研究者業績
基本情報
研究キーワード
4研究分野
1受賞
2-
2016年9月
論文
139-
Epilepsia open 2024年12月3日OBJECTIVE: Epilepsy treatment with anti-seizure medications (ASMs) is based on careful assessment of the balance between the likelihood of further seizures and the risk of side effects of treatment. However, there is currently no established biomarker to ascertain seizure control status with ASMs. High-frequency oscillations (HFOs), transient bursts of EEG activity with frequencies beyond 80 Hz, are a new and promising noninvasive epilepsy biomarker. We compared the risk of scalp HFO appearance between pediatric patients with good and poor seizure control by treatment with ASMs. METHODS: A total of 72 epilepsy patients (aged 0-18 years, 39 males) with good and poor seizure control with ASMs participated in this study. We applied a validated automated detector to determine HFO and spike. We calculated the odds ratios (ORs) for scalp HFO and spike appearance according to seizure control status by multiple logistic regression analysis. RESULTS: Scalp HFO was seen more commonly and with a significantly higher detection rate in patients with poor seizure control as compared with patients with good seizure control for both ripple and fast ripple. These significant associations were found for both focal and generalized epilepsy. The ORs for scalp HFO appearance adjusted for confounding factors were significantly higher in patients with poor seizure control compared to those with good seizure control (ripple: OR [95% CI] = 11.91 [2.21-64.30], p = 0.004; fast ripple: 4.98 [1.03-24.09], p = 0.046). There were no significant associations between spike appearance and seizure control status. SIGNIFICANCE: We found an increased risk of scalp HFO appearance in patients with poor seizure control. The results of this study support that scalp HFO is associated with patients having frequent seizures after treatment in both ripple and fast ripple. PLAIN LANGUAGE SUMMARY: This study analyzed scalp high-frequency oscillations and spikes in pediatric patients with various types of epilepsy who were being treated using ASMs. The results showed that an increased risk of scalp HFO appearance was observed in patients with poor seizure control compared to those with good seizure control. These findings were observed in both the ripple (80-250 Hz) and fast ripple (250-500 Hz) bands. The scalp HFO is associated with patients having frequent seizures after treatment in both ripple and fast ripple.
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超音波医学 51(Suppl.) S173-S173 2024年4月
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医学検査 73(2) 323-331 2024年4月近年,大規模言語モデル(large language models;LLM)が世界的に様々な分野で注目を集めている。LLMとは,非常に巨大なデータセットとディープラーニング技術を用いて構築された言語モデルである。LLMは,人間に近い流暢な会話が可能であら,自然言語を用いたさまざまな処理を高精度で行えることから,世界中で注目を集めている。本研究では,LLMであるOpenAI社が開発したChatGPTの異なる2つのモデル(GPT-3.5,GPT-4)にて,過去3年間の臨床検査技師国家試験におけるChatGPTの正答率について評価を行った。GPT-3.5による正答率の平均は51.4%であった。一方,GPT-4では79.8%の正答率結果が得られた。本結果より,ChatGPTはこの先医療現場における有効なアドバイザーとして進化する可能性をもつことが示唆された。しかし,今回不正解となった20%の中には,患者を診断する際に誤診につながりかねない回答が含まれており,今後のChatGPTの精度向上は必須と考えられる。今回の検証は,LLMにおけるChatGPTの臨床検査領域での多様な応用の進展に寄与すると考えられ,この先の発展に期待したい。(著者抄録)
