研究者業績

加賀谷 斉

Hitoshi Kagaya

基本情報

所属
藤田医科大学 医学部 医学科 リハビリテーション医学Ⅰ 教授
学位
博士(医学)

J-GLOBAL ID
201501011457516620
researchmap会員ID
7000012946

主要な論文

 179
  • 柴田 斉子, 稲本 陽子, 青柳 陽一郎, 小野木 啓子, 加賀谷 斉, 才藤 栄一
    The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 56(特別号) S357-S357 2019年5月  

MISC

 1210
  • 加賀谷 斉, 才藤 栄一, 米田 千賀子, 横山 通夫, 馬場 尊, 岡田 澄子, 村岡 慶裕
    リハビリテーション医学 43(10) 691-692 2006年10月  
  • 加賀谷斉, 岡田澄子, 才藤栄一
    月刊呼吸器科 10(3) 230-236 2006年9月28日  
  • 加賀谷 斉, 岡田 澄子, 才藤 栄一
    呼吸器科 10(3) 230-236 2006年9月  
  • 加賀谷 斉, 高橋 仁美
    Monthly book medical rehabilitation (68) 45-51 2006年7月  
  • 加賀谷 斉, 高橋 仁美
    MEDICAL REHABILITATION (68) 45-51 2006年7月  
    周術期呼吸リハビリテーション(以下,リハ)の目的は術後肺合併症を予防し早期に離床させることである.当院で周術期呼吸リハを行った肺癌,胆管癌,食道癌,直腸癌,胃癌穿孔,高度無気肺の症例を供覧した.手術前から呼吸リハが開始できた症例ではリハの内容と意義の説明,仰臥位での口すぼめ呼吸,横隔膜呼吸,ハフィング,カフィングの習得などを行った.術後早期には排痰,呼吸介助,呼吸練習を行い術後肺合併症の予防に努めるとともに,廃用症候群や末梢神経麻痺の発生予防にも留意し早期離床を行った.病棟内歩行自立または術前の歩行や移動状態が再獲得された時点で呼吸リハを終了した(著者抄録)
  • 塩谷隆信, 佐竹將宏, 高橋仁美, 菅原慶勇, 清川憲孝, 笠井千景, 渡邉暢, 本間光信, 佐藤一洋, 加賀谷斉
    日本呼吸管理学会誌 16(1) 128 2006年6月30日  
  • 清川憲孝, 高橋仁美, 菅原慶勇, 笠井千景, 渡邊暢, 藤井清佳, 本間光信, 加賀谷斉, 佐竹將宏, 塩谷隆信
    日本呼吸管理学会誌 16(1) 247 2006年6月30日  
  • 高橋仁美, 菅原慶勇, 笠井千景, 清川憲孝, 渡邊暢, 藤井清佳, 本間光信, 加賀谷斉, 佐竹將宏, 塩谷隆信
    日本呼吸管理学会誌 16(1) 159 2006年6月30日  
  • 藤井清佳, 高橋仁美, 菅原慶勇, 笠井千景, 清川憲孝, 渡邊暢, 本間光信, 加賀谷斉, 佐竹將宏, 塩谷隆信
    日本呼吸管理学会誌 16(1) 138 2006年6月30日  
  • 清川憲孝, 高橋仁美, 菅原慶勇, 笠井千景, 渡邊暢, 藤井清佳, 本間光信, 加賀谷斉, 佐竹將宏, 塩谷隆信
    日本呼吸管理学会誌 16(1) 146 2006年6月30日  
  • 渡邊美香, 加賀谷斉, 才藤栄一, 早川美和子, 高橋仁美, 菅原慶勇, 笠井千景, 清川憲孝, 藤井清佳, 塩谷隆信
    日本呼吸管理学会誌 16(1) 131 2006年6月30日  
  • 加賀谷斉, 才藤栄一, 早川美和子, 渡邊美香, 加賀順子, 高橋仁美, 菅原慶勇, 笠井千景, 清川憲孝, 塩谷隆信
    日本呼吸管理学会誌 16(1) 161 2006年6月30日  
