医学部
基本情報
- 所属
- 藤田医科大学 ばんたね病院 医学部 医学科 小児科 講師
- 学位
- 医学博士(2019年3月 藤田医科大学)
- 連絡先
- yuji0319
fujita-hu.ac.jp
- 通称等の別名
- もり ゆうじ
- J-GLOBAL ID
- 201501002725159640
- researchmap会員ID
- 7000013284
学歴
2-
- 2019年3月
-
- 2009年3月
委員歴
2-
2023年6月
-
2022年4月
論文
30-
子どもの健康科学 25(1) 29-37 2024年1月【背景・目的】学校では教職員が複数児童の対応を同時に行うため、食物アレルギーに関するインシデントが起きやすい。2014年度に文部科学省から「学校給食における食物アレルギー対応指針」(以下、対応指針)が発表されたが、対応指針発表の前後におけるインシデント発生の背景因子を検証した報告はないため、今回我々は検討した。【方法】2015年度から2019年度に食物アレルギー講習会に参加した教員や保護者へ手渡し、あるいはアレルギー支援ネットワークのホームページのインシデント事例入力サイトや患者会への郵送などを通して、インシデント事例のアンケートを実施した。その中から教育施設に関する事例について対応指針発表前(15件)と発表後(28件)の2群に分けて、原因食品、誘発症状、発症状況、給食の対応レベル、生活管理指導表の提出状況、発症原因を調査した。【結果】インシデント事例の原因食品については鶏卵の割合が減り、発症状況については給食中が最多で変化はなかった。給食の対応レベルで「完全除去」よりも「一部弁当」や「普通食」の報告が増えていた。発症の原因として「完全除去」での「調理中のアレルゲン混入」の報告は減っていたが「配膳ミス」の報告は継続していた。運動誘発による事例が対応指針発表後、新たに報告され、昼食後の体育や遊び時間での発症が多く、重篤な症状も多く報告されていた。【結論】対応指針発表後もインシデントの背景因子として「配膳ミス」が報告されていることから、「配膳ミス」を防ぐ取り組みの推進と、新たな課題として食物依存性運動誘発アナフィラキシーの認知度を教育関係者に高める啓発活動が必要であると考えた。(著者抄録)
MISC
30-
日本小児アレルギー学会誌 34(1) 45-51 2020年3月Oral allergy syndrome(OAS)は花粉症患者が新鮮な果物や生野菜を食べた際にみられるIgE抗体の関与する即時型アレルギーである。通常、症状は口腔や喉に限局し、原因食品であっても加熱すれば食べられる。こういった現象は、花粉アレルゲンに対するIgE抗体が、花粉抗原と共通の構造を有する食物抗原に対して交差反応を起こすことによって生じる。このことから花粉-食物アレルギー症候群(Pollen-associated Food Allergy Syndrome:PFAS)とも呼ばれる。また、PFASのアレルゲンコンポーネントの特徴として、熱に弱く、消化されやすい特徴を有する。しかし、豆乳など大豆製品では例外的に全身症状を伴うことがある。本稿では、PFASに係るコンポーネントの特徴をわかりやすく解説し、シラカンバ花粉症でみられる豆乳アレルギーが重症化する機序に関して仮説も加えて記述する。また最近ヒノキ科の花粉とモモGibberellin-regulated protein(GRP)との関連が海外で報告されており、これについても若干の検証を加える。(著者抄録)
-
アレルギーの臨床 39(13) 1057-1060 2019年12月舌下免疫療法は季節性、通年性アレルギーに対する唯一の根本治療薬として期待されている。皮下注射法に比較して痛みを伴わないことに加え重篤な副反応も少ないので、小児にも導入しやすい。しかしその反面、海外の報告ではアドヒアランスの問題が上がっている。また軽微ではあるが副反応の頻度は多くアドヒアランスの低下の原因にもつながりかねない。本稿では舌下免疫療法をうまく継続させるコツについて記載する。(著者抄録)
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日本小児アレルギー学会誌 33(1) 47-54 2019年3月食物アレルギーの診断として、一般論としては、問診が重要であり、何を、どれくらいの量を食べて、いつ、どんな症状が出たのかなどを聴取することが第一歩である。診断の補助として特異的IgE抗体価の測定や皮膚試験を行う。最終的な確定診断のためには食物経口負荷試験がゴールドスタンダードである。摂取により客観症状があった食品において、感作を証明できればアレルギーとして診断できる。摂取したことのない食品に関して血液検査で感作を認めたときには判断に迷う場合がある。粗抗原の特異的IgE抗体価の結果だけでアレルギーとはいえないため、コンポーネントに対するIgEや皮膚試験を活用しつつ、必要に応じ食物経口負荷試験で確認せざるを得ないのが現状である。卵、乳、小麦のアレルギーについての診断に関してはすでによく取り上げられているので、そのほかのアレルゲンの診断について注意すべき点など解説する。(著者抄録)
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小児科臨床 71(9) 1559-1564 2018年9月生後18ヵ月未満の小児では転落に伴う頭部外傷のリスクが高く、それに伴う脳梗塞の報告も散見されている。しかしその病因や臨床像、リスク因子について十分解明されていない。今回我々は、8ヵ月男児で、ベッドから転落後に右半身不全麻痺を呈した症例を経験した。頭部MRIで左大脳基底核の脳梗塞所見を認め、マンニトールとエダラボンによる治療を行った。頭部CTで両側レンズ核線条体動脈の石灰化を認め、脳梗塞発症との関連性が示唆された。ベッドなど比較的低い位置からの転落は低年齢の小児において日常的に起こりうる事故であり、脳梗塞発症のリスク因子の解明が望まれる。(著者抄録)
書籍等出版物
4-
シーエムシー出版 2015年3月 (ISBN: 9784781310572)
講演・口頭発表等
25共同研究・競争的資金等の研究課題
2-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2021年4月 - 2024年3月
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公益財団法人ニッポンハム食の未来財団 2020年4月 - 2021年3月