MISC
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臨床検査学教育 9(2) 156-162 2017年9月本学では建学以来、多職種連携教育プログラムとして「アセンブリ」を実施している。平成27年度より医学部医学科と医療科学部6学科の全7学科の2年生を対象として、チームワークと地域連携強化を意識したプロジェクト活動を実践するアセンブリIIを開始した。平成28年度は合計611名の学生を対象とし、各学科の学生で構成される混成チーム96チーム(5〜8名/1チーム)を編成して、学外にて地域連携やボランティア活動を行うプロジェクト、またキャンパス内あるいは大学病院内で多様な活動を支援するプロジェクトなど計61のプロジェクト活動を実施した。活動終了後に実施した学生に対するアンケート調査では、66.7%が活動は有意義だったと回答し、コミュニケーション能力の向上に繋がったようである。アセンブリIIは、将来医療の専門職として社会に貢献するために必要な専門職連携の基盤を養成する上で、有意義な活動であると思われた。(著者抄録)
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臨床化学 46(Suppl.1) 274-274 2017年9月
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臨床検査学教育 9(2) 156-162 2017年9月本学では建学以来、多職種連携教育プログラムとして「アセンブリ」を実施している。平成27年度より医学部医学科と医療科学部6学科の全7学科の2年生を対象として、チームワークと地域連携強化を意識したプロジェクト活動を実践するアセンブリIIを開始した。平成28年度は合計611名の学生を対象とし、各学科の学生で構成される混成チーム96チーム(5〜8名/1チーム)を編成して、学外にて地域連携やボランティア活動を行うプロジェクト、またキャンパス内あるいは大学病院内で多様な活動を支援するプロジェクトなど計61のプロジェクト活動を実施した。活動終了後に実施した学生に対するアンケート調査では、66.7%が活動は有意義だったと回答し、コミュニケーション能力の向上に繋がったようである。アセンブリIIは、将来医療の専門職として社会に貢献するために必要な専門職連携の基盤を養成する上で、有意義な活動であると思われた。(著者抄録)
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HEPATOLOGY 64 462A-462A 2016年10月
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HEPATOLOGY 64 900A-900A 2016年10月
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INTERNATIONAL JOURNAL OF EPIDEMIOLOGY 44 195-196 2015年
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HEPATOLOGY 60 1112A-1112A 2014年
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HEPATOLOGY 58 480A-480A 2013年10月
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HEPATOLOGY 58 1137A-1138A 2013年10月
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HEPATOLOGY 56 991A-991A 2012年10月
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HEPATOLOGY 52(4) 502A-502A 2010年10月
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INNERVISION 25(11) 68-71 2010年10月ソナゾイド造影超音波が臨床使用されるようになり3年半が経過し、この間に肝腫瘍における多くの研究報告が発表され、『肝癌診療ガイドライン』においても造影超音波はその一翼を担うものとなってきた。また、各種診断装置においてもソナゾイド造影法の新手法(パワーモジュレーションなど)や対応ソフト(画像キャプチャーやパラメトリックイメージなど)の登場にて、その診断性もさらに確立されてきた。しかし、撮像条件の厳しい症例では、CTやMRIに頼らざるを得ない場合が少なくないことも事実である。そこで今回、ソナゾイド造影超音波での撮像における工夫、および新たな試みとしての高音圧撮像法(stimulated acoustic accumulation imaging)に関して報告する。(著者抄録)
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消化器内科 50(5) 453-461 2010年5月2005年1月〜2008年2月にインターフェロン(IFN)療法を施行したC型慢性肝炎患者145例を対象に、B型およびC型慢性肝炎患者に対する抗ウイルス療法による肝線維化の改善を非侵襲的評価するため、治療前後の肝硬度の変化を検討した。肝生検施行例において肝硬変と肝線維化ステージの良好な相関を認め、F4の肝硬変はF1、F2、F3いずれの肝硬度に対しても有意差を認めた。肝硬度と他の線維化マーカーについてROC分析によりカットオフ値と肝線維化ステージの診断能を比較した。肝硬変のカットオフ値は肝線維化ステージF2以上では7.1kPa、F3以上では10.7kPa、F4以上では16.3kPaであった。ファイブロスキャンによる肝硬度測定はB型およびC型慢性肝炎に対する抗ウイルス療法による肝線維化改善の評価に有用であることが示された。
