研究者業績

鈴木 由佳理

yukari suzuki

基本情報

所属
藤田医科大学 保健衛生学部 リハビリテーション学科 理学療法評価学 講師 (講師)

J-GLOBAL ID
201501002391047528
researchmap会員ID
7000013046

研究キーワード

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研究分野

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論文

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  • Tetsuro Watari, Kei Ohtsuka, Yukari Suzuki, Fumihiro Matsuda, Soichiro Koyama, Naoki Aizu, Yoshikiyo Kanada, Hiroaki Sakurai
    Fujita medical journal 9(4) 288-294 2023年11月  
    OBJECTIVES: This study investigates how online frame-of-reference (FOR) training of raters of the objective structured clinical examination (OSCE) for physical therapy students affects assessment accuracy. METHODS: The research was conducted in a 1-month-long randomized controlled trial. PARTICIPANTS: The participants were 36 physical therapists without experience assessing clinical skills using the OSCE. The training group completed the FOR training online, which was conducted once a week in two 90-minute sessions. The control group self-studied the rubric rating chart used in the assessment. As a measure of accuracy, weighted kappa coefficients were used to check the agreement between correct score and those assessment by the participant in the OSCE. RESULTS: The scores of the training group were higher than those of the control group in both post- and follow-up assessments, showing significant differences. No significant difference was found based on the assessment time and group for the high-agreement groups. Furthermore, scores of the low-accuracy training group were higher in the post- and follow-up assessments than those in the pre-assessment, showing significant differences. CONCLUSIONS: Online FOR training of the raters of the OSCE for physical therapists improved the assessment accuracy of the raters who had low accuracy in the pre-assessment; this improvement was maintained.
  • 林 和弥, 大塚 圭, 櫻井 宏明, 鈴木 由佳理, 山田 将之, 加藤 正樹, 大河内 由紀, 平塚 智康, 奥山 夕子, 谷野 元一, 渡 哲郎, 武田 和也, 金田 嘉清
    理学療法教育 3(1) 28-36 2023年4月  
    目的:本研究の目的は,理学療法士・作業療法士教育における臨床教育者の指導経験が診療参加型臨床実習に及ぼす影響について検証することである。方法:対象は藤田医科大学の教育病院において臨床実習を経験した理学および作業療法専攻の学生とし,臨床教育者の診療参加型臨床実習指導経験が無い群(CE未経験群)48名と有る群(CE経験群)49名の2群に分け,臨床実習中の学生のストレス状態,基本的姿勢,睡眠状態を比較した。結果:CE経験群では,CE未経験群と比較し,臨床実習中の対人関係,適性度,イライラ感のストレスが減少し,実習の満足度が増加していた。また,基本的姿勢の評価の点数は高かった。一方で,睡眠状態は,CE未経験群に比較してCE経験群では「不眠症なし」と判定された割合は減少し,「軽度不眠症」と判定された割合は増加していた。結論:指導経験ある臨床教育者による実習では,学生のストレスは軽減し,基本的姿勢の評価は向上するものの,睡眠状態に関しては,一定数の睡眠障害のある学生は残存し,心理面のサポートとともに,自宅での学習状況や睡眠時間を留意しながら指導する必要性が示唆された。(著者抄録)
