研究者業績

世良 庄司

セラ ショウジ  (Shoji SERA)

基本情報

所属
武蔵野大学 薬学部 薬学科 講師
学位
博士(薬学)(1998年3月 福山大学)

研究者番号
20268676
J-GLOBAL ID
202001009686687159
researchmap会員ID
R000002974

研究キーワード

 2

受賞

 12

主要な論文

 16
  • Daichi Yaguchi, Shoji Sera, Akira Okada, Yuki Nishimura, Satoshi Tamaru, Naomi Nagai
    Pharmaceutics 16(12) 1515 2024年11月  査読有り責任著者
    Background/Objectives: Anticoagulant therapy, particularly the use of direct oral anticoagulant agents (DOACs), is recommended for patients with nonvalvular atrial fibrillation (NVAF). This multicenter observational retrospective cohort study aimed to assess the efficacy and safety of DOACs compared to warfarin in Japanese patients aged 75 years and older with NVAF. Methods: Data from the Mie-Life Innovation Promotion Center Database were used to collect medical information on the patients. The cumulative incidences of clinically significant bleeding events and systemic embolic events (SEEs) were analyzed. Results: This study included 1787 older adult patients, of whom 1321 received DOACs (edoxaban: 428; apixaban: 586; dabigatran: 105; rivaroxaban: 202) and 466 receiving warfarin. There were no statistically significant differences in the cumulative incidence of bleeding events between the DOAC- and warfarin-treated groups. However, a statistically significant difference was observed for SEEs, with dabigatran showing a significantly lower incidence compared to warfarin. Conclusions: The incidence rates of bleeding events for individual DOACs were comparable to those for warfarin. Additionally, a history of vascular disorders was identified as a risk factor for bleeding events in the DOAC-treated group (hazard ratio (HR): 1.83, 95% confidence interval (CI): 1.16–2.88, p < 0.01) and warfarin-treated group (HR: 1.80, 95% CI: 1.15–2.84, p < 0.01). Based on real-world data, the overall efficacy and safety of DOACs were generally comparable to warfarin.
  • 世良 庄司, 古矢 歩夢, 亀田 義樹, 岡田 章, 永井 尚美
    社会薬学 43(1) 31-39 2024年6月  査読有り筆頭著者責任著者
    国立成育医療研究センターへの問合せが多い薬効群について、2019年より始まった新記載要領による添付文書の改訂前後で、各医薬品の妊婦・授乳婦に関する内容を調査、投与における判断基準や記載文言の変更状況とともに、情報提供内容がどのように変化したのかについて分析・検討した。

