Quad tendon graftが1例、後外側束augmentationが2例であった。再復帰の可否は、68%は従来の競技レベルに復帰したが、32%はレベルダウンまたは競技復帰不可能で、初回ACL再建術より低い傾向を呈した。また、5例(20%)に反対側ACL損傷を認めた。