研究者業績

左藤 仁宏

サトウ ヨシヒロ  (YOSHIHIRO SATO)

基本情報

所属
武蔵野大学 特任研究員
大阪大谷大学 宗教文化研究センター 研究員
(兼任)非常勤講師
学位
修士(東京大学)

J-GLOBAL ID
202201011856064860
researchmap会員ID
R000039471

論文

 9
  • 髙橋健二, 左藤仁宏
    梶原三恵子編『インド語インド文学拾遺 2025』東京大学インド語インド文学研究室発行 17-40 2025年3月  
  • 左藤仁宏, 村瀬友洋, 永崎研宣, 下田正弘
    真宗学 (150) 1-26 2024年3月  査読有り筆頭著者
  • 小谷 昂久, 一色 大悟, 左藤 仁宏, 永崎 研宣
    対法雑誌 4 1-16 2023年12月  査読有り
  • 中川 奈津子, 岡田 一祐, 永崎 研宣, 北崎 勇帆, 王 一凡, 曹 芳慧, 藤原 静香, 塚越 柚季, 小川 潤, 片倉 峻平, 左藤 仁宏, 王 雯璐, 石田 友梨, 宮川 創, 佐久間 祐惟, 塩井 祥子, 井上 慶淳, 村瀬 友洋, 関 慎太朗, 嵩井 里恵子, 渡邉 眞儀, 中町 信孝, 幾浦 裕之
    じんもんこん2023論文集 2023 83-90 2023年12月  査読有り
  • 佐久間 祐惟, 永崎 研宣, 左藤 仁宏, 村瀬 友洋, 下田 正弘
    研究報告人文科学とコンピュータ(CH) 2023-CH-132(11) 1-6 2023年5月  査読有り
  • 左藤, 仁宏, 渡邉, 要一郎, 下田, 正弘
    じんもんこん2021論文集 2021 288-293 2021年12月4日  査読有り
    近年,テキストに現れるさまざまな関係を記述する手法として,RDF (Resource DescriptionFramework) に基づくLinked Data を用いる取り組みが広まりつつある.2020 年8 月,そうした流れを受けTEI P5 ガイドラインでは,version 4.1.0 において,model.standOffPart を含む <standOff> エレメントを追加した.本稿では,Linked Data を典籍の本文と共存させつつ配布するこの手法について,仏教思想概念の整理がなされる典籍,親鸞著『愚禿鈔』(13 世紀成立)を事例として検討する.そして,テキストに現れる諸概念の関係を記述する方式の分類を提案し,現状で明らかになっているこの記述手法の可能性と課題について報告する. In recent years, there has been widespread use of Linked Data based on RDF (Resource Description Framework), a method for describing various relationships that appear in text, has become widespread. In August 2020, in response to this trend, the TEI P5 Guidelines version 4.1.0 added a <standOff> element containing model.standOffPart. In this paper, we examine this method of distributing Linked Data in a way that allows it to coexist with the body of the source text, using as a case study Shinran's Gutokushō (13th Century), a text in which the concepts of Buddhist thought are organized. We will then categorize the methods used to describe the relationships between the concepts that appear in the text, and report on the possibilities and challenges of this method as currently understood.
  • 左藤 仁宏
    印度學佛教學研究 68(3) 1165-1168 2020年3月25日  査読有り
