実験哲学の手法を用いたジョシュア・ノーブの論文「意図的行為という概念」(Joshua Knobe. 2008. “The Concept of Intentional Action: A Case Study in the Uses of Folk Psychology”)の紹介と検討を通じて、道徳的考慮が「意図的行為」の直観に影響する仕方について論じた。
D・S・ウィルソンの論文「利他主義と利己主義に関する進化論的定義と心理学的定義の関係について」(Wilson, D. S. 1998, "On the Relationship between Evolutionary and Psychological Definitions of Altruism and Selfishness")を紹介し、コメントを付した。