研究者業績

高橋 一行

タカハシ カズユキ  (takahashi kazuyuki)

基本情報

所属
武蔵野大学 教育学部 幼児教育学科 教授
学位
学士(国立音楽大学)

J-GLOBAL ID
200901069461477680
researchmap会員ID
1000129284

学歴

 1

MISC

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  • 教育音楽 小学版、中学・高校版 (2) p45-p45 2017年2月  
    音楽教育ワールドマップ。バリ島の子どものガムランについての現状を書いた記事である。新しい音楽も盛んにおこなわれている現在、バリ島での代々伝わっている音楽はどのように受け継がれているのか調査したもの。そこには、その国独特のシステムがあり、幼少から取り組んでいる現状があった。
  • 武蔵野大学教職センター紀要 4号 (4号) p13-p24 2016年3月  
    沖縄三線を幼児教育(保育)や教育現場に取り入れる可能性を考察したものである。三線についての呼称、楽器、楽器奏法、調弦方法、音階、リズム、楽譜(工工四)について調べ、学生に対しては、4回三線の授業を行ってからアンケート(①沖縄音楽について②楽器について③弾き方について④工工四について⑤三線伴奏について等)を行い、結果をまとめ考察した。学生は三線に対してどんなイメージを持ち、幼児や児童の歌伴奏として取り入れることはどのような意味があるか探っていったもの。結果、普段沖縄以外の子どもたちには縁のない楽器であるが、過去の歴史を見てもジャンルの異なる音楽が交わりながら新しい音楽へと導かれていることを顧みると、三線の響きは、「古くて新しい音楽」も生まれてくる要素があると考察している。
  • 高橋 一行
    武蔵野大学教職研究センター紀要 1(1) p27-p40 2013年3月  
    1つの島の中に幾つもの芸能があるバリ島の民族音楽を考察し、幼児・児童の音楽遊び(即興演奏)についてまとめたものである。バリ島にはバリ島の音楽には、どんな歴史や文化があり、音楽文化は現在までどのようにして伝えられ、どのような音楽なのか?また、現在子ども達がどのように関わっているのか等を調べ、今後の幼稚園や小学校での日本音楽の取り入れ方と日本の音楽教育のあり方を模索していった。また、バリ島のガムラン音楽の音階やケチャ音楽や「ワヤン・クリ」と呼ばれる影絵の演奏から音楽遊びや簡単な劇音楽作りについての可能性をまとめたものである。
  • 武山隆子, 滝川孝子, 高橋一行, 榎田二三子, 義永睦子
    武蔵野大学人間関係学部紀要 (第6号) 230-232 2008年3月  
    子育て支援室において展開している「養育力エンパワーメント」を主目的とした附属幼稚園保護者支援活動をとおして、保護者と学生の学びの実態を活動記録(環境構成・活動展開・活動内容・学生の気づき等)から養育力をエンパワーメントする環境づくりを考察したものである。<br /> 担当は、主に環境構成(子育て支援室の構造及び環境の整備について)である。
  • 全国大学音楽教育学会 (第18号) 2007年3月  
    保育者として「何時、どこでも音楽ができる」即興演奏について「ドラムサークル」を取り上げ、研究を進めたものである。「ドラムサークル」には楽譜はなく、即興で演奏を創り上げる。平成17・18年度の授業の取り組みを基に、学生アンケーを実施、打楽器による即興の取り組みを探っていった。結果や感想からは、色々なリズムで叩くことはできるが、自身の感情をとおして表現することは、少し難しいことが判明。即興は、会話から始まることやリズムの魅力などが確認できた。<br /> (P22~P32)

