研究者業績

中村 亮太

ナカムラ リョウタ  (Ryota Nakamura)

基本情報

所属
武蔵野大学 データサイエンス学部 データサイエンス学科 准教授
アジアAI研究所 研究員
大妻女子大学 社会情報学部 情報デザイン専攻 非常勤講師
学位
博士(工学)(慶應義塾大学)

J-GLOBAL ID
201801010814831187
researchmap会員ID
B000291741

論文

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  • Shiori Sasaki, Ryota Nakamura, Prasetyo Wibowo
    Proc. of 2024 IEEE International Symposium on Consumer Technology (ISCT) 2024年8月  査読有り
  • Musashino University Asia AI Research Institute, departmental bulletin paper (4) 2024年3月  筆頭著者
  • Musashino University Asia AI Research Institute, departmental bulletin paper (3) 26-38 2023年3月  筆頭著者
  • 井垣 宏, 齊藤 俊, 井上 亮文, 中村 亮太, 楠本 真二
    情報処理学会論文誌 54(1) 330-339 2013年1月15日  
    我々は受講生のプログラミング演習時におけるコーディング過程を記録し,可視化して講師に提示するシステムC3PVを提案する.本システムは,ウェブ上で動作するオンラインエディタとコーディング過程ビューから構成されている.オンラインエディタは受講生のコーディングプロセスにおける,文字入力,コンパイル,実行,提出といったすべての行動を記録する.コーディング過程ビューは課題の進み具合いや受講者の相対的な進捗遅れを可視化して講師に提示する.講師はあるエラーに関して長時間悩んでいる受講生や全体の進捗と比較して遅れている受講生をC3PVによって確認し,個別指導といった支援につなげることができる.本研究では実際にC3PVを学部1年生が受講するJavaプログラミング演習に適用し,C3PVによって可視化されたコーディング過程を利用した受講生対応を行った.その結果,コーディング過程ビューに基づいて対応した45件中38件(約84%)において,実際に受講生がサポートを必要としていたことが確認できた.In this paper, we propose a coding process visualizer for programming practice. Our system named "C3PV" consists of an online editor and a coding process viewer. The online editor can collect all coding process performed by each student. The coding process viewer can visualize whether the students are doing well about their programming exercises. This viewer enables a lecturer and teaching assistants to identify the students who are falling behind the rest of the class. We confirmed that the system could determine whether the student needed our help with 84 percent accuracy by some practical experiments.
  • 中村 亮太, 赤坂 将, 柳沢 達也, 市村 哲
    情報処理学会論文誌 52(12) 3868-3875 2011年12月15日  
    視線測定器の性能および操作性が向上したことにともない,Webユーザビリティ評価に視線情報が用いられるようになってきた.Webページ上のユーザが注視した箇所や軌跡を分析することで,Webページの視認性や利便性を評価できるようになった.しかしながら従来の視線分析作業では,注視箇所を手作業でコード化ならびにタグ付けする必要があるために多くの労力と時間を必要としている.そこで本研究では,視線検出とWebページの構造解析を組み合わせた手法を考案し,視線の軌跡上にあるテキストや画像などのオブジェクトを自動的に取得する機能と,注視されたオブジェクトを自動的に強調表示する機能を有するツールを開発した.評価実験の結果,提案手法は従来手法よりも効率的に注視箇所を特定することが可能であることを確認した.Gaze data is now used for the Web usability evaluation thanks to the improvement of gazes measurement devices. A major problem when using eye movements to evaluate Web usability issues is that eye movement data is too large to analyze, and potentially difficult to interpret meaningfully. This paper presents a novel Web usability evaluation tool which makes it possible to get a gazed object such as a text or image. The tool includes a visualization function that marks up gazed objects. The paper presents the results of user experiments which compare our visualization technique with traditional methods and show our tool is better than existing Web evaluation tools.

