研究者業績

Keiko Asano

  (淺野 敬子)

Profile Information

Affiliation
Assistant Professor, Department of Human Sciences, School of Distance Learning, Musashino University
Degree
学術(武蔵野大学大学院)

J-GLOBAL ID
201801000679862586
researchmap Member ID
B000293437

Committee Memberships

 1

Major Papers

 18
  • 淺野敬子
    刑事法ジャーナル, (75) 44-50, Feb, 2023  InvitedLead author
  • 淺野敬子, 今野理恵子, 山本このみ, 井上美里, 正木智子, 平川和子, 小西聖子
    武蔵野大学心理臨床センター紀要, 22 1-13, Dec, 2022  Peer-reviewedLead author
  • 今野理恵子, 淺野敬子, 山本このみ, 小西聖子
    トラウマティック・ストレス, 20(2) 83-91, Dec, 2022  Peer-reviewed
  • 中山 千秋, 中島 聡美, 今野 理恵子, 淺野 敬子, 山本 このみ, 大岡 友子, 佐々木 真由美, 小西 聖子
    被害者学研究 / 日本被害者学会 編, (31) 17-33, Mar, 2022  Peer-reviewedInvited
  • 淺野 敬子, 正木 智子, 今野 理恵子, 山本 このみ, 平川 和子, 小西 聖子
    トラウマティック・ストレス : 日本トラウマティック・ストレス学会誌 = Japanese journal of traumatic stress : official journal of the Japanese Society for Traumatic Stress Studies, 15(1) 59-68, Jun, 2017  Peer-reviewedLead author
    背景と目的:性暴力被害者のPTSD症状を速やかに改善することは、被害者の回復において重要であると考えられるが、ワンストップ支援センターを利用した性暴力被害者の精神症状および実情について国内の報告はほとんどない。本調査は、急性期性暴力被害者の実情を踏まえた介入方法と課題について検討することを目的にカルテ調査を行った。方法:ワンストップ支援センター開設後3年半の間に、当該支援センターから精神科へ紹介された女性の性暴力被害者について、カルテ情報から対象者の属性、被害内容、診断名、治療転帰などの情報を収集しデータ分析した。結果:対象者30名は平均年齢27.4±7.46歳であり、ASDまたはPTSD罹患者(PTSD疑いを含む)は83.3%であった。対象者のうち被害後3ヵ月以内に精神科を受診した者は56.7%であった。考察:対象者のASD、PTSD罹患率は高い結果となった。本結果からワンストップ支援センターから紹介される性暴力被害者への介入方法を検討した。(著者抄録)
  • 淺野 敬子, 中島 聡美, 成澤 知美, 中澤 直子, 金 吉晴, 小西 聖子
    女性心身医学, 21(3) 325-335, Mar, 2017  Peer-reviewed
    【背景・目的】性暴力被害者が被害後の急性期に被害による心身への影響や司法手続きおよび支援に関する情報を得ることは、被害後のストレスを軽減し、被害者を適切な治療や支援に繋げやすくすると考えられる。しかし、被害後急性期の被害者に総合的な支援情報を提供する媒体は少なく、その有用性について評価されたものはない。そこで、急性期性暴力被害者のための情報提供用ハンドブック(以下、冊子)を作成し、性暴力被害者の支援者または治療者(以下、支援・治療者)を対象に本冊子の有用性について評価を行った。【方法】先行研究や性暴力被害者への聞き取りを基に冊子原案を作成し、多職種の専門家、被害当事者(29名)に意見を求めて原案を修正し冊子を作成した。本冊子の有用性を評価するため、産婦人科医療機関や支援機関に所属する性暴力被害者の支援・治療者(186名)を対象に自記式アンケート調査を行った。本調査では、調査協力者へ先に本冊子を配布し冊子を使用してもらい、3ヵ月後に本冊子の有用性についての自記式調査票を配布し回答を得た。本研究の実施にあたり、国立精神・神経医療研究センター倫理委員会の承認を得た。【結果】対象者のうち104名(回収率55.9%)から回答を得た。回答者は、女性が95.2%であり、平均年齢は54.1±13.1歳であった。調査期間に被害者に本冊子を使用した者は18.3%であった。冊子全体の評価では、支援者および被害者・家族にとって「役に立った」という回答は80%以上あり、「理解しやすかった」という回答は70%以上であった。調査期間中に支援・治療を経験した者では、そうでない者と比べ「治療・支援が円滑に行えた」という評価が高い一方、「時間の負担」が増したとする意見が多かった。【考察】本冊子は、支援者の視点から被害者に情報提供をする上で有用であるという評価を得た。今後は性暴力被害者から評価を得て本冊子の内容を検討することが課題である。(著者抄録)

Misc.

 32

Books and Other Publications

 1

Presentations

 38

Teaching Experience

 21

Professional Memberships

 6

Works

 2

Research Projects

 4