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191MISC
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MEDICAL REHABILITATION (86) 51-55 2007年11月摂食・嚥下における頸部筋の主な働きは舌骨・喉頭挙上である。本稿では電気刺激による舌骨・喉頭挙上再建について述べた。表面電極刺激では十分な舌骨・喉頭挙上を得ることができず、電気刺激による機能再建は困難と思われるが、治療的電気刺激を継続することにより筋力増強効果が得られる可能性がある。一方、埋め込み電極を用いた電気刺激では舌骨・喉頭の十分な挙上が可能であり、機能的電気刺激による機能再建を行える可能性がある。ただし、食道入口部の開大を得るためには輪状咽頭筋切除術の併用を考慮する必要がある。(著者抄録)
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Monthly book medical rehabilitation (86) 51-55 2007年11月
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秋田大学医学部保健学科紀要 15(2) 121-125 2007年10月新しく開発されたスクワットマシン(MUSTEC)は、自重より軽い負荷でのスクワット運動を可能にしたトレーニング器具で、立位や歩行が困難な虚弱高齢者に対しても安全かつ効果的に筋力を高められることが特徴とされている。今回、慢性呼吸不全患者に対して本器を使用して呼吸リハビリテーションを行う機会を得た。入院で4週間スクワットトレーニングを継続した結果、連続歩行距離、歩行後の下肢疲労感などに改善がみられ呼吸リハビリテーションにおける本スクワットマシンの有用性が示唆された。(著者抄録)
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Journal of Clinical Rehabilitation 16(6) 555-557 2007年6月腋窩リンパ節郭清の有無が肩関節可動域に与える影響について検討した。乳腺外科で乳がん手術を施行し、術後1ヵ月以上経過観察可能であった女性57例とした。腋窩リンパ節の郭清が行われた郭清あり群は34例、郭清が行われなかった郭清なし群は23例であった。術後在院日数は郭清あり群で有意に長かった。退院後も外来でリハを継続した症例は郭清あり群が5例、郭清なし群が3例であった。肩関節可動域には、郭清あり群と郭清なし群では術前の有意差はみられなかったが、退院時には、郭清あり群で屈曲が平均35度、外転が平均42度減少し、有意差がみられた。しかし、術後1ヵ月と術後3ヵ月では両群に関節可動域の有意差はみられなかった。肩関節内旋と外旋は経過中、郭清の有無による可動域の差はみられなかった。
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リハビリテーション医学 : 日本リハビリテーション医学会誌 44 2007年5月18日
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リハビリテーション医学 : 日本リハビリテーション医学会誌 44 2007年5月18日
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リハビリテーション医学 : 日本リハビリテーション医学会誌 44 2007年5月18日
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リハビリテーション医学 : 日本リハビリテーション医学会誌 44 2007年5月18日
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リハビリテーション医学 : 日本リハビリテーション医学会誌 44 2007年5月18日
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リハビリテーション医学 : 日本リハビリテーション医学会誌 44 2007年5月18日
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リハビリテーション医学 : 日本リハビリテーション医学会誌 44 2007年5月18日
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The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 44(Suppl.) S143-S143 2007年5月
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The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 44(Suppl.) S344-S344 2007年5月
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The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 44(Suppl.) S349-S349 2007年5月
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The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 44(Suppl.) S395-S395 2007年5月