  • Nozomi Odo, Kei Ohtsuka, Yukari Suzuki, Fumihiro Matsuda, Soichiro Koyama, Tetsuro Watari, Hiroaki Sakurai, Norikazu Nakagawa, Yoshikiyo Kanada
    Fujita medical journal 6(4) 110-116 2020年  
    OBJECTIVES: This study aimed to determine the effects of clinical clerkship in physical and occupational therapy students' education on their stress, sleep, and technical skill acquisition. METHODS: We compared responses to the Brief Job Stress Questionnaire and the Athens Insomnia Scale, and students' clinical training grades between a traditional clinical training group (n=48) and a clinical clerkship group (n=48). RESULTS: Compared with the traditional group, the clinical clerkship group showed significantly higher scores on the Brief Job Stress Questionnaire for quantitative and qualitative burden, and significantly lower scores for the extent of control over tasks, irritability, fatigue, depression, and physical ailment. Scores for vitality and supervisor support were also significantly higher in the clinical clerkship group than the traditional group. The median Athens Insomnia Scale score was significantly lower in the clinical clerkship group. Clinical training grades for fundamental attitude and treatment techniques were significantly higher in the clinical clerkship group than in the traditional group. CONCLUSIONS: Students that experienced clinical clerkship perceived quantitative and qualitative burdens, which may be attributable to the level of interaction with patients during training. Their perception of low control over tasks may be because their supervisors described tasks specifically. However, the clinical clerkship group showed lower mental and physical stress than the traditional group. These students perceived they had supervisor support, which may be attributable to increased communication with their supervisor. Clinical clerkship was also linked to better sleep status than traditional training. Continuing clinical clerkship is necessary to develop students' technical clinical skills.
  • 谷川 広樹, 大塚 圭, 鈴木 由佳理, 才藤 栄一
    理学療法 35(2) 129-134 2018年2月  
    1.観察による定性的な歩行分析の利点は、簡便かつ即時的であり、経済的・人的コストがかからない点である。2.先行研究を概観すると、観察による歩行分析の妥当性および信頼性は低く、臨床で活用するためには、妥当性および信頼性に留意し、より精度を高める工夫が必要である。3.観察により異常歩行を同定し、その重症度判定を行う場合、異常歩行の定義の明確化が必要である。4.観察する際、対象の位置と視線の高さを合わせる必要があるが、低歩行能力者の歩容を観察する場合にはリスク管理のために患者に接近する必要があり、十分に観察することができない。そのためビデオカメラの活用を推奨する。5.事前に典型例のビデオ画像を教材として観察するようにしたところ、臨床経験年数に関係なく異常歩行の重症度判定の評価者間信頼性が向上した。明確な判定基準を作り卒前卒後教育に応用することが、観察による歩行分析の信頼性を向上させる1つの解決策であろう。(著者抄録)
  • 寺西 利生, 山田 将之, 鈴木 由佳理
