研究者業績
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6研究分野
1主要な論文
191MISC
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Journal of Clinical Rehabilitation 11(3) 219-227 2002年3月
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日本呼吸管理学会誌 11(2) 285-289 2001年12月15日<p>COPD,肺結核後遺症,脊柱後弯・後側弯症に対して,CRQおよびSF-36を使用して健康に関連した生活の質(HRQoL)の評価を行い,非COPDについてもCRQによる評価が適当であるかを検討した.Pearsonの相関係数およびstepwise回帰分析を用い統計処理したところ,3疾患群でほぼ同様の結果が得られ,CRQは非COPDにおけるHRQoL評価方法としても有用であることが示唆された.</p>
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市立秋田総合病院医誌 11(1) 19-22 2001年12月1日2001年4月〜2002年3月にICUに入室し主治医から依頼があった32症例(平均65歳)に対してICUでのリハビリテーションを行った.ICU入室からリハビリテーション依頼までの平均日数は5日,ICUでのリハビリテーション施行期間は平均11日であった.外科,脳外科からの依頼が多くICUでは主として呼吸理学療法,廃用症候群の予防,末梢神経麻痺の予防を行った
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市立秋田総合病院医誌 11(1) 19-22 2001年12月2001年4月〜2002年3月にICUに入室し主治医から依頼があった32症例(平均65歳)に対してICUでのリハビリテーションを行った.ICU入室からリハビリテーション依頼までの平均日数は5日,ICUでのリハビリテーション施行期間は平均11日であった.外科,脳外科からの依頼が多くICUでは主として呼吸理学療法,廃用症候群の予防,末梢神経麻痺の予防を行った
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整形外科 52(10) 1312-1313 2001年9月28歳男.腰痛,両下肢の脱力を主訴とした.単純X線側面像でL2の楔状変形を認め,局所後彎角25°の後彎変形を呈していた.脊髄造影の側面像でL2椎体上縁レベルでの完全ブロック像と,L2/L3レベルでの前方からの硬膜の圧排を認めた.MRIの矢状断像ではL1/L2,L2/L3でのヘルニア塊による硬膜の圧排を認めた.脊髄円錐部はL1椎体下縁であった.以上よりL2の先天性後彎変形に伴うL1/L2,L2/L3の椎間板ヘルニアと診断し,手術を施行した.左後腹膜腔より進入し,L2椎体を全摘した後,L1/L2,L2/L3のヘルニアを前方より摘出した.全摘したL2椎体を粉砕し,チタニウムメッシュシステム内に詰め込み,切除した第12肋骨を支柱骨移植した.局所後彎角は20°に矯正された.術後1年の単純X線像では移植した肋骨の骨癒合が得られ,術前の症状は消失した
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日本呼吸管理学会誌 10(2) 242-248 2000年12月31日<p>COPD患者に外来呼吸リハビリテーションを施行しその長期効果を検討した.呼吸筋ストレッチ,呼吸筋訓練,上下肢の筋力訓練などを外来で指導し自宅で継続させ,2週間ごとに外来で経過観察と指導を行い,12ヵ月後まで経時的に呼吸機能,運動耐容能,健康関連QOLの評価を行った.その結果,COPD患者ではVC, RV, PImax, PEmax, 6MD, CRQが12ヵ月後までに有意に改善した.以上の成績からCOPDにおける外来呼吸リハビリテーションは呼吸機能,運動耐容能および健康関連QOLを長期に改善させる可能性が示唆された.</p>
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市立秋田総合病院医誌 10(1) 63-67 2000年12月1日73歳男.中心性頸髄損傷により,頭蓋直達牽引を3週間行い,受傷後4週でリハビリ目的に紹介された.両上肢と右下肢に麻痺を認め,上肢残存機能レベルは右C5,左C6,ADLは全介助で認知障害も強かった.2回の入院を経て,ADLは機能的自立度評価法で運動項目が57点,認知項目が35点まで回復した.日常生活は依然介助を必要とするが,施設で意欲的な日常生活を送っている
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日本呼吸管理学会誌 10(2) 258-264 2000年12月胸郭変形があり拘束性障害を呈する肺結核後遺症群6例および脊柱後側弯症群6例に対して,包括的呼吸リハビリテーションを施行しその効果を検討した.その結果,両群において肺機能,胸郭拡張差,呼吸筋力,6分間歩行距離,およびchronic respiratory disease questionnaireが有意に改善した.呼吸リハビリテーションにより胸郭の可動性が増大し胸郭コンプライアンスが増加する可能性が推察されたことより,胸郭形成術の行われた肺結核後遺症や脊柱後弯・後側弯症においては,胸郭の可動性を保つことが重要と考えられた.包括的呼吸リハビリテーションは,胸郭変形があり拘束性障害を呈する慢性呼吸不全患者に有効であると考えられた
