研究者業績

日比谷 信

ヒビヤ マコト  (Makoto Hibiya)

基本情報

所属
藤田医科大学 医療科学部 医療検査学科 臨床工学分野 教授 (学長補佐(教育))
学位
博士(医学)

J-GLOBAL ID
200901076744788140
researchmap会員ID
1000173909

研究分野

 1

論文

 23
  • 山城 知明, 豊崎 正人, 藤浦 拓也, 杉浦 美佐子, 山本 賢, 伊藤 康宏, 日比谷 信, 石川 隆志
    体外循環技術 43(2) 84-88 2016年6月  査読有り
  • 山城 知明, 豊崎 正人, 藤浦 拓也, 辻川 圭介, 杉浦 美佐子, 山本 賢, 石川 隆志, 伊藤 康宏, 日比谷 信, 石川 寛, 高木 靖
    体外循環技術 43(1) 48-49 2016年3月  
  • 藤浦 拓也, 豊崎 正人, 石川 隆志, 山内 章弘, 山本 賢, 石田 沙織, 山城 知明, 杉浦 美佐子, 大野 花奈, 野田 美香, 日比谷 信, 渡邊 孝, 伊藤 康宏
    体外循環技術 42(1) 14-18 2015年6月  査読有り
  • 小川 真児ー, 雪竹 潤, 日比谷 信, 山崎 未来, 上原 史也, 豊崎 正人, 山本 賢, 山田 宏哉, 伊藤 康宏
    体外循環技術 42(2) 119-123 2015年3月  査読有り
  • 日比谷信
    JJECT 42(1) 1-7 2015年  査読有り
  • 伊藤 康宏, 深尾 英臣, 海江田 章, 石田 沙織, 藤原 麻未, 山本 賢, 豊崎 正人, 山城 知明, 石川 隆志, 川井 薫, 渡邊 孝, 日比谷 信
    体外循環技術 41(1) 11-14 2014年3月  査読有り
    補助循環中の症例から、連続する2週間に尿中に排泄された必須アミノ酸のトリプトファンの代謝産物のうち、キヌレニン経路からの代謝産物を測定した。比較対照として肝機能指標である総アルブミン、AST、肝臓で産生される腎機能指標BUNおよび炎症性ストレス反応物質であるCRP、プロカルシトニン、尿中コルチゾールを測定した。トリプトファン代謝は肝臓で行われるため、肝機能指標との関係が示された。また、トリプトファン代謝産物の経日的な動態から補助循環回路などに使われる可塑剤の影響が示唆された。更に、肝臓の重要な機能である栄養代謝のうち、エネルギー賦活源であるNADや解糖系への代謝障害が示唆され、栄養学的な観点からも重要な課題と考えられる。また、トリプトファン代謝産物と炎症性ストレス反応物質との間に高い相関係数が得られ、抗ストレス性、炎症反応との関連なども示された。
  • 山城 知明, 豊崎 正人, 山内 章弘, 山本 賢, 石田 沙織, 杉浦 美佐子, 藤浦 拓也, 伊藤 康宏, 日比谷 信, 石川 隆志
    体外循環技術 40(4) 492-495 2013年12月  査読有り
    慢性血栓塞栓性肺高血圧症(chronic thromboembolic pulmonary hypertension:CTEPH)は右心不全や呼吸不全を来す重篤な疾患である。内科的治療は予防的治療にしかならず、根治療法には外科的治療が必要である。当院では超低体温間歇的循環停止(deep hypothermic intermittent circulatory arrest:DHCA)下に肺動脈血栓内膜摘除術(pulmonary endarterectomy:PEA)を施行している。今回はCTEPHと診断され、DHCA下にPEAを行った112例を対象とし、術前後のNYHA分類、平均肺動脈圧(mPAP)、肺血管抵抗(PVR)、動脈血酸素分圧(PaO2)、脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)の比較と、体外循環時間、心停止時間、循環停止時間、合併症、術後経皮的心肺補助(percutaneous cardio pulmonary support:PCPS)・大動脈内バルーンパンピング(intra aortic balloon pumping:IABP)、挿管日数、集中治療室(ICU)滞在日数、転帰について検討した。結果、術前後のデータは有意に改善され、重篤な脳障害を認めず安全にDHCA下でのPEAが施行できた。また、CTEPHは重症呼吸・心不全症例のためPCPS導入の可能性は高く、速やかな導入に対応できる準備をしておく必要がある。
  • 石田 沙織, 豊崎 正人, 石川 隆志, 山内 章弘, 山本 賢, 梶原 梨穂香, 山城 知明, 杉浦 美佐子, 日比谷 信, 伊藤 康宏
