永井 智子, 山崎 真帆, 一色 喜保, 窪田 志穂, 斉藤 瑛梨, 鈴木 純子, 田村 晴香, 戸渡 洋子, 中島 富志子, 渡邉 千秋
保健師教育 9(1) 68-75 2025年5月31日
目的:ラダーIつながる会(以下,つながる会)は,2021年3月,一般社団法人全国保健師教育機関協議会のラダーI研修の第2期修了生の有志により発足した.発足から現在までの活動を振り返り,活動の意味を考察すると共に,今後の展望を報告する.
活動内容:つながる会は,公衆衛生看護学の教育や研究について考えるネットワークである.活動内容として,「ラダーI研修の第3期以降のファシリテーターとしての参加」,「日本公衆衛生看護学会学術集会のワークショップ」,「SNSを通した情報共有」を実施してきた.
考察:ワークショップのアンケート結果やつながる会のメンバー数の増加から考え,つながる会は,公衆衛生看護学の教育を考えるという共通の思いのもと,新たな交流を生み出す場となってきたと考える.活動にあたっての課題を検討しながら,今後も,公衆衛生看護学に関心のあるさまざまな立場の人々と共に公衆衛生看護学の教育と研究の質の向上のために活動していきたいと考える.