MISC

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  • 中村 亮太
    情報処理 52(1) 121-121 2011年1月15日  
  • 中村 亮太, 上野 歩, 市村 哲
    電子情報通信学会技術研究報告 110(42) 79-84 2010年5月20日  
  • 中村 亮太, 上野 歩, 市村 哲, 上林 憲行
    研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) 2010(17) 1-6 2010年5月13日  
    大学には一つの多人数講義の中で複数の教員が交代で講義を担当するオムニバス形式の講義がある.このような担当教員と受講者数の多い講義では,試験問題作成と採点作業に非常に時間がかかる.そこで本研究ではマークシート形式で試験を実施し,採点作業を効率化すると同時にマークシートの作成作業を支援するツールを開発し,作業時間の短縮をはかった.開発した試験問題作成支援ツールはマークシートを特別なソフトウェアを使用せずに Excel で作成したシンプルな入力フォームを用いて作成することが可能である.本ツールを利用することで,これまで作業負担の大きかったレイアウト作業を自動的に行うことができる.Making and grading of the examination requires considerable time in the omnibus lectures, because the number of teachers and students is more than that of usual lectures. To overcome this problem, we developed a useful tool to make the computer-scored answer sheet using the simple input form made by Excel. It is often necessary to align the objects such as checkbox manually, even if users use the OCR/OMR dedicated editor. Our tool automatically completes the checkbox and text area layout based on the value input to Excel so that the time of making the computer-scored answer sheet is greatly reduced. Through evaluations, we determined the effectiveness of our tool.
  • 上野 歩, 中村 亮太, 市村 哲, 上林 憲行
    研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) 2010(13) 1-6 2010年5月13日  
    大学では学生の就職活動を支援しているが,エントリーシートの添削を数千名に行なうことは困難である.そこで大人数を対象とした,紙と電子メディアを組み合わせた模擬エントリーシートのフィードバックサービスを構築し,本大学で運用した.本サービスで,学生は紙メディアの専用のエントリーシート (模擬 ES) に自己 PR 等を記入し提出することで,添削者の指摘が手書きされた模擬 ES の PDF ファイルの URL と,評価項目に対応した添削文が記入された電子メールを受け取ることができる.It is difficult to correct the entry-sheet to several thousand students though the job hunting is supported at the university. Entry-sheet is written to sell myself. To overcome this problem, we developed Entry-sheet feedback service where the merit of paper and electronic media were integrated. Students will be able to receive appropriate feedback by writing the dedicated entry-sheet. The E-mail used to feedback is written the link of PDF files on entry-sheet where the corrector's comment is written and the correction sentence corresponding to the evaluation item.

