研究者業績

矢澤 美香子

ヤザワ ミカコ  (YAZAWA MIKAKO)

基本情報

所属
武蔵野大学 人間科学部 人間科学科 教授
学位
学士(文学)(早稲田大学)
修士(人間科学)(早稲田大学)
博士(人間科学)(早稲田大学)

J-GLOBAL ID
201201009170662475
researchmap会員ID
B000221139

<資格>

公認心理師,臨床心理士,認定心理士,産業カウンセラー


論文

 37
  • 金澤 愛, 矢澤美香子
    武蔵野大学心理臨床センター紀要 (23) 1-13 2023年12月  査読有り責任著者
  • 小林真綾, 矢澤美香子
    容装心理学研究 2(1) 19-22 2023年3月  査読有り最終著者
    醜形恐怖症の発症に小児期における母親の養育態度が寄与している可能性が指摘されているものの,そのメカニズムは明らかになっていない。本研究の目的は,母親の養育態度(養護と過保護)は醜形懸念と関連し,その関連に拒絶過敏性が介在するかを検討することであった。大学生428名を対象にWeb上での質問紙調査を行った。その結果,母親の養護と醜形懸念との間に有意な関連は認められなかったが,母親の過保護と醜形懸念との間に有意な正の関連が認められた。加えて,母親の養護と過保護は拒絶過敏性を介して醜形懸念に関連することが示された。今後は,BDD臨床群を対象に本研究の結果が再現されるかを検討することが求められる。
  • 小林 真綾, 金澤 愛, 森澤 隆行, 渡部 恵, 矢澤 美香子
    武蔵野大学心理臨床センター紀要 22(22) 24-30 2023年  最終著者
  • YAZAWA Mikako
    Bulletin of Tokyo Denki University, Arts and Sciences 20 125-128 2022年12月  
  • 矢澤美香子, 鈴木公啓
    容装心理学研究 1(1) 51-58 2022年3月  査読有り筆頭著者
    新型コロナウイルス感染拡大の影響により,人々のアピアランス(外見)に関連するさまざまな問題が現れている。Zoomなどのオンラインを利用したビデオ通話が日常化したことで,自らの外見上の欠点への選択的注目や自己認識の歪みなどの心理的問題が生じるZoom dysmorphiaはその一つである。本稿では,ウィズ/アフターコロナの時代に繋がり得るアピアランス問題の先行研究を概観したうえで,新たに直面している心理学的課題について考察した。
  • 鈴木公啓, 矢澤美香子
    容装心理学研究 1(1) 5-12 2022年3月  査読有り
    コロナ禍の生活においてマスク着用が常となり,それに連動する形で化粧行動が影響を受けている。特にメイクの変容にともない,得られるはずの心理的効用が減じ,それが生活満足感の低下に影響している可能性がある。本研究の参加者は20代から60代の成人女性579名であった。多くの人が,マスク着用によって化粧行動が変化し,部分的にまたは全体的にメイクが減じていることが確認された。そして,それにともない,化粧時の感情が減じていること,その感情の低下によって,化粧の満足度が低下し最終的には生活満足感が低下していることが確認された。
  • 鈴木 公啓, 矢澤美香子
    ストレス科学研究 37 49-53 2022年  査読有り最終著者
  • 加藤克彦, 矢澤美香子
    武蔵野大学心理臨床センター紀要 21 33-43 2021年12月  最終著者
  • Tomohiro Suzuki, Yuko Yamamiya, Mikako Yazawa
    Japanese Psychological Research 2021年11月30日  査読有り
  • 前廣 美保, 矢澤 美香子, 義永 睦子, 山本 由子
    武蔵野大学しあわせ研究所紀要 (4) 103-113 2021年3月  
  • Yazawa, M
    Bulletin of Tokyo Denki University, Arts and Sciences 19 115-118 2021年  筆頭著者
  • 矢澤 美香子
    武蔵野大学 認知行動療法研究誌 (創刊号) 5-11 2020年3月  筆頭著者
  • Yazawa, M
    Bulletin of Tokyo Denki University, Arts and Sciences 18 2020年  筆頭著者
  • 矢澤美香子
    武蔵野大学心理臨床センター紀要 18 15-24 2018年12月  筆頭著者
    本研究は,「ワーク・ライフ・バランス」の概念,研究の問題点に着目し,新たな概念として注目されている「ワーク・ライフ・インテグレーション(W & L I:仕事と私生活の統合)」に関する国内外の研究の動向についてまとめた。人生100年時代における新たなキャリア観とW & L Iにもとづく考え方や制度を活かした働き方,生き方について考察し,W & L Iを活かした個人,組織,社会への支援策と今後の研究課題について論じた。
  • 那須明美, 松本啓子, 矢澤美香子
