研究者業績

櫻井 千佳子

サクライ チカコ  (Sakurai Chikako)

基本情報

所属
武蔵野大学 グローバル学部 グローバルコミュニケーション学科 教授
学位
学士(日本女子大学)
修士(日本女子大学大学院)
教育学修士(Master of Education)(Harvard Graduate School of Education (ハーバード大学教育学大学院))

研究者番号
30386502
J-GLOBAL ID
201701015445403103
researchmap会員ID
B000269503

研究キーワード

 3

論文

 25

書籍等出版物

 13
  • 篠原, 和子, 宇野, 良子 (担当:単訳, 範囲:言語と思考のオンライン: 言語相対性の認知的影響) (原著:Array)
    ひつじ書房 2021年5月31日 (ISBN: 482341005X)
  • (担当:分担執筆, 範囲:日本語と英語の事態把握の違いー子どもの言語表現をもとにー)
    開拓社 2017年3月
    日本語と英語の事態の捉え方の違いについて、子供のデータを紹介し、視点が「場」に内在しているのか、外在しているのかによって説明が可能であることを論じた。子どものデータを用いて言語間の比較を行うことで、言語の基層にあるものの見方の違いを明らかにし、さらに、その背景にある言語文化の違いを探ることに繋がる。このことは、日本語を母語とする子どもがどのように外国語としての英語を習得していくかという早期英語教育においても示唆を与えるものである。
  • McConachy, Troy, Furuya, Satoru, Sakurai, Chikako (担当:共著)
    南雲堂 2017年1月
    本英語教科書の目的は、言語と文化の関係や、異文化コミュニケーションのプロセスに影響を与える人間の心理上の重要な側面を考えるための手助けをすることである。本教科書は、よりよい英語コミュニケーションのために、社会心理学、言語学、文化人類学、異文化コミュニケーション学からの重要な概念や理論についてわかりやすく説明し、学習者が異文化体験をしながら英語を学べる内容となっている。
  • (担当:分担執筆, 範囲:英語に敬語はあるのか?【社会言語学】)
    朝倉書店 2016年4月
    日本語の敬語を出発点として、敬語のような形式的な言語表現から、配慮に基づいた表現までをも含む、円滑なコミュニケーションのための言語行動としてのぽライトネスについて論じた。ポライトネスには、どの言語にも共通する一定のきまりがあるという普遍的な側面と、それがどのように表現されるのかという意味で、言語や社会、文化によって異なるという個別的な側面の両方があることを説明した。日本語のメカニズムを解明することによって、外国語学習に還元していくことを視野にいれた論考であり、外国語の習得には何が困難であるのかについて示唆を与える研究である。
  • 古家聡, 櫻井千佳子 (担当:共著)
    南雲堂 2011年1月
    TOEICに頻出する文法事項を厳選して、必要な文法項目だけを効率的に学習できるように配慮した大学テキスト。TOEIC受験者にとって必要不可欠な文法力を身につけることを目的にし、<用法><覚えること>にまとめた文法の理解度を「練習問題」と「実践問題」で測ることができる。授業のなかで教授者がそれぞれの目的に合わせて様々な指導ができるように工夫されている。
  • 鈴木, 右文, 水野, 佳三, 高見, 健一 (担当:分担執筆)
    ひつじ書房 2006年8月 (ISBN: 4894763168)
  • 吉田愛, 櫻井千佳子 (担当:共著)
    John Benjamins Publishing Company 2005年4月
    日本語の敬語使用は、話者の社会・文化にねざしたアイデンティティーの表出であることを実証データをもとに論じている。
  • 井出祥子, 櫻井千佳子 (担当:分担執筆)
    Walter de Gruyter 2004年4月
    ポライトネス理論についてのこれまでの研究を紹介し、そこでいわれている普遍性について、再考する必要性を議論している。
  • 小池, 生夫, 井出, 祥子 (担当:分担執筆)
    研究社 2003年4月 (ISBN: 9784767430201)
  • 櫻井千佳子 (担当:分担執筆)
    ひつじ書房 2002年9月
    日本語と英語の初期語彙習得を比較することにより、日本語では社会や文化にねざした言語の指標的機能をもつ語彙が多く習得されていることを明らかにしている。
  • Chikako Sakurai (担当:分担執筆)
    Center for the Study of Language Information 1999年10月
    子供は名詞に偏重して習得するという認知制約論に対して、日本語からの実証を試みた研究。日本語においても名詞偏重はみられることを示したうえで、その理由は、必ずしも認知的制約のみだけではなく、言語入力の影響もあることを論じている。
  • 荒木, 一雄 (担当:分担執筆)
    三省堂 1999年1月 (ISBN: 4385151733)
  • 井出祥子, 櫻井千佳子 (担当:分担執筆)
    くろしお出版 1997年6月
    視点や社会的認知がどのような形で言語形式に取り入れられているかについて、特に文化と言語のかかわりに注目し言語相対論を再考している。