    Geriatric Medicine 52(10) 1241-1245 2014年10月  
    入院患者の転倒は、病院内で発生するインシデントの上位を占め、対策が必要な問題である。病院内の転倒予測は、大別して転倒に関連する要因を重み付けし加算して査定する転倒危険度評価と既存のバランス保持能力評価を流用する方法があるが、対策に直結しないなど、それぞれに問題を有する。転倒は、患者が自身のバランス保持能力以上の活動を行うときに発生すると考えられる。入院患者は、健常時とは異なった身体状態にあり、患者に自身のバランス保持能力に対するメタ認知を期待することは困難である。したがって、転倒危険度の査定は、バランス保持能力評価とアドヒアランス(メタ認知や衝動性を含む規則遵守)評価を組み合わせることが必要である。バランス保持能力とアドヒアランスによる切り分けで、対応に結びつく転倒危険度評価が可能になると考えられる。(著者抄録)
  • 井元 大介, 青柳 陽一郎, 才藤 栄一, 沢田 光思郎, 鈴木 由佳理, 戸田 芙美, 菊池 航, 小野田 康孝
    日本義肢装具学会誌 30(3) 166-170 2014年7月  
    近年、ポリオ経験者に生じるポストポリオ症候群(post-polio syndrome;PPS)が問題となっている。PPS診断基準に疼痛が挙げられ、訴えも多い。歩行自立したポリオ経験者70名を対象に、疼痛の実態を調査した。疼痛部位、特に良好側・不良側、下肢装具使用の有無に着目して分析を行った。対象のうち、52名(74.3%)に疼痛を認めた。疼痛発症率は、上下肢で比較すると下肢で、不良側と比較すると良好側で有意に高かった(p<0.05)。良好側では特に膝関節、下腿で有意に高かった(p<0.05)。装具使用者では、不良側(装具使用側)の膝関節、下腿で疼痛発症率が低かった。結論として、疼痛は良好側の膝関節より遠位に多かった。下肢装具使用により不良側遠位で疼痛発症率が低く、装具を含めて包括的に負担の軽減を図る必要性が示唆された。(著者抄録)
  • 沢田 光思郎, 才藤 栄一, 井元 大介, 鈴木 由佳理, 横田 元実, 石原 健, 戸田 芙美
    日本義肢装具学会誌 30(1) 11-14 2014年1月  
    ポリオ感染症の新規発症がほとんどない本邦において、一般医療現場では「過去の病」として認識・看過されている。一方、リハビリテーションの現場では、ポリオ罹患後数十年を経てポリオ経験者に生じる新たな筋力低下、疲労感増大などが、ポストポリオ症候群(post-polio syndrome;PPS)として注目されている。PPS発症・進行防止のためには、生活スタイルの改善、装具療法、運動療法が必要である。このうち装具療法では、必要最低限の機能を見極め、装具自体をシンプル・軽量化することで過用防止を目指す「ポストポリオ装具」という概念の導入が必要である。(著者抄録)
  • 寺西 利生, 近藤 和泉, 谷野 元一, 宮坂 裕之, 櫻井 宏明, 加賀 順子, 鈴木 由佳理, 松嶋 文子, 川北 美奈子, 園田 茂
    Japanese Journal of Comprehensive Rehabilitation Science 4(2013) 7-13 2014年1月  
    【目的】簡便で判別的なバランス評価であるSIDE(standing test for imbalance and disequilibrium)を転倒危険度評価に臨床応用する前段階として,転倒事例を動作管理方法から分析し求められる転倒危険度評価を検討することである.【対象と方法】対象は1年間に回復期リハビリテーション病棟を退棟した患者513名であった.方法は入院期間中の転倒発生の有無,転倒があった場合は,入棟後期間および動作管理方法による決定木分類を用いて分析を行った.転倒発生時期は15日刻みで検討した.【結果】入棟中の転倒者数は120名,転倒発生件数は163件であった.転倒発生率は4.65(‰)で,複数回転倒症例は30例であった.また.発生時期は,入棟後15日以内が有意に多かった.動作管理方法による決定木分類では,抑制やセンサーをすり抜けての発生(62件)や,抑制やセンサーを使用していない患者の予想外の行動で発生(55件),許可された動作で発生(26件)が多かった.【結論】入棟時に行えるadherenceとバランスを組み合わせた簡便なスクリーニング検査を考案し,有意に多い入棟早期の転倒に備える必要がある.(著者抄録)
  • 沢田 光思郎, 才藤 栄一, 鈴木 由佳理, 横田 元実, 濱田 芙美
    総合リハビリテーション 40(4) 359-363 2012年4月  
  • 鈴木由佳理
    藤田学園医学会誌学位論文集 2011年3月  
  • 沢田 光思郎, 才藤 栄一, 鈴木 由佳理, 横田 元実
    日本医事新報 (4484) 60,69-72 2010年4月  
  • 沢田 光思郎, 才藤 栄一, 横山 通夫, 加賀谷 斉, 清水 康裕, 小野木 啓子, 尾関 恩, 鈴木 由佳理, 大塚 圭, 伊藤 慎英
    The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 46(5) 314-314 2009年5月  
  • 沢田 光思郎, 才藤 栄一, 加賀谷 斉, 鈴木 由佳理, 尾関 恩, 横山 通夫
    Journal of Clinical Rehabilitation 18(5) 475-481 2009年5月  
