研究者業績

日比谷 信

ヒビヤ マコト  (Makoto Hibiya)

基本情報

所属
藤田医科大学 医療科学部 医療検査学科 臨床工学分野 教授 (学長補佐(教育))
学位
博士(医学)

J-GLOBAL ID
200901076744788140
researchmap会員ID
1000173909

研究分野

 1

論文

 23

MISC

 78
  • 三澤健治, 石川隆志, 山内章弘, 秋山泰一, 海江田章, 小野正人, 三船博子, 伊藤康宏, 日比谷信, 服部良信
    体外循環技術 26(2) 74-78 1999年10月  査読有り
    IL-1β,IL-2,IL-3,IL-6,IL-8について,麻酔導入後から体外循環離脱まで経時的に測定し,IL-6,IL-8については,血液温度による影響を比較検討した。対象は,当院にて1997年6月から1998年5月までに開心術を施行した25症例で,中等度低体温体外循環群11例(A群)と軽度低体温体外循環群14例(B群)に分類した。A群のみで検討したIL-1β,IL-2,IL-3では,IL-1β は検出されず,IL-2,IL-3はわずかの上昇のみが認められた。IL-6,IL-8は,A群,B群で体外循環開始とともに急激に増加し,ポンプ終了直前で最高値を認めた。IL-6は復温直前,ポンプ終了直前,硫酸プロタミン投与後15分において,B群のほうが有意な高値を示した。軽度低体温体外循環では,IL-6の放出が亢進しているものと考えられた。
  • 伊藤 康宏, 服部 良信, 山本 徹, 武田 功, 黄木 照世, 香ノ木 富美, 石川 隆志, 山内 章弘, 秋山 泰一, 小野 正人, 海江田 章, 三澤 健司, 三船 博子, 日比谷 信, 井平 勝, 入山 正, 杉村 修一郎
    藤田学園医学会誌 23(1) 95-97 1999年9月  
    軽度低体温体外循環と中等度低体温体外循環におけるサイトカインの血中濃度変化を比較的検討した.IL6は軽度低体温で有意に増加したがIL1β,IL8では差は認めなかった
  • 伊藤康宏, 日比谷信, 石川隆志, 豊崎正人, 山内章弘, 秋山泰一, 海江田章, 三沢健治, 三船博子, 井平 勝, 福島玲奈, 服部良信
    体外循環技術 26(4) 44-47 1999年9月  査読有り
  • 伊藤康宏, 日比谷信, 石川隆志, 豊崎正人, 山内章弘, 秋山泰一, 海江田章, 三澤健治, 三船博子, 井平勝, 福島玲奈, 服部良信
    体外循環技術 26(4) 44-47 1999年9月  査読有り
    【要旨】体外循環を用いた開心術症例群と肺切除術症例群における,血中サイトカイン誘導の比較検討を行った。対象は体外循環群10例,肺切除群9例である。IL-1β,IL-6,IL-10およびTGF-β1の術前および術直後の血中濃度を測定した。体外循環例ではIL-1β,IL-6,IL-10およびTGF-β1ともに有意に増加したが,肺切除例ではIL-1βおよびTGF-β1は増加しなかった。IL-6,IL-10の増加は体液性免疫能に関与しており,両群ともに体液性免疫機構の発現が示唆された。しかし,抑制性サイトカインであり,細胞性免疫能に関与するTGF-β1の増加は肺切除例ではみられなかった。これらのことから,体外循環群は体液性免疫機構のみならず,細胞性免疫機構をも活性化することが示唆され,体外循環群の生体におよぼす非生理的侵襲の強さが示された。
  • 三船 博子, 石川 隆志, 山内 章弘, 秋山 泰一, 海江田 章, 豊崎 正人, 三澤 健治, 福島 玲奈, 日比谷 信, 井平 勝
    体外循環技術 26(3) 50-50 1999年8月  
  • 伊藤 康宏, 日比谷 信, 石川 隆志, 小野 正人, 山内 章弘, 秋山 泰一, 海江田 章, 三澤 健治, 三船 博子, 井平 勝
    体外循環技術 26(3) 73-73 1999年8月  
  • 大橋 篤, 日比谷 信, 今井洋一郎, 内藤純子, 中上 寧, 加藤政雄, 芳川博人, 鳥羽貴子, 久志本浩子, 勝又秀樹, 村上和隆, 長谷川みどり, 富田 売, 長谷川 寛, 鹿野昌彦, 川島司郎
    腎と透析 47 175-178 1999年8月1日  
  • 伊藤康宏, 服部良信, 杉村修一郎, 酒井浩美, 原田康夫, 石川隆志, 秋山泰一, 小野正人, 杉村裕志, 星野竜, 山本徹, 入山正, 日比谷信
    藤田学園医学会誌 22(1) 107-110 1999年5月  査読有り
  • 海江田章, 石川隆志, 山内章弘, 高須賀広久, 秋山泰一, 三澤健治, 小野正人, 三船博子, 服部良信, 小林靖典, 日比谷信, 井平勝
    体外循環技術 24(2) 30-34 1998年10月  査読有り
    1996年9月から1997年4月までに,中等度低体温を併用した開心術12症例を対象に,術中脳モニタリングの方法として,通常の脳波より客観性および認識性に優れている脳波マッピングについて検討を行った。脳波マッピングの変化は,麻酔開始により脳波の徐波化によるdelta,theta帯域のパワー値の増加が見られ,体外循環開始とともにパワー値が低下し,最低直腸温時に最も低くなり,体外循環終了直後でも麻酔開始時までには復帰しなかった。今回検討を行った脳波マッピングは,各周波数帯域の成分分布や左右差の有無が視覚的に容易に可能であり,臨床上客観的評価のできる方法であると考えられた。
  • 秋山泰一, 石川隆志, 山内章弘, 高須賀広久, 川口和紀, 海江田章, 小野正人, 井平 勝, 日比谷信, 服部良信
    体外循環技術 23(1) 50-56 1997年6月  査読有り
  • M Hibiya, R Teradaira, K Shimpo, T Matsui, T Sugimoto, T Nagatsu