    体外循環技術 40(1) 7-13 2013年3月  査読有り
    副腎皮質ホルモンや性ホルモンなどのステロイドホルモンはストレスの指標として評価されることが多い。また、体外循環中の高酸素状態によるラジカル発生にも対応していると考えられるが、体外循環中のステロイドホルモンに関する報告はほとんどない。今回我々はアンドロゲンに由来するステロイドホルモンが体外循環中に増減する条件を検討した。2011年5月から2011年7月までに待機的に単独大動脈置換術を施行した8例を対象とし、麻酔導入後、体外循環開始後、復温開始時、大動脈遮断解除後、硫酸プロタミン投与後のデヒドロエピアンドロステロン硫酸抱合体(DHEAs)、アンドロステンジオン、テストステロン、エストラジオールの血中濃度と、血液中の溶存ガス量とを比較検討した。その結果、pH・Paco2・HCO3-(BE)、Cao2(Sao2)との因果関係は認められなかったが、DHEAsとテストステロンでは血中濃度が高いほど血液中のPao2が低く、アンドロステンジオンとエストラジオールでも同様の傾向が認められ、ステロイドホルモンの血中濃度が体外循環中のPao2と関係する可能性が示唆された。
  • Kobayashi T, Takeda K, Ohashi A, Hibiya M, Sugiyama S
    Therapeutic Apheresis anh Dialysis 13(1) 19-26 2009年11月  査読有り
  • 堀 秀生, 川口 和紀, 大橋 篤, 日比谷 信, 中井 滋, 原 進, 橋詰 英明, 新 典雄, 加藤 政雄, 村上 和隆, 杉山 敏
    日本透析医学会雑誌 42(Suppl.1) 528-528 2009年5月  
  • 大橋 篤, 堀 秀生, 川口 和紀, 日比谷 信, 中井 滋, 村上 和隆, 杉山 敏
    日本透析医学会雑誌 41(Suppl.1) 568-568 2008年5月  
  • 大橋 篤, 堀 秀生, 日比谷 信, 村上 和隆, 杉山 敏
    日本透析医学会雑誌 40(Suppl.1) 400-400 2007年5月  
  • 堀 秀生, 大橋 篤, 日比谷 信, 原 進, 出口 征一郎, 伊藤 潤朗, 村上 和隆, 杉山 敏
    日本透析医学会雑誌 40(Suppl.1) 470-470 2007年5月  
  • 堀 秀生, 大橋 篤, 日比谷 信, 原 進, 加藤 政雄, 新 典雄, 村上 和隆, 杉山 敏
    日本透析医学会雑誌 39(Suppl.1) 707-707 2006年5月  
  • 堀 秀生, 大橋 篤, 日比谷 信, 原 進, 加藤 政雄, 新 典雄, 村上 和隆, 杉山 敏
    腎と透析 59(別冊 ハイパフォーマンスメンブレン'05) 64-67 2005年10月  
    高感度かつ短期で細菌の有無を評価するため,上水試験法に示されている一般細菌培養用の標準寒天培地と従属栄養細菌培養用のR2A寒天培地を比較し,培養温度,培養期間について最適な培養条件を検討した.RO水,B原液,透析液を透析終了後に採取し試料とした.RO水はRO装置の出口側サンプリングポート,透析液はベッドサイドコンソールのカプラから採水瓶へ採取した.B原液(液状)はタンクよりシリンジで採取した.RO水とB原液においてコロニー数が最も多く観察した培養温度は25℃と30℃であった.また,透析液で最も多くコロニーを観察した培養温度は20〜37℃と広範囲に及んだが,総合的には25℃と30℃でコロニー形成が良好であった.有機物を低濃度に調整したR2A寒天培地で透析液供給ラインに生息する細菌を高感度に検出できた.従属栄養細菌を20℃で培養した場合,コロニーを観察できるには最低3日は必要であった
  • 大橋 篤, 堀 秀生, 日比谷 信, 村上 和隆, 杉山 敏, 宮澤 幸一, 原田 健一
    日本透析医学会雑誌 38(Suppl.1) 747-747 2005年5月  
  • 堀 秀生, 大橋 篤, 日比谷 信, 加藤 政雄, 村上 和隆, 杉山 敏
    日本透析医学会雑誌 38(Suppl.1) 759-759 2005年5月  
  • 大橋 篤, 日比谷 信, 渡邉 浩次, 堀 秀生, 村上 和隆, 杉山 敏
    人工臓器 33(2) S97-S97 2004年9月  
  • 大橋 篤, 堀 秀生, 日比谷 信, 村上 和隆, 杉山 敏
    日本透析医学会雑誌 37(Suppl.1) 768-768 2004年5月  