書籍等出版物

 2
  • 木許隆, 高倉秋子, 三縄公一, 高橋一行 (担当:共著, 範囲:楽器でリズムをあそぼうpp21-34)
    音楽之友社 2007年4月
    子どもが楽しみながらリズム感が豊かになり、学習ができる「リズム遊び」を分かりやすく紹介した教材である。担当は、主に「楽器でリズムを遊ぼう」で、1.紙コップでリズム楽譜を作ろう 2.楽器の音色を楽しもう(3) 3.即興リズムを作ろう 4.ドラムサークルで楽器遊びをしよう 5.短時間で打楽器パレードを作ろう 6.身の周りから見つけよう音遊び 7.民族楽器で遊ぼう、である。 木許隆、高倉秋子、高橋一行、三縄公一 (P22~P32)
  • 杉江正美, 伊藤嘉子, 石近義徳, 高橋一行他 (担当:共著)
    音楽之友社 2001年6月
    平成13年 6月30日。幼児教育・保育専攻学生、幼稚園教諭ならびに保育士を対象に音楽用語および幼児の音楽教育に関連した事項を解説したハンドブックである。「指揮」「現代音楽」「交響組曲」「近代音楽」などの項目を担当。

講演・口頭発表等

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  • 全国大学音楽教育学会第29回全国大会《大阪大会》 2013年8月30日 全国大学音楽教育学会第29回全国大会(近畿地区)
    アフリカ・バリ島の音楽づくりから幼児・児童の音楽づくり(即興演奏)のノーハウを分析し、未来の保育者や教育者が楽譜で音楽するのではなく「音を遊ぶ」ことを目的とした取り組み(楽器活動)の発表である。(例)アフリカでの実際に教わったジャンベアンサンブルの奏法や教え方、どんな音楽作りをしているのか等をまとめ。また、バリ島の3つの音楽(子どものガムラン・ジェゴク・ケチャ)を分析、即興演奏は感覚教育に役立つことを提示し、授業での取り組み(タンブリンを使っての即興伴奏)を映像から見て発表した。そして、バリ島の民族音楽には、その国の民族音楽を大事にする「スク・ゴング」という子どもの組織があることが判明した。
  • 全国大学音楽教育学会関東地区学会 2011年10月29日
    幼児にふさわしい楽器は、叩けば簡単に音の出る打楽器である。しかし、無音程のドラムではなく、有音程楽器ログドラム(4音階)・ハングドラム(5音階)の2つの楽器の演奏である。4音階や5音階の音程は民族音楽に取り入れられており、その特徴を活かし即興演奏したものである。今回の演奏では、スティックを用いた演奏も可能であるが、より感受性が表れる素手で演奏を試みた。
  • 全国大学音楽教育学会第26回全国大会《名古屋大会》 2010年9月3日
    ドサムサークルは、即興演奏を中心とした演奏体験を身に着けていく音楽活動である。楽譜の読めない幼児や児童の感性を育てるには必要と思われる。武蔵野市の土曜学校でのドラムサークル内容(ドラムサークルからパレードをつくろう)を分析(①楽器②音を聴く③リズムをあわせる④五感をはたらかせる⑤ファシリテーター方法等)し、時間のあまりかからない方法で、演じる人が楽しめるパレードをつくりあげ、演じた実例報告である。
  • 全国大学音楽教育学会第24回全国大会(横浜大会) 2008年8月29日
    幼稚園指導要領や保育指針では、「感じたことや考えたことを自分なりに表現することをとおして、豊かな感性や表現する力を養い、創造性を豊かにする」ことが方針として掲げられている。特に幼児教育や初等での器楽教育のあり方に疑問を感じ、幼児は楽器をどのように扱い、遊ぶのかを楽器遊びの観察記録から一考察したものである。観察の楽器は、それぞれの民族から生まれた手づくり民族楽器(ジェンベ・アシーコ・レインスティック・まゆのがらがら・マンドゥック・マンジーラ・コブラフルート他)である。
  • 全国大学音楽教育学会 2006年9月
    保育者が楽譜を使わず、即興で音楽できるようにするにはどうすればよいかを考察した発表である。アフリカ音楽を体験したことをきっかけに、ドラムサークルにたどり着き、授業に取り入れている。アンケート結果を基に、即興に必要な考え方、方法を考察していった。即興音楽を取り入れるには、①音楽構成、②コミュニケーションの音楽作り、③他の人の出している音をよく聴くこと、が重要とまとめ発表した。

Works(作品等)