MISC

 7

書籍等出版物

 7

講演・口頭発表等

 76
  • 岡田 章, 森 優月, 齊藤 順平, 丹沢 彩乃, 赤羽 三貴, 山谷 明正, 世良 庄司, 永井 尚美
    第45回日本臨床薬理学会学術総会 2024年12月14日
  • 岡田 章, 竹田 晃輝, 世良 庄司, 永井 尚美
    第34回 日本医療薬学会年会 2024年11月3日
  • 田口 真穂, 岡田 章, 世良 庄司, 永井尚美, 山田 博章
    第18回 日本薬局学会学術総会 2024年11月3日  招待有り
  • 竹田 晃輝, 岡田 章, 世良 庄司, 大石 輝樹, 永井 尚美
    第10回 次世代を担う若手のためのレギュラトリーサイエンスフォーラム 2024年9月21日
  • Akira Okada, Yuzuki Mori, Jumpei Saito, Ayano Tanzawa, Miki Akabane, Akimasa Yamatani, Shoji Sera, Naomi Nagai
    39th JSSX Meeting / 26th North American ISSX Meeting 2024年9月18日
  • 西川 純礼, 増本 唯, 矢口 大地, 世良 庄司, 岡田 章, 永井 尚美
    日本医療薬学会 第7回フレッシャーズ・カンファランス 2024年6月16日
    エドキサバンは2021年に、出血リスクが高い高齢患者での用法及び用量の追加が承認されたが、本研究では、実臨床の情報を基に標準用量及び減量用量、減量基準に一致しない減量投与の出血性及び血栓性イベントの発生状況と患者背景因子を解析、用量調節の必要性について検討した。
  • 増本 唯, 西川 純礼, 矢口 大地, 世良 庄司, 岡田 章, 永井 尚美
    日本医療薬学会 第7回フレッシャーズ・カンファランス 2024年6月16日
    経口抗凝固薬について実臨床の情報を基に検討したところダビガトラン及びリバーロキサバンは、用量間で各イベント発生率に差は認められなかったが、アピキサバンでは減量用量群において、出血性イベント発生率が有意に高く、クレアチニンクリアランス低値とアスピリン併用がリスク因子として検出され、実臨床では注意深い観察と用量調節の必要性が示唆された。
  • 森 優月, 岡田 章, 齊藤 順平, 丹沢 彩乃, 赤羽 三貴, 山谷 明正, 世良 庄司, 永井 尚美
    日本医療薬学会 第7回フレッシャーズ・カンファランス 2024年6月16日
    本邦3歳未満の小児に対する腎排泄型医薬品の適正使用への貢献を目的として、Vancomycinクリアランス(CL)を用い数理モデルに基づく腎機能評価法を検討、CLに体重, PMA及びSchwartz型腎機能推算式を含む2-compatrment modelが構築され、本邦の新生児及び小児の用量選択に対して有用である可能性が示唆された。
  • 最勝寺 由貴, 岡田 章, 佐々木 海里, 世良 庄司, 永井 尚美
    第26回 日本医薬品情報学会総会・学術大会 2024年6月1日
    直接作用型経口抗凝固薬リバーロキサバン及びエドキサバンを対象として、有害事象自発報告データベース(JADER)及び既存の薬物動態/薬力学(PK/PD)の情報に基づき、薬物曝露と安全性を評価したところ、リバーロキサバンでは副作用発現時の薬物曝露は出血発現時に高く, 最高血中濃度が236 μg/Lを超過すると出血が発現しやすい傾向にあった。
  • 佐々木 海里, 岡田 章, 最勝寺 由貴, 世良 庄司, 永井 尚美
    第26回 日本医薬品情報学会総会・学術大会 2024年6月1日
    直接作用型経口抗凝固薬ダビガトラン及びアピキサバンを対象として、有害事象自発報告データベース(JADER)及び既存の薬物動態/薬力学(PK/PD)の情報に基づき、薬物曝露と安全性を評価したところ、出血及び脳梗塞に有意な有害事象発現シグナルが得られ、より低用量での薬物治療を実施する必要があると考えられた。
  • 岡田 章, 佐々木 海里, 最勝寺 由貴, 畠山 恭子, 佐伯 桜華, 佐竹 ひかる, 世良 庄司, 永井 尚美
    日本薬学会 第144年会 2024年3月30日
    リバーロキサバンは、実臨床では減量基準に該当しない患者に対しても減量する場合(UD)があり、エビデンスの集積が求められているが、本研究では、医療系データベースおよびモデル解析を用いた評価に基づき投与量について検討、特に高齢者では腎機能が正常範囲であってもUDで投与される傾向にあることを示した。
  • 竹田 晃輝, 岡田 章, 世良 庄司, 大石 輝樹, 永井 尚美