    ポストポリオの実態について調査した。ポリオ友の会東海の会員183例およびリハビリテーション科外来を受診したポリオ罹患者(非会員)18例を対象に、記名式アンケートを実施し、回答の得られた171例を対象とした。罹患時に入院治療した者は45.0%、人工呼吸器使用者は2.7%であった。ポストポリオ症候群(PPS)に該当すると考えられた患者は91.2%であった。訴えは、多い順に、筋力低下86.0%、疲労84.2%、歩行障害60.8%、寒冷への耐性低下59.6%、関節痛57.3%、機能低下55.0%、腰痛53.2%、筋肉痛47.4%、筋萎縮40.4%であった。調査時の下肢装具の使用者は36.3%で、多い順に片側長下肢装具使用者18.1%、片側短下肢装具使用者11.1%であった。PPSへの不安は90.6%が訴え、78.4%が定期的な検診への参加を希望した。
  • 横田 元実, 沢田 光思郎, 鈴木 由佳理, 才藤 栄一, 山本 澄子
    日本義肢装具学会誌 25(2) 94-100 2009年4月  
  • 岡田 誠, 才藤 栄一, 大塚 圭, 櫻井 宏明, 寺西 利生, 鈴木 由佳理, 寺尾 研二, 金田 嘉清
    総合リハビリテーション 32(10) 987-995 2004年10月  
    トレッドミル歩行分析の一環として,平地歩行との比較を時間・距離的,運動学的,運動力学的因子から検討を加えることによって両歩行の相違を明確にした.トレッドミル歩行と平地歩行の相違点と環境的要因,特にベルトの不安定要因との関係について考察を行った.しかし,力学的には同一歩行と考えられる両歩行に相違が生じたのには,ベルトの不安定要因のみが決定因子となるわけではなく,さまざまな因子が相互的に関連しながら作用しているためと考えられた.さらには,トレッドミルという不安定な床上を歩行することからくる恐怖心や不安感などの心理的な影響も両歩行に相違を生じさせた一因として考えられた.トレッドミルベルトの不安定要因が関与して,健常者においてはいくつかの相違点が生じることが明らかになった
  • 岡田 誠, 寺西 利生, 才藤 栄一, 鈴木 由佳理, 加藤 正樹, 池上 久美子, 林 ひろみ, 安藤 謙一, 中川 雅人
    Hip Joint 29 668-673 2003年10月  
    人工股関節置換術(THA)を施行した変形性股関節症(変股症)症例39例(男6例,女33例)に対し,床反力内蔵型トレッドミルを使用して術前・術後の歩行分析を行った.JOAスコアの術前・術後の比較をみると,カテゴリーA群27例が50.1点から73.1点へ,カテゴリーB群12例が44.4点から60.4点へ各々改善した.股関節外転筋群MMT(股外転MMT)では,術前と術後で改善度にばらつきが認められた.カテゴリーAでは,27例のうち13例は改善したものの,他の14例は低下もしくは変化をしなかった.カテゴリーBでは,12例のうち4例は改善したものの,低下,変化しなかった症例も各4例であった.トレッドミル歩行時の床反力波形では,垂直分力を中心に検討を行った.術前・術後の床反力波形の変化をみると,術前では股関節疾患特有の逃避性跛行の波形である1峰性波形を呈した症例と,正常歩行に近い2峰性波形を呈する症例とに大別できた.術後においては,術前・術後とも1峰性化を呈した症例,術前の1峰性が術後に正常に近い2峰性に改善した症例,術前は2峰性であったにも拘わらず術後1峰性化した症例,術前・術後共に2峰性化が保たれた症例の4パターンが認められた
  • 寺西 利生, 才藤 栄一, 大塚 圭, 鈴木 由佳理, 金田 嘉清
    総合リハビリテーション 30(11) 1161-1167 2002年11月  
  • 岡田 誠, 才藤 栄一, 大塚 圭, 櫻井 宏明, 武田 斉子, 寺西 利生, 鈴木 由佳理, 岡西 哲夫, 寺尾 研二, 加賀 順子, 金田 嘉清
    理学療法学 29(6) 209-217 2002年10月  
    トレッドミル歩行と平地歩行における床反力について検討した.対象は,腱常成人28名(男性9名,女性19名・平均年齢20.8歳)で,主観的判断により「遅い」「快適」「速い」の3速度で平地歩行時とトレッドミル歩行時の床反力(垂直分力,前後分力,左右分力)を計測した.その結果,両歩行の床反力波形パターンは3分力ともに類似性が高く,床反力波形のピーク値では垂直分力第3ピーク値と前後分力第1ピーク値で3速度ともトレッドミル歩行の方が有意に低値であった.両歩行にはいくつかの相違点がみられるが,床反力波形は全体として類似性が高く,事前の予備練習や歩行速度の調整を行い環境的要因を考慮した上でトレッドミルを用いれば,有用な代替的手法になると考えられた
  • 大塚 圭, 才藤 栄一, 岡田 誠, 寺西 利生, 武田 斉子, 櫻井 宏明, 鈴木 由佳理, 金田 嘉清, 岡西 哲夫
    総合リハビリテーション 29(6) 549-556 2001年6月  
    健常人28例を対象として,床反力計内蔵式トレッドミルを使用し,トレッドミル歩行と平地歩行の特徴を比較した.時間因子を比較した結果,遅い・快適・早いの3速度全てで,実時間ではトレッドミル歩行で重複歩時間,立脚時間,遊脚時間が短く,歩行率が大きく,又,相対時間では遊脚期割合が小さく,立脚期割合が大きく,両脚支持割合が大きかった.ベルトスピードの低下率と両歩行間の各時間因子の差との相関を求めたたが,両者間に有意差は認められなかった.今回の検討において,両歩行の相違について概観することができた
  • 岡田 誠, 才藤 栄一, 櫻井 宏明, 寺西 利生, 大塚 圭, 鈴木 由佳理, 渡邊 美香
    臨床神経生理学 29(2) 176-177 2001年4月  
  • 才藤 栄一, 武田 斉子, 大塚 圭, 寺西 利生, 都築 晃, 金田 嘉清, 鈴木 由佳理, 渡辺 美香, 小林 裕美, 櫻井 宏明
    リハビリテーション医学 37(11) 891-892 2000年11月  
  • 武田 斉子, 才藤 栄一, 櫻井 宏明, 岡田 誠, 岡西 哲夫, 金田 嘉清, 大塚 圭, 寺西 利生, 鈴木 由佳理, 渡辺 美香
    リハビリテーション医学 37(11) 893-893 2000年11月  