書籍等出版物
7講演・口頭発表等
145共同研究・競争的資金等の研究課題
3-
文部科学省 基盤研究(B) 2018年4月 - 2022年3月
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文部科学省 基盤研究(C) 2017年4月 - 2020年3月
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文部科学省 基盤研究(C) 2011年4月 - 2014年3月
その他
1教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
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開始年月日2012/04/01終了年月日2014/03/31概要人体生理機能学実習および臨床生理検査実習の超音波検査に関する実習では、超音波検査の走査方法や手順の習得、そして得られる画像の理解・解釈に重点を置き、記録した画像に対する口頭試問や実技試験を行っている。実技試験は、模擬患者方式で行い、それにより患者への接遇に関しても理解を深めるよう工夫している。また、平成22年度から独自に開発した実習支援システムを導入している。このシステムは、超音波検査実習を行うために必要な基本的走査法や超音波画像などの動画や静止画を本学科が所有するWebサーバ(学内用)に保存し、学生は実習を行いながら必要に応じてノートPCやApple社製iPadでそれらを確認し学習できるシステムである。学生に対するアンケート調査の結果からは、本システムの有用性が示されている。 *上記の実習では、検査技術・知識の習得のみならず、チーム医療や患者接遇の重要性についても学ぶことができるよう工夫している。また、独自にiPadを用いた超音波検査実習のための実習支援システムを研究・開発し、2010年度の実習か導入ししている。実習に関しても、学生による評価を実施している。
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件名臨床生理検査学実習(臨床検査学科3年生)開始年月日2010/04/01終了年月日2020/03/31概要人体生理機能学実習および臨床生理検査実習の超音波検査に関する実習では、超音波検査の走査方法や手順の習得、そして得られる画像の理解・解釈に重点を置き、記録した画像に対する口頭試問や実技試験を行っている。実技試験は、模擬患者方式で行い、それにより患者への接遇に関しても理解を深めるよう工夫している。また、平成22年度から独自に開発した実習支援システムを導入している。このシステムは、超音波検査実習を行うために必要な基本的走査法や超音波画像などの動画や静止画を本学科が所有するWebサーバ(学内用)に保存し、学生は実習を行いながら必要に応じてノートPCやApple社製iPadでそれらを確認し学習できるシステムである。学生に対するアンケート調査の結果からは、本システムの有用性が示されている。 *上記の実習では、検査技術・知識の習得のみならず、チーム医療や患者接遇の重要性についても学ぶことができるよう工夫している。また、独自にiPadを用いた超音波検査実習のための実習支援システムを研究・開発し、2010年度の実習から導入している。実習に関しても、学生による評価を実施している。
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件名臨床生理検査学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(臨床検査学科2年生)開始年月日2010/04/01終了年月日2020/03/31概要講義は、独自に作成した講義ノートに基づいて行っている。講義ノートには図や写真を多く用いることにより、学生の理解を促すよう努めている。また、文章は講義ではプロジェクタを使用し、ノートのほとんどすべての内容を投影しながら講義を行う。この方法の狙いとしては、必要最低限の共通した講義ノートの作成、正確な図の提供(板書では正確な図が描けない)、ひたすら黒板を写すといったようなことがないため説明を聞く適切な時間が確保できる、時間的および労力的な講義の効率化、さらには次回の講義内容が把握でき予習にも役立つなどの点が挙げられる。*上記の講義では、独自の講義ノートを作成し、それに基づき講義を行っている。全ての講義に対する授業評価も実施している。
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開始年月日2009/04/01終了年月日2010/03/31概要講義は、独自に作成した講義ノートに基づいて行っている。講義ノートには図や写真を多く用いることにより、学生の理解を促すよう努めている。また、文章は講義ではプロジェクタを使用し、ノートのほとんどすべての内容を投影しながら講義を行う。この方法の狙いとしては、必要最低限の共通した講義ノートの作成、正確な図の提供(板書では正確な図が描けない)、ひたすら黒板を写すといったようなことがないため説明を聞く適切な時間が確保できる、時間的および労力的な講義の効率化、さらには次回の講義内容が把握でき予習にも役立つなどの点が挙げられる。*上記の講義では、独自の講義ノートを作成し、それに基づき講義を行っている。全ての講義に対する授業評価も実施している。
作成した教科書、教材、参考書
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件名臨床生理検査学Ⅲ -大脳誘発電位検査・筋電図検査・神経伝導検査-開始年月日2017/04/01終了年月日2020/03/31概要臨床検査学科3年生の講義ノート作成
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件名臨床生理検査学実習書開始年月日2006/05/01終了年月日2016/07/29概要臨床検査学科3年生の実習書を刑部恵介、杉本恵子、濵子二治らと共同で作成
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件名臨床生理検査学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ −超音波検査−開始年月日2007/04/02終了年月日2020/03/31概要臨床検査学科2年生の講義ノート作成