    川崎医療福祉学会誌 28(1-1) 47‐53-53 2018年10月  最終著者
    本研究は,若年女性のがんサバイバーシップに関して国内文献を概観し,その苦悩と支援の現状に着目して,課題を検討することを目的とした。文献レビューの結果,「死への恐怖と命の不確かさの中で生きること」等が苦悩として抽出され,「がんと共に肯定的に生きる意味を見出す支援」等の支援とその課題が明らかとなった。
  • 前廣美保, 前田壽雄, 矢澤美香子, 本多勇, 皆月みゆき
    武蔵野大学しあわせ研究所紀要 1 73-93 2018年3月  
    本研究は,筆者らが2016年3月にしあわせ研究助成を受けて開催した「はたらくしあわせ」ショーケース&トークイベントで得た考察をもとに,「しあわせ」をいかに読み解くかを、①仏教学(真宗学)の観点から、②心理学の尺度から、③社会福祉の実践の現場から、そして④経済効率を求める産業における対人援助の視点からの4つの方向から検討,考察した。いかに社会が個人のしあわせをカタチにすることができるのかについて,障害者の多様な表現を社会が受け止めて変化することが今後の課題として提示された。
  • 矢澤美香子, 野口普子, 前廣美保, 本多 勇
    武蔵野大学しあわせ研究所紀要 1 94-110 2018年3月  筆頭著者
    本研究では,従来のワーク・ライフ・バランスからさらに発展した「ワーク・ライフ・インテグレーション(W &amp; L I:仕事と私生活の統合)」の概念に着目した。大学通信教育課程の社会人学生を対象に調査を行い,仕事や私生活(家庭,個人の生活領域)と「学び」の領域を統合に関連する方略の内容および実践の程度を明らかにした。特に,仕事や学びと他の領域を統合する方略の実践の程度は低い傾向にあること等が示され,W &amp; L Iの観点から,学生自身の対処方略の向上や学生に対する心理社会的支援の必要性について考察した。<br /> 担当部分:研究計画及び論文執筆(筆頭論文)<br /> 共著者:矢澤美香子・野口普子・前廣美保・本多勇
  • Yazawa, M, Suzuki, T
    Bulletin of Tokyo Denki University, Arts and Sciences 15 231-234 2017年12月  筆頭著者
    本研究では,若年女性を対象に健康的なダイエット行動の実践の程度を把握するためのthe Checklist for Healthy Dieting(CHD)を作成し,その因子構造について検討することを目的とした。CHDが1因子構造であることを確認するとともに,ダイエットの実践についての自覚的認識がある者はない者に比べてCHDの高さが過食傾向や強い痩身願望と関連することが明らかとなった。
  • 鈴木公啓, 飯野京子, 嶋津多恵子, 佐川美枝子, 綿貫成明, 市川智里, 栗原美穂, 坂本はと恵, 栗原陽子, 上杉英生, 野澤桂子, 矢澤美香子, 藤間勝子
    東京未来大学紀要 10 87-95 2017年  
    本研究の目的は,がん化学療法を受け,脱毛および爪の変化が予測される患者に対して実施している情報提供の内容と方法の実態を明らかにすることであった。全国がん診療連携拠点病院397施設 を対象に,質問紙調査を実施し,162名(回収率40.1%)の看護師より回答を得た。情報提供の内容と方法について自由記述を求め,その記載内容を質的に分析した。看護師の外見ケアに関する情報源は,専門書籍,業者などであることが示された。また,患者への情報提供の内容は10のカテゴリーが生成され,外見の変化を体験する患者が十分に理解でき適切な方法を選択できるためには,多様な情報が必要であることが明らかとなった。また,患者への情報提供の方法は5つのカテゴリーが生成され,情報を効果的に提供するための方法として,治療スケジュールを考慮したケアをおこなったり,情緒的なケアを平行しておこなったりしていることが明らかになった。
  • 鈴木 公啓, 上杉 英生, 野澤 桂子, 矢澤 美香子, 藤間 勝子, 飯野 京子, 嶋津 多恵子, 佐川 美枝子, 綿貫 成明, 市川 智里, 栗原 美穂, 坂本 はと恵, 栗原 陽子
    東京未来大学研究紀要 10 87-95 2017年  
    <p> 本研究の目的は、がん化学療法を受け、脱毛および爪の変化が予測される患者に対して実施している情報提供の内容と方法の実態を明らかにすることであった。全国がん診療連携拠点病院397施設を対象に、質問紙調査を実施し、162名(回収率40.1%)の看護師より回答を得た。情報提供の内容と方法について自由記述を求め、その記載内容を質的に分析した。看護師の外見ケアに関する情報源は、専門書籍、業者などであることが示された。また、患者への情報提供の内容は10のカテゴリーが生成され、外見の変化を体験する患者が十分に理解でき適切な方法を選択できるためには、多様な情報が必要であることが明らかとなった。また、患者への情報提供の方法は5つのカテゴリーが生成され、情報を効果的に提供するための方法として、治療スケジュールを考慮したケアをおこなったり、情緒的なケアを平行しておこなったりしていることが明らかになった。</p>