  • 加賀谷斉, 才藤栄一, 早川美和子, 渡邊美香, 高橋仁美, 菅原慶勇, 笠井千景, 清川憲孝, 渡邊暢, 塩谷隆信
    日本呼吸管理学会誌 16(1) 249 2006年6月30日  
  • 菅原慶勇, 高橋仁美, 清川憲孝, 山田公子, 伽羅谷千加子, 佐々木智好, 本間光信, 加賀谷斉, 佐竹將宏, 塩谷隆信
    日本呼吸管理学会誌 16(1) 187 2006年6月30日  
  • 笠井千景, 高橋仁美, 菅原慶勇, 清川憲孝, 渡邊暢, 藤井清佳, 本間光信, 加賀谷斉, 佐竹將宏, 塩谷隆信
    日本呼吸管理学会誌 16(1) 148 2006年6月30日  
  • 渡邊暢, 高橋仁美, 菅原慶勇, 笠井千景, 清川憲孝, 藤井清佳, 加賀谷斉, 斉藤公子, 伽羅谷千加子, 渡部郁子, 佐々木智好, 伊藤登茂子, 佐竹將宏, 塩谷隆信, 本間光信
    日本呼吸管理学会誌 15(4) 617-622 2006年6月20日  
    <p>呼吸リハビリテーション(リハビリ)を継続実施している安定期慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者22名を分岐鎖アミノ酸(BCAA)強化栄養剤摂取群(摂取群)と非摂取群に分け,摂取群と非摂取群で,アミノ酸分析,体重,BMI,呼吸機能,大腿四頭筋筋力,6分間歩行距離試験(6MWT)について比較検討した.その結果,摂取群では,BCAA,ヘモグロビン,呼吸筋力,大腿四頭筋筋力,運動耐容能が有意に改善された.非摂取群では,各評価項目に有意な変化はみられなかった.以上の成績から呼吸リハビリとBCAA強化栄養剤の併用は,呼吸筋力,大腿四頭筋筋力,運動耐容能の改善に有効である可能性が示唆された.</p>
  • 塩谷 隆信, 佐竹 將宏, 高橋 仁美, 菅原 慶勇, 清川 憲孝, 笠井 千景, 渡邉 暢, 本間 光信, 佐藤 一洋, 加賀谷 斉
    日本呼吸管理学会誌 16(1) 128-128 2006年6月  
  • 渡邊 美香, 加賀谷 斉, 才藤 栄一, 早川 美和子, 高橋 仁美, 菅原 慶勇, 笠井 千景, 清川 憲孝, 藤井 清佳, 塩谷 隆信
    日本呼吸管理学会誌 16(1) 131-131 2006年6月  
  • 藤井 清佳, 高橋 仁美, 菅原 慶勇, 笠井 千景, 清川 憲孝, 渡邊 暢, 本間 光信, 加賀谷 斉, 佐竹 將宏, 塩谷 隆信
    日本呼吸管理学会誌 16(1) 138-138 2006年6月  
  • 清川 憲孝, 高橋 仁美, 菅原 慶勇, 笠井 千景, 渡邊 暢, 藤井 清佳, 本間 光信, 加賀谷 斉, 佐竹 將宏, 塩谷 隆信
    日本呼吸管理学会誌 16(1) 146-146 2006年6月  
  • 笠井 千景, 高橋 仁美, 菅原 慶勇, 清川 憲孝, 渡邊 暢, 藤井 清佳, 本間 光信, 加賀谷 斉, 佐竹 將宏, 塩谷 隆信
    日本呼吸管理学会誌 16(1) 148-148 2006年6月  
  • 高橋 仁美, 菅原 慶勇, 笠井 千景, 清川 憲孝, 渡邊 暢, 藤井 清佳, 本間 光信, 加賀谷 斉, 佐竹 將宏, 塩谷 隆信
    日本呼吸管理学会誌 16(1) 159-159 2006年6月  
  • 加賀谷 斉, 才藤 栄一, 早川 美和子, 渡邊 美香, 加賀 順子, 高橋 仁美, 菅原 慶勇, 笠井 千景, 清川 憲孝, 塩谷 隆信
    日本呼吸管理学会誌 16(1) 161-161 2006年6月  
  • 菅原 慶勇, 高橋 仁美, 清川 憲孝, 山田 公子, 伽羅谷 千加子, 佐々木 智好, 本間 光信, 加賀谷 斉, 佐竹 將宏, 塩谷 隆信