    JOURNAL OF CHROMATOGRAPHY B 691(1) 223-227 1997年3月  査読有り
    We previously reported a HPLC assay method using fluorimetric detection for the simultaneous determination of urinary N-2-(3-aminopropyl)biopterin (oncopterin, a natural pteridine newly found in urine from cancer patients), biopterin and neopterin. We now have observed that an unknown substance, which may be derived from methotrexate, in urine from a patient with stomach cancer interfered with the assay of oncopterin and demonstrated that oncopterin could be completely separated from the unidentified substance by HPLC using a Nucleosil 100-5SA strong cation-exchange column. Furthermore, oncopterin was not detectable by this HPLC-fluorimetric method in urine samples from patients with stomach cancer who were not treated with methotrexate. The content of urinary oncopterin from cancer patients is supposed to be very low, with less than 1 mu mol/mol creatinine. The present results indicate that the peak found with elution from the C-18 column was a methotrexate-derived compound and co-eluted with the analyte oncopterin.
  • 石川隆志, 井平勝, 山内章弘, 高須賀広久, 小野正人, 日比谷信, 伊藤康宏, 服部良信
    体外循環技術 22(1) 50-56 1997年2月  査読有り
    脳動脈瘤破裂によるクモ膜下出血(WFNS Grade I)症例に対し,開胸式体外循環を用い直達クリッピング術を施行した。症例は,46歳男性。軽度の頭痛により発症し,椎骨動脈造影,3D-CT(HES-CT)により,左右椎骨動脈合流部に窓を形成した巨大(15×20mm)な動脈瘤を認めた。瘤の発症部位および形状から,通常の低血圧麻酔によるクリッピング術では,瘤破裂の危険が大きく,脳幹部への影響も危惧されるため,循環遮断の可能性を考慮し,開胸式低体温体外循環を併用した。体外循環は,開心術と同様の回路を用い,右房落差1本脱血,上行大動脈定常流ローラポンプ送血を行った。低体温(26℃),心拍動下に低血圧(動脈圧40mmHg)にすることにより,瘤剥離が可能となり,3カ所のクリッピングを施行した(体外循環時間:119分)。術中,ヘパリン加による頭部術野からの出血量が問題となった。また,複科による合同手術を行う際,各科,各部署の密な連絡が重要であり,チーム医療の重要性を再認識した。
  • 小野正人, 石川隆志, 井平勝, 山内章弘, 高須賀広久, 伊藤康宏, 服部良信, 日比谷信
    体外循環技術 22(1) 44-49 1996年2月  査読有り
  • 井平勝, 石川隆志, 山内章弘, 高須賀広久, 新典雄, 横山悦春, 服部良信, 伊藤康宏, 日比谷信
    体外循環技術 20(1) 44-48 1996年2月  査読有り
  • M HIBIYA, R TERADAIRA, T SUGIMOTO, K FUJITA, T NAGATSU
    JOURNAL OF CHROMATOGRAPHY B-BIOMEDICAL APPLICATIONS 672(1) 143-148 1995年10月  査読有り
    A high-performance liquid chromatographic method is described for the simultaneous determination of N-2-(3-aminopropyl)biopterin (oncopterin, a newly found natural pteridine in urine from cancer patients), biopterin, and neopterin in urine. For the detection and quantification of the compounds, fluorometry was used. Using Develosil ODS K-5 and Develosil ODS HG-5 reversed-phase columns and a Nucleosil 100-5SA strong cation-exchange column, oncopterin, biopterin, and neopterin in urine were completely separated and assayed simultaneously by fluorescence detection. Similar values of oncopterin were obtained using each of the three columns, and the Develosil ODS K-5 reversed-phase column gave the most satisfactory separation. The sensitivity was high enough to measure 1 pmol of each pteridine. The HPLC method was highly reproducible. Our preliminary results indicate that oncopterin could be a most sensitive marker for cancer.
