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叶 雅之

カノウ マサユキ  (Masayuki Kano)

基本情報

所属
武蔵野大学 教育学部 教育学科 講師
東京学芸大学 学生キャリア支援室 特命教授
学位
教育学士(東京学芸大学)

連絡先
kawafuru93gmail.com
J-GLOBAL ID
201701001413125127
researchmap会員ID
B000270897

経歴

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論文

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  • 叶 雅之
    武蔵野教育論集 (第3号) 51-56 2018年9月  査読有り
    生活科における表現活動の教育的意義に着目し、新教育課程で目指す「主体的・対話的で深い学び」に表現活動が果たす役割や意義について考察をした。<br /> 表現活動は、表す側と受け止める側があって成り立つので、児童の側と教師の側から見た表現活動の機能を分析した。また、学習指導要領から見る生活科における表現活動と児童の身の回りの事象の捉え方との関係や、表現活動の教育的な意義と教師の役割を考察した。<br /> 児童のつぶやきや気付きを拾い上げたり、表現による振り返りで集団の多様な見方・考え方や主体性を引き出したりするなど、発信と受信による伝え合いが人間関係の広がりを作ることに着目した。その上で、体験と思考と表現の一体化を図り、表現活動を通して一つの気付きから多様な気付きへと広げていくには、教師が多様な表現方法に着目し活用を図ることや、児童の多様性を生かすことを大切にする教師の必要性を論じた。
  • 叶 雅之
    武蔵野教育学論集 (第2号) 39-45 2018年8月  査読有り
    教科「生活科」は創設時から理科的な体験活動が不十分であり、児童の幅広い興味・関心に応じた理科的な内容を増やすべきとの議論があり、前回の平成20年度学習指導要領改訂の際には教育課程部会内で理科的な内容の充実に向けた意見が多く出されていた。<br /> 学習指導要領の改訂期にあたり、生活科の誕生以来の経緯と生活科の学びにおける理科の学習との関連に関する内容を考察するとともに、平成29年度告示の学習指導要領における生活科の学習活動における理科につながる活動を分析した。<br /> 自然への親しみや具体的な活動を通して事象の違いや面白さに気付く活動、飼育・栽培活動を通した生命観や自然愛護の育成、根拠をもったものの見方、考え方の育成など、理科教育で求める主体的な問題解決能力の育成につながる共通性や類似性を指摘し、生活科の充実を通して理科の学習の充実につなげていくことの大切さを論じている。<br />

MISC

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書籍等出版物

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  • 編集 堀米孝尚 (担当:分担執筆, 範囲:教職員の校外研修・出張、長期休暇申請、勤務中の事故・怪我への対応)
    教育開発研究所 2016年3月 (ISBN: 9784865607017)
    本書では、小・中学校の教頭・副校長の実務や事故対応、法規・制度に関するポイントを解説し、職務遂行に関わる基本的事項を説明している。 そのうち、教職員の校外研修や出張への対応、長期にわたる教員の休暇申請への対応、勤務中の事故・怪我への対応の項目に関して執筆している。 各項目では、具体的な事例を示し、事例の問題点や対応のポイント、用語や参考とすべき資料の解説をし、教頭として具体的にどのようことに留意して対応をすればよいのかを根拠を示して解説をしている。
  • 叶雅之, 津幡道夫 (担当:共著)
    1995年10月
    理科において互いの考えや認識を認め合う表現活動は重要である。その意義や多様な表現活動の実践事例をまとめ、紹介した。
  • (担当:共著)
    1994年3月
    東京都教育庁指導部環境教育指導資料作成の調査委員として、理科第6学年単元「人の自然」を環境教育と関連させて自薦事例を紹介し、東京都の環境教育推進の指導資料を作成した。
  • (担当:共著)
    1993年10月
    児童の自然事象への素朴概念を調査した。生きていると死んでいるの違い、動物を好きな訳と嫌いな訳など、生物に関する児童の意識調査を行いまとめた。生物領域の第1章を担当した。