    日本薬学会 第144年会 2024年3月30日
    ニューモシスチス肺炎予防に対するスルファメトキサゾール/トリメトプリム合剤の使用は、第一選択であるが高い副作用発現率が問題となっている。そこで電子カルテデータベースを用い用量の異なるレジメン間の有効性及び安全性について評価、低用量群は標準用量群と同程度の有効性を示し副作用発現リスクが低いことから、低用量レジメンは有益な選択となることが示唆された。
  • 矢口 大地, 世良 庄司, 岡田 章, 西村 有起, 田丸 智巳, 永井 尚美
    日本薬学会 第144年会 2024年3月30日
    高齢の非弁膜症性心房細動患者に対する経口抗凝固薬の有効性と安全性に関する実臨床からのエビデンスの追加を目的とし、75歳以上の患者における出血及び脳卒中/全身性塞栓イベントの累積発生率と出血イベントのリスク因子を検討、直接経口抗凝固薬とワルファリンは、同様の有効性・安全性を有することが示唆された。
  • 岡田 章, 世良 庄司, 田口 真穂, 山田 博章, 永井 尚美
    第33回 日本医療薬学会年会 2023年11月3日
    匿名レセプト情報・特定健診等情報データベースサンプリングデータセットを用いて、テオフィリンの処方件数、併用薬及びTDMの実態を調査、有害事象自発報告データベースの中毒発現傾向も併せて解析したところ、年齢や性別、併用薬の組み合わせにり高曝露の可能性があり、高齢者でのTDM実施の必要性が示唆された。
  • 森 優月, 岡田 章, 石坂 麻緒, 齊藤 順平, 丹沢 彩乃, 赤羽 三貴, 山谷 明正, 世良 庄司, 永井 尚美
    第9回 次世代を担う若手のためのレギュラトリーサイエンスフォーラム 2023年9月16日
    新生児及び乳児に対する腎排泄型医薬品の適正使用を目的として、国立成育医療研究センターでのバンコマイシンン投与後の実臨床データを用いモデルを構築、腎機能推定への適用可能性を検討した。
  • 小原 真穂, 岡田 章, 関口 萌, 齊藤 順平, 丹沢 彩乃, 赤羽 三貴, 山谷 明正, 世良 庄司, 永井 尚美
    第9回 次世代を担う若手のためのレギュラトリーサイエンスフォーラム 2023年9月16日
    腎排泄型薬物で本来腎機能を考慮した投与設計が必要なアミカシンについて、国立成育医療研究センターの電子カルテより得られた情報を基に、母集団薬物動態モデルを構築と小児・新生児の特性に応じた個別化投与設計に資する投与ノモグラムを作成、その評価を行った。
  • 大亀 晃太郎, 久保田 廉, 矢口 大地, 世良 庄司, 岡田 章, 永井 尚美
    第9回 次世代を担う若手のためのレギュラトリーサイエンスフォーラム 2023年9月16日
    高齢者等の特定の背景を有する患者を含めた臨床使用情報の充実が課題である経口抗凝固薬アピキサバン 及びエドキサバンの有効性と安全性を評価するため、医療情報データベースを用い、出血性/血栓性イベント発生と投与量及び背景因子の影響について検討した。
  • 久保田 廉, 大亀 晃太郎, 矢口 大地, 世良 庄司, 岡田 章, 永井 尚美
    第9回 次世代を担う若手のためのレギュラトリーサイエンスフォーラム 2023年9月16日
    ガイドライン等で用量基準の遵守が原則とされているものの減量基準に従わない減量が行われている抗凝固薬について、ダビガトラン及びリバーロキサバンを対象に実臨床における用量と背景因子、イベント発生率から、関与するリスク因子について検討した。
  • 竹田 晃輝, 岡田 章, 世良 庄司, 大石 輝樹, 永井 尚美
    第9回 次世代を担う若手のためのレギュラトリーサイエンスフォーラム 2023年9月16日
    ニューモシスチス肺炎予防に対するsulfamethoxazole/trimethoprim (ST) 合剤の使用は、第一選択であるが高い副作用発現率が問題となっている。そこで電子カルテデータベース を用い用量の異なるレジメン間の有効性、及び安全性について評価・検討した。
  • 佐伯 桜華, 佐竹 ひかる, 畠山 恭子, 高橋 茉乃, 西田 千聡, 岡田 章, 世良 庄司, 永井 尚美
    第9回 次世代を担う若手のためのレギュラトリーサイエンスフォーラム 2023年9月16日
    薬物の消化管吸収に及ぼす食事摂取の影響を評価する試験は、経口投与医薬品の用法及び用量の設定に関係する重要な情報であるが、本研究では薬物動態と薬理効果に及ぼす食事の影響と添付文書の用法について整理、医薬品の特性を踏まえたFE試験の計画と実施、情報提供のあり方について提案した。
  • 世良庄司, 岡田 章, 永井尚美
