研究者業績

川口 淳一郎

カワグチ ジュンイチロウ  (Jun'ichiro Kawaguchi)

基本情報

所属
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 宇宙飛翔工学研究系 特任教授 (シニアフェロー)
学位
工学博士

J-GLOBAL ID
200901015159678275
researchmap会員ID
0000023634

学歴

 1

論文

 278

MISC

 218
  • 齋藤 宏文, 川口 淳一郎, 上杉 邦憲, 中谷 一郎
    電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス 99(156) 49-54 1999年6月25日  
    宇宙科学研究所が2002年に打ち上げる小惑星サンプルリターン計画MUSES-Cについて、電気推進を用いた小惑星までの惑星間飛行、2AUを越える超遠距離通信、探査機システムの概要、小惑星へのランデブー、サンプル採取法、地球への帰還、直接大気圏再突入に焦点をあてつつ、紹介する。 加えて、宇宙科学研究に関する衛星技術の将来への課題について概観する。
  • 沢井秀次郎, 久保田孝, 橋本樹明, 川口淳一郎, 二宮敬けん
    電子情報通信学会大会講演論文集 1999 1999年  
  • 川口 淳一郎
    遊・星・人 : 日本惑星科学会誌 6(2) 99-111 1997年6月25日  
  • 中谷 一郎, 川口 淳一郎, 久保田 孝, 多田 裕彦, 平野 隆史, 林 房男, 那須 譲次, 黒河 明広, 阿部 勝, 長谷川 律雄
    電気学会研究会資料. PS, 物理センサ研究会 1997(15) 19-24 1997年5月30日  
  • Y Morita, J Kawaguchi, T Hashimoto, T Nakajima, K Baba, H Terada
    SPACE COOPERATION INTO THE 21ST CENTURY 96 853-863 1997年  
    The paper reveals the essential feature of the attitude control of the lunar penetrator system and evaluates its fundamental performance. The spinning LUNAR-A mother spacecraft, orbiting a low lunar elliptic orbit, is to release penetrator modules one by one, which penetrate into the moon's surface carrying scientific instruments. This final phase of the journey is featured by a thumb line controlled attitude maneuver followed by an active nutation control, to ensure the proper impact point attitude. The accuracy of the control will play a key role in the mission as it directly affects the level of the impact load. Although the maneuvering strategy itself cannot be considered special, a relatively high spinning rate of the module makes the problem absolutely different. The level of fluctuation in response time delay of the actuating system has significant influence on the control accuracy: as small as I msec of error leads to approximately 0.7 degree of directional dispersion, almost half the required accuracy. Thus a special autonomous delay compensating algorithm has been developed while the active nutation control is also expected to enhance the control capability of the system. The performance of the entire attitude control system has been finally established through a flight test via an ISAS' sounding rocket in January 1997.
  • 飯島祐一, 安部正真, 中村昭子, 藤原顕, 沢井秀次郎, 川口淳一郎, 加藤学, 藤波慎司
    太陽系科学シンポジウム 17th(1995) 1-4 1996年3月  
  • 土屋和雄, 藤原顕, 川口淳一郎, 沢井秀次郎, 安部正真, 中村昭子, 岡田達明, 藤村彰夫, 佐々木晶
    科学衛星・宇宙観測シンポジウム 4th 177-180 1995年12月  
  • 土屋和雄, 藤原顕, 川口淳一郎, 沢井秀次郎, 安部正真, 中村昭子
    科学衛星・宇宙観測シンポジウム 4th 359-365 1995年12月  
  • 飯島祐一, 安部正真, 中村昭子, 藤原顕, 沢井秀次郎, 川口淳一郎, 加藤学, 藤波慎司, 増田忠志
    日本惑星科学会秋季講演会予稿集 1995 12 1995年11月  
  • 川口 淳一郎, 森田 泰弘, 澤井 秀次郎
    宇宙科学研究所報告 82 1-180 1995年9月  
    本書は, 文部省宇宙科学研究所が平成7年1月15日に打ち上げたM-3SII型ロケット第8号機の第2段飛翔中に発生した姿勢異常について行った技術検討結果を報告するものである。本書は, M-3SII-8号機調査特別委員会の報告書ではなく, 内容は, 技術検討結果のみを報告するものである。過去, 今号機において行われた飛翔前試験の実施状況や, 体制を含めた不具合発生との関連, 再発防止などについては, 同調査特別委員会の最終報告書にゆずる。内容は, 何回かの調査特別委員会にて検討に供された技術資料を, 順次章ごとにたどる形式が採られている。本書では, 以下の同委員会報告内容の主たる点を, この冒頭で記述するにとどめる。「姿勢異常の原因は, 制御系を介した構造振動モードの励振に端を発した姿勢制御用噴射体の枯渇にあったことが明らかとなった。制御系が自励的に構造振動を発振せしめた原因は, 今第8号機におけるペイロード重量増により, 姿勢検出部における構造振動モードが不安定側に大きく転じていたことと, 同じ理由により構造振動に対する制御利得が著しく大きな値となっていたためである。M-3SII型ロケットの開発にあたっては, その初号機の飛翔前においては, 構造振動モード解析ならびにそれら柔軟性を考慮した制御系解析が行われたのであるが, 1)初号機においては剛体性が極めて高いことが数値指標で確認されていたこと, 2)姿勢検出部は初号機においては第1次構造振動モードの腹の位置にあり少なくとも線形性の成立する範囲ではペイロード重量の構造振動モードの制御安定性におよぼす感度は十分小さいと判断されていたこと, 3)今号機の飛翔以前の7回の飛翔を通じて第1次構造振動モードは励振はもちろん検出されたことがなかったことから, 今第8号機の飛翔前においては, 依然として剛体性近似が適用できると判断し, 構造振動モード解析および柔軟性を考慮した制御系検討は行われなかった。これが今回の不具合を事前に発見するにいたらなかった理由である。」
  • 川口淳一郎, 沢井秀次郎, 山川宏
    誘導制御シンポジウム資料 12th 1995年  
  • Kawaguchi, Junichiro, Yamada, Takahiro, Hashimoto, Tatsuaki, Sawai, Shujiro, Ninomiya, Keiken
    Acta Astronautica 37(C) 1995年  
  • 沢井秀次郎, 川口淳一郎
    誘導制御シンポジウム資料 11th 1994年  
  • 川口 淳一郎
    日本航空宇宙学会誌 40(466) p577-586 1992年11月  
  • 沢井秀次郎, 川口淳一郎, 石井信明
    宇宙科学技術連合講演会講演集 35th 1991年  
  • 沢井秀次郎, 川口淳一郎, 石井信明, 松尾弘毅, 中谷一郎
    宇宙科学技術連合講演会講演集 34th 1990年  
  • 川口 淳一郎
    宇宙科学研究所報告 43 1-56 1986年12月  
    This report summarizes the future trend in the weight of scientific satellites in Japan which will be launched or programmed in the late twentieth century. Among the several missions contained in this report, particular interest is directed to the interplanetary probes and astronomical observatory satellites. In the estimation of spacecraft weight, each component is systematically estimated based on the satellites which have already been launched or designed. Major result is that 3 ton LEO payload capabidity is needed in future transporter in order to accomplish the missions mentioned here.

共同研究・競争的資金等の研究課題

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