研究者業績

中村 駿

ナカムラ シュン  (Shun Nakamura)

基本情報

所属
武蔵野大学 教育学部 教育学科 講師
学位
博士(人間科学)(早稲田大学)

連絡先
s-nakamusashino-u.ac.jp
研究者番号
60804507
J-GLOBAL ID
201701005701848961
researchmap会員ID
7000019780

研究キーワード

 2

論文

 13
  • 中村駿, 前田菜摘
    日本教育工学回論文誌 48(4) 2024年12月  
  • 中村駿
    武蔵野教育學論集 (15) 25-36 2023年10月  
  • 中村駿, 浅田匡
    武蔵野教育學論集 (13) 37-47 2022年10月  
  • 中村駿, 真下孝典, 中西啓喜, 松野夢斗
    青山学院大学教育学会紀要「教育研究」 (66) 63-71 2022年3月  
  • 中村駿, 中西啓喜, 西原是良, 前田菜摘, 佐野雅規, 神長伸幸, 齋藤篤
    人間科学研究 34(1) 13-18 2021年3月  査読有り
  • 中村 駿, 浅田 匡
    看護教育 61(4) 298-303 2020年4月  招待有り
  • 中村 駿
    早稲田大学大学院人間科学研究科 博士学位論文 2020年1月29日  
  • Noriyuki Inoue, Tadashi Asada, Natsumi Maeda, Shun Nakamura
    Teaching and Teacher Education 77 366-377 2019年1月  査読有り
  • 中村 駿, 浅田 匡
    人間科学研究 31(1) 3-12 2018年3月  査読有り
    Reflection has been crucial for teacher education since Schön first articulated a theory of reflective practice. However, there is confusion among education researchers about what reflection is. This paper clarifies key concepts of reflective practice by reviewing the definitions of “knowing-in-action,” “reflection-in-action,” and “reflection on action,” and reexamining previous research on teacher reflection based on a review of Schön’s works. This review suggests that knowing-in-action, reflection-in-action, and reflection on action are distinguished by four factors: whether the situation the practitioner faces is a surprise, whether the practitioner is conscious of his or her own actions, whether his or her actions are integrated with knowing or reflection, and whether he or she can still affect the situation. Previous research on teacher reflection only distinguishes reflection-in-action from reflection on action according to whether reflection occurs during class or afterward. In addition, it has only focused on reflection-in-action and reflection on action, not on knowing-in-action. Therefore, we conclude that previous theoretical frameworks for teacher reflection have limited our understanding of what teachers know and how they learn by teaching and suggest a few implications for future research on teacher reflection.
  • 中村 駿, 浅田 匡
    日本教育工学会論文誌 41(4) 477-487 2018年3月  査読有り
    本研究は,オン・ゴーイング法を用いて熟練教師が重要であると認知した授業事象を抽出し,授業者に当時の認知および思考内容についてインタビューすることによって,授業者の行為の中の省察の内実を探るとともに,授業認知と行為の中の省察の関係について明らかにすることを目的とする.初任者教師に授業を依頼し,インタビューを分析した結果,(1)自身の教授行為に没頭し,省察が生起しうる事象を見逃していること,(2)一時点的な事象の認知を基に行為の中の省察を生起させていること,(3)予想外の場面として認知して自身の行為枠組みを疑問視するものの,その場ではフレーム実験を試みないこともあること,の3点が明らかになった.また,熟練教師と初任者教師の授業認知の違いから,授業者の行為の中の省察を保証するためには,①教授行為における認知負荷,②授業認知の意味単位,③授業認知と行為を媒介する要素,の3点について考慮する必要性が示唆された.
  • 中村 駿, 浅田 匡
    日本教育工学会論文誌 40(4) 241-251 2017年2月  査読有り
    <p>本研究では,行為の中の省察を規定する要素として,教師の授業認知の特徴を明らかにすることを目的とする.方法として,CARTER et al.(1988)の写真スライド法を援用し,小学校社会科の授業に関する写真スライドを提示することで,小学校教師31名の認知内容を抽出した.授業において重要あるいは問題と考えられた場面に関して,注目箇所や意味形成を調査した結果,教職経験年数の多い教師群ほど,⑴特定の対象に注目するようになり,特に児童の情動を読み取る上で精度の高い情報源に注目する傾向があること,⑵以前の場面と関連付けながら授業を捉える傾向があること,⑶指導案から予測される児童の反応に基づいて授業を捉える傾向があること,の3点が明らかになった.しかし,生み出される状況の意味については教職経験に関わらず多様であり,教職経験とは異なる視点から検討する必要性が示唆された.以上を踏まえ,授業認知に基づく今後の省察研究への示唆を提示した.</p>

書籍等出版物

 4

講演・口頭発表等

 28

担当経験のある科目(授業)

 16

共同研究・競争的資金等の研究課題

 2

社会貢献活動

 9