研究者業績

渡部 博志

ワタナベ ヒロシ  (Hiroshi WATANABE)

基本情報

所属
武蔵野大学 経営学部 経営学科 教授
学位
修士(一橋大学)

J-GLOBAL ID
201701016114870948
researchmap会員ID
B000270425

学歴

 3

論文

 14
  • 渡部博志
    日本経営学会第97回大会報告要旨集 336-339 2023年8月  筆頭著者
  • 渡部博志
    武蔵野大学経営研究所紀要 2 117-133 2020年9月  筆頭著者
  • 高橋 大樹, 渡部 博志, 積田 淳史, 宍戶 拓人
    武蔵野⼤学経営研究所紀要 (1) 107-165 2020年3月  
  • 高橋大樹, 渡部博志, 積田淳史, 宍戸拓人
    武蔵野大学政治経済研究所年報 (17) 153-184 2018年10月  
  • 高橋大樹, 渡部博志, 積田淳史, 宍戸拓人
    武蔵野大学政治経済研究所年報 (17) 111-152 2018年10月  
  • 渡部 博志
    武蔵野大学政治経済研究所年報 (17) 49-66 2018年9月  
    <br /> 中間管理職は、上司の下で職務を遂行する側面と、部下を抱え彼ら/彼女らを組織目標に向かって導いていく側面と、2つの側面を同時に持つ存在である。前者はFollowershipとして、後者はLeadershipとして、それぞれにリーダーシップ論の中で議論が展開されているものの、1人の中間管理職が同時に2つの側面を担うことで生じる問題というものがこれまでに十分に議論されていない。本論文では、2側面を同時に捉えることで生じる研究上の展開について先行研究のレビューを中心に検討を加える。
  • 渡部 博志
    武蔵野大学政治経済研究所年報 (10) 101-129 2015年2月  
    この論文では、組織におけるリーダーとの関係の長さが、組織内のコミュニケーションに与える影響に焦点をあて考察した。より具体的には、組織内の公式的な上司-部下という関係の期間と、直属上司となる以前を含む面識の期間という二側面に着目し、1年半という期間を挟んで実施された2回の質問票調査から得られた回答データを用いて実証分析を行った。<br /> 分析結果からは、この二側面から上司-部下の関係を区分すると、上司に対する情報発信を諦めてしまうというコミュニケーション不全を避ける要因が異なることが示された。また、分析を通じて着任からの期間だけに限らず、着任前から既知の間柄にあるか否かをも同時に検討することで、上司と部下の間で行われるコミュニケーションへの影響の可能性を実証的に示した。さらに、上司が着任して公式的職位として築かれた上司-部下としての期間と、以前からの知り合いとして築かれた両者の既知の期間という、公式・
  • 渡部 博志
    武蔵野大学政治経済研究所年報 (9) 167-187 2014年7月  
    職位としての組織のトップの交代により新たに組織の長となった人物のリーダーシップを、それまで組織長を勤めてきた人物が発揮していたリーダーシップと比較した場合に、組織へ及ぼす影響に前任者との違いがあるkの火を考察したものである。前任者よりも後任者の方がより人間関係志向のリーダーシップを発揮しているほど、信頼についても前任者より後任者の方が高くなり、そのように信頼されているほど情報共有が必要な場において、上司への配慮を示して発言をとどめるということはなくなるが、その関係は組織に対するコミットメントが部分的に媒介していることが示された。
  • 渡部 博志
    武蔵野大学政治経済研究所年報 (7) 1-25 2013年7月  
    本論文は、事業組織を対象とする組織内のコミュニケーションの問題に焦点をあてたものであり、発言を促す要因が発言者側の認識の違いによって異なるか否かを探索的に考察するものである。既存研究においては、組織が直面する環境によって形成される認識が異なり、組織内の情報共有を促進する要因も異なることが指摘されているのだけれども、社外秘の紛失や経理数値の大幅錯誤といった組織にとって望ましくない「悪い情報」が生じた際に、その対応に向けた発言を促進する要因が認識の違いによって影響を受けるか否かについては検討がなされてきていなかった。そこで、「悪い情報」の発生という問題に対して積極的な発言を促す要因が、発言者側の認識によって異なるか否かを分析した。質問票調査から得られた966名の回答を用いた結果から、通常の事業活動時に起こりうる問題の中で、どのような内容を最も組織にとって「悪い情報」だと認識するのかによって、社外秘
  • 渡部 博志
    武蔵野大学政治経済研究所年報 (6) 53-74 2012年12月  
    非常時の積極的な提言に影響を及ぼす、平時の組織的特徴として以下の2点が見られた。1.平時において情報伝達規則を遵守する程度の高い組織ほど、非常時の積極的な提言がなされない傾向が見られる、2.平時の情報発信時に、発信内容への配慮がなされるといった組織的特徴については、非常時の発言には影響を及ぼすものではない。
  • 渡部 博志
    一橋研究 35(4) 1-13 2011年1月  
    職能間の円滑なコミュニケーションを促進する意図で組織に導入される、調整担当者の設置やマトリクス組織の導入などの水平統合装置の存在は、職能間の情報共有度を高めることに寄与しておらず、職能間の事前の調整手段である目標の共有が情報共有に対して影響を与えることを、質問票調査から得られたデータを基にした実証分析で示した。
  • 渡部 博志
    一橋研究 35(3) 115-129 2010年10月  
    顧客からのクレームや、生産活動の遅れなどの「悪い情報」は、上司へ伝わりにくい。このような、望ましくない事態が生じていることを伝える、「悪い情報」の伝達に焦点を当てた研究がこれまでにもなされてきた。近年では、エンロンやワールドコムの事件を例に挙げ、「悪い情報」が上司に伝わらないことを組織レベルの問題として議論している。しかしながら、これらの議論の中で、情報伝達に影響を与える要因として考えられているものは、情報の受信者に対する発信者側の認識という点では共通であることを指摘する。