講演・口頭発表等

 38

担当経験のある科目(授業)

 21

共同研究・競争的資金等の研究課題

 2

教育内容・方法の工夫

 6
  • 件名
    ウェブを用いての授業外の討論
    年月日(From)
    2003/04
    年月日(To)
    2009/03
    概要
    立教大学(非常勤、後に常勤)のIntensive (Global Business担当)の授業において、学生どうしが、あらかじめ討論をウェブ上で行い、実際の授業に備えるようにした。
  • 件名
    ウェブを用いての授業公開
    年月日(From)
    2004/04
    年月日(To)
    2009/03
    概要
    立教大学(常勤)のWritingの授業において、ウェブ上で学生の作文を公開し、peer readingをすることを可能にした。
  • 件名
    大柴スピーチコンテストの指導
    年月日(From)
    2004/04
    年月日(To)
    2009/03
    概要
    立教大学(常勤)において、英語のスピーチコンテストで、議論方法を指導した。
  • 件名
    ゲストスピーカーの招聘
    年月日(From)
    2005/04
    年月日(To)
    2009/03
    概要
    立教大学(常勤)のIntensive (GlobalBusiness担当)の授業において、メリル・リンチ社、セガ・エンタープライゼズなどから、海外において実務経験のある人々をゲストスピーカーとして招聘し、ケースワークを行った。
  • 件名
    2010年度立教大学英語カリキュラム変革
    年月日(From)
    2008/04
    年月日(To)
    2009/03
    概要
    立教大学(常勤)の2010年度カリキュラム変革のコーディネータとして、学生数8人のクラスのレッスンプランを作成した。
  • 件名
    TOEICの過去問題の出題傾向に基づいた指導
    年月日(From)
    2009/04
    年月日(To)
    2009/04
    概要
    武蔵野大学(常勤)のTOEICクラスで、教科書以外に、過去問題の出題傾向を分析し、その分析に基づいて指導をした結果、担当クラスから、730点以上取得による単位免除者を1名出すことができた。

教育上の能力に関する大学等の評価

 1
  • 件名
    平成17年度〜19年度・授業評価アンケート
    年月日(From)
    2005/04
    年月日(To)
    2008/03
    概要
    日本女子大学(非常勤)の英語視聴覚実習(LL)I、および視聴覚英語(LL)Iの授業評価アンケートにおいて、5.00点満点のところ、平均して4.87点の評価を得た(日本女子大学内すべての開講授業の平均は3.75点)。

資格・免許

 1
  • 件名
    TOEFL(PBT) 627点
    年月日
    1995/09

実務経験を有する者についての特記事項(職務上の実績)

 3
  • 件名
    海外インターンシップ専門委員会委員
    年月日(From)
    2009/04
    年月日(To)
    2016/03
    概要
    武蔵野大学(常勤)の海外インターンシップ専門委員会の委員として、派遣学生の面接や派遣後のフォローアップインタヴューなどを行った。
  • 件名
    外国語教育センター委員
    年月日(From)
    2009/04
    年月日(To)
    2010/03
    概要
    武蔵野大学(常勤)の外国語教員センター委員として、長期・短期留学のコーディネイトを行った。
  • 件名
    国際センター委員
    年月日(From)
    2016/04
    年月日(To)
    2017/03