書籍等出版物

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講演・口頭発表等

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  • 上野歩, 中村亮太, 上林憲行
    第73回全国大会講演論文集 2011年3月2日
    近年、大学では学生の教養や専門知識の修得だけでなく、<br />就職活動の支援も期待されている。<br />学生はエントリーシートや面接の対策等、就職活動に向けての準備を行なうが、<br />自身の力量を客観的に捉え向上させることは難しい。<br />本研究では、就職活動における力量を一覧することができる<br />キャリアエンカレッジシートをベースにして、<br />学生や教員で共有するサービスを構築し運用した。<br />キャリアエンカレッジシートには<br />キャリア系講義の成績やエントリーシートの添削結果、<br />SPIや一般常識の模擬試験の得点等が記載されており、<br />学生毎に内容の異なるメールにて送信された。<br />対象は本学の全3年生であり、2010年より運用が開始された。
  • 関口宰, 中村亮太, 上林憲行
    第73回全国大会講演論文集 2011年3月2日
    大学生活において基本的な行動様式を修得することは、社会に出て高い評価を得ることに繋がる。本研究では社会人の行動様式の基礎であるタイムマネージメントを、大学生活に沿う形で身につけることを目的とし、既存のWebカレンダーサービスと連携した学生生活支援サービスを構築した。本サービスにおいて、スケジュール登録フォームでは履修した講義を選択することでWebカレンダーに講義スケジュールや担当講師、場所等の情報を自動的に登録することが可能である。そのほかにも、1週間の予定・計画と実際の活動結果をグラフ化することで、視覚的な対比が可能となり、タイムマネージメントの評価機能を有する。
  • 平田恵梨奈, 中村亮太, 上林憲行
    第73回全国大会講演論文集 2011年3月2日
    現在,就職活動においてエントリーシート(以下ES)は,企業側がより適切な人物評価を行うため,第一次採用選抜試験となる場合が多い.一般的に就職活動生がESを作成する場合,読み手を意識した視点を持つことができない可能性があるので,個人で品質向上するのは難しい.本研究の目的は,多様な理解が統合されて考えが深まる協調学習という概念を適用した場合,ESの品質向上に効果があるのかを明らかにすることである.方法として,自分でESを作成する場合と協調学習を用いる場合,協調学習を用いて先輩が介入する場合の3つのパターンを対象とし,ESの方法論や具体性等の内容面での改善の効果をアクションリサーチを用いて検証する.
  • 渡辺詩織, 中村亮太, 上林憲行
    第73回全国大会講演論文集 2011年3月2日
    大学講義にはオムニバス形式の講義があり、複数の教員が交代で講義を担当している。オムニバス講義は100名を超える大規模であることが多いため、試験の集計作業を効率的に行えるマークシートを利用する例が増えている。しかし、既存のマークシート作成ツールは単独で作成する事が前提となっているため、複数の教員が分担して作成することができない。 本研究はネットワーク上でマークシートの試験問題を協調的に作成することが可能なサービスを提案する。本サービスは非同期型ネットワークサービスであり、各ユーザーによって入力された設問文や選択肢などの情報が一つに集約され、マークシート型の試験問題を作成することが可能である。
  • 今村咲貴, 中村亮太, 上林憲行
    第73回全国大会講演論文集 2011年3月2日
    紙で提出された課題に対するフィードバックでは、それまでに学生が提出した課題内容を踏まえたフィードバックを行うことが困難である.本研究では,従来の紙で行っていた添削形式から乖離するのを避けるため,タブレット型のスマートアプライアンスを用いた添削支援サービスを提案する.本サービスでは,学生が紙メディアで提出した課題を複合機でスキャンし,添削に必要な画像領域だけを抽出して添削を行う.また,添削時に学生が過去に提出した課題を閲覧することができ,学習履歴に基づいた詳細なフィードバックを与えることが可能である.
  • 林田眞弥, 中村亮太, 上林憲行
    第73回全国大会講演論文集 2011年3月2日
    集団による学習が不可欠な分野として,スポーツのチームプレーなどの学習が挙げられる.本研究ではバスケットボールの作戦盤に焦点を当て,作戦盤に電子的な特徴を付加することで,より効率的に作戦を共有することを目的としたタッチパネル式の電子作戦盤を開発した.バスケットボールでは、選手間のチームプレーが多く,動きのタイミングやスピードを全員が把握することが必要となる.本作戦盤は,従来の作戦盤同様に,選手やボールに見立てたコマを複数人で動かすことが可能であり,さらにコマを動かしたスピードやタイミング,軌跡を自動的に記録することで,コマの動きをアニメーションとして再現できる.
  • 中村 亮太, 上野 歩, 市村 哲
    電子情報通信学会技術研究報告 2010年5月20日 電子情報通信学会
  • 上野 歩, 中村 亮太, 市村 哲
    電子情報通信学会技術研究報告 2010年5月20日 電子情報通信学会
  • 中村 亮太, 上野 歩, 市村 哲, 上林 憲行
    研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) 2010年5月13日 情報処理学会
    大学には一つの多人数講義の中で複数の教員が交代で講義を担当するオムニバス形式の講義がある.このような担当教員と受講者数の多い講義では,試験問題作成と採点作業に非常に時間がかかる.そこで本研究ではマークシート形式で試験を実施し,採点作業を効率化すると同時にマークシートの作成作業を支援するツールを開発し,作業時間の短縮をはかった.開発した試験問題作成支援ツールはマークシートを特別なソフトウェアを使用せずに Excel で作成したシンプルな入力フォームを用いて作成することが可能である.本ツールを利用することで,これまで作業負担の大きかったレイアウト作業を自動的に行うことができる.Making and grading of the examination requires considerable time in the omnibus lectures, because the number of teachers and students is more than that of usual lectures. To overcome this problem, we developed a useful tool to make the computer-scored answer sheet using the simple input form made by Excel. It is often necessary to align the objects such as checkbox manually, even if users use the OCR/OMR dedicated editor. Our tool automatically completes the checkbox and text area layout based on the value input to Excel so that the time of making the computer-scored answer sheet is greatly reduced. Through evaluations, we determined the effectiveness of our tool.