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日本呼吸管理学会誌 10(2) 202-206 2000年12月近年,在宅呼吸リハビリテーションは,入院及び外来リハビリテーションとほぼ同等の効果があり医療費も安いことが報告されている.在宅呼吸リハビリテーションでは,患者が,自分で住んでいる家庭の中で,在宅ケアの便宜をうける機会が与えられるという点で非常に有利であり,トレーニングの一定レベルを維持することができ,更に,患者家族の参加から患者の運動訓練をより鼓舞することができる.このように,在宅呼吸リハビリテーションは,効果,健康関連QOL,医療経済効率の視点からみて理想的と考えられるが,その歴史がまだ浅いことから,適応疾患,組織と連携,費用対効果については,今後,比較対照試験による検討が必要である
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秋田理学療法 8(1) 25-28 2000年12月一般的に腰痛疾患の経過は良好とされているが,一方で痛みが長期に持続したり,再発を繰り返す症例も少なくない.腰痛患者の理学療法として,腰痛の治療と再発防止を目的に腰痛体操や日常生活の指導を行っている.外来通院患者83名を対象に,家庭での腰痛体操の実施状況,治療内容,経過を調査した.治療内容では腰痛体操の指導が62件,牽引療法57件,温熱療法37件などであった.腰痛体操を指導した62例のうち,家庭でも継続して腰痛体操を実施していたのは16例(26%)と少なかった.腰痛体操を家庭でも実施している症例と比べると,実施していない症例に再発が多かった.腰痛患者に対しては,腰痛体操を継続する意義を理解してもらい,自己管理を徹底するための患者教育がさらに必要である
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市立秋田総合病院医誌 10(1) 15-18 2000年12月慢性関節リウマチ(RA)で関節症状の他に浮腫や薬剤性肝機能障害を伴った症例に対して茵ちん五苓散を投与し臨床的有用性について検討した.対象はRA11例(男1例,女10例,平均60歳)で投与期間は平均38週であった.茵ちん五苓散7.5g/日投与し本剤投与前後の臨床検査値,膝関節滑液量,手足の浮腫増減から臨床効果について評価した.投与後ESR,CRP等の炎症マーカーは低下し,関節点数や肝機能に有意な改善がみられ,全体の55%で関節症状の改善を認め,膝関節水腫の2例で滑液量の減少が,手足の浮腫の3例で浮腫の軽減がみられた.茵ちん五苓散のもつ利胆,利水,滲湿作用はRAの関節症状のみならず肝機能障害や他の関節外症状の治療に有用である
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市立秋田総合病院医誌 10(1) 63-67 2000年12月73歳男.中心性頸髄損傷により,頭蓋直達牽引を3週間行い,受傷後4週でリハビリ目的に紹介された.両上肢と右下肢に麻痺を認め,上肢残存機能レベルは右C5,左C6,ADLは全介助で認知障害も強かった.2回の入院を経て,ADLは機能的自立度評価法で運動項目が57点,認知項目が35点まで回復した.日常生活は依然介助を必要とするが,施設で意欲的な日常生活を送っている
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市立秋田総合病院医誌 10(1) 31-35 2000年12月慢性閉塞性肺疾患患者に対して,呼吸リハビリテーションを施行し,呼吸リハ後(1,3,6,9,12ヵ月)にCRQを用いてHRQOLの評価を行った.呼吸リハ後1ヵ月の時点でCRQは全ての項目で有意な改善を認めた.1ヵ月以降は各項目で多少のばらつきがみられたが,totalでは呼吸リハ後12ヵ月まで有意な改善を示した.6ヵ月以降は徐々に低下する傾向を認めた.今後は呼吸リハにより残存呼吸機能および残存身体機能を回復させ,改善したHRQOLをできるだけ長期に維持させることが課題である
書籍等出版物
11講演・口頭発表等
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AMED外来がんリハビリテーションプログラムの開発に関する研究班講演会 2017年11月4日
共同研究・競争的資金等の研究課題
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2023年4月 - 2026年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2023年4月 - 2026年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2022年4月 - 2025年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2022年4月 - 2025年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2022年4月 - 2025年3月
教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
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件名-開始年月日2009終了年月日2014概要「リハビリテーション・介護」の講義で音声,動画を使用している.
その他教育活動上特記すべき事項
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件名-開始年月日2012終了年月日2014概要M6学生の指導を行っている