    日本呼吸管理学会誌 16(1) 187-187 2006年6月  
  • 清川 憲孝, 高橋 仁美, 菅原 慶勇, 笠井 千景, 渡邊 暢, 藤井 清佳, 本間 光信, 加賀谷 斉, 佐竹 將宏, 塩谷 隆信
    日本呼吸管理学会誌 16(1) 247-247 2006年6月  
  • 加賀谷 斉, 才藤 栄一, 早川 美和子, 渡邊 美香, 高橋 仁美, 菅原 慶勇, 笠井 千景, 清川 憲孝, 渡邊 暢, 塩谷 隆信
    日本呼吸管理学会誌 16(1) 249-249 2006年6月  
  • 佐竹 將宏, 塩谷 隆信, 高橋 仁美, 菅原 慶勇, 笠井 千景, 清川 憲孝, 渡邊 暢, 藤井 清佳, 加賀谷 斉
    理学療法学 = The Journal of Japanese Physical Therapy Association 33 2006年5月  
  • 高橋 仁美, 菅原 慶勇, 笠井 千景, 清川 憲孝, 渡邊 暢, 藤井 清佳, 加賀谷 斉, 本間 光信, 佐竹 將宏, 塩谷 隆信
    理学療法学 = The Journal of Japanese Physical Therapy Association 33 2006年5月  
  • 加賀谷 斉
    リハビリテーション医学 43(Suppl.) S180-S180 2006年5月  
  • 清川憲孝, 高橋仁美, 菅原慶勇, 笠井千景, 渡邊暢, 藤井清佳, 加賀谷斉, 本間光信, 佐竹將宏, 塩谷隆信
    日本呼吸管理学会誌 15(3) 410-416 2006年4月28日  
  • 清川憲孝, 高橋仁美, 菅原慶勇, 笠井千景, 渡邊暢, 藤井清佳, 加賀谷斉, 本間光信, 佐竹將宏, 塩谷隆信
    日本呼吸管理学会誌 15(3) 417-422 2006年4月28日  
    <p>呼吸リハビリテーションを行った慢性閉塞性肺疾患(chronic obstractive pulmonary disease ; COPD)患者を2003年に改訂されたGlobal Initiative for Chronic Obstructive Lung Disease ; GOLDの病期分類により重症度別に分け,各群における呼吸リハの効果を比較検討した.結果,有意な改善が認められた項目に多少の相違はあったが,当院で行っている低強度のプログラムは,いずれの病期においても効果があり,適応になると考えられた.</p>
  • 佐竹将宏, 塩谷隆信, 高橋仁美, 菅原慶勇, 笠井千景, 清川憲孝, 渡辺暢, 藤井清佳, 加賀谷斉
    理学療法学 33(Supplement 2) 254-D0507 2006年4月20日  
    【はじめに】慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の労作時に生じる呼吸困難は、身体を動かすことへの不安を与え、日常では座ってばかりの生活が多くなる。このような生活は、deconditioningという身体機能の低下を招き、日常生活活動および健康関連QOLの低下をきたす。しかしながら、COPD患者の労作時の呼吸困難のメカニズムには不明な点が多い。我々は、運動負荷試験を行い各種呼気ガス分析指標と呼吸困難感から、運動負荷試験時に生じる呼吸困難感について検討した。<BR>【方法】対象はCOPD患者12名(男性11名、平均年齢72±7歳、%1秒量53.6±22.1%)であった。運動負荷試験として、自転車エルゴメータ試験(CET)、6分間歩行試験(6MWT)、シャトル歩行試験(SWT)の3種類を行った。CETは50RPMにて1分ごとに10ワットずつ負荷を増した。6MWTは1周88mの院内廊下にて測定した。