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理学療法学 34(Supplement 2) 65-B0130 2007年4月20日【はじめに】<BR> われわれは1996年からデーターベースを用いて患者を管理し, リハビリの効果判定等に役立てている. 患者の予後を把握することは, 限られた在院日数のなかで適切な治療を実施するために必要であり, 中でも転帰を左右する歩行能力の予後予測は重要な課題である. 今回, 当病院における急性期脳卒中患者の歩行予後予測について多重ロジスティック回帰分析を用い検討したので報告する. <BR>【対象と方法】<BR> 対象は2004年4月1日から2006年3月31日の2年間に入院し,リハビリを8日以上実施した脳卒中患者の中で,初発,発症翌日までに入院,一側性病変,開始時FIM歩行5点以下を満たす249名(男性146名,女性103名)とした. 平均年齢は70±12歳(平均値±標準偏差),疾患内訳は脳梗塞154名,脳出血76名,くも膜下出血19名,発症からリハビリ開始期間5.7日(中央値4日),リハビリ実施期間43.2日(中央値35日),在院日数48.8日(中央値40日),退院時の転帰先は自宅36%,転院64%であった. 方法は多重ロジスティック回帰分析を用いて, リハビリ開始時の評価から当院退院時歩行能力の予測式を作成した. 2004年度の患者137名(予測群)から予測式を作成し, 予測式に関与していない2005年度の患者112名(検証群)から的中率を求め式の妥当性を検討した. 目的変数を退院時自立歩行の有無とし, FIM項目の歩行6点以上を自立歩行と定義した. 説明変数を年齢, リハビリ開始時の意識レベル(GCS合計点), FIM各項目の得点, SIAS運動機能各項目の得点とした. <BR>【結果】<BR> 多重ロジスティック回帰分析の結果, 説明変数として年齢(70歳以上), トイレ移乗(4点以上), 記憶(4点以上), 下肢近位テスト(3点以上)が選択された. 年齢69歳以下,トイレ移乗4点以上, 記憶4点以上, 下肢近位テスト3点以上では90.4%の確率で歩行可能, 年齢70歳以上, トイレ移乗3以下, 記憶3以下, 下肢近位テスト2点以下では0.4%の確率で歩行可能であり, 予測群の的中率は86.6%, 検証群の的中率は85.3%であった. <BR>【考察】<BR> リハビリ開始時に客観的データ(確率)を用いて患者に歩行予後予測の結果を説明することはインフォームドコンセントの面でも有用であり、治療効果判定にも役立つ. 今回の結果から急性期での歩行予後予測は, 年齢, FIM運動1項目, 認知1項目, SIAS下肢運動機能1項目からある程度予測可能であった. 今後はさらに精度を上げるため項目を再検討し, より信頼性, 妥当性の高い急性期脳卒中リハの帰結予測モデルを作成していきたい.
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日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 16(2) 305-308 2006年12月25日<p>呼吸教室参加者33例を呼吸教室への参加回数により高参加群と低参加群に分け,それぞれ呼吸教室終了時と終了から3ヵ月後の呼吸機能,呼吸筋力,運動耐容能,呼吸困難感,生活関連QOLの変化,在宅での自主練習実施状況について比較検討した.高参加群では呼気筋力,運動耐容能,生活関連QOLの項目で有意な改善が認められた.また,高参加群が低参加群よりも在宅での自主練習実施状況がよい結果となった.</p>
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日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 16(2) 322-328 2006年12月25日呼吸リハビリテーションを継続実施している安定期慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者21名を対象として、CoQ10含有栄養調整食(ライフロンQ10;ライフロン)摂取群(ライフロン摂取群)とライフロン非摂取群に分け栄養指導を行った。次に、ライフロン摂取前と摂取3ヵ月後に、両群において、摂取エネルギー、身体組成、血液生化学検査成績について比較検討を行った。その結果、ライフロン摂取群では、3ヵ月後にエネルギー充足率、蛋白質充足率、皮下脂肪率、ヘモグロビンにおいて有意な改善がみられた。ライフロン非摂取群では、エネルギー充足率および皮下脂肪率に有意な改善がみられた。両群においてBMI,LBM、アルブミンおよび上腕筋囲には有意の変化はみられなかった。以上の成績から、安定期COPD患者の栄養指導において、CoQ10含有栄養調整食ライフロンの併用は、蛋白質充足率および貧血の改善に有効である可能性が示唆された。(著者抄録)
書籍等出版物
11講演・口頭発表等
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AMED外来がんリハビリテーションプログラムの開発に関する研究班講演会 2017年11月4日
共同研究・競争的資金等の研究課題
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2023年4月 - 2026年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2023年4月 - 2026年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2022年4月 - 2025年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2022年4月 - 2025年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2022年4月 - 2025年3月
教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
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件名-開始年月日2009終了年月日2014概要「リハビリテーション・介護」の講義で音声,動画を使用している.
その他教育活動上特記すべき事項
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件名-開始年月日2012終了年月日2014概要M6学生の指導を行っている