  • 日比谷 信, 堀 秀生, 大橋 篤, 加藤 政雄, 村上 和隆, 富田 亮, 長谷川 みどり, 小出 滋久, 村瀬 正光, 藤井 幹子, 川村 奈穂子, 鹿野 昌彦, 杉山 敏
    日本透析医学会雑誌 36(Suppl.1) 909-909 2003年5月  
  • 大橋 篤, 日比谷 信, 堀 秀生, 加藤 政雄, 川口 和紀, 村上 和隆, 長谷川 みどり, 富田 亮, 長谷川 寛, 鹿野 昌彦
    日本透析医学会雑誌 35(Suppl.1) 649-649 2002年6月  
  • Makoto Hibiya, Ryo Teradaira, Kan Shimpo, Toshikazu Matsui, Takashi Sugimoto, Toshiharu Nagatsu
    Journal of Chromatography B: Biomedical Applications 691(1) 223-227 1997年3月28日  査読有り
    We previously reported a HPLC assay method using fluorimetric detection for the simultaneous determination of urinary N2-(3-aminopropyl)biopterin (oncopterin, a natural pteridine newly found in urine from cancer patients), biopterin and neopterin. We now have observed that an unknown substance, which may be derived from methotrexate, in urine from a patient with stomach cancer interfered with the assay of oncopterin and demonstrated that oncopterin could be completely separated from the unidentified substance by HPLC using a Nucleosil 100-5SA strong cation-exchange column. Furthermore, oncopterin was not detectable by this HPLC-fluorimetric method in urine samples from patients with stomach cancer who were not treated with methotrexate. The content of urinary oncopterin from cancer patients is supposed to be very low, with less than 1 μmol/mol creatinine. The present results indicate that the peak found with elution from the C18 column was a methotrexate-derived compound and co-eluted with the analyte oncopterin.
  • 秋山 泰一, 石川 隆志, 山内 章弘, 高須賀 広久, 海江 田章, 小野 正人, 三澤 健治, 日比谷 信, 井平 勝, 服部 良信
    体外循環技術 23(2) 6-10 1997年  
    腎不全を合併した狭心症,および腹部大動脈瘤の1症例に対し,体外循環下に血液透析を併用し,冠状動脈バイパス術と腹部動脈瘤人工血管置換術を同時に施行した。症例は72歳,男性。慢性腎不全の診断で他院に入院中,腹部エコーとCTで腹部大動脈瘤を指摘された。その後胸部絞扼感が出現し,緊急冠状動脈造影を施行した。左主幹部の有意な狭窄を認めたため当院に転院し,緊急手術を施行した。腎不全に対する血液透析回路を体外循環に組み込み,冠状動脈バイパスニ枝を吻合終了後,補助循環中に腹部大動脈Y字人工血管置換術を施行した。補助循環中に腹部大動脈人工血管置換術を行うことで,術中の血行動態の管理や,血液の回収,返血等が容易となり,より安全に手術を行うことができた。また,体外循環中に血液透析を併用することにより,血中K+濃度や酸塩基平衡の管理および除水が容易であり,術後の血行動態の不安定な時期での血液透析を回避することができた。

