医療科学部

市野 直浩

イチノ ナオヒロ  (naohiro ichino)

基本情報

所属
藤田医科大学 医療科学部 医療検査学科 教授
学位
博士(医学)

J-GLOBAL ID
200901012241099403
researchmap会員ID
1000187454

委員歴

 1

論文

 134
  • 川部 直人, 刑部 恵介, 杉山 博子, 市野 直浩, 田中 浩敬, 中岡 和徳, 中野 卓二, 大野 栄三郎, 葛谷 貞二, 廣岡 芳樹
    超音波医学 51(Suppl.) S173-S173 2024年4月  
  • 刑部 恵介, 杉山 博子, 笹木 優賢, 朝田 和佳奈, 佐野 友亮, 市野 直浩, 川部 直人, 葛谷 貞二, 廣岡 芳樹
    超音波医学 51(Suppl.) S181-S181 2024年4月  
  • 土井 洋輝, 石田 秀和, 永沢 大樹, 坪井 良樹, 菊地 良介, 市野 直浩, 秋山 秀彦, 齋藤 邦明
    医学検査 73(2) 323-331 2024年4月  
    近年,大規模言語モデル(large language models;LLM)が世界的に様々な分野で注目を集めている。LLMとは,非常に巨大なデータセットとディープラーニング技術を用いて構築された言語モデルである。LLMは,人間に近い流暢な会話が可能であら,自然言語を用いたさまざまな処理を高精度で行えることから,世界中で注目を集めている。本研究では,LLMであるOpenAI社が開発したChatGPTの異なる2つのモデル(GPT-3.5,GPT-4)にて,過去3年間の臨床検査技師国家試験におけるChatGPTの正答率について評価を行った。GPT-3.5による正答率の平均は51.4%であった。一方,GPT-4では79.8%の正答率結果が得られた。本結果より,ChatGPTはこの先医療現場における有効なアドバイザーとして進化する可能性をもつことが示唆された。しかし,今回不正解となった20%の中には,患者を診断する際に誤診につながりかねない回答が含まれており,今後のChatGPTの精度向上は必須と考えられる。今回の検証は,LLMにおけるChatGPTの臨床検査領域での多様な応用の進展に寄与すると考えられ,この先の発展に期待したい。(著者抄録)
  • Keisuke Maeda, Nami Hosoda, Junichi Fukumoto, Shun Kawai, Mizuki Hayafuji, Himari Tsuboi, Shiho Fujita, Naohiro Ichino, Keisuke Osakabe, Keiko Sugimoto, Naoko Ishihara
    Journal of clinical neurophysiology : official publication of the American Electroencephalographic Society 2023年10月30日  
    INTRODUCTION: High-frequency oscillation (HFO) in scalp electroencephalography is a promising new noninvasive prognostic epilepsy biomarker, but further data are needed to ascertain the utility of this parameter. The present work investigated the association between epileptic activity and scalp HFO in pediatric patients with various types of epilepsy, using multivariable regression models to correct for possible confounding factors. METHODS: The authors analyzed 97 subjects who were divided into groups with active epilepsy (within 1 year of seizure), seizure-free epilepsy (>1 year without seizure), and nonepilepsy. Regarding the frequency of seizure occurrence as an indicator of epileptic activity, we categorized subjects into four groups (Daily/Weekly, Monthly, Yearly, and Rarely). RESULTS: Multiple linear regression analysis showed that the scalp HFO detection rate was significantly higher in patients with active epilepsy than in those with nonepilepsy (β [95% confidence interval] = 2.77 [1.79-4.29]; P < 0.001). The association between scalp HFO detection rate and frequency of seizure occurrence was highest in the Daily/Weekly group (β [95% confidence interval] = 3.38 [1.57-7.27]; P = 0.002), followed by Monthly and Yearly groups (β [95% confidence interval] = 2.42 [1.02-5.73]; P = 0.046 and 0.36 [0.16-0.83]; P = 0.017). In addition, HFO duration, number of peaks, and number of channels detected were significantly higher in patients with active epilepsy. CONCLUSIONS: Pediatric patients with active epilepsy and high frequency of seizure occurrence exhibited a higher scalp HFO detection rate. These results may help to establish HFO detectable by noninvasive scalp electroencephalography as a biomarker of active epilepsy in pediatric patients.
  • 高井 洋次, 市野 直浩, 杉本 恵子, 刑部 恵介, 鈴木 康司
    日本超音波医学会関西地方会学術集会 50回 54-54 2023年10月  

MISC

 111

書籍等出版物

 8

講演・口頭発表等

 145

共同研究・競争的資金等の研究課題

 3

その他

 1
  • 超音波検査技術を応用した動脈硬化発症超初期診断を可能にするバイオマーカーの開発

教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)