    説出世部に属する仏教文献Mahāvastuには,Avalokita Sūtra(観察経)という同名の経典が二つ含まれている.その内,第一のAvalokita Sūtraは降魔成道の仏伝をその主題とし,第二のAvalokita Sūtraは降魔成道の仏伝記事を記載しながら,戒蘊の功徳や仏塔崇拝の功徳に関する説法の記述をも含んでいる.この第二のAvalokita Sūtraには,仏塔崇拝の功徳が説かれる箇所で逐語的に平行する文献が二つ存在する.一つは寂天のŚikṣāsamuccayaに見られる断片的な引用文であり,一つはチベット訳の単一経典である.そしてそれら二つの平行テキストは共にAvalokana Sūtraと呼ばれ,仏塔崇拝の記述を専らの主題としている.先行研究は,Mahāvastuの第二Avalokita SūtraとこれらAvalokana Sūtraは同一の源泉を有していると指摘する.第二Avalokita Sūtraのプロトタイプを想定すれば,それはチベット訳のAvalokana Sūtraの形態によく似ており,序文の大部分も仏伝の記述も有していないものだったと思われる. 本稿では,Avalokana Sūtraには見られない,第二Avalokita Sūtra独自の序文箇所に着目した.第二Avalokita Sūtraの序文は,釈迦牟尼が菩提座周辺でなした観察のことを‘avalokita’という述語で指示し,続く仏伝部分が釈迦の回答(vyākaraṇa)であることを示唆しながら,経典の主題へと導入していた.この事情は第一のAvalokita Sūtraとよく合致する.第一Avalokita Sūtraも菩提座周辺での観察を‘avalokita’と呼び,自らを‘vyākaraṇa’(分別経)であるとしながら,仏伝記事に導入していた.この類似性はAvalokana Sūtraには認められないものである. 結論として,これら二つのAvalokita Sūtraの符合は,以下のことを示唆しうるとした.即ち,Mahāvastuが自らの外部に存在していたAvalokana Sūtraを取り込む際,もともとMahāvastu内に存在していた第一Avalokita Sūtraの内容と形態を模倣することで,第二Avalokita Sūtraを形成したという発達段階である.また,二つのAvalokita Sūtraは経典内部の仏の行為を‘avalokita’と呼んでいるのに対し,Avalokana Sūtraの経題‘Avalokana’はコロフォンなどの経典外部からの名付けであるという差異に注意すべきだと指摘した.
  • 左藤 仁宏
    インド哲学仏教学研究 = Studies in Indian philosophy and Buddhism 27 55-70 2019年3月31日  査読有り
  • 左藤 仁宏
    印度學佛教學研究 67(3) 1096-1099 2019年3月25日  査読有り
    説出世部に属する仏教文献Mahāvastuには,「観察経」(Skt: Avalokita Sūtra)という同名の経典が二つ含まれている.このうち第二の「観察経」が本稿の主題である.この第二の「観察経」は,降魔成道の仏伝記事を記載しながら,戒蘊の功徳や仏塔崇拝の功徳に関する説法の記述をも含んでいる.同経には,仏塔崇拝の功徳が説かれる箇所で逐語的に平行する文献が二つ存在する.先行研究は,それら二経と「観察経」は同一の源泉を有し,その源泉は仏塔崇拝の功徳を主題とした単一経典であっただろうと指摘しており,その見解は穏当なものと思われる.そしてその理解に基づけば,「観察経」に含まれている,仏塔崇拝の記述を除いた箇所,特に仏伝記事はその祖型経典に対する付加ということになる. そこで本研究は,祖型経典から「観察経」への変容の痕跡を求めて,「観察経」の構造を示した.「観察経」をその内容から導入部分と仏伝部分と説法部分とに三分し,その仏伝部分の内容的な不整合を指摘した.そして,「観察経」はその制作過程で他の仏伝ソースからパッチワーク的に記事を流用,付加されたために,その仏伝部分に内容的な不整合を抱え込んだのだろうと結論した.さらに,仏伝記事の付加が「観察経」に内容的不整合をもたらす一方,その仏伝記事の流入と同じく祖型に対する付加と見なせる箇所(導入部分の一部と説法部分の一部)は内容的な不整合をもたらさないことに言及し,内容的な不整合をもたらす付加ともたらさない付加との対照を指摘した.

書籍等出版物

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  • 石田 友梨, 大向 一輝, 小風 綾乃, 永崎 研宣, 宮川 創, 渡邉 要一郎, 渡邉, 要一郎, 井上, さやか, 井野, 雅文, 王, 一凡, 岡田, 一祐, 小川, 潤, 片倉, 峻平, 金, 甫榮, 小風, 尚樹, 佐久間, 祐惟, 左藤, 仁宏, 中村, 覚, 南, 亮一, 矢島, 正豊 (担当:分担執筆, 範囲:「知識グラフを表現する:『愚禿鈔』のマークアップを例として」)
    文学通信 2022年8月4日 (ISBN: 490965884X)

講演・口頭発表等

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担当経験のある科目(授業)

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共同研究・競争的資金等の研究課題

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