MISC

 6

書籍等出版物

 2
  • (担当:分担執筆, 範囲:第3章「働くことに内在する「つながり」の視点~在宅勤務について考える~」)
    武蔵野大学出版会 2021年
  • 伊丹敬之, 一橋MBA戦略ワークショップ (担当:共著)
    東洋経済新報社 2008年10月 (ISBN: 9784492521694)
    一橋大学MBAの戦略ワークショップのメンバー13名と、ワークショップの指導教官である伊丹敬之の共著。日本の大手企業が平成19年に講じた戦略的打ち手を分析し、従来の事業活動から何らかの境界線を越える戦略的打ち手が企業成長の要因になることを指摘する。打ち手の中でも、「事業コンセプト」、「企業の境界線」、「国境」という3つの戦略的課題について取り上げ、企業が実際にどのように「壁」を乗り越えたのかを分析している。

講演・口頭発表等

 25

共同研究・競争的資金等の研究課題

 6

教育内容・方法の工夫

 2
  • 件名
    ケースディスカッションを用いた双方向授業の展開
    年月日(From)
    2011/10/01
    年月日(To)
    2011/10/01
    概要
    企業経営に関するケースを用い、学生の発表を主体とする授業の展開
  • 件名
    実践的な課題認識能力および解決力育成にむけたビジネス現場の見学
    年月日(From)
    2012/04/01
    年月日(To)
    2012/04/01
    概要
    現実社会におけるビジネスの課題を認識し、そこで生じている問題に対する自らの考えをまとめる力を向上させるため、東京ビッグサイトでの展示会見学等のビジネス現場の見学を取り入れている。また、2013年度は、日本科学未来館における企画展を見学し、それを基にした課題設定とその解決策の検討をグループワーク形式で行うことで、単なる見学に終わらせない仕組みにしている。

その他(教育上の能力)

 1
  • 件名
    学修IR:学修成果に寄与するための施策検討(授業改善小委員会 発表会)
    年月日(From)
    2015/12/01
    年月日(To)
    2015/12/02

その他(職務上の実績)

 8
  • 件名
    経営学科 入試実務委員
    年月日(From)
    2012/04/01
    年月日(To)
    2016/03/31
  • 件名
    武蔵野大学ブランド構築プロジェクト委員
    年月日(From)
    2014/05/21
    年月日(To)
    2015/06/30
  • 件名
    武蔵野大学カリキュラム改革委員会 授業改善小委員会 委員
    年月日(From)
    2015/04/01
    年月日(To)
    2016/03/31
  • 件名
    教育改革推進会議 授業改善小委員会 委員
    年月日(From)
    2016/08/01
    年月日(To)
    2016/08/01
  • 件名
    学校法人武蔵野大学 創立100周年記念事業計画専門委員会 委員
    年月日(From)
    2016/08/03
    年月日(To)
    2018/03/31
  • 件名
    Chief of the Steering Committee, Musashino University Creating Happiness Incubation
    年月日(From)
    2016/11/14
    年月日(To)
    2019/03/31
  • 件名
    学生部長
    年月日(From)
    2017/04/01
    年月日(To)
    2019/03/31
  • 件名
    キャリア開発部長
    年月日(From)
    2019/04/01