 4
  • 開始年月日
    2012/04/01
    終了年月日
    2014/03/31
    概要
    人体生理機能学実習および臨床生理検査実習の超音波検査に関する実習では、超音波検査の走査方法や手順の習得、そして得られる画像の理解・解釈に重点を置き、記録した画像に対する口頭試問や実技試験を行っている。実技試験は、模擬患者方式で行い、それにより患者への接遇に関しても理解を深めるよう工夫している。また、平成22年度から独自に開発した実習支援システムを導入している。このシステムは、超音波検査実習を行うために必要な基本的走査法や超音波画像などの動画や静止画を本学科が所有するWebサーバ(学内用)に保存し、学生は実習を行いながら必要に応じてノートPCやApple社製iPadでそれらを確認し学習できるシステムである。学生に対するアンケート調査の結果からは、本システムの有用性が示されている。 *上記の実習では、検査技術・知識の習得のみならず、チーム医療や患者接遇の重要性についても学ぶことができるよう工夫している。また、独自にiPadを用いた超音波検査実習のための実習支援システムを研究・開発し、2010年度の実習か導入ししている。実習に関しても、学生による評価を実施している。
  • 件名
    臨床生理検査学実習(臨床検査学科3年生)
    開始年月日
    2010/04/01
    終了年月日
    2020/03/31
    概要
    人体生理機能学実習および臨床生理検査実習の超音波検査に関する実習では、超音波検査の走査方法や手順の習得、そして得られる画像の理解・解釈に重点を置き、記録した画像に対する口頭試問や実技試験を行っている。実技試験は、模擬患者方式で行い、それにより患者への接遇に関しても理解を深めるよう工夫している。また、平成22年度から独自に開発した実習支援システムを導入している。このシステムは、超音波検査実習を行うために必要な基本的走査法や超音波画像などの動画や静止画を本学科が所有するWebサーバ(学内用)に保存し、学生は実習を行いながら必要に応じてノートPCやApple社製iPadでそれらを確認し学習できるシステムである。学生に対するアンケート調査の結果からは、本システムの有用性が示されている。 *上記の実習では、検査技術・知識の習得のみならず、チーム医療や患者接遇の重要性についても学ぶことができるよう工夫している。また、独自にiPadを用いた超音波検査実習のための実習支援システムを研究・開発し、2010年度の実習から導入している。実習に関しても、学生による評価を実施している。
  • 件名
    臨床生理検査学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(臨床検査学科2年生)
    開始年月日
    2010/04/01
    終了年月日
    2020/03/31
    概要
    講義は、独自に作成した講義ノートに基づいて行っている。講義ノートには図や写真を多く用いることにより、学生の理解を促すよう努めている。また、文章は講義ではプロジェクタを使用し、ノートのほとんどすべての内容を投影しながら講義を行う。この方法の狙いとしては、必要最低限の共通した講義ノートの作成、正確な図の提供(板書では正確な図が描けない)、ひたすら黒板を写すといったようなことがないため説明を聞く適切な時間が確保できる、時間的および労力的な講義の効率化、さらには次回の講義内容が把握でき予習にも役立つなどの点が挙げられる。*上記の講義では、独自の講義ノートを作成し、それに基づき講義を行っている。全ての講義に対する授業評価も実施している。
  • 開始年月日
    2009/04/01
    終了年月日
    2010/03/31
    概要
    講義は、独自に作成した講義ノートに基づいて行っている。講義ノートには図や写真を多く用いることにより、学生の理解を促すよう努めている。また、文章は講義ではプロジェクタを使用し、ノートのほとんどすべての内容を投影しながら講義を行う。この方法の狙いとしては、必要最低限の共通した講義ノートの作成、正確な図の提供(板書では正確な図が描けない)、ひたすら黒板を写すといったようなことがないため説明を聞く適切な時間が確保できる、時間的および労力的な講義の効率化、さらには次回の講義内容が把握でき予習にも役立つなどの点が挙げられる。*上記の講義では、独自の講義ノートを作成し、それに基づき講義を行っている。全ての講義に対する授業評価も実施している。

作成した教科書、教材、参考書

 4
  • 件名
    臨床生理検査学Ⅲ -大脳誘発電位検査・筋電図検査・神経伝導検査-
    開始年月日
    2017/04/01
    終了年月日
    2020/03/31
    概要
    臨床検査学科3年生の講義ノート作成
  • 件名
    臨床生理検査学実習書
    開始年月日
    2006/05/01
    終了年月日
    2016/07/29
    概要
    臨床検査学科3年生の実習書を刑部恵介、杉本恵子、濵子二治らと共同で作成
  • 件名
    臨床生理検査学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ −超音波検査−
    開始年月日
    2007/04/02
    終了年月日
    2020/03/31
    概要
    臨床検査学科2年生の講義ノート作成
  • 件名
    臨床生理検査学 国家試験対策資料
    開始年月日
    2002/10/01
    終了年月日
    2020/02/21
    概要
    臨床検査学科4年生の国家試験対策資料を刑部恵介、杉本恵子らと共同で作成