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件名臨床生理検査学 国家試験対策資料開始年月日2002/10/01終了年月日2020/02/21概要臨床検査学科4年生の国家試験対策資料を刑部恵介、杉本恵子らと共同で作成
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
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件名第14回日本臨床検査学教育学会開始年月日2019/08/21終了年月日2019/08/23概要藤田医科大学おけるOSCEの実施と今後の展望
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件名第8回日本臨床検査学教育学会学術大会開始年月日2013/08/27終了年月日2013/08/27概要「超音波検査実習にて行っている実技試験の効果について−アンケート調査に基づく検証−」にて発表
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件名第8回日本臨床検査学教育学会学術大会開始年月日2013/08/27終了年月日2013/08/27概要「本学における呼吸機能検査実習の新たな試み −実技試験の効果について−」にて発表
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件名第13回愛知県医学検査学会開始年月日2012/05/27終了年月日2012/05/27概要臨床検査技師、基礎からの出発−問われる今、求められる質−(シンポジウム)
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件名第13回日本臨床検査学教育学会開始年月日2018/08/17終了年月日2018/08/19概要有意義な臨地実習に向けた学内心電図実習からの底上げ~心電図判読試験の導入~
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件名第12回日本臨床検査学教育学会学術大会開始年月日2017/08/23終了年月日2017/08/25概要チーム医療の基盤作りを目指した多職種連携教育プログラム「アセンブリ」(シンポジウム)
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件名第6回日本臨床検査学教育学会学術大会開始年月日2011/08/18終了年月日2011/08/18概要教員研修シンポジウム「これからの学生教育について」にてシンポジスとして発表
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件名第5回日本臨床検査学教育学会学術大会開始年月日2010/08/20終了年月日2010/08/20概要「腹部超音波検査実習のための実習支援システムの開発」にて発表
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件名第48回日本医学教育学会大会開始年月日2016/07/29終了年月日2016/07/30概要“アセンブリII”チームワークと地域連携の強化を目指した教育プログラム
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件名第11回日本臨床検査学教育学会学術大会開始年月日2016/08/31終了年月日2016/09/02概要有意義な臨地実習に向けた学内心電図実習からの底上げ 第1報 ~心電図実技試験の導入~
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件名第11回日本臨床検査学教育学会学術大会開始年月日2016/08/31終了年月日2016/09/02概要“アセンブリII”チームワークと地域連携強化を目指した多職種連携教育プログラム
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件名第8回日本臨床検査学教育学会学術大会終了年月日2013/08/27概要「超音波検査実習にて行っている実技試験の効果について−アンケート調査に基づく検証−」にて発表
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件名第8回日本臨床検査学教育学会学術大会終了年月日2013/08/27概要「本学における呼吸機能検査実習の新たな試み −実技試験の効果について−」にて発表
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件名第13回愛知県医学検査学会終了年月日2012/05/27概要臨床検査技師、基礎からの出発−問われる今、求められる質−(シンポジウム)
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件名第49回日本医学教育学会大会開始年月日2017/08/18終了年月日2017/08/19概要アセンブリ教育に求められる能力と教育の場との関連
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件名第11回日本臨床検査学教育学会学術大会開始年月日2016/08/31終了年月日2016/09/02概要スペシャルオリンピックス日本・愛知のボランティアとしてボッチャ競技に参加して
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件名第6回日本臨床検査学教育学会学術大会終了年月日2011/08/18概要教員研修シンポジウム「これからの学生教育について」にてシンポジスとして発表
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件名第5回日本臨床検査学教育学会学術大会終了年月日2010/08/20概要「腹部超音波検査実習のための実習支援システムの開発」にて発表
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件名私立大学情報教育協会 平成28年度ICT利用による教育改善研究発表会開始年月日2016/08/09概要チーム医療を育む全学科・学年を対象とした全人教育・アセンブリ科目へのICT活用
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件名第14回日本臨床検査学教育学会開始年月日2019/08/21終了年月日2019/08/23概要臨床検査技師養成過程における人体解剖実習の有用性の検討