今泉郷子, 稲吉光子
日本がん看護学会誌, 23(1) 82-91, May, 2009
癌と診断された人(癌サバイバー)のコントロール感覚の概念の特性を明らかにすることを目的に、MEDLINE、CINAHL、CiNiiなどを用いて1996年〜2007年の文献を対象に検索を行い、得られた38件を分析した。その結果、癌サバイバーのコントロール感覚の属性として、【変化のある】【多様性のある】【関与している】【認識的な】【精通している】が見出され、その先行要件として【信念】【自己への信頼感】【他者との関係性】【癌情報の量と質】が存在し、それが癌サバイバーの【生活の質】【よりよい適応】【癌との共存】につながっていることが分かった。