  • 高橋 恵理子, 野澤 桂子, 矢澤 美香子, 藤間 勝子, 鈴木 公啓
    がん看護 21(6) 629-634 2016年9月  査読有り
    本研究では,がんに関する情報を収集する際の一般的傾向を明らかにし,がん治療による外見の変化へのケア方法に関するインターネット情報の内容とその適切性について検討することを目的とした。調査の結果,初めてがんに罹患して情報収集を行う際には,インターネットを使用する者が圧倒的多数を占めていたことがわかった。また,インターネットでは,脱毛やむくみに対するケアが多く紹介されているものの,医療者によって正しいと判断された情報は,全情報の約6割にすぎないことがわかった。<br /> (担当部分:共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
  • 鈴木 公啓, 矢澤 美香子
    Fragrance journal = フレグランスジャーナル 44(5) 66-73 2016年5月  
    本研究は,成人女性を対象に,装いに起因する障害(トラブル)の経験割合や装い起因障害についての情報およびそれらへの接触経験,装い起因障害経験後の行動変容について調査を行い,その実態を明らかにした。装い起因障害についての啓蒙や心理教育的介入の必要性について論じられた。
  • 鈴木 公啓, 矢澤 美香子
    東京未来大学研究紀要 9 75-82 2016年  
    <p> 本研究は,装い起因障害に対する心理教育的介入の試みの検討を目的とした。研究1 では,介入前後の比較により,装い起因障害の情報を伝えることが,装い起因障害経験後の行動予測に影響を及ぼすことを明らかにした。研究2 では,介入有無の比較により,装い起因障害の情報を伝えることが,装い起因障害経験後の行動予測に影響を及ぼすことを明らかにした。研究3 では,3 ヶ月弱の間を空けた検討により,介入の効果が比較的持続していることを明らかにした。以上の結果から,単純に装い起因障害の情報を伝える啓蒙であっても,比較的十分な効果が得られることが確認されたといえる。</p>
  • 矢澤美香子
    東京電機大学総合文化研究 13(13) 231-239 2015年12月  筆頭著者
    本研究では,30代女性を対象に,キャリア・バリアとレジリエンス,ストレス反応との関連性について検討することを目的とした。調査の結果,「就労における条件・意識」「病気・異動による変化」「結婚・出産・育児による変化」という3因子からなるキャリア・バリアがあることが明らかとなった。また,レジリエンスが,キャリア・バリアから生じるストレス反応の緩衝要因となる可能性が示された。<br /> (論文執筆全般を担当)
  • 木戸 彩恵, 荒川 歩, 鈴木 公啓, 矢澤 美香子
    立命館人間科学研究 32(32) 85-103 2015年8月  査読有り
    本研究は,女性大学生を対象にインタビュー調査を行い,文化としての衣服の取り込みについて発達的観点から議論することを目的とした。調査の結果から,衣服の摂り込みに関わる価値観は発達とともに変容することが明らかとなり,着衣がもつ意味について考察された。<br /> (共同研究)
  • 鈴木 公啓, 矢澤 美香子
    Fragrance journal 42(8) 52-60 2014年8月  
    本研究は,大学や短大の女子学生を対象に調査を実施し,装いによるトラブルに関する経験の実態とメディアの情報との接触経験,周囲の人のトラブル経験との接触経験について検討した。その結果,装いによるトラブルの実態の一端が明らかになり,効果的な啓蒙について検討していくことの重要性が提起された。<br /> (共同研究)
  • 野澤 桂子, 高橋 恵理子, 鈴木 公啓, 矢澤 美香子
    日本癌治療学会誌 49(3) 1888-1888 2014年6月  査読有り
  • 矢澤 美香子
    東京電機大学総合文化研究 11(1) 231-236 2013年12月  筆頭著者
    本研究は,ダイエットの実践について単項目とダイエット行動尺度による質問紙を併用して測定し,自覚的認知と行動の相違について検討することを目的とした。その結果,多くの者でダイエットの自覚的認知と実際の行動頻度はおおよそ一致していたが,一致していない者も存在することが明らかとなり,ダイエットの測定と自覚的認知と行動の相違に関する問題点が考察された。<br /> (論文執筆全般を担当)
  • 矢澤美香子, 金築優, 根建金男
    パーソナリティ研究 21(3) 216-230 2013年3月  査読有り筆頭著者
    本研究は,女子大学生を対象に調査を実施し,ダイエットにおける完全主義的な自己陳述を明らかにし,それらを測定する尺度を開発することを目的とした。調査結果から,4つの因子からなるPerfectionistic Self-statements Inventory about Dieting(PSI-D)が作成され,十分な信頼性,妥当性が確認された。<br /> 〔論文執筆全般を担当(筆頭論文)〕
