北條 英勝

一般社団法人日本私立大学連盟学生委員会下の分科会「学生生活実態調査分科会」での2016年度の活動報告と、現代の私立大学の学生支援の問題と課題とについて、(1)学生の活動を取り巻く環境変化と多様な危険、(2)学生生活実態調査にみる課外活動という主として2つの視点から問題を提起したもの。

This study focused on the supplemental effects of peer relationships for lack of mastery goal orientation (which is defined as a desire to acquire additional knowledge or master new skills) and proactive personality, because both are personal qualities to improve academic performance. We concluded that good peer relationships have supplemental benefits for students who do not have mastery goals or a proactive personality.

武蔵野大学におけるアドバイザー制度を活用した学修指導について、要支援・要指導学生の実態の一端をデータに基づいて検討するとともに、学修指導のポイントと課題について検討したもの。 （2015/9/28）

武蔵野大学が導入している学生ポートフォリオ「e-Clip!」の活用と効果に関して、武蔵野大学での教育改革とあわせて報告したもの。（2014年8月1日（金））。

武蔵野大学が導入している学生ポートフォリオ「e-Clip!」の活用と効果に関して、武蔵野大学での教育改革とあわせて報告したもの。（2014年5月22日（木）、於 東京ビッグサイト）。

フランスの社会学者P・ブルデューによる社会・世論調査への批判的研究と、その研究を社会学的に応用することで彼自身の社会学的調査研究が発展してきたこととについて論じたもの。（2012/03/18）

武蔵野大学における全学基礎教育課程「武蔵野BASIS」の編成に至るまでの経緯と、その実際の運用のあり方やその成果などについて、「基礎セルフデベロプメント」科目の取り組みを事例として報告したもの（報告日：2011/09/02）。北條英勝、遠山久敬

現代社会において進行している「幸福」の指標化をめぐる動向と、幸福指標の作成を目指す社会・世論調査とが孕む社会的機能に関して論じたもの。

比較思想学会第37回大会シンポジウム「いま、幸福を考える－比較思想の観点から」での提題。世論調査に基づく幸福の数量化・指標化が現代社会における「幸福」と「不幸」の様態に与える社会的・政治的な隠蔽機能に関して指摘したもの。

「専任教員によるキャリア教育の実践」（平成19年度現代GP採択）における授業評価アンケートについて、クラス規模の平準化、専任教員が担当することの効果、グループワーク活用の効果などの角度から数量的に分析した結果を報告したもの。

「専任教員によるキャリア教育の実践」（平成19年度現代GP）における授業評価アンケートの結果（平成20年度分）について、キャリアデザインの授業効果の特徴、グループワーク活用の効果に関して、数量的に検討するとともに、専任教員がキャリア教育を行うことに関して質的に検討した結果を、平成２0年度の成果として報告したもの。

ブルデュー社会学における｢社会－分析｣概念の生成と展開とを3つの形式として跡付けるとともに、｢社会－分析｣が発揮し得る臨床的機能の実相に関して認識論と象徴的支配論から論じたもの。

ブルデューが提唱している｢社会－分析｣概念の展開を彼の認識論との関連から検討することを通じて、社会学者に対する｢社会－分析｣、読者に対する｢社会－分析｣、調査における｢社会－分析｣という3つの形式を析出したもの。