研究者業績

中山 美佐

ナカヤマ ミサ  (Nakayama Misa)

基本情報

所属
大阪樟蔭女子大学 児童教育学部 児童教育学科 講師
学位
修士(教育学)(2019年3月 大阪総合保育大学大学院)

通称等の別名
中山 美佐
研究者番号
90738486
J-GLOBAL ID
201901001127709809
researchmap会員ID
7000028855

研究キーワード

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論文

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  • 佐野美奈編著, 中山美佐
    乳幼児保育における遊びの環境と援助 主体的な学びを導くために 117-160 2023年6月  最終著者
  • 中山美佐, 大阪樟蔭女子大学附属幼稚園主任教諭, 楠田智美
    子ども研究 Vol(13) 39-47 2023年2月  筆頭著者
  • 中山美佐
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 13 203-210 2023年1月  筆頭著者
  • 大杉, 稔, 濵谷, 佳奈, 田辺, 久信, 奥井, 菜穂子, 一柳, 康人, 上杉, 敏行, 神村, 朋佳, 佐橋, 由美, 中山, 美佐, 松川, 利広, 森, 繁男, 山本, 幸夫
    樟蔭教職研究 = Shoin teacher educational research 6 30-34 2022年3月18日  
  • 中山美佐
    樟蔭教職研究 6 58-65 2022年3月  筆頭著者
  • 中山美佐
    大阪樟蔭女子大学研究紀要第12巻 12 209-214 2022年2月3日  筆頭著者
  • 中山美佐
    大阪樟蔭女子大学附属子ども研究所「こども研究」 12 73-77 2021年2月1日  筆頭著者
  • 中山美佐
    大阪樟蔭女子大学紀要 9 263-268 2019年1月  
    子どもの人間関係は、家庭の中で主に母親との愛着関係から築かれることが多い。幼児期になり保育所や幼稚園の友人関係から人間関係を深められるだろう。2歳児・4歳児の事例を挙げ保育者のかかわりの中から子ども自身が落ちついて友達と関われるようになることにより、母親も子どもに対してしっかりかかわりが持てたといった事例から子どもの人間関係と保育者及び母親のかかわりについて考察を行う。
  • 中山美佐, 山本一成
    大阪樟蔭女子大学紀要 9 229-235 2019年1月  
    子育て支援が大学で行われる場合、学生の学びとしてとらえられやすい。主に学生が出し物をしたり、親子との遊びを提供したりし、学生自身が保育の実践力につながることが多い。母親は支援してもらう立場に立つことが多いが、「母親が学生に語る」ことから母親自身が得られることはないのか、母親アンケートから母親の自己肯定感や、それに近い想いが持てるのではないかというところに視点を置き、今後の新たな子育て支援の在り方について検討していく。
  • 中山美佐
    『子ども研究』 9 45-51 2018年8月  
    大阪樟蔭女子大学主催の子育てカレッジ内で行われた『子育てカフェ』参加者及び学生アンケートから、大学での子育て支援で母親たちは何を望んでいるのか、学生たちは何が学べたのかを考察し、今後の大学での子育て支援の在り方を考察したものである。
  • 山本一成, 中山美佐
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 8 189-195 2018年1月  
    本研究は、保育を目指す学生と子育て支援の専門家の共同による子育て支援実践の意義について考察したものである。保育者養成校の学生と、自治体、地域の未就園児での「子育てカフェ」から、「地域連携」「学生の学び」「保護者への支援」について考察するものである。第2章を中山が執筆、第4章については山本・中山の共同執筆を行った。
  • 高宮明子, 中山美佐
    樟蔭樟蔭女子大学研究紀要 8 169-178 2018年1月  
    実習指導室での学生支援内容、及び、1年間の学生来室人数を明らかにし、指導の実際の内容、学生の生の声を聴きだし、その学生にあった指導を行った内容について述べている。また、今後、更に、相談を受けるものの力の在り方や、研鑽の仕方、また、他の機関との連携を必要とすると考察する。4について中山が執筆した。
  • 中山美佐
    樟蔭教職研究 2 35-42 2018年1月  
    要旨:幼稚園実習後の4回生のアンケートから、乳児にとって絵本は必要かどうか、また、最近よく見るスマホ絵本について、どのように考えているのかを考察する。学生が今まで読んだ絵本の中で特に印象に残った絵本は何か、絵本に対する想いなどを考察する。また、自由記入から、絵本の持つ力や、必要性について絵本の歴史にも触れながら考察するものである。また、スマホ絵本の在り方について述べる。
  • 中山美佐
    『子ども研究』Vol8 (8) 8-15 2017年8月  
    幼稚園実習・保育所実習の在り方を考察し、今後、保育者となっていくための実習は、非常に大切であるが、学生の実習の視点がしぼりにくいところがある。特に、実習の振り返りでは、どこから保育者の意図をくみ取るのか、わかりにくいという学生も多い。その中から「環境」に着目し、目に見えるところから保育者の意図を汲み取っていくことを提言している。
  • 中山美佐
    樟蔭教職研究論文 1(1) 58-65 2017年1月  