  • 井合真海子, 矢澤美香子, 根建金男
    パーソナリティ研究 19 81-93 2010年11月  査読有り
    本研究では,境界性パーソナリティ障害(BPD)周辺群を対象として,見捨てられスキーマ尺度(ASQ)を作成し,見捨てられスキーマとBPDの徴候との関連を調べることを目的とした。その結果,3因子から成るASQが作成され,十分な信頼性,妥当性が確認された。さらに,見捨てられスキーマは,感情の不安定性を介してBPD周辺群に顕著にみられる様々な行動化に影響を与えている,という因果モデルが導かれた。<br /> (共同研究)
  • 長谷川晃, 伊藤義徳, 矢澤美香子, 根建金男
    パーソナリティ研究 19(1) 68-71-71 2010年8月  査読有り
    本研究では,抑うつ状態チェックリスト(the Depressive States Checklist: DSC)の改訂日本語版(J-DSC-R)を作成した。その結果,良好な信頼性,構成概念妥当性が確認された。今後は,J-DSC-Rを用いることにより,全般的でネガティブな自己に対する視点が,抑うつの持続・重症化とどの程度関連しているのか,精緻に検討することが可能となると考察された。<br /> (共同研究)
  • 矢澤美香子, 金築優, 根建金男
    女性心身医学 15(1) 154-161-161 2010年7月  査読有り
    本研究では,青年女子における完全主義認知とダイエット行動および摂食障害傾向にみられる食行動異常との関連性を検討することを目的とした。調査の結果,Body Mass Indexに基づき「痩せ」「普通」体型である青年女子では,ダイエット行動によって4つのタイプに分類され,厳格なダイエット実施群では,完全主義的認知の経験頻度が高く,完全主義的認知と摂食障害傾向との間に関連があることが示された。<br /> 〔論文執筆全般を担当(筆頭論文)〕
  • 矢澤美香子, 金築優, 根建金男
    行動療法研究 34 243-253 2008年9月  
    本研究では,女子学生のダイエット行動における完全主義認知,感情,自己評価の特徴を実験的に検討することを目的とした。女子学生を厳格なダイエットの実施頻度の高群と低群に分け,各群をさらにダイエットの成功もしくは失敗をイメージさせる群に分けた。その結果,厳格なダイエット実施高群は低群に比べて,ダイエットの失敗想定状況で,ミスにとらわれる認知が生起し,不安感が喚起され,自己評価に変動が認められた。<br /> 〔論文執筆全般を担当(筆頭論文)〕
  • 矢部純子, 長谷川麻里, 矢澤美香子, 根建金男
    早稲田大学臨床心理学研究 7 109-118 2008年2月  
    本研究の目的は,摂食障害傾向,本来感,アサーションスキルの関係性について検討することであった。女子大学生を対象に調査を実施した結果,アサーティブな認知,行動が,本来感を媒介し,摂食障害傾向に影響を及ぼすモデルが導かれた。よって,アサーショントレーニングの実施が本来感や摂食障害傾向の改善に影響を及ぼす可能性が考えられた。<br /> (共同研究)
  • 矢澤美香子, 根建金男
    早稲田大学臨床心理学研究 7 181-194 2008年2月  
    本論文の目的は,完全主義の次元性と摂食障害との関連についての研究を展望することであった。完全主義の測定の変遷を概観し,完全主義の単次元構造,多次元構造と摂食障害との関連についての研究動向およびその問題点を示した。そして,完全主義の二次元構造から摂食障害との関連を検討することの有用性について述べた。以上を踏まえて,摂食障害の発症,維持のメカニズムの解明にむけて,完全主義の二次元性に着目した実証的な研究の蓄積の必要性,および,今後の研究の方向性について論じた。<br /> 〔論文執筆全般を担当(筆頭論文)〕
  • 矢澤美香子, 金築優, 根建金男
    早稲田大学臨床心理学研究 5 87-97 2006年2月  
    本研究の目的は,厳格なダイエット経験者に面接を行い,厳格なダイエット行動で問題となり得る完全主義的認知の特徴を探ることであった。その結果,ダイエットの目標設定や目標追求の持つ問題性や,ダイエットの失敗による心理的影響が明らかとなった。以上のことから,摂食障害の予防に向けて,ダイエットの実施過程で見られる完全主義の認知的特徴に着目していく有効性が示唆された。<br /> 〔論文執筆全般を担当(筆頭論文)〕
  • 大谷了英, 玉木利和, 辻口喜明, 宗岡克政, 塩澤三朗, 谷口孝一, 矢澤美香子, 村上正人, 桂戴作
    東洋心身医学研究 21(1) 61-65-65 2006年2月  
    概要:本研究では,長女の夜驚症状の出現に伴い,抑うつ気分と不眠を自覚する母親に母子同服の原則による漢方薬投与を行い,母親へは交流分析的心理療法を実施した。その結果,両名ともに症状の軽快が認められた。同様の症例の場合,心身医学,東洋医学を組み合わせた集約的治療が必要であることが示唆された。<br /> (母親への心理カウンセリングおよび論文一部執筆を担当)