SWTはSinghらの方法に準じた。すべての運動負荷試験において、呼気ガス、呼吸困難感などを測定した。呼気ガス分析には、携帯型呼気ガス分析装置(MetaMax 3B、コルテックス社製)を用い、breath by breathにて分時換気量(V(dot)E)、酸素摂取量(V(dot)O<SUB>2</SUB>)、呼吸数などを求めた。呼吸困難感は10段階の修正ボルグスケールにて1分ごとに記録した。<BR>【結果】CETにおける最大負荷量は77.5±31.9 wattsであった。最大歩行距離は6MWTで490.6±93.0m、SWTで360.8±155.5mであった。最大V(dot)Eは、CETで28.5±11.1L/min、6MWTで25.5±6.9L/min、SWTで28.6±11.1L/min、最大V(dot)O<SUB>2</SUB>は、CETで13.9±3.6ml/min/kg、6MWTで12.6±2.0 ml/min/kg、SWTで14.2±4.6 ml/min/kg、最大呼吸困難感はCETで6.8±2.3、6MWTで6.0±2.7、SWTで5.8±1.9であり、いずれも各運動負荷試験間で有意差がみられなかった。運動負荷試験中の各種呼気ガス分析指標の変化は,CETでは分時換気量と1回換気量は漸増しているが、呼吸数は2分以降ほとんど増加しなかった。6MWTでは1回換気量は2分以降増加がみられないが、呼吸数は漸増した。SWTでは分時換気量、1回換気量、呼吸数ともに漸増した。<BR>【考察】COPD患者の運動時の息切れの主因は動的肺過膨張といわれ,それは呼気時に呼吸器系の力学的な平衡点に達する前に吸気が開始されるために生ずる。今回、我々の結果から、6MWTでは運動開始から6分まで呼吸数は増加し続けたが、1回換気量は2分以降ほとんど増加を示さなかった。よって、6MWTにおける呼吸困難感の増加は、呼吸数と1回換気量との関係による動的肺過膨張の増強に起因する可能性が推定された。<BR>
  • 高橋仁美, 菅原慶勇, 笠井千景, 清川憲孝, 渡辺暢, 藤井清佳, 加賀谷斉, 本間光信, 佐竹将宏
    理学療法学 33(Supplement 2) 256-D0511 2006年4月20日  
    【はじめに】呼吸リハビリテーション(リハ)の効果を維持させるには,在宅での運動療法を中心としたプログラムが重要となる.運動療法は一般に高強度が効果的とされているが,その実施継続性は低い.そこで我々は,在宅で椅子に座って行える低強度の「座ってできるCOPD体操」を考案し,COPD患者に実際に施行した.今回,本内容を紹介し,その実施率と効果について報告する.<BR>【プログラム】1回/2週で外来受診させ,理学療法士は呼吸介助,運動療法の指導を行う.在宅で行う運動療法は,これまで鉄亜鈴や重錘バンドなどを用いた筋力強化や歩行が中心としていた.しかし,道具を使った筋力強化や真冬,雨天時などの屋外歩行は継続できないという患者の指摘があった.そこで,これらの運動と交換可能な道具を使用しない「座ってできるCOPD体操」を考案し,導入した.この体操は,1)頸,肩,胸郭のストレッチ(3種類),2)等尺性収縮での上下肢筋力強化(4種類),3)椅子に腰掛けた状態で行う有酸素運動(4種類),で構成されている.有酸素運動の運動強度は修正Borg scale(BS)で2とし,1回20分以上の継続,頻度は3回/週以上としている.BS2で行う有酸素運動は,最大酸素摂取量の40~50%と低強度であった.<BR>【対象と方法】対象は,当院呼吸器内科に通院中の安定期のCOPD患者14例(男性13例,女性1例)で,平均年齢は71歳であった.肺活量2.88±0.63,%肺活量91.6±19.5,努力性肺活量2.67±0.64,1秒量1.22±0.56,1秒率47.9±15.1であった.