    幼稚園実習事前指導、実習、事後指導を通してのアンケートより保育者としての資質や今後の学びについて、また学生の不安材料やその解消内容などについて考察している。幼稚園実習に行く前の学生から、実習への不安なことへの聞き取りアンケートを行い、実習後、不安なことは解決したのか、また、今後保育者として不安なことは何か、保育者になるまでに何を学んでおきたいか等についてアンケート調査を行い、分析している。学生たちは保育者にとって一番大切なことは『資質』であると考えており、実習後の体験によりその思いがさらに深まったことが明らかになったことを本稿では述べられている。今後の課題として『資質』をどのように伸ばして行くのか、その方法は何か、といったことがあげられる。
  • 中山美佐, 山本一成, 濱谷佳奈, 小野寺香, 村井尚子, 坂田哲人
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 7 165-176 2017年1月  
    リアリステイックアプローチを教職実践演習での授業で行う中で今後の教職について考察する。経験からの学びを理論に結び付けることによって、教職実践の学びをよりリアリステイックに、実践につなげられることを目指している。本研究では、経験とリフレクションを一つのユニットとして、7つのユニットから構成された平成27年度一部は平成26年度)の授業実践について、各教員が具体的な記述を通してその意義を明らかにするものである。学生の学びは卒業に教師となってからようやく評価し得るものといえる。本稿ではその点の問題提起についても触れていく。Ⅲ‐1を執筆した。
  • 中山美佐
    『子ども研究』 7 54-57 2016年9月  
    幼稚園実習で学生が行った手遊びについて、学生アンケートから考察を行っている。どんな手遊びを多く行ったのか、また、いつ手遊びを行ったのかなどのついてアンケートをまとめている。また、手遊びは一つの昔から存在する手遊びのうたが、いくつのも替え歌となって遊ばれていることに触れており、時代が変化しても、子どもがなじみやすい、親しみやすい音はほぼ変わらず同じであることについて述べている。課題として、手遊びそのものは何かの前段階で使用するものではなく、手遊びという遊びとして使われることが大切であるが、認識されにくい。今後、どのように手遊びを遊びとして認識し、丁寧に遊びを深めていくためには、どのようにしていけばいいのかといった問題が残った。
  • 中山美佐
    『子ども研究』 7 58-63 2016年9月  
    3回生幼稚園インターンシップに参加した学生の学びから学びの深さを考察し、今後の指導などの在り方を考察する。インターンシップに行く学生は保育実習のみを終えており、幼稚園の体験がないことから幼稚園の一日の流れや、預かる子どもが3から5歳であること、養護よりも教育面が多いことなどを学び取っている。また、子どもと関わる中でどんな遊びが子どもの中で流行っていたか等に着目し、昔と同じところ、違うところなどにも気づきがあった。実習とは違い保育者の仕事の体験は、今後保育者になる学生にとってリアルに経験でき、学びにつながる契機となっている。自由参加であるため、ある一部の学生しか参加していないが、課題としてもっと多くの学生にこの学びを伝えるためにはどうすればいいのかといったものがある。
  • 小野寺香, 村井尚子, 中山美佐, 濵谷佳奈, 山本一成, 坂田哲人
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 6 81-90 2016年1月  
    本稿はリアリステイック・アプローチを導入する理念と意義について検討を加えるものである。現在、教師に求められる資質として「学び続ける」ことが含まれているが、それを教員養成段階において修得するためにリアリステイック・アプローチは有効な方法であるといえる。教育的な経験を多様な観点から具体的に振り返り、それによって新たに気付きを得ることは、教師自身の内側から生じる学びを可能とする。課題として教師教育者も自身の経験を活かした学びができるようになるための取り組みが求められる。第3節を中山が執筆した。
  • 山本一成, 中山美佐, 濵谷佳奈, 小野寺香, 村井尚子, 坂田哲人
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 6 187-198 2016年1月  
    本研究は、オランダの教育学者であるコルトハーヘンによって提唱されたリアリステイック・アプローチを教員養成課程に組織的に応用する可能性を検討したものである。実習指導では教員自らが「8つの窓」を用いたリフレクションを行い、より深い気付きをもたらす実習指導を探求した。異なる授業形態にそれぞれの形でリアリステイック・アプローチの手法を導入することで、教師教育に必要とされる実践知が探求されることとなった。3の部分を中山が執筆した
  • 山本一成, 中山美佐, 村井尚子
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 6 211-219 2016年1月  
    本研究は、大学と自治体が連携して地域の子育て支援事業を行うことを目的として開催された「子育てカフェ」について報告と検証を行うものである。「地域の親子が気軽に来場し子どもが遊びを楽しむ傍らで、親がほっと一息つきながら子育ての話ができる場所」を目指して取り組まれた。アンケートの結果、81%の参加者が上記のコンセプトで実現できていたと回答し、当初のねらいがある程度達成されたことが分かった。課題として、子育ての専門家や他の親との交流につなげることにはもう少し工夫が必要であることが分かった。3について中山が執筆を行った。
  • 山本一成, 中山美佐
    『子ども研究』 6 21-25 2015年8月  
    家庭に事情のある子どもの途中入園の事例について精神力動的観点からの考察。一時保育で保育所に来ていた子どもは、保育者から離れることはなかった。他の子どもが保育者に近づくことも嫌がり保育者を独占しようとすることが多かった。子どもの様子から、親子関係を探り『愛着』について考察している。また。子どもの家庭へも目を向け、親子関係や母親の子育てについても目を向けている。保育者の気付きの大切さ、保護者との連携の大切さ、園での連携の大切さにも触れている。本稿では3の部分を中山が分担して執筆した。