教育方法・教育実践に関する発表、講演等

 20
  • 件名
    第14回日本臨床検査学教育学会
    開始年月日
    2019/08/21
    終了年月日
    2019/08/23
    概要
    藤田医科大学おけるOSCEの実施と今後の展望
  • 件名
    第8回日本臨床検査学教育学会学術大会
    開始年月日
    2013/08/27
    終了年月日
    2013/08/27
    概要
    「超音波検査実習にて行っている実技試験の効果について−アンケート調査に基づく検証−」にて発表
  • 件名
    第8回日本臨床検査学教育学会学術大会
    開始年月日
    2013/08/27
    終了年月日
    2013/08/27
    概要
    「本学における呼吸機能検査実習の新たな試み −実技試験の効果について−」にて発表
  • 件名
    第13回愛知県医学検査学会
    開始年月日
    2012/05/27
    終了年月日
    2012/05/27
    概要
    臨床検査技師、基礎からの出発−問われる今、求められる質−(シンポジウム)
  • 件名
    第13回日本臨床検査学教育学会
    開始年月日
    2018/08/17
    終了年月日
    2018/08/19
    概要
    有意義な臨地実習に向けた学内心電図実習からの底上げ~心電図判読試験の導入~
  • 件名
    第12回日本臨床検査学教育学会学術大会
    開始年月日
    2017/08/23
    終了年月日
    2017/08/25
    概要
    チーム医療の基盤作りを目指した多職種連携教育プログラム「アセンブリ」(シンポジウム)
  • 件名
    第6回日本臨床検査学教育学会学術大会
    開始年月日
    2011/08/18
    終了年月日
    2011/08/18
    概要
    教員研修シンポジウム「これからの学生教育について」にてシンポジスとして発表
  • 件名
    第5回日本臨床検査学教育学会学術大会
    開始年月日
    2010/08/20
    終了年月日
    2010/08/20
    概要
    「腹部超音波検査実習のための実習支援システムの開発」にて発表
  • 件名
    第48回日本医学教育学会大会
    開始年月日
    2016/07/29
    終了年月日
    2016/07/30
    概要
    “アセンブリII”チームワークと地域連携の強化を目指した教育プログラム
  • 件名
    第11回日本臨床検査学教育学会学術大会
    開始年月日
    2016/08/31
    終了年月日
    2016/09/02
    概要
    有意義な臨地実習に向けた学内心電図実習からの底上げ 第1報 ~心電図実技試験の導入~
  • 件名
    第11回日本臨床検査学教育学会学術大会
    開始年月日
    2016/08/31
    終了年月日
    2016/09/02
    概要
    “アセンブリII”チームワークと地域連携強化を目指した多職種連携教育プログラム
  • 件名
    第8回日本臨床検査学教育学会学術大会
    終了年月日
    2013/08/27
    概要
    「超音波検査実習にて行っている実技試験の効果について−アンケート調査に基づく検証−」にて発表
  • 件名
    第8回日本臨床検査学教育学会学術大会
    終了年月日
    2013/08/27
    概要
    「本学における呼吸機能検査実習の新たな試み −実技試験の効果について−」にて発表
  • 件名
    第13回愛知県医学検査学会
    終了年月日
    2012/05/27
    概要
    臨床検査技師、基礎からの出発−問われる今、求められる質−(シンポジウム)
  • 件名
    第49回日本医学教育学会大会
    開始年月日
    2017/08/18
    終了年月日
    2017/08/19
    概要
    アセンブリ教育に求められる能力と教育の場との関連
  • 件名
    第11回日本臨床検査学教育学会学術大会
    開始年月日
    2016/08/31
    終了年月日
    2016/09/02
    概要
    スペシャルオリンピックス日本・愛知のボランティアとしてボッチャ競技に参加して
  • 件名
    第6回日本臨床検査学教育学会学術大会
    終了年月日
    2011/08/18
    概要
    教員研修シンポジウム「これからの学生教育について」にてシンポジスとして発表
  • 件名
    第5回日本臨床検査学教育学会学術大会
    終了年月日
    2010/08/20
    概要
    「腹部超音波検査実習のための実習支援システムの開発」にて発表
  • 件名
    私立大学情報教育協会 平成28年度ICT利用による教育改善研究発表会
    開始年月日
    2016/08/09
    概要
    チーム医療を育む全学科・学年を対象とした全人教育・アセンブリ科目へのICT活用
  • 件名
    第14回日本臨床検査学教育学会
    開始年月日
    2019/08/21
    終了年月日
    2019/08/23
    概要
    臨床検査技師養成過程における人体解剖実習の有用性の検討