書籍等出版物

 11
  • 池田眞朗 (担当:分担執筆, 範囲:『女性のキャリア形成を阻む 「見えない壁」とは ──心理学的観点からの分析と提言』(pp. 161-180)の執筆)
    武蔵野大学出版会 2024年5月21日 (ISBN: 9784903281650)
    『女性のキャリア形成を阻む 「見えない壁」とは ──心理学的観点からの分析と提言』の執筆
  • 鈴木公啓 (担当:分担執筆)
    2023年7月30日 (ISBN: 9784779517150)
    パーソナリティ心理学の歴史や概念,理論,遺伝と発達の影響,病理,測定法など,幅広い領域,テーマからその性質や特徴が解説されている。「第8章 対人関係(組織内)」の執筆を担当し,組織における対人関係と適応,組織内コミュニケーションと対人関係の構造ならびにポジティブな心理要因等について解説した。
  • 鈴木 公啓 (担当:分担執筆)
    北大路書房 2020年 (ISBN: 9784762831034)
    コスプレや化粧療法等,多岐にわたる装いの各特徴や意義が解説されている。身体装飾・身体変工にくわえて言葉やしぐさ等も装いと位置づけ,解説されている。装い研究の広さ、深さ、おもしろさがわかる入門書となっている。第1部「第8章 体型:痩身」第2部「第14章 装い起因障害」「コラム22 子どもにおける装い起因障害」の執筆を担当.
  • 矢澤 美香子, 松野 航大 (担当:共編者(共編著者))
    ナカニシヤ出版 2020年 (ISBN: 9784779514494)
    産業・組織心理学の基礎知識、理論に加え、キャリアコンサルティングやワーク・ライフ・インテグレーションなど現代的な話題も盛り込み、実践を意識しながら解説されている。公認心理師資格試験にも対応。 「序章 産業・組織心理学の歴史と領域」「3 組織とコミュニケーション」「9 職場のストレスとメンタルヘルス」の執筆ならびに編集を担当。
  • 矢澤美香子 (担当:編者(編著者))
    ナカニシヤ出版 2018年3月10日 (ISBN: 4779512522)
    <第1部 心理療法の意義と学び>「第1章 心理療法とはなにか」「第2章 セラピスト・カウンセラーになるために」および<第2部 心理療法の理論と技法>「第5章 行動療法」の執筆を担当。

講演・口頭発表等

 65

共同研究・競争的資金等の研究課題

 10

学術貢献活動

 3

社会貢献活動

 11

メディア報道

 2

資格・免許

 2
  • 件名
    日本臨床心理士資格認定協会 臨床心理士
    年月日
    2006/04/01
  • 件名
    社団法人日本産業カウンセラー協会 産業カウンセラー
    年月日
    2007/03/08

実務経験を有する者についての特記事項(職務上の実績)

 2
  • 件名
    企業従業員に対する心理相談業務
    年月日(From)
    2009/04
    年月日(To)
    2009/04
  • 件名
    企業従業員へのメンタルヘルスに関する社員研修
    年月日(From)
    2014/05
    年月日(To)
    2015/07
    概要
    株式会社ネットワールドの2014年度新入社員研修(2回)においてメンタルヘルスとセルフケアに関する講義を担当