看護学部

天谷 尚子

Naoko Amaya

基本情報

所属
和洋女子大学 看護学部 看護学科
学位
修士(日本大学)

J-GLOBAL ID
202301018651640134
researchmap会員ID
R000049141

研究キーワード

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論文

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  • 眞鍋 知子, 天谷 尚子, 陳 俊霞, 山下 菜穂子
    了德寺大学研究紀要 = The Bulletin of Ryotokuji University 11 87-96 2017年  
    わが国は多死社会という課題を迎えており,このような状況の中で患者を看取る立場にある看護師には,ターミナルケアにおける看護の質がより強く求められ,看護基礎教育においてもターミナルケアや学生の死生観育成に関する教育が必要である. そこで本研究は,死に関するドキュメンタリー映画の視聴前後において,看護学生と社会人の死に対する考えの変化を比較することが目的である. 死に関するドキュメンタリー映画を視聴した前後でA大学看護学生22名と一般社会人26名に死生観尺度を参考にして作成した質問紙調査を実施した. その結果,ドキュメンタリー映画を通して,学生が擬似的に死に直面し死について考えるという機会が死生観に何らかの変化をもたらしていた. このようなことから看護学生は,死を否定的側面だけでなく肯定的にとらえるように変化していることがわかった. In Japan, which faces issues of a super-aged society, nurses play vital roles in attending patients' deathbed and therefore are required to enhance their nursing skills in end-of-life care. This study aims to compare the changes that occurred to nursing students and citizen in terms of their views towards death after they watched a documentary film on death. We conducted a questionnaire, which was made based on a death perspective scale, to 22 nursing students at a university and 26 citizens. The result shows that their views towards death were changed to some extent by the opportunity of vicariously facing death and thinking it over. It is also shown that they also came to view death positively rather than only paying attention to negative aspects of death.

MISC

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  • 天谷 尚子, 平山 香代子, 麻生 保子
    和洋女子大学紀要 65 259-270 2024年3月  
    本研究の目的は、在宅看護学実習(ハイブリッド型)におけるオンラインシステムを用いた遠隔カンファレンスの効果と課題について明らかにすることである。実習終了後の学生116名を対象に選択式及び自由記述式でWebアンケート調査を実施した。遠隔カンファレンスに対する『学びの表現』『学びの効果』『対面相応の効果』を問う質問に対して、「非常にそう思う」「そう思う」と回答した学生は合わせて84%~100%であった。遠隔カンファレンスの効果と課題に関連する記述内容の意味を損なわないようにコード化し、内容の類似するものを集約してカテゴリを作成した。オンラインシステムを用いた遠隔カンファレンスの効果については【自身の学びが拡張した】【他施設で実習している学生の学びを自身の実習で活用できた】【対面よりも意見が発表しやすかった】【遠隔でも対面と相応にカンファレンスを実施できた】ことが明らかになった。課題については【遠隔カンファレンスに対する不慣れ感がある】【運営方法によって教育効果に差が生じる可能性がある】【参加する学生のICT環境によって教育効果に差が生じる可能性がある】ことが明らかとなった。オンラインシステムを用いた遠隔カンファレンスにおいても学生同士の意見交換や教員からの指導が受けられたことで、対面と相応の教育効果を得ることができたと考える。一方、課題に対しては、学生への配慮、運営方法の検討やICT環境におけるトラブルに備えた事前の対応が不可欠であることが分かった。今後、さらなる教育効果を目指し、オンラインシステムを用いた遠隔カンファレンスの利点を効果的に取り入れた実習設計の検討が示唆された。(著者抄録)

書籍等出版物

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講演・口頭発表等

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共同研究・競争的資金等の研究課題

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