  • 石川隆志, 日比谷信, 井平勝, 山内章弘, 高須賀広久, 新典雄, 服部良信, 横山悦春, 伊藤康宏
    体外循環技術 19(1) 69-72 1994年3月  査読有り
  • 高須賀広久, 日比谷信, 石川隆志, 井平勝, 山内章弘, 新典雄, 服部良信, 横山悦春, 伊藤康宏
    体外循環技術 19(1) 73-76 1994年3月  査読有り
  • 日比谷信
    愛知県臨床工学技士会誌 (3) 6-17 1994年3月  
  • 横山悦春, 服部良信, 日比谷信, 石川隆志, 山内章弘, 高須賀広久, 新典雄, 桜井尚, 井平勝, 伊藤康宏
    体外循環技術 18(2) 52-56 1993年7月  査読有り
  • 日比谷信, 石川隆志, 山内章弘, 高須賀広久, 新典雄, 服部良信, 横山悦春, 伊藤康宏
    体外循環技術 17(2) 22-25 1992年9月  査読有り
  • 松田昌浩, 服部良信, 杉村修一郎, 篠原力雄, 日比谷信, 小澤勝男, 入山正, 平野美紀, 松山孝昭, 武田功, 上松正尚, 加納秀記
    藤田学園医学会誌 15(1) 87-90 1992年2月  査読有り
  • 伊藤康宏, 服部良信, 日比谷信, 石川隆志, 山内章弘, 高須賀広久, 新典雄, 横山悦春
    体外循環技術 17(2) 43-45 1991年9月  査読有り
  • 篠原力雄, 日比谷信, 石川隆志, 高須賀広久, 山内章弘, 伊藤圓, 石黒伊三雄, 国立久雄
    藤田学園医学会誌 15(2) 115-119 1991年9月  査読有り
  • 山内章弘, 日比谷信, 石川隆志, 服部良信, 横山悦春
    体外循環技術 16(1) 123-124 1990年4月  査読有り
  • Yasushi Akahori, Hiroshi Handa, Kenji Imai, Masumi Abe, Kohzoh Kameyama, Makoto Hibiya, Hisashi Yasui, Kazuhiko Okamura, Morihiro Naito, Hiroshi Matsuoka, Yoshikazu Kurosawa
    Nucleic Acids Research 16(20) 9497-9511 1988年10月25日  査読有り
    Noncoding regions within the cluster of immunoglobulin heavy chain constant genes in the human genome contained a number of repeats. In the μ-δ intron, two repeating units were contained. One 442-base-long fragment located JH-μ intron ( defined as "sigma μ(σμ)") occupied the position in the μ-σ intron. The other 1166-base-long fragment located somewhere in front of S (class switch) region of Cγ gene was also found in the μ-δ intron. We defined the repeats in the μ-δ intron as "SIGMA (Σ)". The polarities of the longer repeats in the genome were opposite between the μ-δ intron and the upstreams of Cγ genes. These inverted copies (defined as σγ3 and σγ4), located 6 kb upstream of their respective Cγ's, were apparently transcribed in vitro, via RNA polymerase III and transcripts should have contained tRNA-like structures. Small DNA fragments capable of encoding tRNA-like structures were also found in corresponding regions of mouse Ig Cγ cluster. © 1988 IRL Press Limited, Oxford, England.
  • 横山悦春, 服部良信, 根木浩路, 伊藤康宏, 田裕光, 日比谷信, 石川隆志, 山内章弘, 加藤政雄, 早川敏, 井平勝, 高須賀広久
    体外循環技術 14(1) 96-98 1988年2月  査読有り
  • 加藤政雄, 伊藤康宏, 日比谷信, 入山正, 服部良信, 渡邉浩次
    体外循環技術 12(1) 87-89 1986年1月  査読有り