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  • 1978年11月21日 芸術活動
    オーケストラという一つの団体の中での合奏教育を通して、音楽基礎能力を発展し進行を促すと共に、今回はピアノソリストと共同作業という音楽構成を作成する課題としての難しさを一つの教育研究テーマとし、演奏会を指揮した。モーツァルト:ピアノ協奏曲20番、モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」(指揮)
  • 1977年11月24日 芸術活動
    オーケストラにおいての教育的指導を行なうと共に、モーツァルト作品についての研究や曲の分析を行ない演奏会を指揮する。モーツァルト:「後宮からの逃走」序曲、モーツァルト:交響曲第40番他(指揮)
  • 1977年11月 芸術活動
    アマチュア合奏団においての技術面及び音楽感性を通しての教育的意義・指導は容易ならざるものが多く、感慨深いものがある。ゆえに演奏音楽を通念として個々の形成を大きくとらえ、一つの調和のとれた教育として指揮指導を行う。ビバルディ:コンチェルト「マドリガル風」、チマローザ:オーボエ協奏曲、小松一彦編曲:エデンの東、テレマン:ドン・キホーテ(指揮)

社会貢献活動

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教育内容・方法の工夫

 2
  • 件名
    *音楽表現や楽器奏法等
    年月日(From)
    1985/04
    年月日(To)
    1985/04
    概要
    音楽表現や楽器奏法等の分析を基に、創造性と洞察力をみにつけさせる授業を展開。
  • 件名
    ドラムサークルを用いての取り組み
    年月日(From)
    2004/04
    概要
    ドラムサークルは、アメリカのアーサーハルが色々なドラム(打楽器)を使い、音楽療法に用いているものである。しかし、視点を変えてみると音楽療法だけでなく、(?楽譜のいらない音楽づくりの実践?即興演奏?コミュニケーションとしての音楽?音楽の構成を考える?身体全体を使ってのファシリテーター?合奏のあり方?音楽の遊び?ピアノに変わる伴奏等)様々なことがこのドラムサークルで学べる。今までにない新しい取り組みである。

実務経験を有する者についての特記事項(教育上の能力)

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  • 件名
    国立文化幼稚園コーラス部指導
    年月日(From)
    1975/05/01
    年月日(To)
    1985/03/31
    概要
    国立文化幼稚園にて園児達の母親、国立文化幼稚園コーラス部の指導を行う。園内においても母と子のふれあいコンサートを行った。
  • 件名
    武蔵野女子大学ウインドアンサンブルの指揮・指導
    年月日(From)
    1993/04/01
    年月日(To)
    1993/04/01
    概要
    定期演奏会、学園祭、その他学内外での演奏を行っている。
  • 件名
    国際交流海外調査 武蔵野女子学院学院特別研究費採択「幼児と楽器について」
    年月日(From)
    2005/01/17
    年月日(To)
    2005/02/01
    概要
    アフリカ音楽の実態 セネガル (アフリカ音楽の講習と子供の実態調査)
  • 件名
    武蔵野大学管弦楽団
    年月日(From)
    2005/04/01
    年月日(To)
    2005/04/01
    概要
    指揮指導
  • 件名
    武蔵野女子学院学院特別研究費採択 「幼児と楽器について」
    年月日(From)
    2006/01/01
    年月日(To)
    2006/01/11
    概要
    サンバスクールの実態調査 ブラジル(リオデジャネイロ)
  • 件名
    「武蔵野市土曜学校武蔵野大学ドラムサークル」ワークショップ
    年月日(From)
    2007/10
    年月日(To)
    2007/10
    概要
    小学1年生〜小学3年生までの子どもたちと保護者によるドラムサークル(楽譜を必要としない即興音楽)と簡単にできるパレード作りの実践。
  • 件名
    国際交流海外調査
    年月日(From)
    2009/02/24
    年月日(To)
    2009/03/01
    概要
    ガムラン音楽・ケチャ音楽の実態と体験(バリ島)

資格・免許

 2
  • 件名
    高等学校教諭2種免許
    年月日
    1975/03
  • 件名
    中学校教諭1種免許
    年月日
    1975/03