講演・口頭発表等

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  • 品川区立延山小学校において令和5年度の理科, 生活科研究の指導講師を務めた, 本研究においては主体的な学びを大切にし、児童主体の具体的な指導方法について講演と研究授業及び協議会を通して指導及び助言を行った。
  • 校内研究会・協議会等の指導 2018年11月22日 豊島区教育委員会・豊島区立駒込小学校
    豊島区教育委員会研究推進校である豊島区立駒込小学校において、2017年度から2018年度の2年間にわたり、指導講師を務めた。 本研究においては「主体的に学び、考えを深める児童の育成」を研究主題にして、理科・生活科を通して研究を深め、「多様な見方や考え方を受け止め、自らの考えを深めながら、問題解決を進める児童」を目指した。 具体的な手立てとしては、主題に迫る事象提示や学習環境の整備、考えを深めるための思考の可視化や多様な表現、場の設定などを図った。
  • 叶 雅之
    全国特別活動学会 2018年8月26日 日本特別活動学会
    武蔵野大学教育学部2年生で行っている選択科目、教育プレ実習「海の学校・山の学校」の誕生の経緯やカリキュラム、評価等について学会発表を行った。 プレ実習は、6年前に始まったゼミ合宿からスタートし、教育学部の選択科目となり本年度で4年目を迎えている。学生には半分は教員、半分は児童・生徒の視点をもって活動をするように促し、教員としての意識や心構え、対外的な心得を指導し、企画や運営で学生ができることは自身で行うようにして改善を図っている。 また、島と山間地の違いに応じて、出来る活動を工夫し、実習後の報告では学生から有意義であったとの声も大きい。課題としては実習場所の選定や地域との協力体制が必要であり、状況に応じた改善を図っていることを発表した。
  • 叶 雅之
    2018年8月20日 清瀬市教育委員会
    プログラミング教育導入の経緯と内容について国等の動きや会議の答申を解説し、学習指導要領や小学校プログラミング教育の手引きに示された目標や内容、育成すべき資質・能力を説明した上で、実践例を紹介した。 また、パソコンを使用しないプログラミング体験を行った上で、第6学年の電流の働きについて、島津理化のMESHの活用を紹介し、プログラミング体験講習を行った。
  • 叶 雅之
    清瀬市教育委員会夏季専門研修 2018年8月20日 清瀬市教育委員会
    今後の理科教育の方向性と理科目標の捉え方の変化につ解説を行った。また、理科教育を通して育成する資質・能力を図る資質・能力や理科における見方・考え方を説明し、理科における「主体的、対話的で深い学び」により培われる力について、全国学力・学習状況調査を基に解説をした。 その後、理科における危険防止についてアンケート調査を行い、実験室における危険を予防する方法や安全な実験方法について実技を交えて指導をした。

担当経験のある科目(授業)

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所属学協会

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Works(作品等)

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資格・免許

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  • 件名
    聾学校教諭2種普通免許
    年月日
    1979/06/15
  • 件名
    幼稚園教諭2種普通免許
    年月日
    1976/03/31
  • 件名
    小学校教諭1種普通免許
    年月日
    1976/03/31
  • 件名
    養護学校教諭2種普通免許
    年月日
    1976/03/31
  • 件名
    中学校教諭1種普通免許(理科)
    年月日
    1976/03/31
  • 件名
    高等学校教諭1種普通免許(理科)
    年月日
    1976/03/31

実務経験を有する者についての特記事項(職務上の実績)

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  • 件名
    小学校教員
    年月日(From)
    1976/04
    年月日(To)
    1995/03
  • 件名
    品川区立小学校教頭
    年月日(From)
    1995/04/01
    年月日(To)
    1998/03/31
  • 件名
    文京区教育委員会指導主事
    年月日(From)
    1998/04/01
    年月日(To)
    2003/03/31
  • 件名
    立川市教育委員会指導課長
    年月日(From)
    2003/04/01
    年月日(To)
    2006/03/31
  • 件名
    府中市立小学校校長
    年月日(From)
    2006/04/01
    年月日(To)
    2011/03/31
  • 件名
    府中市立幼稚園長
    年月日(From)
    2006/04/01
    年月日(To)
    2008/03/31
  • 件名
    豊島区立小学校校長
    年月日(From)
    2011/04/01
    年月日(To)
    2016/03/31
  • 件名
    豊島区立幼稚園長
    年月日(From)
    2011/04/01
    年月日(To)
    2013/03/31

その他(職務上の実績)

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  • 件名
    日本赤十字東京支部より感謝状贈呈
    年月日(From)
    2011
    概要
    ギフトボックスプログラムの積極的活動やその実践発表等への貢献に対して感謝状を贈呈される。