建築学を専攻しています。生活空間にみる多様性と調和について考えています。多様な人々の文化、地域資源や風景に注目し、それを受けとめうる広義のデザインの方法を探求します。生活空間を多様な人々の記憶をはぐくむ器として捉えたいと思っています。近年は、時間の経過によりうつろう生活空間と社会の姿、そのダイナミズムに注目し考察をすすめています。主な研究対象地は、海外ではマレーシア、シンガポール。国内では主に瀬戸内沿岸の街や村です。
1997年に大学院を修了。同年から広島大学・工学部建築学科、その後、2005年から兵庫県立大・環境人間学部に勤務。建築学関連科目を担当しています。この間、マレーシア科学大、シンガポール国立大の客員研究員を経験しました。マレーシアでは足かけ3年間の滞在研究を行いました。