書籍等出版物

 16

講演・口頭発表等

 49

共同研究・競争的資金等の研究課題

 2

教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)

 7
  • 件名
    -
    終了年月日
    2009/10/26
    概要
    藤田保健衛生大学短期大学平成21年度FD研修会「藤田保健衛生大学を知る」に参加。
  • 件名
    -
    終了年月日
    2010/08/04
    概要
    藤田保健衛生大学第3回医療科学部相互研修FD「戦略的FD活動を実りあるものとするためのPDCAサイクルの位置づけ」に参加。
  • 件名
    -
    終了年月日
    2011/08/02
    概要
    藤田保健衛生大学第4回医療科学部相互研修FD「より良い授業のために -話し方から成績評価まで-」「地震対策について」に参加。
  • 件名
    -
    終了年月日
    2011/12/26
    概要
    藤田保健衛生大学医療科学部分かり易い教育を考える「コア・カリキュラム勉強会」に参加。
  • 件名
    -
    終了年月日
    2012/08/07
    概要
    藤田保健衛生大学第5回医療科学部相互研修FD「ティーチング・ポートフォリオTPの導入・活用の実際と課題」「学内実習・臨床実習の現状と課題」に参加。
  • 件名
    -
    終了年月日
    2013/03/13
    概要
    第5回藤田保健衛生大学医学・医療教育ワークショップ「高学年アセンブリで行うTBL(チーム基盤型学習)のためのワークショップ」に参加。
  • 件名
    -
    終了年月日
    2013/08/06
    概要
    藤田保健衛生大学第6回医療科学部相互研修FD「学生の成長と学習効果を高める評価」に参加。分科会にて「資格試験対策の現状と将来展望」を発表。

作成した教科書、教材、参考書

 5
  • 件名
    臨床工学入門(医用機器安全管理学)
    終了年月日
    2011/09/03
    概要
    国家試験受験対策テキストとして作成。臨床工学技士国家試験の第1回から第23回までの問題の内、医用機器安全管理学に関する問題を平成19年度臨床工学技士国家試験出題基準の項目にしたがって解説した。
  • 件名
    臨床工学入門 改訂版(医用機器安全管理学)
    終了年月日
    2012/04
    概要
    国家試験受験対策テキストとして作成。臨床工学技士国家試験の第1回から第24回までの問題の内、医用機器安全管理学に関する問題を解説した。
  • 件名
    臨床工学入門 追補1(医用機器安全管理学)
    終了年月日
    2012/09
    概要
    国家試験受験対策テキストとして作成。臨床工学技士国家試験第25回の問題の内、医用機器安全管理学に関する問題を解説した。
  • 件名
    臨床工学入門 改訂版2(医用機器安全管理学)
    終了年月日
    2013/03/01
    概要
    国家試験受験対策テキストとして作成。臨床工学技士国家試験の第1回から第25回までの問題の内、医用機器安全管理学に関する問題を解説した。
  • 件名
    臨床工学入門 追補2(医用機器安全管理学)
    終了年月日
    2013/09
    概要
    国家試験受験対策テキストとして作成。臨床工学技士国家試験第26回の問題の内、医用機器安全管理学に関する問題を解説した。

その他教育活動上特記すべき事項

 2
  • 件名
    -
    開始年月日
    2012/04/01
    概要
    藤田保健衛生大学医療科学部 教務委員会 委員
  • 件名
    -
    開始年月日
    2012/04/01
    概要
    藤田保健衛生大学医療科学部 臨床工学科 国試対策委員会 委員長