評価項目は,呼吸機能,呼吸筋力,6分間歩行テスト(6MWT),6MWT後のBS,およびChronic Respiratory Disease Questionnaire(CRQ)で,これらを座ってできるCOPD体操の施行前と施行後3ヵ月後に測定した.<BR>【結果】座ってできるCOPD体操の在宅での継続・実施率は,道具を使った筋力強化と屋外での歩行を中心としたプログラムを行っていた当時よりも向上していた.また,6NWTやCRQなどで有意な改善を認めた.<BR>【考察】呼吸リハの効果維持には,運動を日常生活で習慣化するなど,在宅呼吸リハを継続させることが重要である.継続性を重視した在宅での運動療法は,低強度の運動療法が現実的と考えられる.また,従来から我々は,日誌の記入,訪問リハ,訪問看護などや患者さんとその家族に呼吸リハの目的,意義などにつて十分に理解してもらうための教育(呼吸教室)も行っており,これらも継続性を高めるために貢献していると考えられる.さらに,患者会も発足し,この会は仲間同士で自分の経験を話し合ったりすることでピアカウンセリングにも繋がり,モチベーションアップに効果的に働いていると思われる.<BR>【まとめ】我々の考案した低強度のプログラムは,在宅における継続・実施率が高く,運動耐容能,健康関連QOLなどにも効果的であることが示された.<BR>
  • 清川 憲孝, 高橋 仁美, 菅原 慶勇, 笠井 千景, 渡邊 暢, 藤井 清佳, 加賀谷 斉, 本間 光信, 佐竹 將宏, 塩谷 隆信
    日本呼吸管理学会誌 15(3) 410-416 2006年4月  
    在宅中心の包括的呼吸リハビリテーションを施行した慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease;COPD)患者を,Chronic Respiratory Disease Questionnaire;CRQの臨床的に意味のある最小の変化量(minimum clinically important difference;MCID)により改善群と非改善群に分け,3ヵ月間の呼吸リハが健康関連quality of life;HRQOLの改善に影響を及ぼす要因を検討した.結果,HRQOLの改善には抑うつと不安が影響を与える可能性が示唆された(著者抄録)
  • 加賀谷斉
    モダンフィジシャン 26(1) 80-81 2006年1月15日  
  • 山田 公子, 渡邊 暢, 加賀谷 斉, 本間 光信, 伊藤 登茂子, 佐竹 將宏, 塩谷 隆信, 伽羅谷 千加子, 渡部 郁子, 佐々本 智好, 高橋 仁美, 菅原 慶勇, 笠井 千景, 清川 憲孝, 藤井 清佳
    日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 16(2) 322-328 2006年  
    <p>呼吸リハビリテーションを継続実施している安定期慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者21名を対象として,CoQ<sub>10</sub>含有栄養調整食(ライフロン<sup>®</sup>Q<sub>10</sub> ; ライフロン)摂取群(ライフロン摂取群)とライフロン非摂取群に分け栄養指導を行った.次に,ライフロン摂取前と摂取3ヵ月後に,両群において,摂取エネルギー,身体組成,血液生化学検査成績について比較検討を行った.その結果,ライフロン摂取群では,3ヵ月後にエネルギー充足率,蛋白質充足率,皮下脂肪率,ヘモグロビンにおいて有意な改善がみられた.ライフロン非摂取群では,エネルギー充足率および皮下脂肪率に有意な改善がみられた.両群においてBMI,LBM, アルブミンおよび上腕筋囲には有意の変化はみられなかった.以上の成績から,安定期COPD患者の栄養指導において,CoQ<sub>10</sub>含有栄養調整食ライフロンの併用は,蛋白質充足率および貧血の改善に有効である可能性が示唆された.</p>