  • 上野 歩, 中村 亮太, 市村 哲, 上林 憲行
    研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) 2010年5月13日 情報処理学会
    大学では学生の就職活動を支援しているが,エントリーシートの添削を数千名に行なうことは困難である.そこで大人数を対象とした,紙と電子メディアを組み合わせた模擬エントリーシートのフィードバックサービスを構築し,本大学で運用した.本サービスで,学生は紙メディアの専用のエントリーシート (模擬 ES) に自己 PR 等を記入し提出することで,添削者の指摘が手書きされた模擬 ES の PDF ファイルの URL と,評価項目に対応した添削文が記入された電子メールを受け取ることができる.It is difficult to correct the entry-sheet to several thousand students though the job hunting is supported at the university. Entry-sheet is written to sell myself. To overcome this problem, we developed Entry-sheet feedback service where the merit of paper and electronic media were integrated. Students will be able to receive appropriate feedback by writing the dedicated entry-sheet. The E-mail used to feedback is written the link of PDF files on entry-sheet where the corrector's comment is written and the correction sentence corresponding to the evaluation item.
  • 赤坂 将, 柳沢 達矢, 中村 亮太, 市村 哲
    研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) 2010年3月11日 情報処理学会
    現在,インターネット上には情報発信の場として Web ページが多数存在しており,企業等では商品情報を公開し更なる顧客獲得のために使用している.Web ページの使いやすさによって商品の売上が左右されるということなどから,より多くの人に Web ページを見てもらうようにするため,Web ユーザビリティの向上が重要となっている.Web ユーザビリティを評価するためにユーザがクリックしたログの解析など様々な手法が考えられているが,その中の一つの手法として,視線を使用した評価方法がある.しかし従来の視線を用いた評価手法では,ユーザが具体的に何を見ていたかわからない,また分析に手間がかかるなどといった問題があった.そこで本研究では,従来行われていなかった Web ページの評価方法を考え,より簡単に評価できるツールを提案した.そして,Web ページ上でユーザが何を見ていたかという情報を取得するツールと,取得した情報を解析し Web ページの改善を手伝うためのツールを開発した.A lot of Web pages exist on the Internet, The Web pages are used for sending advertisement and acquiring customers. Because companies want more people to see the advertisement about their merchandise, the improvement of the Web usability is important. Various methods like the analysis of the log that the user clicked were proposed.There was an evaluation method using the glance.However, there was a problem that people didn't understand what the user was concretely looking at. Moreover, there was a problem of taking time to analyze. Then, the paper proposed the method of evaluating the Web page that had not been done in the past.
  • 塚田 雅規, 中村 亮太, 上林 憲行
    全国大会講演論文集 2010年3月8日
  • 上野 歩, 中村 亮太, 上林 憲行
    全国大会講演論文集 2010年3月8日
  • 水口 瑛, 木鋤 正人, 中村 亮太, 上林 憲行
    全国大会講演論文集 2010年3月8日
  • 木鋤 正人, 水口 瑛, 中村 亮太, 上林 憲行
    全国大会講演論文集 2010年3月8日
  • 市村 哲, 中村 亮太, 井上 亮文
    研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) 2009年1月15日 一般社団法人情報処理学会
    集団による学習が不可欠な分野として,スポーツのチームプレー等の学習が挙げられる.本研究では協調学習支援をスポーツ分野に応用し,学習者が一同に集まる必要なしに, Web 上で協調して戦略立てやフォーメーションの戦術知識などを学習できる同期遠隔型のマルチメディア協調学習システムを構築した.学習者がWebブラウザを用い,自宅に居ながらにして同期している動画や作戦ボードを操作・編集しながらチームメイトと議論を重ねることができる.今回,バレーボールのスポーツスキルを獲得したい学習者を支援対象と定めたシステムを実装した.It is widely known that collaborative learning is an effective method for learning team play in sports. We developed a Computer-Supported Collaborative Learning (CSCL) system where players get together on the Internet and study team play with teammates using a web browser. The users in their homes can see or manipulate synchronized sports video and coaching board on their web browsers at the same time. A system for volleyball coaching was implemented.