MISC

 3
  • 鈴木 由佳理
    臨床神経生理学 32(2) 148-148 2004年4月  
  • 小林 祐美, 寺西 利生, 鵜飼 淳子, 大塚 圭, 鈴木 由佳理, 才藤 栄一
    日本私立医科大学理学療法学会誌 (18回) 40-42 2001年12月  
    健常女性10名を対象に,トレッドミルと平地の快適歩行速度に差を与える要因をエネルギー消費の観点から検討する為,トレッドミル歩行と平地歩行の呼気ガスとHRの計測を行い分析した.歩行方法は平地快適歩行速度,トレッドミル快適歩行速度,トレッドミルを平地快適歩行速度と同速度に設定した歩行の3条件とした.トレッドミル快適歩行速度に比べ平地快適歩行速度が速く,VEO2,VECO2はトレッドミルと平地で同じ速度歩行では同様な値を示した.平地歩行とトレッドミル歩行において,単位m当りのVEO2及びVECO2は相違が見られなかった.VEE及びHRは平地歩行に比べ同速度のトレッドミル歩行において測定値の上昇が見られた.トレッドミル歩行ではエネルギー消費からみると平地歩行との相違はないが,歩行環境の違いにより心理的ストレスが加わる為VEE及びHRの上昇がみられた.快適歩行速度に差が生じる要因としてVEE,HRが考えられた
  • 鈴木 由佳理, 寺西 利生, 大塚 圭, 加藤 智香子, 岡西 哲夫, 才藤 栄一, 武田 斉子, 岡田 誠, 櫻井 宏明, 金田 嘉清
    日本私立医科大学理学療法学会誌 (17回) 47-49 2000年1月  
    健常女13名(平均年齢21.2±2.7歳)を対象に,トレッドミル歩行の歩行速度と下肢筋活動との関係について,表面筋電図で検討した.歩行速度は2km/h,3km/h,4km/h,5km/h,6km/h,7km/hとし,被検筋は大臀筋,中臀筋,大腿直筋,内側広筋,大腿二頭筋長頭,前脛骨筋,腓腹筋外側頭とした.歩行速度2km/hから5km/hでは速度変化に伴う筋放電量の有意な変化は認めなかったが,5km/hから7km/hの間では中臀筋以外の6筋で有意な増加を認めた.各筋における歩行速度上昇に伴う筋放電量変化は7筋中4筋が立脚初期で最大となり,特に前脛骨筋で著明な変化を認めた.各相期における被検筋間での速度上昇に伴う筋放電量変化の関係では,中臀筋が立脚初期を除く3相で最小値を示した.5km/hあたりで歩行における筋活動の変局点が存在することが示唆された.筋活動は速度上昇に伴って制動力が強く作用し,前脛骨筋がより必要となる

書籍等出版物

 4
  • 金田, 嘉清, 冨田, 昌夫, 大塚, 圭, 鈴木, 由佳理, 谷川, 広樹, 吉田, 太樹, 前田, 晃子, 鈴木, めぐみ, 松田, 文浩, 藤村, 健太, 土山, 和大, 櫻井, 宏明, 才藤, 栄一
    金原出版 2022年4月 (ISBN: 9784307750677)
  • 金田, 嘉清, 冨田, 昌夫, 大塚, 圭, 鈴木, 由佳理, 谷川, 広樹, 吉田, 太樹, 前田, 晃子, 鈴木, めぐみ, 松田, 文浩, 藤村, 健太, 土山, 和大, 櫻井, 宏明, 才藤, 栄一
    金原出版 2022年4月 (ISBN: 9784307750677)
  • 金田, 嘉清, 冨田, 昌夫, 大塚, 圭, 杉山, 智久, 前田, 晃子, 鈴木, めぐみ, 鈴木, 由佳理, 土山, 和大, 山田, 将之, 才藤, 栄一
    金原出版 2020年3月 (ISBN: 9784307750585)
  • 金田, 嘉清, 冨田, 昌夫, 大塚, 圭, 杉山, 智久, 前田, 晃子, 鈴木, めぐみ (リハビリテーション科学), 鈴木, 由佳理, 土山, 和大, 山田, 将之, 才藤, 栄一
    金原出版 2019年5月 (ISBN: 9784307750554)

講演・口頭発表等

 6

共同研究・競争的資金等の研究課題

 2

その他

 1