基本情報
論文
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Journal of Oleo Science 73(8) 1035-1043 2024年 査読有り最終著者
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The Journal of veterinary medical science 82(6) 735-739 2020年4月9日 査読有り責任著者A Japanese resident bird, Phalacrocorax carbo hanedae (Japanese name: Kawa-u), was threatened with extinction due to deterioration of its habitat in the 1970s, but the population has since recovered thanks to environmental protection measures. This study analyzed the genetic diversity of 18 Kawa-u individuals living in the basins of the Abe and Warashina rivers in Shizuoka Prefecture, Japan. We obtained seven haplotypes of mitochondrial D-loop sequences and compared them with 49 European P. carbo D-loop haplotypes. We identified four new haplotypes but no clear genetic evidence distinguishing the Kawa-u as a distinct subspecies of P. carbo. Our results suggest the need for further surveillance of the P. carbo genetic lineage, regardless of the geographical distribution.
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Food Microbiology 86 103312-103312 2020年4月 査読有り
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Animals 10(617) 1-9 2020年4月 査読有り責任著者
MISC
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日本獣医生命科学大学研究報告 (62) 76-81 2013年12月環境水中の微量ビスマスイオンを測定するための前濃縮法について,誘導結合プラズマ質量分析法/発光分析法や原子吸光光度法で後分析することを踏まえて検討した。市販のキレート樹脂(GLサイエンスのMetaSEP AnaLig TE-05(以下,TE-05)と日立のNOBIAS CHELATE-PA1(以下,Nobias))を用い,酸性(pH6以下)での樹脂へのビスマスイオンの結合能について調べたところ,TE-05の方が保持容量は大きいが,酸による溶出が定量的でないことが分かった。一方,pH3でNobiasはカルシウムなどの妨害を受けず,選択的・定量的に保持が起こるのに対し,TE-05は共存イオンにより阻害を受ける。Nobiasを充填したカラムは,形状・樹脂量に応じ溶出液量,通液速度に応じ定量的保持に影響を与え,充填樹脂量が同じであれば断面積が少なく長さが長い方が良好で,少ない液量で定量的な溶出が起きることが確認され,水道水への添加回収結果も良好であった。
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日本獣医生命科学大学研究報告 (62) 82-88 2013年12月高速液体クロマトグラフィー(HPLC)は,多くの施設で汎用される様々な試料中の多成分同時分を可能とする機器分析法である。一般にHPLCで目的物質を測定する場合には,妨害となる共存物質と分離可能な条件を探索する必要がある。従って同じ成分の測定でも試料の組成が大きく異なる場合には,別の測定条件を用いなければならない。 今回我々はフォトダイオードアレイ検出器を備えたHPLCの3 次元データ(吸光度,保持時間,波長)を標準附属ソフトで取得・演算(時間方向における微分処理)することにより,目的物質の分離・検出の改善について検討した。測定対象としてカフェインを用いた結果,微分処理はピークが鋭敏になり近接する他の物質との分離が改善し,溶離液吸光度の変動も減少する一方で,目的物質のピーク本数が増え,ピーク高さが低下し,感度が低下する傾向が認められた。今回の検討では, 3 次微分処理が回収率の点で適切と思われた。
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日本獣医学雑誌 50(4) 859-864 1988年8月15日正常ハタネズミ, KKマウスの肝解糖系酵素(グルコキナーゼ, ピルビン酸キナーゼ)活性は, C57BLマウスのそれのそれぞれ1/4, 1/2であった. 濃厚飼料を給与した糖尿病ハタネズミでは解糖系酵素活性は, 糖尿病初期にはインスリン分泌の増加にともない正常値の2倍を示し, 末期にはインスリン分泌が著しく低下して欠乏状態に陥り, 解糖系酵素活性は正常の1/2以下になった. 尿糖陰性の若齢KKマウスの血漿インスリン値はC57BLマウスの約3倍で, 尿糖陽性の老齢マウスのそれは, さらに高かったが, 肝解糖系酵素活性は, ほぼ正常値と同等であった. 以上の成績から, ハタネズミとKKマウスにおける糖尿病のタイプは著しく異なり, ハタネズミではインスリン依存性, KKマウスではインスリン非依存性と考えられた.
書籍等出版物
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インターズー 2019年10月15日 (ISBN: 4866710853)
講演・口頭発表等
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2nd World Congress on Oleo Science 2022年8月23日
所属学協会
1共同研究・競争的資金等の研究課題
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2011年4月 - 2017年3月
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受託研究 2005年 - 2008年
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Funded Research 2005年 - 2008年
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2005年