  • 太田 穣, 佐々木 祐介, 佐野 勇介, 上林 憲行, 中村 亮太, 山下 亮輔, 市村 哲, 田丸 恵理子, 三浦 均
    全国大会講演論文集 2008年3月13日
  • 市村 哲, 山下 亮輔, 中村 亮太, 上林 憲行
    情報処理学会研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) 2007年6月1日 一般社団法人情報処理学会
    大規模講義ではその人数の多さゆえに、学生に十分な学習支援が困難であるという現状がある。講義と期末テストの実施で手一杯になってしまうことが多いが、学生は「演習やミニテストがあり自分の理解度を確認できる」、「講師からフィードバックが受けられる」講義を求めている。近年、IT 技術を利用して大規模講義の質の向上をめざす例が増えてきているが、ノート PC やネットワーク環境のトラブル等により、ミニテストや定期テストは紙で行なわなければならないのが現状である。そこで著者らは、大規模講義を支援することを目的とした研究活動の一環として、紙と電子メディアのそれぞれの長所を融合する講義支援システムの開発を試みた。構築したシステムは、2次元バーコードと文字認識技術を利用したシステムであり、紙の答案に書かれた学籍番号や解答マークを文字認識およびマーク認識し、結果を PC に自動入力する機能を備えている。さらに、成績評価やコメントがかかれた答案用紙を複合機で一括スキャンして PDF ファイルとして Web サーバーに蓄積し、この PDF ファイルの URL を各学生に電子メールで自動送信する「電子フィードバック機能」を有する。加えて、個人情報保護のための仕組みとして、答案用紙をスキャンする際に、学籍番号、氏名、評価点欄などの領域で画像分割し、分割した部分画像毎に暗号化して保存する機能を提供している。Due to the large number of students, lectures in the auditorium are likely to be limited to delivering one-sided lecture and conducting final exam. However, it is apparently desirable for students to have opportunities to check their own progress or understanding level through frequent check-up. Some have tried to build information systems for online-test or taking attendance. However, paper could not be replaced by online system due to the inevitable trouble of students' laptop PC or computer network. For this reason, we developed an educational system where the merit of paper and electronic media were merged. The system automatically recognizes student's ID and check marks written in paper. 2-D barcode and character recognition technology were combined in the system for this purpose. The scanner reads each student's report annotated by the lecturer and creates PDF, and sends it back to each student via e-mail. For the personal information protection, the created PDF is entirely or partially encrypted through the RSA public-key cryptography.
  • 中村 亮太, 井上 亮文, 岡田 謙一, 市村 哲
    情報処理学会研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) 2007年6月1日 一般社団法人情報処理学会
    今日、就職の面接やお見合いなどで用いられる個人写真はスピード写真機や写真屋で撮影されることが多い。しかしながら、撮り直しができないことや気に入らない写真が出力されてしまうことが多いという問題がある。従来、画像認識による客観的な評価によって写真を選別する技術は存在するが、ユーザの好みなどの主観的評価を反映することはできていない。ユーザの好みに合った写真を的確に選ぶためには、ユーザの好みを推定する新たな仕組みが必要である。そこで本稿では視線を用いた顔写真の自動選別システムを提案する。本システムでは写真閲覧時の視線の軌跡を用いて好みの写真を自動的に選択することが可能である。Recently, the photograph of user's face used to job-interview and marriage meeting is often taken in the instant photograph machine or the photograph shop. However, the user cannot retake and users might not like the photograph. Although there are technologies that evaluate the photograph by using the image recognition, they cannot consider the user's subjective evaluation. To choose a corresponding photograph to user's preference accurately, a new mechanism to presume user's preference is necessary. So, we propose the automatic selection system of the photograph by using eye movement. Our system can automatically select the photograph of user's preference by using direction of eyes when the user is looking at the photograph.