講演・口頭発表等

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  • 中山美佐
    第5回日本保育者養成教育学会研究大会 2021年3月4日
    コロナ禍において実際の保育現場での保育者がどのように保育を行い、工夫をしているかなどについて情報収集を行い考察した。
  • 中山美佐
    関西教育学会第70回大会 2018年11月18日 関西福祉科学大学 教育学部 荒川泰弘
    保育者養成校で行われた子育て支援『子育てカフェ』で母親が学生に自分の子育てや、出産などのについて『語る』ことで、母親自身が自分を振り返ったり、子育てについて何も知らないがくせい伝える、教えてあげることから、母親の自己肯定感や、それに近い感情が得られた結果について報告した。また、学生たちの学びの深さや、今後保育者になっていくために必要なことへの気付きが得られたことについて述べた。
  • 中山美佐
    日本教師教育学会第28回研究大会 2018年9月30日 東京学芸大学 太田伸也
    幼稚園・認定こども園の環境から、幼稚園教育実習で学ぶ学生の視点を問う。個々の子どもの遊びから、コーナー遊びへ、コーナー遊びからクラス遊びへ、遊びの中から学ぶ環境への視点を、環境構成や環境そのものから学びを得ていくことの重要性を考察している。学生の実習ノートから、学生の学びを確認し、次回の課題として学生の環境への見方や保育者の意図に考えが及ぶような指導が必要と考察される。
  • 中山美佐
    第71回保育学会大会 2018年5月13日 日本保育学会
    4歳児のM君の事例から省察を行い、子どもとのかかわり保育者とのかかわりの大切さについて述べた内容。省察をリフレクション(コルトハーヘン)し、諸相への気付きを8つの窓を使って行っている。M君自身の省察と、クラスの子供の省察を行ったうえで、保育者のかかわり方、気付きについて述べている。
  • 村井尚子, 坂田哲人, 山本一成, 中山美佐, 落合陽子, 松野敬, 今井豊彦
    第71回保育学会大会 2018年5月13日 保育学会
    保育者のリフレクションは、実際の子どもとのかかわりの中で、保育者同士ができることにより、より良い保育につながる。実際にリフレクションを行っている2園の園長からの報告とこれからの課題についての話、また、大学の授業で行われた5ステップを用いての授業、実習指導室で行われている8つの質問から学生の学びや、悩みを聞き、学生自らが気付けることなどの報告を行った。リフレクションについては園の保育者がどのようにするのか、時間はどこでとるのかなど多くの課題もあったが、前向きにしていきたいといった話も出た。

担当経験のある科目(授業)

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共同研究・競争的資金等の研究課題

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