    第51回日本Mテクノロジー学会大会 2023年9月2日
    エビデンスに基づく判断が求められる医療分野での生成AIを活用した薬剤師の業務サポート支援システムを実現させるため、薬効/注意事項毎に対象の医薬品と概要を登録した医薬品情報による強化学習を行い、その精度向上について評価・検討した。
  • 岡田 章, 田中 健一郎, 舩山 梨音子, 世良 庄司, 永井 尚美
    第50回 日本毒性会学術年会 2023年6月21日
    抗悪性腫瘍薬による間質性肺障害(ILD)の予防に効果がある併用候補薬を見出すドラッグリポジショニングの手法として、米国の医薬品有害事象自発報告データベース及び動物モデルを用いて抗悪性腫瘍薬誘発性ILDの予防薬について検討した。
  • 麻生 真希, 岡田 章, 世良 庄司, 永井 尚美
    日本医療薬学会 第6回フレッシャーズ・カンファランス 2023年6月11日
    治療域が狭いため治療薬物モニタリングが必要な薬剤であるジゴキシンついて、副作用自発報告データベースと薬物動態モデル解析を用いた評価に基づき、処方実態を調査、腎機能や年齢、併用薬の薬物曝露に与える影響を統合して高齢者における適切な投与管理について検討した。
  • 石垣 萌, 岡田 章, 世良 庄司, 永井 尚美
    日本医療薬学会 第6回フレッシャーズ・カンファランス 2023年6月11日
    TDMの実施による適切な投薬管理が求めらる炭酸リチウムについて、副作用自発報告データベース及びNDBオープンデータを用いて高齢者の処方実態を調査、既報の薬物動態モデルを基に体重と腎機能を指標とするノモグラムを作成し、高齢者での適切な投薬管理について検討した。
  • 三枝 亜未, 岡田 章, 世良 庄司, 永井 尚美
    日本医療薬学会 第6回フレッシャーズ・カンファランス 2023年6月11日
    有機アニオントランスポーター (OATP) の基質であるHMG-CoA還元酵素阻害薬について、承認情報および日米の副作用自発報告データベース に集積された情報を用いて、品目横断的な安全性の比較検討を実施、日本人はOATP活性の差による高曝露の可能性があることが示唆された。
  • 世良庄司, 大亀晃太郎, 久保田廉, 岡田 章, 永井尚美
    日本薬学会 第143年会 2023年3月28日
    三重地域圏統合型医療情報データベースを用い、直接作用型経口抗凝固薬を投与された患者について、通常用量投与群と減量用量投与群で出血性/血栓性イベントの発生率を比較したところ、減量用量投与群の出血性イベントが有意に高く、添付文書の減量基準に記載されていないリスク因子の存在が示唆された。
  • 岡田 章, 若林里依, 世良庄司, 永井尚美
    日本薬学会 第143年会 2023年3月28日
    妊娠中にも使用されている精神神経系薬の多くは胎盤関門を通過し胎児に移行し易いが、臨床試験は難しいため有用なエビデンスが少ない。本研究では、米国の有害事象自発報告データベースを用い、薬物の経胎盤移行に伴う精神神経系薬の副作用事象発現傾向を解析した。
  • 竹田晃輝, 大石輝樹, 世良庄司, 岡田 章, 永井尚美
    第25回 近畿薬剤師学術大会 / 第44回 日本病院薬剤師会近畿学術大会 2023年2月
    免疫抑制時にニューモシスチス肺炎の予防を目的として使用されるtrimethoprim/sulfamethoxazoleは、その作用機序からmethotrexateと併用注意とされるもの大規模な研究は行われていないため、日米の副作用自発報告データベースを用いて、副作用発現傾向について解析、検討した。
  • 岡田 章, 齊藤 順平, 丹沢 彩乃, 世良 庄司, 山谷 明正, 永井 尚美
    第38回 Pharmacometrics 研究会 2022年11月25日
    国立成育医療研究センターにてVancomycinが投与された生後2カ月未満の患児の診療情報を基に、bedside-Schwartz型の腎機能推算式を組み込んだ母集団薬物動態モデルを構築、本邦の新生児等に対しても有用である可能性が示唆された。
  • 世良 庄司, 當麻 幸歩, 友寄 佑菜, 内田 遥, 竹内 美奈, 寺田 千紘, 岡田 章, 永井 尚美
    日本社会薬学会 第40年会 2022年10月2日
    2019年より始まった新記載要領による医療用医薬品添付文書の改訂前後において、妊婦・授乳婦に関する内容を調査、投与における判断基準や記載文言の変更状況とともに、情報提供内容がどのように変化したのかについて分析・検討した。
  • 岡田 章, 若林 里依, 世良 庄司, 永井 尚美
    第32回 日本医療薬学会年会 2022年9月