MISC

 78

書籍等出版物

 16

講演・口頭発表等

 49

共同研究・競争的資金等の研究課題

 2

教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)

 7
  • 件名
    -
    終了年月日
    2009/10/26
    概要
    藤田保健衛生大学短期大学平成21年度FD研修会「藤田保健衛生大学を知る」に参加。
  • 件名
    -
    終了年月日
    2010/08/04
    概要
    藤田保健衛生大学第3回医療科学部相互研修FD「戦略的FD活動を実りあるものとするためのPDCAサイクルの位置づけ」に参加。
  • 件名
    -
    終了年月日
    2011/08/02
    概要
    藤田保健衛生大学第4回医療科学部相互研修FD「より良い授業のために -話し方から成績評価まで-」「地震対策について」に参加。
  • 件名
    -
    終了年月日
    2011/12/26
    概要
    藤田保健衛生大学医療科学部分かり易い教育を考える「コア・カリキュラム勉強会」に参加。
  • 件名
    -
    終了年月日
    2012/08/07
    概要
    藤田保健衛生大学第5回医療科学部相互研修FD「ティーチング・ポートフォリオTPの導入・活用の実際と課題」「学内実習・臨床実習の現状と課題」に参加。
  • 件名
    -
    終了年月日
    2013/03/13
    概要
    第5回藤田保健衛生大学医学・医療教育ワークショップ「高学年アセンブリで行うTBL(チーム基盤型学習)のためのワークショップ」に参加。
  • 件名
    -
    終了年月日
    2013/08/06
    概要
    藤田保健衛生大学第6回医療科学部相互研修FD「学生の成長と学習効果を高める評価」に参加。分科会にて「資格試験対策の現状と将来展望」を発表。

作成した教科書、教材、参考書

 5
  • 件名
    臨床工学入門(医用機器安全管理学)
    終了年月日
    2011/09/03
    概要
    国家試験受験対策テキストとして作成。臨床工学技士国家試験の第1回から第23回までの問題の内、医用機器安全管理学に関する問題を平成19年度臨床工学技士国家試験出題基準の項目にしたがって解説した。
  • 件名
    臨床工学入門 改訂版(医用機器安全管理学)
    終了年月日
    2012/04
    概要
    国家試験受験対策テキストとして作成。臨床工学技士国家試験の第1回から第24回までの問題の内、医用機器安全管理学に関する問題を解説した。
  • 件名
    臨床工学入門 追補1(医用機器安全管理学)
    終了年月日
    2012/09
    概要
    国家試験受験対策テキストとして作成。臨床工学技士国家試験第25回の問題の内、医用機器安全管理学に関する問題を解説した。
  • 件名
    臨床工学入門 改訂版2(医用機器安全管理学)
    終了年月日
    2013/03/01
    概要
    国家試験受験対策テキストとして作成。臨床工学技士国家試験の第1回から第25回までの問題の内、医用機器安全管理学に関する問題を解説した。
  • 件名
    臨床工学入門 追補2(医用機器安全管理学)
    終了年月日
    2013/09
    概要
    国家試験受験対策テキストとして作成。臨床工学技士国家試験第26回の問題の内、医用機器安全管理学に関する問題を解説した。

その他教育活動上特記すべき事項

 2
  • 件名
    -
    開始年月日
    2012/04/01
    概要
    藤田保健衛生大学医療科学部 教務委員会 委員
  • 件名
    -
    開始年月日
    2012/04/01
    概要
    藤田保健衛生大学医療科学部 臨床工学科 国試対策委員会 委員長