  • 菅原慶勇, 高橋仁美, 清川憲孝, 笠井千景, 渡辺暢, 藤井清佳, 加賀谷斉, 本間光信, 佐竹将宏, 塩谷隆信
    日本呼吸管理学会誌 15(2) 251-255 2005年12月9日  
    <p>呼吸リハビリテーション(リハ)を3ヵ月以上継続して施行したCOPD患者56名をPImaxが 60 cmH<sub>2</sub>O 以下の群と60 cmH<sub>2</sub>Oを超える群に分け,呼吸リハの効果を検討した.結果,60 cmH<sub>2</sub>O を超える群は,%VC,FRC, PEmax, 6MWT及びCRW (total, mastery)が有意に改善していた.60 cmH<sub>2</sub>O 以下の群は,VC, %VC, FVC, FEV<sub>1.0</sub>, RV/TLC,胸郭拡張差,PImax, PEmax, 6MWT および CRQ (totalと各領域)が有意に改善していた.改善率の比較では,呼吸機能,胸郭拡張差,呼吸筋力,6MWT, Borg scale, HRQoLのいずれの指標においても両群間に差を認めなかった.呼吸リハは,60 cmH<sub>2</sub>O 以下の群において効果的であった.</p>
  • 鎌田直子, 阿部留美子, 高橋仁美, 菅原慶勇, 笠井千景, 清川憲孝, 渡辺暢, 藤井清佳, 加賀谷斉, 本間光信, 佐竹将宏, 塩谷隆信
    日本呼吸管理学会誌 15(2) 260-263 2005年12月9日  
    <p>在宅酸素療法患者107名を対象に日常生活活動状況(activities of daily living: ADL),介護保険認定状況,および身体障害者手帳取得状況を調査し,それぞれの関連について検討した.介護認定を受けているものは44%で,ADLと各介護度に有意な相関関係を認めた.手帳取得率は90.7%で,ADLと障害等級には相関関係が認められなかった.また,障害等級と介護度についても相関関係は認められなかった.</p>
  • 加賀谷 斉, 馬場 尊, 才藤 栄一, 岡田 澄子, 横山 通夫, 尾関 保則, 長江 恩, 山村 怜子, 三串 伸哉
    日本摂食・嚥下リハビリテーション学会雑誌 9(3) 375-375 2005年12月  
  • 加賀谷 斉, 高橋 仁美, 菅原 慶勇, 黒田 利樹, 高濱 正人
    日本整形外科學會雜誌 = The Journal of the Japanese Orthopaedic Association 79(11) 903-903 2005年11月25日  
  • 加賀谷斉, 高橋仁美, 菅原慶勇, 笠井千景, 清川憲孝, 渡辺暢, 藤井清佳, 沢田石智子, 本間光信, 塩谷隆信
    総合リハビリテーション 33(9) 871-874 2005年9月10日  
    COPD患者44例を対象に,安定期にあるCOPD患者の抑うつ,不安に影響を及ぼす因子の検討を行った.COPD患者の抑うつには呼吸困難感と1回換気量,不安にはBorg scaleと疲労感が関係しており,呼吸リハビリテーションによる抑うつ,不安の改善は呼吸困難感と疲労感の改善に伴う可能性が示唆された
  • 加賀谷 斉, 高橋 仁美, 菅原 慶勇, 笠井 千景, 清川 憲孝, 渡邊 暢, 藤井 清佳, 澤田石 智子, 本間 光信, 塩谷 隆信
    総合リハビリテーション 33(9) 871-874 2005年9月  