    胎児への薬物曝露が影響している可能性が示唆されている先天性心血管障害発現の発現について、米国有害事象自発報告データベースを用い、中枢神経系用薬、免疫抑制剤、HIV治療薬、抗アレルギー薬、解熱鎮痛薬での報告オッズ比を基に評価、各薬剤の傾向について分析した。
  • 田口 真穂, 岡田 章, 世良 庄司, 永井 尚美, 山田 博章
    第66回 日本薬学会関東支部大会 2022年9月17日
    厚生労働省の匿名レセプト情報サンプリングデータセットを用い、80歳以上の高齢者の催眠鎮静薬が含まれる調剤レセプトについて、アソシエーション分析を用いて解析したところ、ニフェジピンやエチゾラムの併用率が高く、せん妄や転倒・骨折のリスク上昇に関係している可能性が示唆された。
  • 星 雄太, 岡田 章, 川崎 洋子, 齊藤 順平, 丹沢 彩乃, 世良 庄司, 山谷 明正, 永井 尚美
    第8回 次世代を担う若手のためのレギュラトリーサイエンスフォーラム 2022年8月26日
    国立成育医療研究センターにてVancomycinが投与された生後2カ月未満の患児の診療情報を基に、bedside-Schwartz型の腎機能推算式を組み込んだ母集団薬物動態モデルを構築、本邦の新生児等に対しても有用である可能性が示唆された。
  • 矢口 大地, 西村 有起, 田丸 智巳, 岡田 章, 世良 庄司, 永井 尚美
    第24回 日本医薬品情報学会総会・学術大会 2022年7月
    三重地域圏統合型医療情報データベースを用いて、75歳以上の高齢非弁膜症性心房細動患者における直接作用型経口抗凝固薬の使用実態を調査するとともに出血性イベントのリスク因子について解析、添付文書やガイドライン記載のリスク因子と比較・検討した。
  • 永谷 圭吾, 岡田 章, 世良 庄司, 永井 尚美
    第24回 日本医薬品情報学会総会・学術大会 2022年7月
    本邦においてはその適応が難治例・ステロイド抵抗例に限定され、実臨床における報告例が少ない潰瘍性大腸炎患者における生物学的製剤の使用について、米国有害事象自発報告データベースを用い品目横断的な解析を実施、本邦での使用時に有益な情報となる有害事象の発現傾向について解析した。
  • 里見 知郁, 田邊 佳女, 矢口 大地, 岡田 章, 世良 庄司, 永井 尚美
    日本医療薬学会 第5回フレッシャーズ・カンファランス 2022年6月12日
    国際共同治験を主たる根拠として用法・用量が設定された直接作用型経口抗凝固薬について、電子カルテ情報由来のリアルワールドデータを用い、薬剤毎の投与量と背景因子を解析、用量調節の際に考慮すべき患者背景について検討した。
  • 田邊 佳女, 里見 知郁, 矢口 大地, 岡田 章, 世良 庄司, 永井 尚美
    日本医療薬学会 第5回フレッシャーズ・カンファランス 2022年6月12日
    血栓の予防と同時に出血防止への配慮が必要である抗凝固療法について、電子カルテ情報由来のリアルワールドデータを用い、高齢者でのリスク因子について検討したところ、エドキサバンでは加齢に伴い腎機能低下患者の出血性イベントが有意に上昇し、腎機能に応じたより慎重な投与が必要であることが示唆された。
  • 川崎 洋子, 星 雄太, 岡田 章, 齊藤 順平, 丹沢 彩乃, 世良 庄司, 山谷 明正, 永井 尚美
    日本医療薬学会 第5回フレッシャーズ・カンファランス 2022年6月
    慢性閉塞性疾患に用いられるテオフィリンについて、NDBオープンデータを用い高齢者の処方実態を調査するとともにJADERを用いて有害事象の発現リスクを報告オッズ比にて評価、生理学的薬物速度論モデルによる血中薬物濃度シミュレーションにより、高齢者においては高曝露を生じやすく、治療薬物モニタリングの必要性が示唆された。
  • 星 雄太, 川崎 洋子, 岡田 章, 齊藤 順平, 丹沢 彩乃, 世良 庄司, 山谷 明正, 永井 尚美
    日本医療薬学会 第5回フレッシャーズ・カンファランス 2022年6月
    成熟過程により腎機能が大きく異なる新生児や乳児の腎機能評価について、Vancomycinの母集団薬物動態モデルを基に、既存の腎機能推算式の評価したところ、推定されたeGFRはバラツキも大きく、成熟因子などを組み込んだ評価方法を構築していく必要性が示唆された。
  • 花田 眞理子, 岡田 章, 世良 庄司, 永井 尚美
    日本医療薬学会 第5回フレッシャーズ・カンファランス 2022年6月
    直接型抗ウイルス薬(DAA)について承認情報および日米の副作用自発報告データベースに集積された情報を基に、品目横断的に安全性の比較検討を実施、各種DAAの有害事象発現傾向にていて分析・検討した。