  • 市村 哲, 山下 亮輔, 中村 亮太, 上林 憲行
    電子情報通信学会技術研究報告. OIS, オフィスインフォメーションシステム 2007年5月25日 一般社団法人電子情報通信学会
    大規模講義ではその人数の多さゆえに,学生に十分な学習支援が困難であるという現状がある.講義と期末テストの実施で手一杯になってしまうことが多いが,学生は「演習やミニテストがあり自分の理解度を確認できる」,「講師からフィードバックが受けられる」講義を求めている.近年,IT技術を利用して大規模講義の質の向上をめざす例が増えてきているが,ノートPCやネットワーク環境のトラブル等により,ミニテストや定期テストは紙で行わなければならないのが現状である.そこで著者らは,大規模講義を支援することを目的とした研究活動の一環として,紙と電子メディアのそれぞれの長所を融合する講義支援システムの開発を試みた.構築したシステムは,2次元バーコードと文字認識技術を利用したシステムであり,紙の答案に書かれた学籍番号や解答マークを文字認識およびマーク認識し,結果をPCに自動入力する機能を備えている.さらに,成績評価やコメントがかかれた答案用紙を複合機で一括スキャンしてPDFファイルとしてWebサーバーに蓄積し,このPDFファイルのURLを各学生に電子メールで自動送信する「電子フィードバック機能」を有する.加えて,個人情報保護のための仕組みとして,答案用紙をスキャンする際に,学籍番号,氏名,評価点欄などの領域で画像分割し,分割した部分画像毎に暗号化して保存する機能を提供している.
  • 中村 亮太, 井上 亮文, 岡田 謙一, 市村 哲
    電子情報通信学会技術研究報告. OIS, オフィスインフォメーションシステム 2007年5月25日 一般社団法人電子情報通信学会
    今日,就職の面接やお見合いなどで用いられる個人写真はスピード写真機や写真屋で撮影されることが多い.しかしながら,撮り直しができないことや気に入らない写真が出力されてしまうことが多いという問題がある.従来,画像認識による客観的な評価によって写真を選別する技術は存在するが,ユーザの好みなどの主観的評価を反映することはできていない.ユーザの好みに合った写真を的確に選ぶためには,ユーザの好みを推定する新たな仕組みが必要である.そこで本稿では視線を用いた顔写真の自動選別システムを提案する.本システムでは写真閲覧時の視線の軌跡を用いて好みの写真を自動的に選択することが可能である.
  • 中村 亮太, 井上 亮文, 市村 哲, 岡田 謙一, 松下 温
    情報処理学会研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) 2006年3月23日 一般社団法人情報処理学会
    現在,大学では講義をビデオ化し,デジタル教材と共に配信することがよく行われている.学生はインターネットに接続したPCによって時間や場所を問わずに学習することができる.しかし,配信されるコンテンツは単調な表示であることが多く,学習者の注目を集めるための工夫がされていない.そこで,我々はスライド内の重要な語句に学習者の注目を集めることができるシステム「MONTA」を提案する.MONTAによってスライド内の重要な語句にラベルが自動的に貼られ,文字が隠される.重要な語句をあえて隠すことによって学習者に自然とその箇所を注目させることができる.本稿では,重要語句を自動的に検出するための映像分析結果を示し,実装したシステムについて述べる.Recently, e-learning contents that combine the speaker video with supporting slides have been produced in educational institutions such as universities. They enabled people to study at any time and any place. However, there is a problem that those systems make learners become tired because produced contents are monotonous. We propose the system "MONTA" that can automatically conceal important phrases to attract attention. MONTA can automatically cover important phrases in slide, and can remove the label in synchronized with utterance of the speaker.
  • 中村 亮太, 井上 亮文, 市村 哲, 岡田 謙一, 松下 温
    ワークショップ2005 (GN Workshop 2005) 論文集 2005年11月10日
  • 中村 亮太, 井上 亮文, 市村 哲, 岡田 謙一, 松下 温
    情報処理学会研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) 2005年5月26日 一般社団法人情報処理学会
    従来、大学などの教育機関において、学習用コンテンツとして講師映像と資料を組み合わせたものが制作されているが、単調な表示方法であるため学習者を飽きさせてしまうという問題がある。本稿では、収録した講義映像・資料を学習者にとって分かりやすく、飽きにくいコンテンツへ自動的に編集できるシステム「MINO」を提案する。MINOを利用することで、講義資料中の講師の発話した語句を誘目性のある(目を惹きつける)表示へ自動的に変換することができる。本稿では、従来のコンテンツについて分析した結果を示し、試作したシステムの設計、実装、評価について述べる。Recently,e-learning contents that combine the speaker video with supporting materials are produced in educational institutions such as universities. However,there is a problem that those systems make learners get tired because produced contents are monotonous. In this paper,we propose the system "MINO"that can automatically edit recorded speaker is video and supporting materials. MINO allows users to automatically convert words in the supporting material into conspicuous ones according to the utterance of the speaker. Through evaluations of the system,we verified the effectiveness of our system.
