研究者業績

松崎 恵一

マツザキ ケイイチ  (Keiichi Matsuzaki)

基本情報

所属
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 宇宙機応用工学研究系 准教授

J-GLOBAL ID
202001007325831201
researchmap会員ID
R000009366

論文

 36
  • 三浦 昭, 松崎 恵一, 石田 貴行, 田中 雅光, 井上 弘士
    宇宙航空研究開発機構研究開発報告: 宇宙科学情報解析論文誌 JAXA-RR-22-009(12) 31-40 2023年2月28日  査読有り
    超伝導の原理に基づく論理回路の一種である,単一磁束量子回路の動作を説明するためのインタラクティブ可視化手法について述べる.宇宙探査に関わる将来構想のひとつとして,単一磁束量子回路を用いたデバイスを宇宙機に搭載することが検討されている.単一磁束量子回路はデバイスの動作に係る電力消費が極めて小さく,また演算速度の高速化も期待されている.一方で単一磁束量子回路はCPU やメモリ等,半導体デバイスの論理回路と動作原理が大きく異なるため,その理解の助けとなるような可視化ツールが有用であると期待される.本稿においては,単一磁束量子回路の動作について,WebGL ベースのAPI 等のJavaScript を用いたインタラクティブ可視化アプリケーションを構築し,その課題や将来展望等について検討した.
  • 西村 佳代子, 松崎 恵一, 下川 有希, 谷田貝 宇, 宮野 喜和
    宇宙航空研究開発機構研究開発報告: 宇宙科学情報解析論文誌 JAXA-RR-14-009(4) 1-13 2015年3月31日  査読有り責任著者
  • 吉野 彰, 稲田 久里子, 松崎 恵一, 山内 千里
    宇宙航空研究開発機構研究開発報告: 宇宙科学情報解析論文誌 JAXA-RR-14-009(4) 105-125 2015年3月31日  査読有り
    DARTS (http://darts.jaxa.jp/)は, JAXAの様々な科学衛星のデータを研究用に公開するデータアーカイブシステムであり, 宇宙科学研究所科学衛星運用・データ利用センター(C-SODA)が運用している. 我々は, 赤外線天文衛星「あかり」の全天サーベイ観測によって得られた2次元画像(全天マップ)を公開するための検索機能付きウェブインターフェースを開発している. 全天マップは, 多数の画像ファイルがタイル状に並んで全天球面をカバーするように構成されており, それぞれの画像は数度平方程度の天域を占めている. 本検索機能において, ユーザーに指定された領域を一部でも含む画像ファイルは全て検索結果として返されるものとする. そのような検索を実現するため, 各画像内を多数の小さな矩形領域に分割して各領域の中心点を直交座標系で表し, その座標値をデータベースに登録するという方法が採用される. この方法は, HEALPixのような外部の天球分割ライブラリが不要で, 天の両極が特異点にならず, かつ任意の座標系を用いた高速検索が可能という利点を持つ.開発と維持管理のコストを低減させるため, われわれはあかりカタログ検索の仕組みを本検索機能に応用し, またPHPとPostgreSQLを用いることによって本機能を実装する.
  • 西村 佳代子, 松崎 恵一, 宮澤 秀幸, 高木 亮治, 山下 美和子, 宮野 喜和, 福田 盛介, 馬場 肇, 永松 弘行, 山田 隆弘
    宇宙航空研究開発機構研究開発報告: 宇宙科学情報解析論文誌 JAXA-RR-13-010(3) 17-26 2014年3月31日  査読有り責任著者
    GSTOS (Generic Spacecraft Test and Operations Software; 汎用衛星試験運用ソフトウェア) は,ISAS (Institute of Space and Aeronautical Science) の今後の衛星の試験と運用に使用される汎用のソフトウェアであり,SIB2 (Spacecraft Information Base version 2) に基づき動作する.SIB2/GSTOS-1 プロジェクトは,SPRINT-A, ASTRO-H, Bepi/MMO 向けのSIB2/GSTOSを開発するプロジェクトである.本論文では,SIB2/GSTOS-1 プロジェクトが目指すゴール,従来のISAS における典型的な衛星試験・運用システムに対する改善点を述べるとともに,現在までの開発状況,今後の課題について述べる.
  • Y. Katsukawa, K. Ichimoto, Y. Suematsu, H. Hara, R. Kano, T. Shimizu, K. Matsuzaki
    SOLAR PHYSICS AND SPACE WEATHER INSTRUMENTATION V 8862 2013年  査読有り
    We present a design progress of the Solar UV-Vis-IR Telescope (SUVIT) aboard the next Japanese solar mission SOLAR-C. SUVIT has an aperture diameter of similar to 1.4 m for achieving spectro-polarimetric observations with spatial and temporal resolution exceeding the Hinode Solar Optical Telescope (SOT). We have studied structural and thermal designs of the optical telescope as well as the optical interface between the telescope and the focal plane instruments. The focal plane instruments are installed into two packages, filtergraph and spectrograph packages. The spectropolarimeter is the instrument dedicated to accurate polarimetry in the three spectrum windows at 525 nm, 854 nm, and 1083 nm for observing magnetic fields at both the photospheric and chromospheric layers. We made optical design of the spectrograph accommodating the conventional slit spectrograph and the integral field unit (IFU) for two-dimensional coverage. We are running feasibility study of the IFU using fiber arrays consisting of rectangular cores.

MISC

 25

主要な講演・口頭発表等

 38

共同研究・競争的資金等の研究課題

 5