研究者業績

大澤 侑一

オオサワ ユウイチ  (Yuichi Osawa)

基本情報

所属
武蔵野大学 看護学部看護学科 助教
学位
看護学修士(2018年3月 千葉大学大学院)
看護学学士(2009年3月 茨城県立医療大学)

連絡先
y-osawamusashino-u.ac.jp
研究者番号
21003740
J-GLOBAL ID
202401000168792331
researchmap会員ID
R000066822

研究キーワード

 2

MISC

 7
  • 石井 優香, 深澤 友里, 大澤 侑一, 鳥海 幸恵, 正木 治恵
    老年看護学 25(2) 80-88 2021年1月  
    本研究の目的は、文献検討により身体疾患のために入院した認知症のある人の経験を、認知症のある人の言動から探求することである。2004~2019年8月に発表された質的研究を検索した。日本語の文献は医学中央雑誌WebとCiNiiを用いて、英語の文献はCINAHLを用いて、「認知症」「入院」「経験」とその類語をキーワードとして検索し、日本語の文献は計2件、英語の文献は計10件抽出された。文献の結果に記述された「身体疾患のために入院した認知症のある人の経験」について質的帰納的に分析し、【スタッフの対応が安心にも脅威にもなる】【自分のおかれた不慣れな状況に対して動揺し不安を抱く】【自由を奪われ人としての価値が低められる】【他患者との関わり方を選んで過ごす】【日常から遮断されても生活に豊かさを求める】【体調や受けるケアに対して自律的であろうとする】【慰めや平穏をもたらす家族を支えにする】という7カテゴリーが得られた。この結果は、認知症のある人の入院中の言動が、どのような理由で生じているかを看護師が理解するために活用できるものである。(著者抄録)
  • 大澤 侑一
    Expert Nurse 36(5) 28-33 2020年4月  
  • 増成 暁彦, 武島 玲子, 黒田 暢子, 岩本 浩二, 伊藤 文香, 大久保 知幸, 高村 祐子, 福田 友秀, 瀧本 幸司, 正田 傑, 大澤 侑一
    茨城県立医療大学紀要 19 151-160 2014年3月  
    茨城県立医療大学ではシミュレーション医療教育・研究を充実させることを目的に、IPUあいらぼを2012年度に開室した。その活用方法の1つにオープンキャンパスでの医療学習体験企画の出展が挙げられ、2013年度オープンキャンパスにおいて実施した。出展企画は心肺蘇生法体験、静脈採血体験、胃管挿入体験、衛生的手洗い体験、高齢者体験、PCによる解剖実習体験の6つであった。これらの企画の満足度を調査するため、2013年度オープンキャンパスIPUあいらぼ参加者を対象にIPUあいらぼに参加した感想のアンケート調査を行った。その結果、多くの参加者から肯定的な意見が得られた。特に静脈採血体験は参加者が多く、肯定的な意見も多かった。このことから2013年度オープンキャンパスにおけるIPUあいらぼの企画は参加者の満足度が高かったと考えられる。(著者抄録)
  • 武島 玲子, 福田 友秀, 大澤 侑一, 正田 傑, 瀧本 幸司
    茨城県立病院医学雑誌 30(1) 11-20 2014年2月  
    医療シミュレーション教育は、良質で安全な医療を提供するために、生涯教育に重要な教育手法となる。そこで、卒業後の本教育のあり方を検討するために、本学卒業生486名に郵送でアンケート調査をしたが、79名は宛所不明で返送された。回答は131名(回答率32%)、現在の職業は看護師28%、作業療法士27%、理学療法士21%、診療放射線技師14%、保健師5%、助産師4%、その他2%であった。回答者の2/3は、現在の自分の専門知識や技術を不足と思っていた。ラボの利用を希望したのは83%で、その内容は心肺蘇生法、患者急変時対応、挿管介助などの実践方法、痰の吸引方法が多かった。卒業生への生涯学習に利用することの重要性が判明した。(著者抄録)

書籍等出版物

 1
  • 田中久美, 橋本千穂, 三好崇文, 和田奈美子, 齊田綾子, 中筋美子, 外塚恵理子, 小野田里織, 丸山理恵, 八木範子, 大澤侑一, 小林美喜, 稲野聖子, 柴田明日香, 我妻雪子, 小栗智美, 木野美和子, 鶴屋邦江, 田中和子, 枩本智子, 橋本裕, 森垣こずえ, 直井千津子, 梨木恵実子 (担当:共著, 範囲:入院中の認知症高齢者の対応:身体症状;便秘)
    メヂカルフレンド社 2020年4月

講演・口頭発表等

 3

担当経験のある科目(授業)

 8

所属学協会

 2

共同研究・競争的資金等の研究課題

 1

社会貢献活動

 3