  • 中村 亮太, 長島 順平, 井上 亮文, 市村 哲, 岡田 謙一, 松下 温
    ワークショップ2004 (GN Workshop 2004) 論文集 2004年11月4日
  • 市村 哲, 中村 亮太, 井上 亮文, 松下 温
    ワークショップ2004 (GN Workshop 2004) 論文集 2004年11月4日
  • 井上 亮文, 神谷 謙吾, 中村 亮太, 市村 哲, 松下 温
    ワークショップ2004 (GN Workshop 2004) 論文集 2004年11月4日
  • 中村 亮太, 市村 哲, 岡田 謙一, 松下 温
    情報処理学会研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) 2004年5月20日 一般社団法人情報処理学会
    個人での映像制作・配信が一般的になってきた現在、より質の高い映像コンテンツの作成が求められている。本来、視聴者に分かり易く伝えるためには、放送型映像のように豊富な映像素材から作成される多視点での映像が望まれるが、多くの編集工程と時間を要するため、個人編集者に対する負担が大きいという問題がある。そこで著者らは、個人が容易に質の高い映像コンテンツを作成するために、編集時に行われる映像の選別を撮影時のカメラマンの心理状態から行うことで、編集作業の効率化を図ることを試みている。本稿では、撮影時におけるカメラマンの生体反応(脳波、筋電)から思考状態・カメラワークを推定し、シーンごとに重要度を判別することで複数アングルからの映像選択ならびにリプレイすべき重要なシーンの決定を行う手法について述べる。Video cameras are becoming increasing popular. We often edit videos with PCs. It is easy to produce video contents and distributes them on a network now. In order to create high quality video contents, we developed system that used two or more cameras and tried creation of a multi-angle video. However, since much time is required for it, the burden to an individual is large. The purpose of our study is to changing home videos automatically into more attractive images in an easy way. We aimed at the increase in efficiency of edit works, in order that an individual may create high quality video contents easily. In this paper, the state of mind and camera work are presumed from the vital reaction (EEG, EMG) of the cameraman at the time of Video photogrammetry, and importance is distinguished on each scene on the basis of the result. The technique of selecting camera angles and decision of a replay scene in the videos are proposed.
  • 中村 亮太, 市村 哲, 松下 温
    情報処理学会研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) 2003年10月23日 一般社団法人情報処理学会
    近年、ディジタルビデオカメラやキャプチャーカードなどの普及により、一般個人でも高品質な映像制作が可能になりつつある。しかし個人レベルでは、放送局で行われているような複数のカメラによる撮影、編集は困難である。本研究は複数人が個別に撮影した映像を共有することにより、放送型映像のようなアトラクティブな作品に仕上げることを目指している。そして本稿はスポーツ中継で多用されるリプレイの有効性に着目し、多視点でのリプレイ自動生成システムの構築を試みるものである。Recently, the spread of digital video cameras and video capture cards enabled us to create high-quality home movies and deliver them to the Internet. It is, however, extremely difficult for us to manipulate multiple cameras ourselves in the same way broadcasting stations do. In our project, we aim to create a system allowing non-professionals to create attractive movies. We especially focused on the effectiveness of multi-angle re-play shots commonly used in many TV shows of live sports events. In this paper, we propose a system which automatically generates an attractive movie incorporating re-play scenes taken from multiple video cameras.

所属学協会

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共同研究・競争的資金等の研究課題

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