  • 田口 真穂, 岡田 章, 世良 庄司, 永井 尚美, 山田 博章
    日本薬学会 第142年会 2022年3月
    JADERを用いて80歳以上で有害事象が増加する医薬品を抽出、NDBを用いて80歳以上での使用用量やポリファーマシーの実態を調査することで、高齢者でのポリファーマシーの実態把握と安全確保からの処方内容の適正化に資する情報が得られたことを示した。
  • 岡田 章, 世良 庄司, 田口 真穂, 山田 博章, 永井 尚美
    日本薬学会 第142年会 2022年3月
    慢性閉塞性疾患に用いられるテオフィリンについて、NDBオープンデータを用い高齢者の処方実態を調査するとともにJADERを用いて有害事象の発現リスクを報告オッズ比にて評価、生理学的薬物速度論モデルによる血中薬物濃度シミュレーションにより、高齢者においては高曝露を生じやすく、治療薬物モニタリングの必要性が示唆された。
  • 岡田 章, 世良 庄司, 田口 真穂, 山田 博章, 永井 尚美
    第42回 日本臨床薬理学会学術総会 2021年12月10日
    近年のIT技術の発展や情報のデータベース化に伴い活用が拡大してきたリアルワールドデータを用いた研究についてその特徴を解説、活用例の一つとして、我々が実施したJADERを用いた高齢者で特に注意すべき薬剤の適正使用に関わる取り組みについて紹介した。
  • 田口 真穂, 岡田 章, 世良 庄司, 永井尚美, 山田 博章
    第42回 日本臨床薬理学会学術総会 2021年12月10日
    リアルワールドデータである匿名レセプト情報・特定健診等情報データベースの特徴について解説、これらの医療情報データベースを用いた高齢者におけるポリファーマシーの実態、リスク評価と安全確保の検討にむけた取り組みについて紹介しました。
  • 岡田 章, 中村 友海, 白土 愛海, 世良 庄司, 永井 尚美
    第31回日本医療薬学会年会 2021年10月9日
    小児を対象とした臨床試験が実施されていない核酸類似薬ファビピラビル及びレムデシビルについて、成人における血中濃度の情報と既存の母集団薬物動態モデルを用い、小児に適応可能なモデルを構築、データ収集の困難な集団に対する薬物投与設計を実施するうえで有用な方法であることが示唆された。
  • 小原 真穂, 岡田 章, 齊藤 順平, 丹沢 彩乃, 世良 庄司, 山谷 明正, 永井 尚美
    第11回日本アプライド・セラピューティクス(実践薬物治療)学会学術大会,日本社会薬学会第39 年会 合同大会 2021年9月4日
    小児の抗菌化学療法に用いられるamikacinについて、国立成育医療研究センターの電子カルテより得られた情報を基に、母集団薬物動態モデルの構築と最適化を実施し、小児・新生児の特性に応じた個別化投与設計に資する投与ノモグラムを作成した。
  • 岡田 章, 世良 庄司, 田口 真穂, 山田 博章, 永井 尚美
    第23回日本医薬品情報学会総会・学術大会 2021年6月26日
    厚生労働省より発出された「高齢者の医薬品適正使用の指針 (総論編)」及び「同・各論編 (療養環境別)」に記載された薬剤について、医薬品副作用データベース(JADER)を用い解析、高齢者で特に注意を要する薬物とリスク項目について検討した。
  • 岡田 章、髙野那津子、世良庄司、永井尚美
    日本薬学会 第141年会 2021年3月
    睡眠導入剤として汎用されているトリアゾラムの薬物療法適正化を目的として、有害事象自発報告データベース及び既存の薬物動態に関する情報を解析、得られた情報よりPK/PDモデルを構築し、高齢者における用法・用量を検討した。
  • 小原真穂, 岡田 章, 齊藤順平, 丹沢彩乃, 世良庄司, 山谷明正, 永井尚美
    日本薬学会 第141年会 2021年3月
    治療薬物モニタリングに基づく薬物治療の個別化設計が推奨されているamikacinについて、国立成育医療研究センターの電子カルテより得られた情報を基に、既報の母集団薬物動態モデルから新たなモデルを構築、その適応性について検討した。
  • 永嶋祐太, 岡田 章, 世良庄司, 永井尚美
    日本薬学会 第141年会 2021年3月
    効率の良いエネルギー・脂肪酸の供給源として汎用されるものの、実臨床における有害事象の検討が少ない脂肪乳剤について、米国の有害事象自発報告データベースを用いて、その発現状況と傾向について調査・解析を行った。

社会貢献活動

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