    COPD患者44例を対象に,安定期にあるCOPD患者の抑うつ,不安に影響を及ぼす因子の検討を行った.COPD患者の抑うつには呼吸困難感と1回換気量,不安にはBorg scaleと疲労感が関係しており,呼吸リハビリテーションによる抑うつ,不安の改善は呼吸困難感と疲労感の改善に伴う可能性が示唆された
  • 加賀谷斉, 馬場尊, 才藤栄一, 横山通夫, 尾関保則, 三串伸哉, 岡田澄子, 村岡慶裕, 肥田岳彦
    日本摂食嚥下リハビリテーション学会雑誌 9(2) 195-198 2005年8月31日  
  • 高橋仁美, 菅原慶勇, 笠井千景, 清川憲孝, 渡辺暢, 藤井清佳, 加賀谷斉, 本間光信, 佐竹将宏, 塩谷隆信
    呼吸器ケア 3(8) 848-855 2005年8月1日  
  • 高橋 仁美, 菅原 慶勇, 笠井 千景, 清川 憲孝, 渡邊 暢, 藤井 清佳, 加賀谷 斉, 本間 光信, 佐竹 將宏, 塩谷 隆信
    呼吸器ケア 3(8) 848-855 2005年8月  
    呼吸器に対する理学療法の対象となる患者は,現在,慢性期のみならず,急性期の人工呼吸管理下の患者,あるいは人工呼吸器から離脱困難な長期人工呼吸患者と多岐にわたっている.わが国で行われている呼吸理学療法には,リラクセーション,呼吸練習,胸郭可動域運動,呼吸筋トレーニング,排痰法,運動療法,ADLトレーニングなどがある.その中でも運動療法を中心とした呼吸理学療法は最も有益な種目であり,疾患の重症度にかかわらずその有効性が認められている(著者抄録)
  • 加賀谷 斉, 馬場 尊, 才藤 栄一, 横山 通夫, 尾関 保則, 三串 伸哉, 岡田 澄子, 村岡 慶裕, 肥田 岳彦
    日本摂食・嚥下リハビリテーション学会雑誌 9(2) 195-198 2005年8月  
    嚥下障害の中で喉頭挙上が不十分な咽頭期嚥下障害に対して機能的電気刺激による喉頭挙上再建が提唱され始めているが,舌骨上筋群のモーターポイントについて詳述した報告はみられない.われわれはオトガイ舌骨筋,顎二腹筋前腹,顎舌骨筋のモーターポイントの検索を解剖学的に行った.藤田保健衛生大学2004年度解剖学実習遺体4体の舌骨上筋群への神経筋枝が筋膜を貫通する部位と筋枝長を測定した.オトガイ舌骨筋枝が筋膜を貫通する部位は舌骨上縁から平均2.1cm頭側,正中から平均0.8cm外側であり,筋枝長は平均2.8cmであった.顎二腹筋前腹筋枝は舌骨上縁から平均2.3cm頭側,正中から平均2.2cm外側で筋膜を貫通し,筋枝長は平均2.7cmであった.顎舌骨筋枝は顎二腹筋前腹と同じ部位で筋膜を貫通し,筋枝長は平均2.2cmであった.機能的電気刺激に用いる埋め込み電極には筋内電極,筋膜上電極,神経周囲電極,神経内電極の4種類があるが,現時点では電極としては筋内電極が第一選択と思われた(著者抄録)
  • 鎌田直子, 阿部留美子, 高橋仁美, 菅原慶勇, 清川憲孝, 渡辺暢, 加賀谷斉, 本間光信, 佐竹将宏, 塩谷隆信
    日本呼吸管理学会誌 15(1) 166 2005年6月30日  

書籍等出版物

 11

講演・口頭発表等

 28

共同研究・競争的資金等の研究課題

 21

教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)

 1
  • 件名
    -
    開始年月日
    2009
    終了年月日
    2014
    概要
    「リハビリテーション・介護」の講義で音声,動画を使用している.

その他教育活動上特記すべき事項

 1
  • 件名
    -
    開始年月日
    2012
    終了年月日
    2014
    概要
    M6学生の指導を行っている